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わたしの親は一見、親のかがみとも言える様な親の雰囲気でした。
子どもから見て、完璧だと思えたのです。
その当時のわたしは、あれぐらい大人になったらならなくてはいけないと、ずっと思い込んで生きてきました。
しかし、わたしが段々本当に大人に近づくにつれて、親の生き方が正しいとは思えなくなりました。
父親は、日中は農業をやり、夕方からは、ホテルの課長として、深夜2時ぐらいまで働いていました。
母親は、朝早くから、わたしたちの世話をしながら、農業を一緒にやり、父親が夕方の仕事に出かけてからは、一人で農業の続きをやっていました。
さらに、冬の農閑期には、魚屋にパートにでていました。
つまり一見働き者の両親にわたしには見えていました。
けれど、この生き方は辛いぞとうのが端々に分かる様になりました。
なぜかというと、父はアルコールに溺れていたし、母やその父からDVをうけていました。
それを見てきたわたしは、大人になったら、朝から晩まで働くものと思っていました。
実際就職して本当にそれを実行してかなり働きました。
当時、残業は当たり前で、時には、36時間連続勤務なども経験していました。
しかし、わたしもそれに耐えきれずに、いつしかうつ病になっていきました。
うつ病が教えてくれたのは、その生き方ではダメだという事です。
ロボットの様には生きられない、わたしは人間だと教えてくれたのだと今は思っています。
それから、わたしの考え方が変わり、そういえば、両親も人間としては上手く行っていなかった事を思い出しました。
人は、ロボットの様に働いたり、生活してはいけないと実感しました。 より人間らしく、自分の感情をちゃんと表現する事も大事だし、笑ったり、泣いたりしながら、嫌な事は嫌だと表現しないといずれおかしくなってしまうんだと思いました。
わたしはそれが分かってから、本当に泣いたり、笑ったり、起こったりを隠さず表現する様にして、自分の子ども達を育ててきました。 それが良かったのか、子ども達は、とても感情豊かに育ってくれていて、楽しい時にはゲラゲラ笑い合える親子になれています。
人間は、ロボットにはなれない、これからも人間らしく生きたいと思っています。
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