与乃登の霊障日記

与乃登の霊障日記

2008年10月02日
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与乃登へご相談をされた方の中にはこんな方がおられました。

ある2代目社長が、事業がうまく行かないと言ってご相談に来られました。

与乃登「どうなさいました?」

社 長「はい、実は視て頂きたいことがございまして。」

与乃登「会社のことですか?」

社 長「そうなんです。どうしてもうまく行きません。私には理解できないことがありまして。」

与乃登「と、申されますと?なにか不思議なことでも起こっているのですか?」

社 長「はい。祟りではないかと思うのです。」

与乃登は社長の運気を調べてみた。

与乃登「そうですね。今の時期、財運も、経営に関しても悪い時期ではないですね。」

社 長「はい。悪い材料は何もないのです。でも、次々と契約がつぶれ、嫌がらせなどのトラブルに見舞われています。」

与乃登「思い当たる節もないのですね?まるで呪われているみたいだと。」 

社 長「いえ、思い当たる節はあるのです。」

与乃登「では呪っている相手をご存じなのですか?」

社 長「おそらく間違いはないと思うのですが、しかし・・・。」

与乃登「何でしょうか?」

社 長「相手は亡くなっているのです。」

与乃登「残留思念ですか。」

社 長「いえ、今も呪っていると思います。だから、祟りだと思うのです。」

事の起こりはこうだ。父親である先代社長が病気の兄、長男を救うため、ある祈祷師に救いを求めた。評判のよろしくない祈祷師は自分の所属する宗派に改宗を進め、先代社長夫妻は熱心に信心をしたが、甲斐無く長男は亡くなった。次男である2代目社長は菩提寺の住職の薦めもあって、改宗しなかった。祈祷師は2代目社長にも強く改宗を迫ったが、拒否しトラブルとなった。

社 長「私が、2代目を継ぐことになってから、祈祷師の嫌がらせが続き、菩提寺のご住職にお願いして、護摩焚きをして、押さえていたのですが、ご住職が高齢のため亡くなられてから、いっそうひどくなりました。しかし、今年の春先に当の祈祷師が亡くなったのです。ようやく解放されると喜んだのですが、トラブルが収まりません。」

与乃登「そうでしたか。今でも祟っていると確信されているのですね。判りました。視てみましょう。」

早速、与乃登は神前に座って、霊視に入った。
すると眼光鋭く、仁王立ちの汚れた袈裟を着た僧侶が現れた。

与乃登「破戒僧だな。何が欲しい。」

破戒僧はただ、与乃登をにらみつけた。

与乃登「地獄におわすか。ならば、この世に戻られよ。」

与乃登は抵抗する祈祷師を捕まえ、この世に戻した。
そして間髪を入れず、あの世へ送り返した。

そのとき、祈祷師は不敵な笑みを浮かべ、一言つぶやいた。

与乃登「あっ!」

この続きは明日と言うことで。











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最終更新日  2008年10月02日 18時15分29秒
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