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パパゴリラ! @ Re:電車でクチャラーに(06/12) New! マナー教育が必要ですよね。 いつの時代も…
moto,jc @ Re:筋肉をつける唯一の方法は、またがんばること(06/11) New! おはようございます 今までやっていなか…
ララキャット @ Re:筋肉をつける唯一の方法は、またがんばること(06/11) New! それは大変ですね 無理はなさらず、手抜き…
あきても @ Re:筋肉をつける唯一の方法は、またがんばること(06/11) New! 精神的にも疲れてきますから 本当ににお疲…
Apr 16, 2024
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ドイツの高級カメラメーカー「ライカ」の基幹をなす「Mシリーズ」に最高峰デジタルカメラ「M11-P」があります。
そのM11のシリーズに「ライカM11モノクローム」と云うモノクロ(モノクローム)写真専用のデジタルカメラも存在します。
「モノクローム(Monochrome)」は単色を意味します。
カラー撮影のM11-P定価は1,4 74 ,000円。
ライカM11モノクロームは1,4 96 ,000円。
なんと最高峰のカラーカメラより、白黒専用カメラの方が高いのです。


そもそも普通のカラーデジタルカメラでも設定を変えればモノクロ写真は撮れるのに、ご丁寧にカラー撮影のできないモノクロ専用機を今の時代にライカはナゼ作ったのでしょうか?
それはカラーのカメラでモノクロ写真を撮るときは、カラーセンサーでカラーとして捉えた映像をカメラ内部のソフトでムリヤリ モノクロ画像に変えてるだけだからですね。
それに比べM11モノクロームは、最初からモノクロセンサーしか備えていないので、カラーのカメラでモノクロ写真撮ったときよりも、はるかにモノクロに特化した映像ができあがる。
その代わり、と~ぜんM11モノクロームでカラー撮影はできないワケです。
しかし、そもそもモノクロ写真に情熱をそそぐフォトグラファーが今の時代にそんなに居るのでしょうか?
フイルムカメラだって、カラーフイルムが出てきてからはカラー撮影が王道でした。
でも、居るのでしょうね。
でなきゃ、ライカのような老舗メーカーが商業ベースに乗らないモン作るワケない。
それにしても、ライカのカメラってバカ高いですね。
モノクロ写真は、明度(色の彩度)だけでは像のメリハリが出ないので、輝度(色による明るさの違い)を意識する必要があるんですね。
つまり「光と影」を意識するようになる。
光と影と云うのは、いつの時代も撮影の基本中の基本ですね。
光と影だけで写真を構成することで、訴えるものが浮き上がってくるのです。
この方法が身につくと、カラー撮影でも「色」ではなく、「光と影」で被写体を探すようになりますね。
光と影と云うことは、太陽が真上にある日中ではなく、朝か夕方の方がとらえやすい。
影が短く、あるいは長く伸びる調子で同じ被写体でも、写真が全く違ってきますね。
世界を別の視点から見ることができるのです。


モノクロ写真は写っているものの質感「テクスチャー」を表現するのに向いてるのですね。
ファッション写真にモノクロが多いのも洋服の生地感が綺麗に表現されるからです。
それとともに見る人が色で誇張された部分を見るのではなく、質感を写真から感じることができるので、よく使われてるのです。


昔、初めて本格的なカメラを手にしたのはマミヤの2眼レフ「C3」でした。
それにセコニックの「スタジオマスター」露出計を組み合わせて、おもに神社仏閣や仏像を撮りにいってましたね。
もちろん土門拳なんかと張り合おうにも程遠い写真ばかりでした。
そしてフイルムの現像もしてました。
赤い電球の暗室で、撮影した写真が現像液の中から徐々に浮かび上がるの見るのが好きだった。
私はモノクロ写真には不思議と静けさを感じます。
それは生き物のように、動き回り躍動するようなものまで。
この静けさが、モノクロ写真のある種の醍醐味かも知れません。















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Last updated  Apr 16, 2024 05:08:31 AM
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