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旅行
2004年11月10日
トロッコ!トロッコ!トロッコ!
テーマ:
黒部・立山・滑川・魚津について語ろう(46)
カテゴリ:
カテゴリ未分類
乗ってきました。
☆行程☆
高岡8:30~8:48富山
9:13~10:44宇奈月温泉 無料電車
11:06~11:30黒薙 トロッコ
13:35~14:12鐘釣 トロッコ
14:57~15:54宇奈月 トロッコ
16:02~17:32富山 無料電車
19:00~19:18高岡
日々翩々とする週間天気予報と毎日にらめっこ。
最初は降水確率30%、最高気温20℃くらいと微妙な感じ
だったのが、だんだん良い方向に軌道修正されていく。
そして今朝。
降水確率0%、最高気温24℃と、これ以上ないくらい
良いお天気に恵まれて、意気揚揚と出発した。
かばんにはタオルと水着とカメラ。おやつをどっさり。
富山=宇奈月間を、今日から冬季の間無料電車が走る。
混むかなあ。でも平日だしどうだろう、と思っていたら、
ものすごく混んでいた。
私たちは始発駅の富山から乗ったので座れた事は
座れたんだけど、富山随一の温泉街に向かう電車の
乗客はお年より90%・・95%かも。
とてもじゃないけど澄ました顔して座ってなんていられない。
かと言って1時間半立ち通しはきついので、
しーちゃんを私の膝に座らせた。
速攻で、おばあちゃん集団の1人が、すみませんねえと
腰をおろす。
(こちらこそすみません。ほんとは潔く席を立てばいいんですが)
このおばあちゃんたちはとても優しい方々で、しーちゃんに
お手製の素敵なトンボのブローチを下さったりした。
何年生?あら1年生なの!大きいわねえ。
私も、よその子の年を訊いた後は大抵あら大きいですねえ、と
言うので、半分決り文句だと思いつつも、
今回はつい先週ズックを22センチに代えたばっかり
だったので、そうなんですよお、と応じた。
するとお隣に座ったおばあさんは
あら、私21センチよ、と言う。
ガーン・・・しーちゃんの方がでかい・・。
ちなみにもう1人のおばさんは足のサイズ25センチだそうで、
どちらもなかなか靴がない、と仰っていた。
・・しーちゃんもきっと近い将来、合う靴が
なくなりそうだなあ・・。
さて満員の無料電車は宇奈月に到着。
駅前の観光案内所で帰りの無料電車の引換券をもらい、
トロッコの宇奈月駅へ走る(200メートルほど直進)。
宇奈月は3度目だけど、トロッコの駅に行くのは初めてだ。
でもじっくり見ている暇はない。
列に並んでトロッコ電車の切符を買い、帰りの無料電車の
引換券に押印してもらう。
そして、いよいよ発車!
私は、富山に住んでいるくせに中途半端に町の子なので、
雄大な自然の景色を見るとつい絵葉書みたい、とか
思ってしまう。
ほんとはもちろん絵葉書のほうが本物の自然を模した物で、
本物を見てその偽物みたい、と思うのは
本末転倒であると昔何かで読んだことがあるのだけど。
トロッコは、まさに私にとって“遊園地の電車”の
本物バージョン、であった。
眼下の黒部川は、流れの緩やかな所では深い翡翠色をたたえ、
急なせせらぎではアクアブルーに白の飛沫を浮かべ、
そこからいくつもの峰々が連なりそびえ立ち、はるか上空に、
空がある。
トロッコは橋を渡りトンネルをくぐり、カーブを曲がり、
ダムや、景観に調和するよう設計された瀟洒な発電施設の
前を通り、ヘルメットをかぶった“本物の”工事作業員の
方々の前を通り(だっていかにもビッグサンダーマウンテン辺りで
ぜんまい仕掛けで作業してる人形めかしいんだもの)、、、
私はワクワクしっぱなしだった。
そしてしーちゃんは・・・
しーちゃんは怖がっていた。がっくり。
身は乗り出さないまでもぎりぎりまで端に寄って
景色を眺める私を、トロッコの真中辺りに陣取って、
落っこちないようにしっかりつかまえていた。
トロッコに乗る前、
「・・元々は工事関係者用だったトロッコが観光用に
提供された当初は、『命の保証はありません』という
注意書きが、実際にありました・・」
と親切な自動テープのアナウンスが流れていたのだ。
まあでも「きれいやねえ」と私が言うと、
うん、きれい、とは言っていたけど・・。
そんな私たちを乗せ、トロッコ電車は黒薙駅へ。
黒薙駅から黒薙温泉までは、工事用トロッコの線路伝いに
トンネル内を通る道(約10分)と、山道を歩く約20分の
コースがあるらしい。
どちらの道で行くかはその時の天候などによって駅員さんが
指示される、と情報にあった。
しーちゃんどっちがいい?
ん・・・。ママは?
ママは両方行ってみたいから、行きがトンネルで
帰りは山道だったらいいな。
そんな話をしていたら、実際そうなる事になった。
トンネル道のほうが近いし険しくもないんだけど、
帰りの時間帯には工事用トロッコが線路を走るので
通行禁止になります、との事だった。
やったあ!
そしてトンネルへ。
いくつものHPにあった通り、「通行禁止」の
看板の下がった鎖で遮られたトンネル内へ、鎖を
またいで(もしくはくぐって)入る。
トンネル内は暗い。
でも等間隔に蛍光灯が並んでいて真っ暗、という程でもなく、
同じ電車で来た何組かの乗客も一緒だったので、
別に怖い事はない。
むしろワクワク感いっぱい。
インディ・ジョーンズとか、トム・ソーヤとか
スタンド・バイ・ミーとか、とにかくそういった気分。
トンネルを抜けると温泉に到着。
なんて魅力的な響き。
・・でも、そこから道に迷ったんです。
案内所で料金を払い、女性専用露天風呂『天女の湯』は建物の
一番奥ですよと案内される。
・・・が、一番奥まで行くとそこは内湯だった。
あれ?
引き返し、もう一度案内の方に尋ねる。
内湯を通り越してもっと先です、と言われ、再び内湯へ。
??
とりあえず、内湯に入ってみた。
湯船の向こうに出入り口があったので
開けてみたけど、どこにも通じてはいなさそうだった。
え~ここまできて内湯?
そんなのいや~~。
とりあえず備え付けの石鹸で体を洗い、さっとお湯につかり、
いそいそと上がって簡単に洋服を身につけ、
再び天女の湯を探しに。
すると、ありました。
内湯へ行く直前に、天女の湯へ通じる曲がり角があって、
そこでいったん建物を出て外の道をずんずん歩くと、
青いテント(脱衣所)。
その向こうに露天風呂。
そこには人影はなく、天女の湯は私としーちゃんの
貸切でした。
わーい♪
断崖に作られた露天風呂のすぐ下は黒薙川の清流。
そこに、つり橋がかかっている。
私も、バスタオルだけ体に巻いて、つり橋、
渡ってみました。
はるか足元の真下に、轟々としぶきを立てる川の流れ。
すごい開放感。
でも怖かったので5歩くらいしか行けませんでした。
天女の湯は、景色はダイナミックだけど露天風呂自体は
こじんまりしていたので、次は混浴の大露天風呂へ。
こっちは来る途中案内板があったので迷わず行けました。
・・・が、行くと、バスタオルを巻いてお湯の中に腰掛ける
かわいい女の子二人と、撮影の人々・・?
何だろうと思いつつ進もうとすると、
あ、すいません、もう終わりますのでちょっと待って
下さいね~、と、行く手を阻まれた。
えっ・・入れないの?
でもすぐ終わるというので待つ事にした。
ちなみに、何の撮影なんですか?
はあ、北日本放送のです・・。
いつか放送するのかな。
ちょっと見てみたいけど、何の番組かも聞かなかったし、
無理だろうなあ。
結局ちょっとと言いつつ10分くらい待たされて、
電車の時間が近づいてきたので、
撮影が終わるや否や入らせてもらった。
撮影の人たち、まだ残ってたけど、まあいいや。
おかげで一般の入浴客(裸のおじちゃんとか)はいなかったし。
その温泉がまた広くて気持ちいいの!
思ったほど天然の岩場な訳ではないようで、
足場はちくちくでもざらざらでもなくさらりとしてました。
でもすぐ目の前は川。
さっき崖の上のお風呂から眼下に眺めていた川が、
ここでは同じ高さに流れている。
そして何より広い。
撮影の人たちが退いた後、やっぱりしーちゃんと貸切になった
露天風呂で心行くまでのびのびして、ちょっとのんびりしすぎて、
慌てて駅まで戻る事に。
来る時に通ってきたトンネルの入り口のすぐ脇に、山道
コースの階段がある。
つまり、トンネルをくぐってきた山の、今度は上を越えて
行くのだ。
電車の時間まで、約25分。
山道コースは約20分と案内にあったはずなので、私と
しーちゃんの足ならかなり急がないと乗り遅れてしまうかも
しれない。
途中おじいちゃんを1人追い越しながら、思った以上に
険しい山道を急いだ。
すると、追い越した筈のおじいちゃんも、同じ速度で
(というか、今にも私たちを追い越し返しそうな
スピードで)ついてくる。
ああやっぱり電車の時間が迫っているのかもしれない。
私たちは途中の景色を楽しむ余裕などまったくなく、
せっかくお風呂に入ってきたのにすっかり汗だくに
なりながら、やっと黒薙駅に辿り着いた。
折しも駅には電車が停まっている。
慌てに慌てて最後の坂道を転がり降りていくと・・・
その電車は反対方向のものだった。
しかも特別料金がいるとかで、おじいさんの
乗る予定の電車もそれではなかった。
・・多分、私たちが急いでいたからおじいさんもつられて
急いでいたらしい・・・。
結局その山道コースを10分余りで着いてしまった
私たちは、電車の到着までさらに10分余り、
駅のホームではあはあ言いながらも、パンなど
食べながら過ごした。
鐘釣駅ではそんなに時間がなかったので、周辺を
ちょっとだけ歩いて回った。
帰りのトロッコは、同じルートを逆走するのだけど、
日の当たる方を前方に見る事になるし、景色がまた
違って見える。
見ていて飽きない美しい景色・・・でもちょっとうとうとしながら、
なんかちょっと物足りないような気がするけどなんだか
分からずにいたら、乗客の誰かが、「ここはもみじが
少ないね」と言っていて、ああそれだ、と思った。
峡谷のロケーションも季節も申し分ないのに、
思い描いていた、赤や黄色に燃える山ではなく、淡く渋く
ぼんやりした感じの紅葉ではあった。
そう言えば、紅葉をたたえる声と同様に、紅葉よりも
新緑の頃のほうが好き、という意見も、情報の中に
ちらほらあったなあと思い出す。
うん。今度は新緑の頃に。
またぜひ訪れたいと思った。
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最終更新日 2004年11月10日 23時53分41秒
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