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2009.09.22

　個人的に、長妻さん、頑張ってほしいです。官僚の抵抗に屈さず、
本当に国民に必要な政策の実現に取り組んでほしいです。

　タイトルの子供手当ですが、これまでばらまきでは・・・？と
思っていましたが、先日あるきっかけで、意外と違うのかもと考える
様になりました。

　それは、ＴＶでみた、母子家庭の苦しい暮らしを伝える番組からです。
母は２３歳。３～４歳と年子位の２人の男の子のお母さんです。
子供が小さかったからでしょう。仕事も見つからず、というか、子供を
預けられないので働けません。なので収入が得られず、認可外にも当然
入れられない→働けない→公立保育園に入れない→働けない→収入８万
・・・。
　週に一度、彼女の母が夜だけ子供を見てくれるので、深夜の牛丼屋で
パートに出て、月１８０００円のこの収入が手当以外の唯一の収入。
　お金が入るとまずオムツとジャガイモ・ニンジン・玉ねぎを買う・・・。

　でも、彼女は（２３歳の彼女が！）「子供が本当に大切」「毎日２回公園に
連れていくことしかできない。いろいろ経験させたいのに。ディズニーランド
とかサファリパークとか、夢」という。
　誰にも愚痴らず、ひたすら頑張っている。

　ちょうど、ちょっとしたことで息子につらく当たってしまった私は、彼女の
言葉が衝撃でした。収入も一人前にあって、保育園も通えて、夫も周囲の人も
皆、息子を大事にしてくれる・・・恥ずかしくなりました。

　そして、子供手当。
彼女の家庭に子供手当が支給されたら、本当に助かるでしょう。生活保護の
母子加算も復活されるようです。
　子供手当は、ひとり親家庭、夫婦とも派遣等の家庭等々そういう収入の苦しい
家庭に広く援助する効果があるのではないでしょうか。
もちろん、派遣の問題、生活保護の問題、保育の問題など根本的な見直しも
必要なのですが。

　声を殺して耐えている人たちを支援する・・・これが政治、公務でしょう。

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