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December 22, 2006
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カテゴリ: 思わず納得!
今年も残り少なくなってきたということで、今年一年を締めくくる各種ランキングをテーマにすることが多くなると思いますが、その第一弾として、「釈迦楽カー・オブ・ザ・イヤー」をお送りしましょう。

まずイヤー・カーを決定する前に、各メーカーの総評を。なお、車の評価は主にデザイン面からのきわめて主観的なものですので、悪しからず・・・。


日本車編

*トヨタ
今年はレクサスの最上級車種・LSが発売されました。さすが真打ちだけあって、まとまりのあるデザインで出ましたね。しかし競合するベンツ・BMW・アウディなどとどちらを選ぶかと言われると、ねぇ・・・。ま、その程度のもんでしょう。またトヨタのもう一つの真打ち、カローラも10代目が出ましたが、今やすっかり老人向けとなったこの車にワタクシの興味が向くわけがない。初代はカッコよかったエスティマやヴィッツも、どんどんカッコ悪くなる一方だし、MR-Sは生産中止になるし、今、この会社の車でちょっと食指が動くのは、「クラウン」くらいなもんかな。
昔はクラウンなんてダサいと思っていましたが、今出ている「ゼロ・クラウン」って、よく見ると案外いいデザインなんですよね。内容に比して値段も安く、日本で乗るなら十分に快適な車でしょう。ダーク・ブルーなど濃い色がおすすめです。


*ニッサン
「スカイライン」の新型が出た、というのが唯一のニュースのこの会社。しかし、そのスカイラインがカッコ悪い・・・。もう過去のしがらみはリアの丸いストップランプくらいにして、もっとすっきりしたデザインの車にすればいいのに・・・。来年あたり出ると言われている新型の小型SUV(開発名「キャシュカイ」)は割とカッコいいようなので、それに期待するとして、現在、この会社の車で買うに値するデザインの車は「ティアナ」くらいなもんかな。


*ホンダ
昔は「ワンダー・シビック」「CR-X」「インスパイア」など、素晴らしいデザインの車を連発していたホンダも、今や見る影もなし。現行「レジェンド」のSH-4WDシステムには興味津々だけど、肝心の車のデザインがアレでは買いたい気も起こらず。もはや店晒し状態にある「HR-V」のみ、見るに値するデザインの車だ、と言うことによって、ホンダのデザイン担当に猛省を促しておきましょう。


*スバル
車はいいのにデザインが・・・、と昔から言われ続けている会社。現行「レガシィ」はまあまあですが、決して見惚れるというほどのものではありません。ジウジアーロがデザインしたという名車SVXのような奇跡の車は、もう出ないんだろうなあ・・・。


*マツダ
目立たないけど、今日本で唯一、デザインの優れた車を出しているメーカーではないでしょうか。つい最近出た「CX-7」もなかなかの力作。トヨタのデザイナーに爪の垢でも煎じて飲ませたいようなもんです。ミニヴァンの「MPV」、小型セダンの「アクセラ(4ドア)」などもいいデザインだし、最近リトラクタブル・ハードトップが加わったスポーツカーの「ロードスターRHT」も魅力がある。ワタクシにとって食指の動く車を作っている日本で数少ないメーカーですね。


*三菱
ユーザー無視の企業体質が一朝一夕に変わるとも思えず。夢よもう一度で出した「パジェロ」も、もはや時代錯誤でしょう。ただ「i」や次期「デリカ」のショー・モデルなどを見る限り、ひょっとして三菱にいいデザイナーがいるのか? と思わせるところはありますね。


*ダイハツ
「コペン」と「エッセ」があるだけでも、褒めてあげたい。両方とも、買ってもいいと思わせるデザインです。


*スズキ
批評家から絶賛の「スイフト」。だけど、そんなに垢抜けたデザインとも思えないので、次に期待しましょう。「ワゴンR(初代)」を生んだデザイナーがまだ在籍しているのなら、未来はあるでしょう。



外車編

*ベンツ
時々「アレ?」という車を出すも、必ず軌道修正して優れたデザインの車を生み出してきたベンツ。現行車種に関しても、「CLS」を除けばどれもそれなりのもんでしょう。
しかし、そんなことよりもむしろ今年のベンツで特筆すべきは、Eクラスに設定した新型ディーゼル車。ガソリン車なみのクリーンさと桁外れのトルクでディーゼルの常識を変えたベンツは、ひょっとするとディーゼル嫌いの日本に、再びディーゼル車を普及させるきっかけを作ってくれるかも知れません。聞くところによると、ベンツに対抗してホンダが開発している新型ディーゼルはすごいらしいですからね。


*BMW
クリス・バングルがめちゃくちゃにしてしまったBMWデザイン。その禍は依然として続いていて、食指まったく動かず。車はいいのにね。でも新型の7シリーズ、あるいは新型の3シリーズ・クーペなんか見ると、BMWがクリス・バングルのデザインを否定し始めたのは見え見え。そりゃ、そうでしょ。
一方、FFの「MINI」は、ちょっと買いたくなるデザインですな、相変わらず。


*アウディ
ワダ・サトシがめちゃくちゃにしてしまったアウディ・デザイン。その禍は依然として続いていて、食指ちょっとしか動かず。日本のツッパリ不良高校生がマスクしているような大口グリルのデザイン、なんとかならんもんですかね・・・。旧モデルは都会的なセンスのデザインだった「TT」も、新型になって「フェアレディZ」と大差ない田舎車になっちゃって・・・。車はいいのにね。


*フォルクスワーゲン
誰だか知らないけど、誰かがめちゃくちゃにしてしまったフォルクスワーゲン・デザイン。主力のゴルフ5、特にGTIのグリルのカッコ悪さたるや、見るも無惨。今、たまにゴルフ2を町で見かけると、「ゴルフって、昔はこんなにカッコよかったんだ~」とつくづく思わされます。先代はセンスがよかったパサートも、妙にこましゃくれたデザインになっちゃったし。唯一カッコいい「トゥアレグ」も、次のモデルは最低のものになるらしいので、欲しい方は今のうちに買っておいた方がいいのでは。


*プジョー
ピニンファリーナとの縁が切れて、もはやプジョー車に見るべきデザインなし。昔の205や405の時代、あるいは306、306カブリオレ、106、406クーペがあった時代はヨカッタなぁ・・・。現在売れ筋の「206」は来年あたり新型の「207」にシフトしますが、キープコンセプトで飽きられること必定。そろそろ日本での販売成績も横ばいになる頃では。


*ルノー
色々あっても、見るべきデザインは「メガーヌ(5ドア)」と「ラグナ」のみ。といっても、ラグナなんてめったに見かけないけど。絶版となって激安中古車となった「トゥインゴ」、右ハンドルがあれば買ってもいいのに・・・。「カングー」? 車としては面白いけど、デザインとしてはイマイチですな。


*シトロエン
フランス車で今一番勢いがあるのは、案外シトロエンかも。ただ、現行の「C2」「C4」「C5」、そして新型の「C6」のデザインがいいとはどうしても思えず。かつての「AX」、ガンディーニがデザインした「BX」、「XM」、そして「エグザンティア」、このあたりまでが現代シトロエンの傑作だったのではないでしょうか。現行のものでは、「C3」のみ、ちょっと買ってもいいと思わせるデザインですな。

シトロエンBX↓



*フィアット
新型「グランデ・プント」、これはちょっと買いたくなるデザインです。さすがジウジアーロ。「パンダ」? 初代パンダと比べたら語る価値もないけど、これはこれで普通です。悪くはない。


*アルファ・ロメオ
ジウジアーロがデザインして絶賛を浴びる「ブレラ」、そして「ブレラ顔」となった「159」。どちらもそれなりですが、ダ・シルヴァがデザインした旧型「156」、あるいはもっと以前の「164」の古典的な美しさにはとうてい及ばず。普通です。


*アメ車
クライスラー300Cのみ、語るべきデザインの車と言えましょう。後は、一体何があるのさ? ただヨーロッパ・フォードの「モンデオ」「フォーカス」「フィエスタ」は、それなりに洒落ているかも。しかし、日本受けはしないだろうな・・・。


*ランドローバー
レンジローバー、ディスカバリー3など、どれも欲しくなるものばかり。値段の高さが玉にきず。


*ボルボ
S80、S60、S40、X90など、見るべきデザインの車ばかり。値段が高いのが欠点。


*ポルシェ
「911」はエヴァーグリーン。特にヘッドライト周りのデザインが旧に復した「997」モデルは、いいんじゃないですか。庶民に手が届くもんでもないけど。「ボクスター」? 「ケイマン」? 眼中ないです。


*フェラーリ
ワタクシにとって最後のフェラーリは「F355」でした・・・。ま、これも庶民がどうこういう車じゃないですね。

フェラーリF355↓



*アストン・マーティン
同じく庶民がどうこういう車じゃないですけど、現行の車で、今世界でもっとも美しい車を作っているのが、アストンではないかと。「DB9」「V8ヴァンティッジ」そして4ドアの「ラピード」(ショー・モデル)と、どれをとっても目の覚めるような美しさ。素晴らしいの一語です。


*マセラティ
現行の「クワトロポルテ」もいいけれど、やっぱりマセラティといえば、一昔前の旧型クワトロポルテやギブリでしょう。直線基調のデザインが、美しくもヤバ過ぎる!

クワトロポルテ(旧モデル)↓



ま、こんなところかな?

さてさて、それで肝心の「釈迦楽カー・オブ・ザ・イヤー」ですが、その栄冠は・・・「メルセデス・ベンツ EクラスCDI」と「マツダCX-7」に! 受賞理由ですが、前者は(日本では)嫌われ者のディーゼル車の新しい魅力を引き出した点を、後者は日本車として唯一、買ってもいいなと思わせるデザインのSUVである点を、それぞれ評価したためでございます。ほんとは「マツダ・ロードスター・RHT」でもよかったんですけど、ロードスター自体のデザインは前と変わっていないのでね。

とにかく、ベンツさん、マツダさん、受賞おめでとうございます~!





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Last updated  December 25, 2006 10:57:33 AM
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