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December 27, 2011
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 確かに、27日くらいまで授業で縛り付けておかないと最近の大学生は勉強しない、というのが現状ではありますが、それも「鶏が先か、卵が先か」という話なのであってね。大学が、まるで幼稚園児を扱うように大学生を扱うものだから、大学生がいつまで経っても成人しない、ということもあるんじゃないの? だからさ、昔の大学のように、適当に授業を打ち切って、「後はお前ら、好きなように自分で勉強しろ」って、放り出した方がいいのよ。


 とはいえ、馬鹿な文科省が「期末試験も含め、16週の授業時間を確保すること」というお達しを出したので、このごろはどこの大学も夏休み・冬休み・春休みを削ってまで授業時間確保に必死よ。祝日も普通に授業をやる大学も多くなってきたし。

 だけど、大学の先生っちゅーのは、学生に対して授業をするのも仕事だけど、それぞれ研究者として研究するのも仕事のはずなんですよね。

 ところが、こんな調子ですから、我々大学の教員は研究する暇なんかないのよ。

 研究というのは、細切れの時間じゃできません。特に文系研究者の場合、ある程度まとまった時間がないとできない。だから、夏休み・冬休み・春休みこそ、我々にとっては貴重な稼ぎ時なわけ。それが、授業期間の延長につぐ延長で台無し。


 で、私、自衛手段を考えました。

 「学期中に、集中講義をする」。これです。

 例えば、うちの大学の場合、水曜の午後は会議日で、通常の授業は組まれていません。しかし、毎週会議があるわけではないので、水曜の午後、丸ごと空いてしまうこともよくある。もちろん、そういう時に我々は雑用をこなすわけではありますが。

 で、この暇な水曜日の午後に、2時間分の集中講義を入れちゃうのよ。学期中に暇な水曜日の午後が6回あれば、6コマ分の授業について、それぞれ2週分をこなすことができるわけでしょ。

 そうすれば、他の先生より2週間早く夏休みや冬休みに入ることが出来る計算じゃん?

 どう、この悪だくみ。我ながら頭いい!

 もちろん、もう後期も終盤なので、今年度についてはこの手は使えませんが、来年度以降、この手を使って、通常より2週間早く、16週分の授業をこなしちゃおう!

 ということで、27日まで授業をさせられた恨みから、私はすんばらしい悪だくみを思いついたのでありましたとさ。「怨恨は発明の母」って言うじゃない? 言わないか?





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Last updated  December 27, 2011 10:45:37 PM
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