ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Feb 5, 2018
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カテゴリ: 映画、テレビ
「壁ぎわのトトちゃん」(評価 ★★★★★ 満点五つ星)

 昔の名画を観ましょうそうしましょうだかいう催しの一環で、30年前のイタリア映画「チネマパラディーソ」の特別上映会に足を運ぶ。
 と、なんと映画館は満員。外国映画は苦手なはずのアメリカ人の観客にここまで好かれる作品も珍しいのではないかと。
 個人的には、この映画は既に何度か観ており、でも最後に観たのはたぶん15年以上前。DVDもサントラCDもサントラ楽譜も持ってるよーな気もするけど、せっかくだしお仲間さんたちと一緒に劇場の大画面にて鑑賞。

<感想>
 どんなに過去に気に入った作品であったとしても、時を経て改めて観るとイマイチと思えることは充分ありえて、「むしろ観なきゃよかった」と思う場合もあるけれども、杞憂。やっぱりよくできてる作品だと思う。ぱちぱち。トルナトーレ監督作品は本作のあとも何本か観てるけど、これを超える作品は彼自身まだお作りになられてはいないよーな。
 舞台がシチリア島ってのもいい。以前シチリアを訪ねた時に思ったのは、あそこって地図で見る以上に「本土」とは物理的にも精神的にも離れている。そんな土地柄で、かなりクセのある人々が棲息なさってるみたい。

 今回改めて感じたのは、優れた映画というのは全体的にうまくまとまってるので、多少の細かいアラ(例えば、稚拙な演技とか脚本上の矛盾とか)なんて別にどうでもよく思えてくるということ。例えば本作の場合、主役トトを三人の俳優(少年、青年、中年)が演じてるのだけれど、青年時代を演じてる役者が今ひとつハマってない気もするし、アルフレードおじさんにいたっては台詞(口パク)がアテレコ/アフレコと全く合ってなくて違和感があった。でも、そんなことは作品の評価上は気にならない。
 あと、「優れた映画」だからといって好きな映画とは限らず、もう一度観たいとも思わないことは多々あるけれど、この映画に限っては例外。またいつの日か(15年後とか)観てみたい。







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最終更新日  Feb 9, 2018 10:59:20 AM
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