Soramame Life

2022/01/12
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カテゴリ: 大好きな絵本




​ぼくは川のように話す​



ぼくは川のように話す [ ジョーダン・スコット ]



作者は吃音のある詩人。

吃音のある人は、
思うように言葉を発することができません。

わたしが子どもの頃にも
クラスに吃音の男の子がいたけれど、
それをおもむろに茶化す精神年齢の低い
男子たちには心底あきれていました。

人には
自分でどうしようもできないことがあるのに…

大人になって思うのは、
やっぱり家庭での教育が大事なのだなということ。

6歳になった男児の孫1号は、
4歳頃だったか突然吃音が出始めました。

長女が言葉の教室に通い、
自然と治る場合と
そのまま残る場合があると聞いてきて、
かなり心配しました。

話し始めにどもっても指摘せず、
見守ること数ヶ月。

運よく、自然と治りました。


この作者は子どもの頃、
うまく話せなくて落ち込んでいる日に
お父さんが川に連れて行ってくれ、

「ほら、川の水を見てみろ。
あれが、おまえの話し方だ」

川は…
あわだって、
うずをまいて、
なみをうち、
くだけていた。


川だってどもってる。​

辛い時は思い出す。

ぼくは話す、川のように。


男児の孫たちには思いやりのある、
優しい子に育って欲しい。


もうちょっと大きくなったら、
読んであげよう…








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Last updated  2022/01/12 07:37:04 AM
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