2002年01月16日
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保育園で近々、園児の作品展がある。
その工作用に、カップラーメンの空きカップを持ってくるよう
お達しがあった。・・って、家はカップラーメン食べない。
それでなべ祭りで食べた発泡スチロールのカップを
持たせることにした。
大きさもちょうどいいしああ良かった、と思っていたら、
しーちゃんがこれじゃイヤだと言う。
みんなのは“たぬき”とか“きつね”とか書いてあるのに
こんな真っ白のじゃ駄目って言われる、と言い張る。
何を作るのか分からないけど、そんな事はあるまい。
「これでいいってば!これ持っていきなさい!」と言うと
しばらくコタツ布団に顔を押し当ててべそをかいていた。

しーちゃんの気持ちは、実はよく分かる。
先生に怒られるかもしれない、友達にからかわれるかも知れない、
それは子供にとってはお化けより現実的な恐怖だ。
私が、人と違っている事はちっとも悪い事じゃない、と
実感をもって感じる事ができるようになったのは、
ずっと大きくなってからだった。
義務教育終了まではみんな一緒、を重んじるから
仕方がないのかもしれない。
しーちゃんはしっかりしていてちょっと優等生扱いだから、余計
失敗を恥ずかしいと思う気持ちが強いのかもしれない。
子供の世界は意外と窮屈だ。しーちゃんが子供なりに小さな胸を
傷めるたび、私はそっと見守ってあげるしかないのかな。
できれば私に似ずにのびのび楽しく毎日を過ごして欲しいけど、
私に何かしてあげられるかな。

次の日の朝、一応先生に
「たぬきとかきつねとか書いてないけどいいですよねぇ?」
と聞いてみた。
「もちろん。その方がいろいろ書けていいですよ」との答えに
しーちゃんもやっと安心したようだ。
大人のちょっとした一言が与える影響って大きいな、って思う。
洋服でも、誉められると次からそればっかり着たがる。
逆にけなされるともう着なくなる(で、また私と喧嘩になる)
子供にはいちいち人の言葉に振り回されず自分の考えを持つよう
育って欲しいが、大人として自分の言葉に気をつけなくちゃ、
とも思う。

楽しかったなべ祭りの余韻の残るカップが何に変身するのか、
とりあえず楽しみにしていよう。





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最終更新日  2002年01月16日 21時47分59秒


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