2004年10月27日
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1年生は学校に行くのに傘を差していってはいけない。
カッパを着ていかなくてはいけない。
(3学期くらいになるともう傘でもいいらしい。
 最初のうちは危ないからだろう)
そのカッパを、前日、しーちゃんは学校に忘れてきていた。
そして今朝も雨。

「ママ-、雨降っとるけどしーちゃん昨日学校にカッパ
 忘れてきた・・」
「んじゃあ傘さしていけばいいやろ」
「だって、だめやもん」
「何言っとるがいねよ。忘れてきたんやから
 しょうがないやろ」
「・・でも、だめやもん」
「そんな事言ったって風邪引くのかいねよ。
 さして行かれってば」
「いや!」
「じゃあ学校行かれんなよ。ずっと家におられ。
 ママだって仕事行かんなんがいからね。バイバイ」
「わかった」
「わかったじゃないわいねよバカ!
 傘さして行かれってば!」
「いや~~」

と、言い争う事十数分。
結局、「じゃあママから連絡帳に書いてよ」
というしーちゃんの要求を私がのんで妥協が成立。
「今日は学校にカッパを忘れたので傘を差して
 行きます。よろしくお願いします」
なんて連絡帳に書かされた。

ほんとに、バカじゃないだろうか。
先生の言う事を聞くのはいい事だけど、
それより何が一番大事か、自分の頭で考えられよ、
そんな事で風邪引いたらどうするつもり?と
いくら言っても聞かない。

でも、私もそうだったなあと思う。
さして行っちゃいけない傘をさして学校に行くのが
どんなに勇気の要る事か、気持ちは分かる。
子供の頃の気持ち、忘れたわけじゃない。

大人には子供の気持ちなんて分からないと思ってた、
子供の頃。
でも、大人になって思う。
分からないわけじゃないけど、言わなくちゃいけない。
子供の頃には分からなかった大事な事が、
大人になった今ではわかっているから。

先生に怒られる事や、友達に笑われる事を
何よりも恐れて、なんとかごまかせないかと
心を翻弄させた、愚かしい頃。
しーちゃんに同じ道を通って欲しくはないと、
思うのだけど・・。





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最終更新日  2004年10月28日 13時52分42秒


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