REDWOOD英会話スクールスタッフ日記

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July 14, 2021
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カテゴリ: オンライン留学

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今回の留学レポートでは、勉強に向かう態度を通して、大学で出会ったすごい人たちについて書いてみます。


その① アラブ系Aくん

前期のクラスって、担任の先生が「​ このクラスのメンバーは、本当にすごい人たちであふれてますね。 ​」と言ってたのですが、それは今思えばリップサービスではなく、本当でした。

その中でも、このAくんの頭のキレキレ度は、私の人生で出会った中でも1、2を争うんではなかろうか?と思うのです。

中でも目立つのは、「瞬発力」。


スポーツで例えてみると、

(私のスポーツ例え、相撲や柔道などいつも格闘技で、すまぬ...)

みんな柔道の初心者、ある日、稽古で「背負い投げ」を習ったとします。

そしたら、Aくんは、たぶん家で一人で猛稽古してきて、

翌日の稽古で、試合をしてみたら、普通に背負い投げを使って戦ってくる感じ。

通常は、昨日、習ったばかりの技を、今日、単体でやれと言われればできる人もいるかもしれないけど、試合でいきなりそれができるっていうのは、難しくない?

普通、そんなのできないよ!?

まあ、彼のそんな瞬発力も、家での一人猛稽古がないと発揮されないんだろうけど、

私の場合(一般人)、猛稽古したとしても、試合で 出ん !!( 千鳥ノブ風


授業中の態度も、果敢に挑戦するし、

質問も積極的で、また、それが「この人は、本当に頭がいいナ~(驚)」とホレボレするほどの、すごい球を投げてきます。

記憶力もいい(それもあるけど、授業の録画を何度も見てる&めっちゃ勉強してる)ため、

彼は私の​ 言語パートナー ​なのですが(彼と週に1度、2人で中国語をしゃべる会?をしている)、

「君は、クラスであの時、こういう質問したね。」とか

「君は、こう言ってたよね。」(←ものすごーくささいなこと)を覚えていたり、



私が「このアプリ(ANKI)、勉強にいいよ。」と勧めたら、翌日には、

「あのアプリいいね。すすめてくれてありがとう。」と早速使ってるかと思えば、

「こういう使い方してみたんだけど、すごくいいから、君もどうかと思って。」

と教えてくれた使い方が、予想の斜め上を超えてくる!

(&何年も使ってる私の思いもつかない)使い方で、オドロキの連続なのです。


しかも、私は、彼と一緒に勉強して、4か月になろうとしてるんだけど、

横で見ている私もわかるほど、みるみる上達してる!!

私も語学業界が長いですが、たぶん、彼ほど上達のスピードが速い人は正直見たことがないのよね。



と思っていたら、さもありなん、

彼は、自国の〇〇大学(東大みたいなとこ)で研究者をしていて、

中国語を勉強している理由が、コロナが収まったら、中国の大学で働いている自分の教授のもとで働きたいらしく、

しばらく、その教授の手伝いをしたら、自分は国にもどって、大学で教えることになると思う...なんて言ってる経歴の人でした。

だから、私がおしゃべりしてる時に、軽~い気持ちで、

「あなたの国の食べ物って、あんまり知らないから、今度、暇なとき写真送って。」なんて言ったら、

翌日、彼の国の食文化についてのリポートが A45枚の写真付きのPDF で送られてきた...​​​​


私としては、彼みたいな一般の人が食べたごはんの写真をち らっと見てみたいぐらいの熱量 だったんだけどナ~。

おかげで、いい勉強になったよ...


そして、彼の素晴らしいところは、頭脳の明晰さ&努力だけではなく、性格も素敵なんです。

ある意味、クラスの兄貴的存在で、みんなを引っ張ってくれるんだけど、決して出しゃばらず、

しかも、グループライン上で誰か困ったことがある場合に、

e.g. 大学の学習プラットフォームにログインできない、レッスンでわからないことがあった...

迅速に&わかりやすく問題を解決してくれ、しかも、それを押しつけがましくするわけでもなく。


実は、今回の夏期講習受講に至るまでもこういう経緯がありました。

前回のクラスで、担任のC先生の授業がすごくよかったので、なんとか、この続きの新規コースをやってもらえるように、大学と交渉しない?と、相談をAくんに持ちかけたのです。
(私の武術協会でのあだ名:Ms.交渉)

私の今までの経験だと、まあ、言い出した私が、相談相手の助けを受けつつ、自分がメインになって交渉するパターンなのですが、

Aくんは「よし、君の言いたいことはわかったし、僕も賛成するよ。じゃあ、僕にまかせて。」とさわやかに会話が終わり、

翌日、クラスメイト達に、その旨書いたグループラインを送り、賛同してくれる生徒を何人か集め、

学校側と交渉してくれたのですが、結局、新コースを開講するための定員数には達成せず、

「無理かな~」と希望も消えかけた私に、

「僕にもう一回まかせて。」とAくん。

通常は平日夜4時間コースのこの夏期講習(C先生ともう1人の先生で2時間ずつのクラス)に、

私たち前期のクラスの生徒のみ、C先生の2時間クラスだけを受けられるよう、

そして、前のクラスの教科書の続きからスタートするよう交渉してくれたのでした。

(だから、この夏はのんびり自分で勉強するつもり~なんて言ってた私が、こんなに​ 急遽、受講することになった ​)

私を含め、前期のクラスメイト達は、みんな仕事の合間に、授業を受けてたため、

毎日4時間というのは、ちょっと時間的にも難しく、2時間でなければ、あきらめてた人がほとんど。

Aくんの交渉力&兄貴力には本当に感謝しているのです。


将来は、なんだかすごい人になるんだろうな~、

そして、そのすごい人になる過程の一部を、こうやってそばで見られる自分の幸運さを誉めたいほど。


プラス、Aくんのことを書くならば、同じくメキメキ上達している、

前クラスからのもう1人の私の語学パートナー、イタリア人Mくんも、書かねばならず!




彼についても、また次回で書いてみますので、お楽しみに~☆



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Last updated  July 14, 2021 04:03:50 PM


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