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RC200t @ Re[1]:全部財団のせい(ロータス97Tルノー)(11/07) 元H@さんへ >ドライバーネームの件がア…
RC200t @ Re[1]:次、ないんだ(ジョーダン 194 ハート)(11/29) 元H@さんへ >「次、無いんだ」のセリフ…
元H@@ Re:全部財団のせい(ロータス97Tルノー)(11/07) ターボシュノーケルが付いた97T、タメオの…
元H@@ Re:次、ないんだ(ジョーダン 194 ハート)(11/29) ジョーダン194、自分も購入しました。 ミ…
RC200t @ Re[1]:セナのいた季節(1989-1994)(05/21) 元H@さんへ >やっぱりあの時代の象徴な…
2023.05.04
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カテゴリ: F1
12年前の記事 ​を再起動としゃれこんだ(新作ミニカーが出ないからね!)。
まぁ12年も経ちゃあ見る目も変わるし評価も全然違ってくるじゃんねというわけで、言ってることはむかしと全然違ったり(笑)



 12年前はアシェットとブルムしかなかったけれど、今ではご覧の通り。もちろん専用資料(MFHレーシング・ピクトリアル・シリーズ)なんかもなかったしね。



ブルム1/43 フェラーリ126C
1980年イタリアGP 予選
#2 ジル・ヴィルヌーヴ

 チャンピオンマシンの継続開発で戦闘力を維持できるはずだった312T5が、蓋を開けたら箸にも棒にかからないシロモノだったから、かねてから開発中の120度V6ターボエンジンを搭載する「ちゃんとした」グラウンドエフェクトカー126Cを、地元イタリアGPの予選に投入。しかし直線スピードやラップタイムこそT5よりも速かったが、どうにもままならないハンドリングのため、結局残りのシーズンもT5を継続使用することにして126Cは一端お蔵入りとなった。本格運用の81年仕様に比べて、フロント部分のカウル形状にまだT5の意匠を垣間見ることが出来る。
 ドライバー付きのブルムは何気に初めてなんだが、ミニチャンプスとタメ張るとまでは言わないが、スパークよりは出来がいいね。



トップマルケスGPレプリカズ1/43 フェラーリ126CX
1981年アメリカ西GP フリー走行
#28 ディディエ・ピローニ

 フェラーリ初のターボエンジンはパワーはあれどターボラグも相当なもので、その解決策としてKKK製ターボチャージャーをブラウン・ボベリ製コンプレックスチャージャーに替えて搭載したマシンが126BBC(最終的には126CXと改められた)。
 チームとしては市街地ストップ・アンド・ゴーのロングビーチ戦はスロットルレスポンスに優れるCXで戦う目論見だったが、出力はターボチャージャーに劣り車体重心も高くなって元々芳しくない操縦性がさらに悪くなるということで、126CXは急遽ターボチャージャーに換装されて決勝レースを走ることはなかった。
 フェラーリF1モデルとしてはルックスマートとBBRの中間あたりの価格帯で臨む新興トップマルケス。確か元々BBRの系列(下請け?)だったと記憶しているが、BBR譲りのきめ細かさと若干お安い価格設定が最大のウリだろう。塗装や組付けに何の問題もないけどちょっとノーズが長いかなぁという印象。長いというかスリムすぎるんだな。もっと根元がエラ張ったように三角形だよな実車は。あと前進角のついたリアウイングフラップはアルミ無塗装じゃなくて白塗装されてんだけど、それが再現されてないのも残念なところ。



タメオ1/43 フェラーリ126CK
1981年アメリカ西 DNF
#27 ジル・ヴィルヌーヴ​

 ブラウン・ボベリ製コンプレッサーチャージャー(頭文字をとってBBC)を急遽KKK製ターボチャージャーに換装して決勝を走ったマシン126CK。エンジン補器を一部変えただけだから外見上は126CXとは変わらない。エンジンカウルにBBCステッカーが貼ってあるかどうかで区別できる。
 新時代V6ターボグラウンドエフェクトカーの門出は17周でドライブシャフトが壊れてリタイアという結果。同僚ピローニは67周まで走り続けたが肝心かなめのエンジンがブローしてアウト。



ブルム1/43 フェラーリ 126CK
1981年モナコGP 優勝
#27 ジル・ヴィルヌーヴ

 開幕からの南北アメリカ大陸遠征はオールリタイアと多難なスタートだったが、ヨーロッパラウンドの開幕と共に復調。モナコではヴィルヌーヴがついに金星。予選2位からスタートして一時3位に落ちるも上位2台(ピケ=ブラバムとジョーンズ=ウィリアムズ)が次々とトラブルに見舞われ後退しての1位フィニッシュ。ピローニも17位からしぶとく生き残って4位に滑り込んで、完走7台のサバイバルレースをシーズン唯一のダブル入賞で締めくくった。
 BBCをまったく使わなくしてまず動力系統を安定させた126CKの次は冷却系に手をつけて、それに伴ってボディ外装も変化。開幕ロングビーチでは上方排気だったラジエータアウトレットはボディサイドのルーバーに変わった。



ブルム1/43 フェラーリ 126CK
1981年イタリアGP 5位
#28 ディディエ・ピローニ

 126CK変遷の最終形態は、フロントウイングをノーズコーン上面に取り付けて312Tシリーズのようなフルワイドウイングにした事だ。翼面積を増やすことによってダウンフォースが強くなりフロントがバタつくのを抑えたかったのかわからんが、ノーズコーンの小さな三角形分の面積が増えたからってそんなにダウンフォースが変わるのかねえ?と素人は考えちゃうけど、のちのティレル019でもアンヘドラルにしたことでボディ下面のダウンフォースは増えたけど翼面積が減った分フロントの喰いつきは悪くなったって言ってるくらいだから、ちょっとの面積増加でも絶大とは言わないまでも微妙には効くんだろうね、きっと。
 けれどこのモディファイが行われた第9戦イギリスGP以降、当然他チームもあれこれと変更してくるわけで、相対的に戦績は右肩下がりの尻すぼみ。結局コンストラクターズランクは5位(前年よりはマシ)、ドライバーズランクはヴィルヌーヴ7位(優勝2回)・ピローニ13位(最高位4位)でシーズンを終えた。
っていうくらいのじゃじゃ馬?駄馬?な126CKなんだけれども、仕様違いが出るたびに買い増しちゃうのはやっぱゼッケン27・28の呪縛と言うのか伝説と言うのかわからんが、まぁそんなとこなんだよね。





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Last updated  2023.05.04 05:15:08
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