与乃登の霊障日記

与乃登の霊障日記

2006年03月01日
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与乃登へご相談をされた方の中にはこんな方がおられました。

ひどい腰痛に悩まされているといって男性が相談に訪れました。

与乃登「どうされました?」

男性 「二週間ほど前から急に腰が痛くなりまして、良くならないんです。」

与乃登「ぎっくり腰ですか?」

男性 「医者はそういうんですが、安静にしていてもちっとも良くならないので何か他の原因があるのではないかと思いまして。」

与乃登「そうですか、少しご祈念をしてみましょう。」

与乃登は痛みに良く効くと言われている短い祝詞をあげ、男性に腰に手を当てた。

男性 「あ、暖かくなってきました。」

与乃登はしばらく腰痛の原因を霊視していた。
ふと、与乃登の脳裏に不思議な映像が見えてきた。
これは釘だな。
柱に釘でも打ったのか?

与乃登「あの、最近柱に釘を打たれましたか?」

男性 「は?柱に釘ですか?」

与乃登「柱でなければ、木材のような物だと思うんですけど。」

男性 「あぁ、そういえば、打ちました。柿の古木の板に釘を打ちました。でも、それが何か?」

与乃登「さぁ、分からないのですが、あなたの腰を視て居ると見えてきました。」

男性 「そういえば、ちょうど腰痛が始まった日に打ちましたね。まさか、関連があるとでも?」

与乃登「さぁ、関連があるとは分かりません。ただ、そう見えただけですから。」

男性 「あぁ、でも、関連があるかも知れない。」

与乃登「何か思い当たる節でも?」

男性 「その板はテーブルにでもしようかと言っていたほど結構大きいんですが、元は神社の境内に生えていた物なんです。」

与乃登「ご神木ですか?」

男性 「いえ、ご神木という扱いではなかったと思いますが、台風で倒れた物をいただいて製材した物で、中央が黒く変色した希少価値の高い物です。」

与乃登「そうでしたか。」

男性 「いま、家に弟が居ますから釘を抜いてもらいますわ。」

男性は家に電話をして釘を抜いてもらう段取りになった。

男性 「あぁ、なんだか楽になってきました。」

与乃登「そうですか?それは良かった。」

男性 「いやぁ、まさか釘を打ったのと関係しているとは思いませんでした。」

与乃登「やはり、ご神木だったのでしょうかね。」

男性 「そうなんでしょうなぁ。釘なんぞ打たずに大事にしろと言うことでしょうなぁ。」

与乃登「ま、原因が何であれ、腰痛がましになったのでしたら良かったですね。」

男性 「不思議なこともあるもんですな。」

男性は納得できない顔をしながらも普通に歩いて帰っていった。

しばらくしてこの男性から電話があった。

与乃登「その後どうですか?」

男性 「おかげさまでどうもありません。」

与乃登「それは良かった。」

男性 「それが、友人の腰痛も治らんのです。連れて行ってもよろしいか?」

与乃登「はぁ、どうぞ。」

まさか、また、とんでもない原因なのだろうか。
そう、とんでもない原因だったのです。

この続きは明日と言うことで。






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最終更新日  2006年03月01日 18時20分45秒
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