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台湾人ママのほとんどは、中国語を大切にしていて、子供がアメリカのパスポートしか持っていなくても、華人である限りは、中国語の読み書きもきちんとできないと恥ずかしいし、将来、外国の大学に行くにしても、外国で仕事をするにしても、中学卒業程度の中国語は、必須と考えている人が多いです。華人であることに誇りを持っていて、華人の文化を大切に思っているんですよね。そして、中国語の読み書きは、本当に難しいと口を揃えて言います。これは、私も賛成。全部漢字なので、小学校1年生から、バンバン難しい漢字が出てきます。そして、作文は、書き言葉で、話言葉とは全く違う。そして、「成語」。これは、とにかく覚えるしかない。中学校卒業程度の中国語は、もちろん新聞を読むのにも、不自由のないレベルです。私も、気持ちとしては、子供にできる限り日本語を教えたいし、読み書きもできれば、それはもちろん嬉しいんですけど、今年8月には、インターの1年生になるリンリンに、どこまで日本語教育できるのか、本当に疑問です。とりあえず、ひらがなは読めるんですけど、英語の読み書きが入ってきて、さらに、英語の本が少し読めるようになってきたリンリンは、カルタ一枚読むのも、めんどくさいって感じで、絵本どころではありません。お話を聞くのは、好きですけど、彼女の質問からしても、基礎的な単語を聞いてくるので、多分、理解の程度は低いと思います。日本語教育は、中国語に比べて、はるかに簡単だと思うんですけど、それでも、日本語に力を入れるとなると、学校の勉強、英語、バイオリン、どれかを犠牲にしないと成り立たないと思います。でも、どれも、犠牲にしたくないんです。別に、学校で上位の成績じゃなくてもいいけど、英語は、学習言語だから、第一言語でなくては困るし、バイオリンの練習はどんどん、時間も質も増して行きます。どこか後ろ髪を引かれるような思いで、娘二人の滅茶苦茶な日本語に妥協しつつ、カルタを読ませてる、今日この頃です。
2008.01.30
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うちの子たちは、日本語もかなり下手で、このまま行くと、成人まで日本に住む期間も、海外生活より短い可能性も出てきました。というわけで、帰国時には、できるだけ日本的なものに触れさそうと考えているんだけど、もしかしたら、猫に小判かしら・・・。例えば、今回、帰国時は台湾人の友達も連れて、京都に行きました。まず、京都御所を参観したんですけど、これは前もって申請が必要で、うちのダンナが、苦労して(ネットでできるんですけど、台湾人の名前も入力しなければいけなかったから)してくれました。私としては、あのお庭を見るだけでも、十分価値があったんですけど、子供たちの反応は、「つまんない」でした。その前々日にユニバーサル・スタジオに行ったもんだから、期待はずれだったんでしょうね。それから、祇園の某料亭のお座席で懐石料理を食べたんですけど、子供たちにも、一人ずつ、2千700円某のお弁当を頼んだんです。もちろん和服を着た、仲居さんがお部屋に通してくれて、正座でご挨拶。床の間にもきれいにお花がいけてあって、さすがだったんですけど、花瓶は真っ先に片付けられました。(それはそうでしょうね)お料理は、とてもおいしかったんですけど、子供たちは食べきれないですよね。それは、想定内のことでしたけどね。そして、三十三間堂の千手観音を見に行きました。台湾人の男の子は、観音さまが、沢山並んでいる様子を見て、「兵隊だ」って言っていました。リンリン、メイメイ、君たち、母はいろいろ考えているんだよ。何か学んでくれたよね??
2008.01.24
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リンリンの冬休みに合わせて3週間、日本に一時帰国してきました。今回の、ビッグイベントは、最後の5日間、台湾からお客様が来て、私の実家に泊まった事です。その台湾からのお客様と言うのは、リンリンの元同級生の男の子とそのママ、そして、メイメイと同い年の弟です。私の実家は大阪なので、ユニバーサル・スタジオに行ったり、足を伸ばして京都に行ったりしました。リンリンのそのお友達は、中国語と英語しか話せないんですけど、一日、リンリンとメイメイと一緒に保育所に預かってもらったんです。毎日、連れて歩くのも大変だし、子供たちも一日中休みをと思ったからです。問題は、3歳と5歳のその男の子たちが、初めての日本の保育所で、問題なく過ごせるかってこと。でも、全くの杞憂でした。そのたくましいこと!!おもちゃを見つけて、さっさと遊び始め、ママに、「先生におもちゃで遊んでいいか、まず聞きなさい」って注意されると、なんと中国語で、尋ねていました。先生には、もちろん通じません。むしろ、日本人の子供たちのほうが、この子達、一体誰って感じでひいていました。ママとさよならする時も、全然動じず、いくら、リンリンとメイメイと一緒だからといっても、全く不安を感じていない様子に、私はびっくり。保育所から帰ってから、リンリンは、保育所で先生の言ったことを、お友達に中国語で説明してあげたと自慢げに話していましたが、本当はあまり必要なかったかも。華僑はどこでも生きていけるって、血なのかしらって思った瞬間でした!
2008.01.21
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