rainywoods2001

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2009.11.21
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古本整理中 昔の雑誌を発掘。

The Meditation 
は メンタル・アドベンチャー・マガジン というサブタイトルで
1977年10月創刊の季刊誌。表紙は 横尾忠則。
発行社の平河出版社は 桐山靖雄の阿含宗の関連会社だが
阿含宗の宣伝色はまったくだしていない。
オンライン古書店「東京図鑑」さんのページにも
ありました。http://www.tokyo-zukan.com/catarogue/27Magazine1.html

ビートルズの
1968年のインド旅行に代表されるヒッピー文化の影響が
10年遅れで日本にも上陸か というかんじのサイケデリックな雑誌。
ドラッグと宗教と音楽などが渾然一体となったあやしー雰囲気で
盛り上がってます。
松岡正剛さんもLSD体験者座談会にひっぱりだされてる(笑)

伝説的進化論生物学者、今西錦司と横尾忠則の対談なんてのも。
SF作家J・G・バラード・松岡対談も興味深い。
雑誌ならではの 異色対談。
人類の意識変革はありうるのか?という関心が
編集者、寄稿者に共通にあったわけですね。

さっきスーパーで買ってきたインスタントの「チャイ」を
飲んでましたが、こんなのも 当時のブームがきっかけでしょう。
インド旅行経験者が流行らせたんだろうな。
「精神世界」やエコロジー、イルカ、自然食、ジョギングとか
この時代が元になってる文化って けっこうあるもんですね。
オウム真理教やらドラッグ文化をはじめ その後の悪影響もいろいろ
ありますけどね。
まあ 音楽だけなら安全です。

インドの宗教や導師(グル)に影響をうけた音楽家は
アメリカなどのジャズ・ロック界にたくさんいました。
YMOの細野さんなんかもですね。

音楽と瞑想特集の 当時のLPガイドもなつかし。
ジャズ・ロック・現代音楽 という枠組みのない選出も
この時代っぽい。トリップします(トリップだって
言わないよなー いまどき)

コルトレーン、ドン・チェリー、ウエイン・ショーター、
マクラフリン、タンジェリン・ドリーム、
クラウス・シュルツ、小杉武久、武満徹、、スティ-ブ・ライヒ、
テリー・ライリー、イーノ

CD時代になってから聴いてないけれど 
また聴きなおしたくなった。

そういえば ずっと後に この文化のパロディー?
筋肉少女帯の「日本印度化計画」なんて歌も笑えました。
とびます とびます ♪
http://www.youtube.com/watch?v=Rq41H6mgt_I





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Last updated  2009.11.21 21:32:38
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