2006年09月30日
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ひんやりとした空気が肌に纏いつく季節、
淋しくて誰にでもいいから抱きしめて欲しいと
感じる事がある。
だけどほんとに誰でもいいかと言うと
そうはいかない。
およそ思いつく全ての顔を、思い浮かべては
嫌だと思う。
私は人嫌いでわがままで淋しがりの
どうしようもない人間なのだ。
そして結局1人で膝を抱えて蹲る。

そんな私の願望?が、そのまま夢に現れた。

その夢の世界では、プライベートというものは
存在しないらしく、大勢の人が同じ部屋に寝ていた。
私は隣に寝ている、見知らぬ人の布団に入れてもらった。
その知らない人の腕の中は、とても温かくて
気持ちがよかった。

あまり詳しくは書かないけど、その知らない人は
次第に呼吸が荒くなり、“早く、早く”と
あえぎ出した。
しばらくの後、白い液体にまみれた私は、
“早くって言ったのに”と睨みつけられた。
ああ、こういう怖い人は嫌だな・・
と思いつつも、私はまだ居汚く温かな布団の中に・・
知らない人の温もりの傍にいた。

それからまたしばらく時間が経った後、
その知らない怖い人はハァと溜め息を1つついて
起き上がり、布団の足下にあった鉢の始末をし出した。
その鉢は、私が誰かに貰って、そのまま
放置しておいたものらしかった。
鉢の中で、鉢より更に一回り小さい黒いビニルの鉢に
植えられてきゅうきゅうになった根っこをほぐし、
もっと大きなプランターに移し替えていた。
私はそれを眺めながら、ああ、放っておかないで
こんな風にしなきゃいけなかったんだなと思う。
そして悲しかった。
嫌だと思った人が、黙って私の不始末の始末をする事が。
惨めな気持ちだった。


夢って不思議だなあと思う。
話は私の頭が勝手に考え出したフィクションでありながら
ねっとりと現実と絡まりあっている。
私はよく植物を枯らしてしまう。
人から貰った植物を枯らしてしまってがっかりした事も
何度かある。
でも別にその事で毎日思い悩んでいるわけではない。
それがなぜその日の夢に現れるのだろう。
そして、嫌だと思った人が私の不始末の始末をする・・
これは数日前に現実にあった事そのままだ。
ただし形は全く違っている。
現実では、職場での、私がなくしてしまったバケツを
巡るやり取りだった。
その時の嫌な気持ちはそっくりそのまま、
全く形を変えて再現する私の脳みそってスゴイ!
とまで思ってしまう。
たいてい、目覚めた直後の
“今の話すごい!私って小説家になれるんじゃ
ないかしら”みたいな興奮は、よくよく夢を思い出してみて
あまりのつじつまの合わない事の多さに、やっぱり小説には
ならんなと断念するのだけど。

   ■■■ 

やっと仕事やめる事になりました。
ああ・・・辛かった。
あと2週間我慢すればいい。
そうすれば永遠の幸せが手に入るわけではない事は
もちろん分かっている。
また別のしんどさに足を突っ込むだけかもしれない・・
でもいいの。
また頑張ろ・・





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最終更新日  2006年09月30日 17時46分46秒


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