自転車に乗ろうよ!

自転車に乗ろうよ!

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2004年06月27日
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テーマ: 自転車(13033)
カテゴリ: カテゴリ未分類
三度目にしてやっと!湘南平を制覇。
今年の目標のひとつである、湘南平完走(目標小さすぎ?)、
かな~り嬉しい!!

本当はTさんとサイクイングの予定が、予定外の残業のため
Tさんの体調・モチベーションともに「一緒にサイクリング」には
ほど遠くなってしまい「湘南平、車で伴走OK」ということに・・・。
Tさんと一緒なら鎌倉の山でもいいかな、と思っていたが
「湘南平」と言われちゃ、登らないわけには参りません!!
それに、トゥクリップ(&普通のスニーカー)からビンディング(&シマノのシューズ)に変えてからというもの、
坂らしい坂は登っておらず、ぜひ試してみたい、という想いもあった。

でも、坂を登る時の顔って、そりゃ~も~人様にお見せできる顔ではない。(話にならん!)
だから、一応、8時前に「これから湘南平にむかいます」と
Tさんにメールしたものの「登り終わってから来てもらえればいいかな」くらいの気持ちだった。
湘南平ふもとまで、うちから10km弱。
R1をゆっくり、体力温存して進む。信号待ちで角の家で、
ロット振ってるおじさんに
「俺も乗ってるんだよ!!・・・どこ行くの?湘南平?!がんばってね!」
など声援をもらったりして朝から(珍しく)モチベーションが高まる。

「湘南平→1.5km」の木の看板、ここからが本格的な登り。

「今回もまたダメなのかな・・・
いや、今はアウターギアだし、今回はビンディング。
それに苦しくなったらインナーに!もし途中で降りてしまったら、またやり直そう。できるとこまでがんばってみよう」

こんな想いでクネクネカーブ突入。
いつも降りてしまう老人ホーム前にさしかかる。
「降りるな、堪えれ!」
ここでダンシング&インナーギアに。後ろはまだ半分残っている。
カーブもかなり勾配があるが、カーブを過ぎるとさらにキツイ長~い直線(300mくらい?)。
しかし、老人ホーム前を越えると「!!越えた!・・・絶対いってやる!」
サドルにしっかり座り、少しでもキツイと感じたらギアを軽くする。
一度、直線終了の公園を見るが、めちゃ遠く感じる・・・公園到達まで見ないことにする。
幸い?坂は私ひとり。まさに自分との戦い。「回せ!引け!」と脚に念じ、ハンドルは引かずに進む。
汗がぽろぽろ、そのうちダクダク、ハートレイタモニタなんて、胸からとっくにずり落ちて腹で計測中。
でも、この直線が終わればあとはたいしたことはない。
「あと少し」
あえて上を見ず、アスファルトを踏みしめ、登る。
もう限界!と思った時、目を上げると公園まであとわずか!力をふりしぼりダンシングで登る・・・公園通過!!
「やった・・・!」
あとは力まなくとも登れる。「ついに登れた」という喜びでいっぱい。それでも湘南平駐車場までがんばる。

駐車場から湘南平の広場へ入る。充実感と共に汗が噴出した。
ギアは後ろがまだ一枚残っている状況。時間は20分かかっていない。心拍数はMAX188。
Tさん、Оさん、ジブままさん、Nさんへメール
「湘南平、制覇!」

クリートのネジの詰まりをほじくりながら休息20分ほど、
Tさんが車でやってきてくれた。
「すごいじゃん!証人&タイム計るから、もう一回やろうよ」
「は~い!」
駐車場で別れ、ひとり、さっききた道を下る。
「もう一度、登りきれる?Tさんに、最初から伴走してもらわないと、登れないんじゃない?」
そんな不安とともに。
登りの顔を見られるのは嫌だけど、一度登れた達成感から、
人が見ていないとがんばれないかも、そんな不安だった。
約束通り、「湘南平→1.5km」の看板前で電話を入れる。
「20秒後、スタートです」
ギアがアウターにあることを確認し、正確ではないと思うが20秒後、
微妙な坂&カーブから登り始める。ビンディングがうまくはまらず少し焦るが、左足が「カチャッ」といった瞬間、
「行くで!!」

しかし、カーブと急坂、早くも「げっ、ヤバイ?」
カチャカチャッとインナーに。「こんな早くから?大丈夫?」
前方に、ママチャリを押して歩くおじちゃんの姿が。
「ヘタレな走りを見せるわけにはいかぬ!あのおじちゃんを、抜かす!」
おじちゃんを抜かしたのは、直線に入ってから。ますます、
「ここで降りるわけにはいかない!!」
また、下を見て登る。チェーンとギアと自分の脚と、なんともいえない音を聞きながら、「どれくらい登った?1/3?」
右手を見やり、上を見ると、やはり1/3程度。それと、Tさんの姿が公園のあたりにちらりと見える。
これは大きなプレッシャーと、励みとなる。
「絶対、登りきりますよ!!!」
正直、苦しい。何の為に登るわけ?!もう恥も外聞もありゃしない。登るのみ。
公園に到達。
「すごいじゃん!ここで中休み?」というTさんの声がかかるが、「がんばりますよ」←息も絶え絶え
ここを越えれば力まずとも・・・の坂だが、やはりそれなりに力はいるわけで。
Tさんの車が軽々と私を追い抜いていくのを見ると、「はぁ~」
それでも、我慢、我慢。直線を登りきったのだから、あとは完走あるのみ。
駐車場に到着!
「12分50秒」「・・・あぁ、そうですか・・・」←死にそう
片足をはずし、広場へ。
おでこと前髪に水をぶっかける。しゅうしゅう・・・と音をたてて水蒸気が上がる(そんな感じ)。
タイムはけっして速くはないが、自分的には「あれ!そんなもんですか?ホントに!?」とまぁまぁ。
体の軽量化を図り、10分切って登れるようになりたい。

もう一本、やろうかな・・・という気分になったが、2本登れば上等、やめておくことにする。クールダウンを兼ねて坂を下ることに。
ヘルメットをTさんに預け(交通量も少なく、無茶をしなければ転ぶこともないため)、髪をほどき、湘南の緑と初夏の風を堪能。
「湘南平→1.5km」の看板まで下り、自転車を分解。
前輪をはずそうとタイヤに手をかけると、リムが熱い。ずっとブレーキをかけていたせいだ。こんなに熱くなるなんて思わなかった。

Tさんの車で、一路、カレー屋「GARA」へ。
残業で自転車に乗る気分ではなかったTさんだが、私が達成感でイキイキと充実しているのを見ると、
「いやぁ~、車は実に不健康だね。自転車に乗らないと、やっぱり、ダメだね」
次回は、ご一緒に湘南平制覇しましょうね!
Tさんのゴチのカレー、とてもおいしかった!ありがとうございます。


次はヤビツ完全制覇!


湘南平を登れたことは、大きな励み。
少しは「自転車乗り」に近づけただろうか。





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最終更新日  2004年06月29日 01時58分16秒
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