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昨日BSNHK「アナザーストーリー」で事件をふりかえっていた。壮絶な自決。小競り合いの時刀で背中を切りつけられた自衛官、指が切り落とされそうになった自衛官。 ミシマは覚悟して、3人の盾の会員とともに結行する。残りの90数名の会員は、近くの市谷会館で待機していて、計画は知らされていなかった。 バルコニーで自衛官に決起を促すも、嘲笑される。大体クーデターが起こるとは信じていなかったとおもう。 自分の死に大義が必要だった。徴兵を免れたこと、戦争で死ななかったこと、が大きく影響している。
2020年11月25日
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図書館で須賀敦子の評論を借りて読み始めると、引き込まれ、もとの著作を読みたくて借りてきた。以前にも読んで、素敵だな、と思っていたが、また改めて素晴らしい。 エッセイと一言で言えなくて、小説でもある独自の文章。全集が出ているので、じっくり読みたい。 今さっき読んだ『ヴェネツィアの宿』の「オリエント・エクスプレス」は、 臨終近い父からの頼みで、オリエント急行で使っているコーヒーカップを須賀敦子がミラの駅へ行って列車の駅員に頼み、貰って、日本の病院に駆けつけ父の臨終のベッドの傍に置く話だった。他のも深刻な話でなくても、何か、胸をしめつけられるような、色合いに満ちたものが多い。
2020年09月02日
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昨日は同人誌VIKINGの例会。5人の出席。初参加のFさんが記録係をしてくれるというので、ほっとした。 まつやへ行き、菊政と冷や麦。冷や麦はゴマダレとつけ汁のどちらかを選べる。私はゴマダレを選ぶ。大きな黒い丼に冷や麦。甘煮シイタケと卵豆腐、紅葉の形をした小さな麩が2つ。大きなカチワリが美しい。 帰って、すぐ爆睡。3時前に起き、編集者に例会記はFさんが書くことをメールする。今日のミサでは聖歌隊が歌うので、その練習。10月初めに迫った、ボーカル発表会のムーンリバー弾き語り練習と、いろいろあるが、とりあえず朝飯だ。
2019年09月08日
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編集部に送った、エッセイは、載るとも、載らないとも音沙汰無し。これでめげてはいけないので、次のエッセイも書き始める。太宰治の「津軽」。 感動したし、どうしようもなく弱い太宰に共感も感じる。
2018年11月07日
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ヘミングウェイが第一次世界大戦のとき赤十字に兵士として参加し、イタリアで負傷、ミラノの病院で知り合った看護師の女性と恋に落ちる。彼女の日記、彼女からヘミングウェイにあてた手紙が残っていて、100年も前の恋が明らかになる。結局彼らは結ばれず、その恋は10年後「武器よさらば」に結実する。 とても興味深かったので、図書館にその恋が書かれた本「ラブ・アンド・ウォー」を予約する。ヘミングウェイは4度結婚し、61歳で猟銃自殺。初恋の彼女は91歳で亡くなった。
2016年09月06日
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前から欲しかった椅子を買った。フィットチェア、黒、ダイエーの3階で¥4950.夫がさっき組み立て、今それに座ってブログ更新中。外はあたたかで、椿がさき、柳もあおめいている。セーターを脱ぎ、コットン混紡のカーディガンを着る。はるだぁ~友に手紙を投函する。
2013年03月09日
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昨日芥川賞が載っている「文芸春秋」を買う。今朝ラジオのインタビューで黒田さんが話していた。従来の縦書きではなく横書き、年齢いがいは性別も書かれていない、という。インタビュァーのアナウンサーが音読するとよいと言っていた。教会は、コーヒー当番、聖歌隊、日曜の「慰めの聖母」の集いにもロザリオの祈りだけでるかも知れない。
2013年02月10日
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今ニュース速報で75歳の黒田夏子さんが最高齢で」芥川賞に決まった。と報じられた。66歳の小説家志望の私としては希望の星である。「abさんご」という作品。横書き、括弧を使わず性別を表すことをしていないらしい。直木賞はたたいま選考中とのこと。
2013年01月16日
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「もっとコロッケな日本語を」東海林さだお著文春文庫を取り出して読む。もう数行読み始めると頬がゆるむ。人間は会話する動物である。会話のほとんどはドーダという、自慢で占められている。そうだ、そうだ、まったくだ。 どちらかというと寡黙な私であるが、最近は意識して、多弁をめざしている。夫との会話でも、なるべく会話数を多くするようにしている。夫も口数が少ないので、私からどんどん話しかけている。東海林さんのご夫婦はよく話すのかしら?皆様のお家は夫婦の会話、多いですか?
2012年10月18日
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ばったり、知人と出会った。小説教室に行っていたころの人。前に会ったのは2年前。この2年で私はすっかりおばあさんになったし、彼女は脇目もふらず資格獲得のための学校へいく途中すれ違った。私が気付いて、声をかける。近いうちに会って話したい。
2012年10月16日
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多和田ガーデンのラッパ水仙嫁が息子に「日本じゃなくてイギリスだった」よいう風景。昨日は小説教室の初日。また苦手な自己紹介。先生が「サルスベリさんもしばらく出していないので、出しましょうね」といった。提出作品の中で「細雪」を自分の視点からとらえ直したのがあった。それを読んで、もとの「細雪」を読もうと本売り場へ行った。捜すより、暇そうな店員に取りに行ってもらったほうがと思って頼む。「文庫で谷崎潤一郎の『細雪』が欲しいのですけど、取ってきてくださいますか」「はい」と喜んで小走りに去った草深君は新潮文庫の「細雪(上)」を携えて戻ってきた。「上中下とあって、今は上しかないのですが注文しますか」「ええ、お願いします」と注文書を書いた。「あ、軽く書いたから複写できているかしら」「、、あ、大丈夫です、ほら写ってます」と草深君は複写された注文書を見せる。「くさぶかさんとお読みするんですか」「いえ、くさふかと濁りません」と澄んだ瞳で答えた。「細雪」を読み始めた。いつも、他の生徒さんの提出作品もろくに読まずにいたが、昨日は全部読み、関連の作品も読もうというのだから少しは進歩した。この勢いで提出しよう。
2012年04月22日
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旅立つ前に読んでしまった。緊密な構成、細部、とてもよかった。 昨日は1歳の孫の保育園のお迎えを頼まれ三時に保育園に行く。夫が抱き、私は荷物を持ってタクシーで息子の家に行く。まもなく小1のSちゃんが帰り、息子が忘れ物を取りに帰り、またでかけて、嫁が帰った。嫁が作った夕食を食べて帰る。孫2人は熱があり風邪を引いていたが、今日はちゃんと学校と保育園にいけたかしら。曇っている。午前中に新幹線にのればいい。5ヶ月ぶりに、孫のSと会う。数日前「カアチャン」とはじめて言った。「ばあちゃん」はいつだろう。
2012年04月11日
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を中ほどまで読んだ。2008年、直木賞。なんども読み始めて読み通せなかった本。昨日から読み始めて中ほどまで読み進んだ。「私」「夫」「石和(男)さん」「月江」「月江の愛人」などが登場する。その本を持って、明日から4泊の旅にでる。
2012年04月10日
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山本周五郎「初蕾」を読む。1947年の作品。気品ある時代小説。芥川賞「共食い」を読む。細部は良く書き込まれているが、ストーリーが激しすぎてついていけなかった。
2012年04月05日
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日曜の朝はとっても早起き。3時半。9時に寝たから。昨日夜作った「南瓜と油揚げと昆布巻きの煮物」とクロワッサンを食べて、朝ごはんは終わり?食べたら眠くなったから、また寝るかも。昨日は小説教室、秋冬学期の初日。新しく参加する方、前からの人で27人くらい。終わってから、デニーズで喋る。信州巨峰ジュース、を飲む。昨日は 6113歩 今朝の体重 57.2kg 体脂肪 29今朝の空
2011年10月16日
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レベッカ・ブラウンの「若かった日々」の中の短編の一つ。作者が中学ぐらいの時。夏季キャンプで知った女性の先生への想い。その後の文通が続くがある時の手紙を最後に返事は来なくなる。「母の体」母が癌になり、自宅で亡くなる。姉や兄との介護。死が訪れて、母の体を拭き、シーツと毛布でくるんで、運び出すことなどが書かれている。作者のパートナーは女性で、この作品でもクリスという名で登場する。来日した時も彼女と一緒だった。
2011年10月03日
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春に脳梗塞で倒れた友人に電話する。携帯にかけると、すぐ彼女が出て元気な声を出す。合唱が好きで二つの合唱団に入っていた彼女が病気のせいで、音痴になってしまったのが、とても哀しくて泣いた。月1回、音声の矯正の訓練に病院に、他にもいろいろ病院通いをしていると言う。ご主人も退職しているし、娘さんも同居しているので家事もなんとかこなしている。ご主人のお母さんが施設で105歳でお元気だというので驚いた。十一月に彼女が属していた合唱団の公演で再会を約束した。 本棚からふと手に取った本 「若かった日々」レベッカ・ブラウン著 柴田元幸訳 を読む。短編集。「自分の領分」を読む。海軍軍人だった父と母、姉、兄との水辺での休暇をありありと描写して秀逸。父は、母と離婚して再婚し、なくなる。私は父の死顔を観ていない。2日後に父の家に着いたときには、すでに灰になっていた。父は葬式はやるな、灰は海に撒いて欲しいと言っていた。地元の海軍基地に頼むと、よろこんで灰は撒くが、民間人は飛行機には乗せられない、と言われ、父にとっては見ず知らずの海軍の人が灰を撒いた。はじめ、酷い話だと思っていたが、年月がたてばたつほど、父の気持ちを理解できるようになった。 この作者、大分前に来日し東大で講演したのを聴いたことがある。
2011年10月02日
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昨日から台風のおかげで涼しいですね。被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。風で怪我をされた方、なくなられ方もいましたね。昨日は、同人誌に載った長い小説を読んだ。私の好みではなかったが、よくこんな長いのを書くものだと思う。確か260枚とか。ベランダのキュウリ、昨日も一昨日も胡麻和えにした。とても美味しい。
2011年07月20日
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昨日は同人誌例会でお茶の水へ行く。外に出ると、春の気配が満ちている、空を見上げると2筋の雲を引いて飛行機がスーッと飛んでゆく。自ずと、顔が綻ぶ。御茶ノ水の喫茶店での同人誌例会では、いつものメンバー、Sさん、Tさん、NY帰りのNさん、と私の四名。私がいつもは、記録係なのだが、このところ忙しいので、Sさんにお願いする。同人誌に、昔あった万世橋駅前の広瀬中佐の銅像についてのエッセイがあった。帰りに東京駅へ行くと工事中の塀にパネルが貼ってあって、エッセイの万世橋駅の広瀬中佐と杉野兵曹長の銅像が写っているではないか。こういうのが、いまはない万世橋駅前に聳えていて、戦後撤去されたのだ。
2011年02月28日
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昨日は朝9時から教会のお掃除当番、同じ地区の方々と一緒だ。終わって、ちょっと遅れて着付け、ボーリング、夕食を食べて、教会のミサへ行く。オルガニストのAさんにオルガンのストップのことを聞く。3月20日にオルガン当番なので良い音色で弾きたい。帰りは、Aさんのベンツで送っていただく。皮張り内装、豪華だわ~!介護のこと、着付けのこと短い時間でも、お話できてよかった。今日は、教会にいかず、午後からの例会だから、朝食の後喫茶店で同人誌を読む。
2011年02月27日
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日曜日のこと。同人誌例会でお茶の水へ行く途中、地下鉄神楽坂のホームの椅子は芸者さんの町らしく、粋なデザインだ。丸の内の明治安田生命ビルのエンタシスの柱は、ライトアップされて威容を誇っている。後ろのほうは建て直され、有名なオイスターバーもあって、一度行ってみたい。
2010年12月21日
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先週の土曜日、小説教室の宿題の一つ、絲山秋子『作家の超然』を読み始める。小説は、私(1人称)だれそれ(3人称)でもなく、「おまえ」と2人称で書かれている。これは、新機軸で、面白い。私は、絲山秋子のサイトを時々見ている。彼女が病気で入院したのは知っていたのは知っていた。小説にも首に良性の腫瘍ができ、それを取る手術をするのがでてくる。そのほか、おまえ、と呼ばれる私の描写は、非常に巧い。読む私には書かれていることが本当のこととしか思えない。これが、リアリティ、ということか。写真は先日、ハロウィンの夜、なにか食べようと店を捜していたら、イタリアンの店先に「シェフと相談するパスタ」と黒板に書いてある店にはいって、シェフと相談した、塩抜きのジャガイモの入ったパスタ。味は、ちょっといまいち、トマトソースじゃなかったほうがよかったかな。サラダもドレッシングなし、にしてみた。でも、この店、何回か行って、馴染みになれば、イメージした味になるかもしれない。今、撮った夜明け 5時50分
2010年11月16日
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昨日は目白カテドラルで伯母のお墓参り。姉と納骨堂の前で会う。「とみチャン、今日はフォーシーズン・ホテルじゃなくて、そこらの安い店にしようか」「なんで?」「高いしさ、いつも同じ所も飽きるし、ホテルの庭の出口にある鉄板焼きにしようか」「あそこは高いよ、7.8000円するよ」「受付に居る、コンシェルジェに5000円以内で食べられる店聞こうか」受付にいる、男女二人のうち、迷わず男性に聞く。とにこやかに、手際よく、3000円のランチの店を教え、予約してくれる。「ハンサムで手際よくて、さすが、フォシーズンズだねー」と目指すホテル内の店に腰を下ろした途端、姉の登美子が「あ、この椅子はラウンジの方が座り心地いいね」「ウン」「さる子、たまに贅沢しなきゃ。えーとランチ、私は生ビールも、さる子飲まないでしょ。あ、ハーブティー選ぶのね。カモミール」「私はローズヒップ」それから、登美子が娘と行った、オーストラリアの話し、さる子の男友達の話し。沈黙の入り込む隙間なく、話す。「ほんと麗子は すっとこどっこい だからさ」登美子が話しだす。「とみちゃん、ちょっと待って。その、すっとこどっこい、ってなあに」「ほんとの意味はどうだか解らないけどね、お喋りで、常識に収まらない、性格」「登美ちゃんって、ボキャブラリーが面白いよ「滑った転んだ」「ヘチマ」とかも使うよね」すっとこどっこい すっとこどっこい と話しは弾み、オーストラリア旅行の写真も見た。家に帰った、さる子が夫に「登美ちゃんがね、コアラ抱っこしてサングラスかけて、帽子被って、写した写真があるの。ああいうの写してお金取る商売があるのね。オノヨーコに似てるって言われたんだって」そのとき、さる子は笑いの発作に襲われて笑いだした。その、おっかなびっくりの姉と、コアラの表情がたまらなく可笑しかったのだ。「その、コアラちょっと困った顔してなかった?」可笑しくて、可笑しくて、笑いの発作は頂点に。お腹の皮がよじれ、痛くなる。ようやっと発作が収まり、こんなに笑ったのは何十年ぶりだろう、と思った。ネットで調べると すっとこどっこい のすっとこは「裸体」 どっこいは 歌の掛け声で、ちょっと人をさげすむ言葉、とある。姉御の姉語、ウチで流行っている。「いってらっしゃい、すっとこどっこい!」「いってきます、すっとこどっこい」 数日前の朝日
2010年11月15日
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昨日は文化の日。明治天皇の誕生日。昭和憲法発布日。晴れの特異日。のんびりしたいが同人誌の例会記で1日PCの前。横目でサッカーを観る。ナビスコカップ決勝戦はジュビロが5-3でサンフレッチェを降す。主人は自転車で出かける。親友に電話「昨日はありがとう」主人の従妹のKちゃんから電話。検査でひっかかって通院している。治してね。夜、日本シリーズ第4戦、2-2だったが睡魔が来て寝る。今朝中日がかって、5分に戻した、と知った。文化勲章の女性の方、日本中世史、女性史の研究家。また睡魔がきたけれど、もうすぐ6時半、朝ご飯ですー友禅菊、マンションの花壇に植えられました。昨日のブログには沢山コメントをいただいき、ありがとうございました。
2010年11月04日
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小説教室の宿題プリントに三島由紀夫の「侍童」があり、読んだ。侍童、まずどう読むのか。じどう、だろうな~ と思い読んだ。これが素晴らしい短編だった。冒頭、学習院とおぼしき学校のバザーで少年と未亡人は出会う。少年は家から置き時計を出品し、係りの美しい未亡人と言葉を交わす。2人は惹かれあい、やがて結ばれる予感を残して小説は終る。言葉、文章の煌き、惹きこまれる。三島24歳の作品で、昭和24年文芸誌「新潮」に掲載されたもので、創刊60周年記念号に再録されたのだ。侍童はサブライワラワとも読み、貴人に仕える小姓。ということは、同性愛。24歳の三島作品に既に、そういう題をつけたのだな、と思った。その後、根津美術館の庭に「侍童」の石像があったので、あ、ここでも侍童だ、と思った。
2010年11月02日
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昨日の昼ごはんは、駅前スーパーのカレー屋「COCO壱」でカキフライカレーを食べた。味はまあまあ。カキフライ・ほうれん草カレーだったから、ほうれん草も入っていた。外へ出たら、楠の大木を「大きいなー」と改めて眺めた。駅前広場は、人工の川も流れていて、楠が2本、ケヤキも14本くらいあって、春は椿も咲くし、気にいっている。 今日の午前中は「オール読物」九月号を読む。直木賞選者の選考の理由を読んだり、ファンの東海林さだおの特集など面白かった。東海林さだお、は姉二人の末っ子で、一人旅はできなくて、必ず文春の人が付いていて、ツァー旅行なども好きなのだそうだ。私と反対だ。「隣室のモーツァルト」藤堂志津子 も読んだが、主人公が、作家という設定。内容も愚痴っぽく、つまらなかった。
2010年10月12日
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昨日から『小さいおうち』を読み始めた。夏の直木賞作品。1/3まで読んだ。東京の戦前の生活が女中の目を通して描かれる。面白くて昨夜も遅くまで読んでいた。奥様に恋が訪れるようだ。その相手も登場しているが、まだ恋愛にはなっていないが、少しそういう雰囲気も漂ってきた。別冊文藝春秋に8回にわたって連載されたものだ。涼しくなって、読書の秋である。
2010年10月06日
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先日、君津駅前の本屋で、目立つ場所にディスプレイされた分厚い小説を見つけました。別科時恩著『他生の縁』アメリカ人で君津に住んでいたこともある作者で、冒頭にいつも私が老人ホームへ通う道が出てくるので、買いました。まだ最初のほうですが、主人公が道後温泉へ行って、食べ物屋で素晴らしい美女に出会うと、なんと、彼女は狂っていた(ぶつぶつ言ったり、普通ではない行動で解ったのです)と言うくだりでは、まさかの展開を楽しみました。主人公の若い男性は日本中を旅します。今の所、時間はかかっても読み通せそうな本です。 今朝のベランダのユッカ。
2010年09月14日
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9時ごろ寝て、1時に起き「その暁のぬるさ」を読む。最初からどうも入り込めない作品だったけど、読むうちに、ますます合わない。欠点ばかり目につく。王朝文学風の文体が鼻につく。その文体にする必然が感じられない。筋も陳腐。こういう女は捨てられるよな、と思いながら読んだ。読み終わる頃、しらじらと夜が明け、つまらない作品のぬるさよ、と思った。
2010年08月22日
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昨日は、小説教室の宿題、芥川賞の「乙女の密告」(赤染晶子著)を読む。京都の外国語大学ドイツ語学科を舞台に、風変わりなドイツ人教師パッハマン(いつも人形を持っている)、優等生麗子、主人公みか子、帰国子女貴代、等が登場する。スピーチ・コンテストの「アンネの日記」をひたすら暗記する乙女たち。ある日、アンネの密告者のように、誰かが広める噂。 女子大の雰囲気はよく描かれている。スピーチの途中で、はた、と次を忘れてしまうシーンも上手い。「アンネの日記」を読み返してみたい作品だった。 昨日の「希望」
2010年08月11日
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