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January 15, 2016
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カテゴリ: 今日もいい日だ
 今、岐阜県美術館で開催中の「もうひとつの輝き 最後の印象派」展の会期がこの週末で終るということで、明日からセンター試験の監督業務に追われる身、今日行くしかないでしょ、ということになり、ちょいと足を延ばして行ってきました。

 が、その前に腹ごしらえ。本郷の交差点のすぐ傍にある「八の角」というラーメン屋さんで、名物の「トマトラーメン」を食します。ラーメン一杯分のスープの中に、トマト丸ごと1個分が溶け込んでいるというヘルシー志向のラーメンなんですけど、今回も美味しかったです。


 で、そこからすぐの東名名古屋インターから名神高速に乗り、一路岐阜へ。

 名古屋以外の人って、岐阜というのはすごく遠い所にあると思っていることが多くて、ま、私も以前はそうでしたが、実は名古屋と岐阜って目と鼻の先なんですな。だから高速を使ったら岐阜なんてすぐよ。

 で、それこそ30分ちょいくらいで岐阜県美に到着~。

 で、展示を見始めたと。


 普通、印象派というと、それこそモネ、マネ、セザンヌ、ルノワール、シスレー、ピサロ、ドガ、シニャック、とか、そんな感じでございましょ? 時代的には19世紀の最後の四半世紀って感じじゃないかと思うわけですけれども、今回の展覧会は、その後の世代、すなわち1900年から1920年代に活躍した、印象派最後の世代の画家たちの作品を集めてあるわけ。

 だから、画家の名前を聞いてもあまり馴染みがない。例えばアンリ・ル・シダネルとか、エドモン・アマン=ジャン、エルネスト・ローラン、アンリ・マルタン、シャルル・コッテ、リュシアン・シモン、アンドレ・ドーシェ、とか、ま、そんな感じ。へえー、そういう画家がいたんだ~、ってな感じのばかりでございます。

 ちなみに私が今回、割と気に入った作品は、アンリ・マルタンの「収穫」、アンドレ・ドーシェの「レスコニーユの街はずれ」、エミール・クラウスの「私の庭」、アンリ・ル・シダネルの「モントルイユ=ベレー、窓辺」等々。だけど一番インパクトがあったのは、この展覧会のシンボルともいうべきアンリ・マルタンの「野原を行く少女」かな・・・。


これこれ!
 ↓
最後の印象派展


 結構大きな絵で、これがドーンと飾ってあったら、結構いいかなと。


 だ・け・ど。

 やっぱり、印象派の主力たちの作品群と比べると、どれもちょっとずつインパクトがないわけ。強烈な個性がない。今回の展覧会に出てきた画家たちの名前がイマイチ、知れ渡ってないのも、故無しとはしませんな。インパクトとか個性という意味で言えば、むしろ常設展の方で見た荻須高徳とか、そういう日本の洋画家の作品の方がインパクトあるもんね。まじ、日本の一流の洋画家って、すごいレベルだと思いますよ。

 というわけで、マイナー好きな性癖のある私としては十分面白かったですけど、やっぱりマイナーはマイナーだな、という感を強くしたのでございます。

 昨年末に見た「ラファエル前派展」といい、今回の「最後の印象派展」といい、隔靴掻痒70点台展覧会、みたいな感じで、爆発的な感動が無かった・・・。「これ、欲しい!」と思うような、そういうのがイマイチなかったかなあ。

 でも、今年は大がかりな「ダリ展」なども秋にあるようだし、アンテナを張って、いい展覧会があれば、こまめに出かけようかな。





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Last updated  January 15, 2016 07:58:31 PM
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