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2018.05.19
カテゴリ： カテゴリ未分類
以前に投稿してから大分間が空いてしまいました(^_^;)
さて、今日は今月末に１→４株の株式分割を行うコシダカホールディングス（２１５７：東１）を取り上げたいと思います(^_^)v
コシダカホールディングスはもう１０年近く前から投資している銘柄でして、当時は１８万円台で投資した記憶がありますが、その後１：４００の分割を発表した辺りで全株売却（４０万円～６４万円位で売却）、２０１６年７月に２０００円弱で優待狙いで買い戻しましたが現在６８３０円を付けている銘柄になります。
２０１４年に１：２の分割を行っていますのでそれも考慮すると、最初に投資した時から３０倍以上の株価になっている「マンモス銘柄」になります(^_^)vまさか最初に投資した時にはここまでの企業になるとは思いませんでした。カラオケの店舗数はシダックス・ビックエコーを抜いて１位ですからね(^_^;)
主力はカラオケ事業「まねきねこ」とカーブス事業になり、両事業共に成長・拡大しています。上半期のカラオケ事業のセグメント利益は４５．４％増、カーブス事業も２．６％増となっており、表面上だけ見るとカーブス事業のセグメント利益の伸びが少ないように感じますが、カーブスの世界総本部を買収しており、その費用３２８百万円を計上しているため、これを除くと１６％増となります。
企業全体としては一時費用を計上しても第２四半期決算で経常利益３８億６千万円（前年同期比１８％増）となっており、好調な推移となっています。
特に今後も大きな成長が期待できるカーブス事業ですが、前述の通り「世界総本部の買収」の効果がこれから出てきます。総取得価格は１８４億円程と純資産額２４５億円からしても決して小さな金額ではないですが、従来はロイヤリティとマシン購入金額として年間約２０億円の支払いが発生しており、今後の事業成長によって更に負担が増えるのを考えれば買収自体は妥当だと思います。当該ロイヤリティを含めて単純合算した際の買収先の営業利益は１３億４千万円ほどとなりますし、「商標権の価値、のれんの償却期間については精査中」と書かれていますが、償却したとしても会計上はプラスになると思います。
また、最近はファンドが大株主の企業によく見られる傾向として「米国会計基準を適用してのれんの償却を行わない」企業が増加しています。収益が好調に推移しているときには問題ないですが、収益が低下した場合には巨額の減損処理を迫られる可能性があります。カーブス事業は「スポーツ・フィットネス事業」に属しており、今後の成長も期待できますので元々減損の発生可能性も低い事業だと思います。でもコシダカは償却方針となっていますし保守的な会計を行う方向なのも評価できます。
カーブスは日本国内では１８６０店舗の展開となっていますが、全世界ではマスターライセンス方式を中心として４５００店舗となっています。一時期は全世界で１００００店舗の規模にまで成長しましたがリーマン・ショックの影響で北米を中心に業績が悪化して店舗数も減少し続け現在に至っています。国内の店舗数はその間も増加していますが全世界的には対照的に減少してきており、現在は全体の店舗数の４割以上が日本となっています。
ただ、今回コシダカホールディングスが世界総本部を傘下に収めることにより日本で培ってきたノウハウを元に世界展開することができ、将来的な事業拡大を図れることになります。現在の株価はここ１年程でも大きく上昇していますが、今までの成長軌道や今後の成長期待を考えればウォッチしておいて安いところがあれば買いに入っても良いのではないかと思います。
私はＩＴ企業への投資は基本的にあまり行わないので株価３０倍企業に投資しているケースは非常に稀になりますが、地に足の着いた企業がこういう風に成長するのは嬉しいですね♪今後も期待しています(*^_^*)
さて、今日は今月末に１→４株の株式分割を行うコシダカホールディングス（２１５７：東１）を取り上げたいと思います(^_^)v
コシダカホールディングスはもう１０年近く前から投資している銘柄でして、当時は１８万円台で投資した記憶がありますが、その後１：４００の分割を発表した辺りで全株売却（４０万円～６４万円位で売却）、２０１６年７月に２０００円弱で優待狙いで買い戻しましたが現在６８３０円を付けている銘柄になります。
２０１４年に１：２の分割を行っていますのでそれも考慮すると、最初に投資した時から３０倍以上の株価になっている「マンモス銘柄」になります(^_^)vまさか最初に投資した時にはここまでの企業になるとは思いませんでした。カラオケの店舗数はシダックス・ビックエコーを抜いて１位ですからね(^_^;)
主力はカラオケ事業「まねきねこ」とカーブス事業になり、両事業共に成長・拡大しています。上半期のカラオケ事業のセグメント利益は４５．４％増、カーブス事業も２．６％増となっており、表面上だけ見るとカーブス事業のセグメント利益の伸びが少ないように感じますが、カーブスの世界総本部を買収しており、その費用３２８百万円を計上しているため、これを除くと１６％増となります。
企業全体としては一時費用を計上しても第２四半期決算で経常利益３８億６千万円（前年同期比１８％増）となっており、好調な推移となっています。
特に今後も大きな成長が期待できるカーブス事業ですが、前述の通り「世界総本部の買収」の効果がこれから出てきます。総取得価格は１８４億円程と純資産額２４５億円からしても決して小さな金額ではないですが、従来はロイヤリティとマシン購入金額として年間約２０億円の支払いが発生しており、今後の事業成長によって更に負担が増えるのを考えれば買収自体は妥当だと思います。当該ロイヤリティを含めて単純合算した際の買収先の営業利益は１３億４千万円ほどとなりますし、「商標権の価値、のれんの償却期間については精査中」と書かれていますが、償却したとしても会計上はプラスになると思います。
また、最近はファンドが大株主の企業によく見られる傾向として「米国会計基準を適用してのれんの償却を行わない」企業が増加しています。収益が好調に推移しているときには問題ないですが、収益が低下した場合には巨額の減損処理を迫られる可能性があります。カーブス事業は「スポーツ・フィットネス事業」に属しており、今後の成長も期待できますので元々減損の発生可能性も低い事業だと思います。でもコシダカは償却方針となっていますし保守的な会計を行う方向なのも評価できます。
カーブスは日本国内では１８６０店舗の展開となっていますが、全世界ではマスターライセンス方式を中心として４５００店舗となっています。一時期は全世界で１００００店舗の規模にまで成長しましたがリーマン・ショックの影響で北米を中心に業績が悪化して店舗数も減少し続け現在に至っています。国内の店舗数はその間も増加していますが全世界的には対照的に減少してきており、現在は全体の店舗数の４割以上が日本となっています。
ただ、今回コシダカホールディングスが世界総本部を傘下に収めることにより日本で培ってきたノウハウを元に世界展開することができ、将来的な事業拡大を図れることになります。現在の株価はここ１年程でも大きく上昇していますが、今までの成長軌道や今後の成長期待を考えればウォッチしておいて安いところがあれば買いに入っても良いのではないかと思います。
私はＩＴ企業への投資は基本的にあまり行わないので株価３０倍企業に投資しているケースは非常に稀になりますが、地に足の着いた企業がこういう風に成長するのは嬉しいですね♪今後も期待しています(*^_^*)
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