2007年01月04日
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目が覚めると、窓の真中に満月が輝いていた。
今朝。
成田ビューホテル。
電池の切れかけた携帯電話を見ると朝6時。
正真正銘、足し引きなしの6時・・なのにまだ真っ暗で
夜みたい。
ニューカレドニアでは、だいたいいつも5時半頃に
目が覚めた。
私を起こすのは、いい声で囀る小鳥達と
テラスから部屋いっぱいに広がる朝の光。
滞在中時計代わりに使っていた、そのくせ
時差の調整はしていなかった私の携帯電話が
示す時間はAM3:30。
それが今朝はほんとにほんとの6時でこの
真っ暗さ。
そして窓の月・・

同じ月を、私たちは眠りに就く前
飛行機の小窓から見ていた。
私たちの席は東側の窓際2席。
ニューカレドニアから成田に向かう
エアカランの、各座席前に付いた小型の画面は
単調な飛行情報を繰り返していた。
その画面の中の飛行機に昼と夜の境界線が
重なる頃、ふと窓の外を見ると、ちょうど雲海から
生まれたての月が、小窓の中央にあった。
ペーパームーンと呼ぶには大きすぎる、でもまだ
輪郭のおぼろな月が、桃色の空の目線と同じ高さに
浮かぶ様は、何とも言えず幻想的で美しかった。
そしてその月は、空が暗くなるにつれて明るさを
増し、完全に宇宙の色となった空にいよいよ
白く煌々と輝きながら、次第に高く昇っていった。

その同じ月が、同じ美しさで、西の空に
沈もうとしていた。

今朝目が覚めた時、窓に見つけたその月がとても綺麗で。
あ、さっきの月、また会えた・・と、ただ嬉しくて
長い間見つめていた。





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最終更新日  2007年01月04日 22時33分48秒


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