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職員室ですること。食べること、飲むこと、おしゃべり。中でも大好きだったのは、休憩時間に飲む紅茶。フルーツティにカンディス(ちっちゃな粒の氷砂糖)を入れ、スプンでくるくるとかき混ぜ、溶かす時間がとても好き。なんだか優雅でとってもプリティ。くつろいだ気分は、みんなの会話に入っていくきっかけの瞬間を、見つけやすく助けてくれたような気もします。また、月に1度、職員会議があり、(私にはまったくちんぷんかんぷんで、何か別のことぼんやり考えたりしてましたが。)その場には、ケーキやクッキーやコーヒーが用意され、とってもくつろぎ気分での会議です。職員数が20名弱というラフさも手伝ってか、食べたり飲んだりまったく自由で、「あ~、なんて素敵な会議!」と毎回感動でした。楕円のテープルを囲んでの会議の時間は、だんだん外が暗くなるにつれ、キャンドルの炎*が活躍します。この演出がまたとても素敵。静かに明るく、人の心の温もりまでを映し出すような雰囲気を作り出してしまうのです。そのほかにも、毎週金曜日は職員が交代で朝食を準備し、(パン屋さんでパンを仕入れたり、ハムやチーズや果物を調達してくるのです。)休み時間にみんなで頂くというお楽しみなど、職員室にはいつも、いろんなお楽しみが用意されていました。*キャンドルの炎・・日本では蛍光灯が主流ですが、ドイツの家庭ではまず、蛍光灯はありえません。どの家からも、もれてくるのは、暖かな白熱灯の明かり。明かりひとつで、世界の見え方がまったく変わってしまうこと、暮らしの中で、とても大切な要素だと感じます。(・・つづく。)=hoiku-nikki=そういえばね、うちの保育園でもなにかといえば、集まってお菓子食べてる。みんなでお茶する時間って、和むよね。
Feb 11, 2008
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今日、2aでけん玉遊びをしたときに、クリストファーが、ちょっとみんなと違ったポーズでがんばったのを、みんなが笑ってしまい、当のクリストファーが、悔しくって泣いてしまうという、ちょっとしたハプニングがありました。私はそれを見ておろおろしてしまったのだけど、どうにか収まり、(2度目はみんなの掛け声が飛んだ!)心底ホッとしました。こういうとき、大人はどぎまぎさせられる。このクラスでは、けん玉がカチンッて音を立てただけで、手をたたいての、やんややんやの大喜び。みんなが挑戦し終わると、必ず、「Frauラウベ!」と、担任の先生の名前が挙がります。まったく、個性をみんなが100%のびのびと発揮している、ゆえにうるさいクラスでもあるのですが、この団結力ととびっきりの明るさ、いったいどこから生まれてくるの?ところで、泣くと、といえば、もう始終、学校のどこかで誰かが泣いてました。最初は心配になって、慰めてあげなくちゃ、なんて思っていたけれど、あまりたくさんの子どもが泣くので、なんだ、「泣く」というのは、ごく素直な感情表現に過ぎないのか、笑うのと一緒なのか、と思い直しました。そのときの、悔しい、などの気持ちを味わうことのほうが大切なのか、って。いずれにしても、素直に泣けるということは、素晴らしいことなのではないかと、しあわせなことなのではないかと、思ったのでした。そんなときにはやはり、ケースバイケースの思いやりが必要です。=hoiku-nikki=にちようび。庭の栗の木の枝先に、めじろが1わ、2わ、3わ。飛んできて、飛んでった。「もう春だよ~」って告げにきたのかしら!?(だんなさんには、もう1羽見えたらしい。)ひよひよ、鳴いてます。
Feb 10, 2008
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毎週木曜日の3,4時間目、私はマルグレートのクラスで、日本で言うところの図画工作、のような時間を手伝ってました。毛糸を編んだり、工作したり、絵を描いたり。子どもたちの大好きな時間。作業の苦手な子どもを手伝ってあげたり、時には一緒になって試みたり、私自身にとっても、学校時代の追体験みたいで、とっても楽しい時間でした。友達みたいな先生みたいな、不思議な存在感は、子どもたちにとっても、面白いみたいで、これを機会に、特別の信頼と愛情を得られたよう。子どもたちへの動機付け、ほめたり励ましたりアドヴァイスしたりって、ホント、楽しい!(・・つづく。)=hoiku-nikki=今日はお母さんたちも、エプロンして、一緒にお豆腐作り。昨日、もう7時前、お迎えに来たママ、「今からエプロン買いに行かなくちゃ~!」。おっ。キッチンデビューか!?エプロンって、お箸置きみたいに、使うとよさがわかるのだ^^
Feb 9, 2008
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各学年ごと、先生たちの選んだ目的地へ、お弁当*を持って今日はみんなでバス遠足。私たち3年生の目的地は、まず、大きな湖。湖に着くと、その湖についての説明を聞きながら、その周囲をぐるりと歩き、まずは学習。(理科?)その後、近くを小川の流れる森の中で自由に昼食。再びバスに乗り訪れたのは、広い、動物園兼遊園地。クラスごと、動物を見学して回ったあとは、自由時間。慣れた様子でぱーっと、目的のアトラクションへと散ってゆく子どもたち。どの乗り物も、乗り放題。しかし。中には、係員のいない、だけど、すごいシステムの乗り物も・・。(遊びたい子どもたちが集まって、自由に操作して楽しんでたけど、ちょっと日本じゃ考えられないよ・・。危険!!)もちろん、動物好きの子どもたちは、カンガルーやワラビーの放し飼いコーナーで、柵の中に一緒に入っちゃって、エサをあげたり、触れ合いを楽しんでる。その頭上を、レールを足こぎで進んでく乗り物に乗った子どもたちが、手を振りながら、通り過ぎる光景。お土産買って、おやつを買って、写真を撮って。自由だ・・。すっかり満喫した子どもたちは、約束の時間をきっちり守って集合。そんなこと、3年生だって、当たり前なのだ。*お弁当・・こっちの子達のおべんとは、みんなかどうかは知らないけれど、野菜丸ごと入っているよ。昔の経験でも、あったんだけど、ここでもやっぱりね、学校は午前中なので、昼食は基本的に帰ってからなんだけど、10時過ぎとかにある休み時間が、食事の時間になっていて、パンとかジュースを買ったりするの。けど、タッパにおべんとの子もいて、中には、にんじん1本とか、かぶが1個とか。それを、生で、かじる!思い出しても嘘みたいだけど、私も日本へ帰るときに作ってもらったおべんと、汽車の中で感傷に浸りながら、開けたら、生のにんじん入ってて、笑っちゃったもの。ほんと。(・・つづく。)=hoiku-nikki=もうすぐ保育参観。「はらぺこあおむし」という、超有名な絵本を読んで、秋に集めていた葉っぱを使って、毛糸とパンチで”はらぺこあおむし”作っちゃいます。隣のクラスでは、大豆から豆腐を作るの。にがりの量が、微妙。香りがふわ~ってして、手作りはおいしい^^!
Feb 8, 2008
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学校で子どもたちと過ごす日々は、子ども大好き☆〃な私にとって、毎日が新鮮で驚きで楽しくて、しあわせでした。3,4年生の子どもたちの時間割には、AGという必修クラブの時間があり、私は「陶芸クラブ」にちょこちょこ顔を出してました。(土をこねて、いろんな形を作り出し、それを電気窯で焼いて、カラフルに色を塗り絵付けして本焼きして出来上がり。)4年生となると、ちょっとだけ、会話も大人らしくおませになっちゃいます。「ユリは映画俳優では誰が好き?」とか。あるとき、「どんな音楽が好き?」と、おしゃまな男の子4人組にたずねられ、ちょうどそのとき、毎日のようにラジオから流れてるのを聴いてて大好きだった、マドンナの『アメリカン・パイ』のタイトルを言うと、「a long long time ago・・」と、彼らは歌い始めたのです!とってもきれいなハモリに、私は本当に感動してしまいました。と同時に、ドイツ語を母国語としながら、4年生で、英語の歌詞を歌ってしまえる彼らの環境が、とっても素敵に思われたのでした。(・・つづく。)=hoiku-nikki=しあわせな時間。それは、「お給食」と「おやつ」。ぱくぱくとみんなが食べて、もぐもぐとわたしが食べて、とくにおやつなんかは、満面の^^だったりするので、(なんか、しあわせ~)って、ふとふと、思うのです♪
Feb 7, 2008
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もうすぐクリスマス休暇というある日、一足早く、マルグレートのクラス(3a)では、クリスマスの手紙の交換がされました。同じクラスのある誰かに宛てて書くのだけれど、誰が書いた手紙なのかは秘密、というお楽しみの手紙。私宛に書いてくれた子どもの手紙はとても素敵な内容で、もらった私は涙々。(マルグレートに字体でこっそり教えてもらっちゃったけど。)最高のプレゼントでした。来年はもっともっと楽しい授業ができるよう、子どもたちのためにがんばろう、と、強く決心したのでした。みんなの温ったかハートをいつも感じながら、ホットな私であり続けたい。こんなにたくさんの暖かな人たちに囲まれ、私はしあわせ。プレゼントをもらってうれしいこと。人の心にしあわせを・・。(・・つづく。)
Jan 25, 2008
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子どもたちはみんなとても親切。「ハサミ持ってる?」と、1ばん前に座ってる子どもにちょこっとたずねると、1ばん後ろに座ってる子どもがダッシュでやってきて、「はい!」と、手渡してくれるほど。今日も私が黒板の前で、白チョークを探していたところ、クラスの半分くらいの子どもたちがいっせいにだーっと黒板の前までやってきて、一緒に探し始めてくれました。私はその光景が、ありがたいやら、思わずあっけに取られてしまい、あまりのみんなの親切に、微笑ましくって、笑ってしまってました。(・・つづく。)=hoiku-nikki=目薬の話。仰向けに寝せて、目薬をちょん。「(おめめ、)パチパチして~?」パチパチ・・そのまんま両手を合わせ、拍手したかぢゅ。かわいいよ!
Jan 24, 2008
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雨の休み時間、にもかかわらず、子どもたちは外でサッカーをしたり、元気いっぱい遊びます。こちらの人たちは、多少の雨などものともしません。一度、「どうして傘を差さないの?」と尋ねてみたことがあったのだけど、はっきりとした答えは返ってきませんでした。質問の意味自体、わからなかったのかも。足早に流れ去る雲間からは時々、青空ものぞきます。「ほら、白い月よ」と、空に浮かぶ不思議な丸い影を子どもに示すと、それは、厚い雲に透けて白く見える、太陽でした。(・・つづく。)=hoiku-nikki=「まんじゅう、まんじゅう」足元に絡みつくゆーたん。そういえば、昨日、『だいふくとだんごはどうちがう?』という紙芝居したなー・・。今度はひーくんの後姿に向かってドン!「おしりまんじゅう☆」ちがーう。それを言うなら、「おしくらまんじゅう」だよ^^。・・おしくらまんじゅうの話も、してたのでした。
Jan 23, 2008
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多くの女の子は、自分だけのポエジーアルバムを持っています。これは、小学校の低学年くらいから、自分の家族や親戚、学校のお友達や先生など、身近で大切な存在の人から、詩や言葉などを贈ってもらう、記念帳。人生について、哲学的な言葉がたくさん書き入れられていることには、さすがドイツ、哲学の国、と感心してしまいます。それが子供同士の贈る言葉でも、機知(ウィット)に富んだ言葉がいっぱい。1枚1枚のページには、愛がいっぱい込められていて、子ども時代の宝物になることは間違いありません。私もつたないドイツ語で、子どもたちへの応援メッセージみたいの、書かせてもらい、喜ばれました。私自身も、たくさんの素敵な言葉を、子どもたちや先生から頂いて、本当にそれは、宝物です!(・・つづく。)=hoiku-nikki=今日はお誕生会。時々バイキング。リボンをつけてもらった子どもは1日誇らしげ。
Jan 22, 2008
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「なぞなぞ」・・バスの中でのなぞなぞ遊び、言葉遊び。その土地ならではの面白い発見があること請け合い。例えば、こんなことがありました。問題:いつも家の中にいるのは誰?答えは、かたつむり。なのですが、「キリスト!」なんて答えが飛び出すあたり、さすが、クリスチャンの国。「なべなべそこぬけ」・・♪な~べ~な~べ~そ~こぬけ、そ~こがぬけたらかえりましょっ。この遊びが子どもたちには大人気。ヴァージョンを変えて、とーりゃんせの遊び方でこの歌を歌ったり、子どもたちが勝手に遊びを発展させてってくれ、そのうち、♪な~べ~な~べ~・・と、覚えて歌いだす子もいたり。よく催促された遊びでした。 * * *遊びのコツ。どんな遊びも、全員参加。みんなが楽しいかな?って、観察してあげること。つまんなさそうな子がいたら、その子の心に寄り添ってあげたり。どんな理由があれ、こちらがいつも笑顔でいたら、その子にとって、私の存在は、勇気や希望のもととなり、いつか信頼のような絆が生まれてること、何度も何度も感じたものでした。みんなが楽しそうだったら、本当にうれしい。そんな、遊び方。(・・つづく。)photo:にっこりー^^=hoiku-nikki=寒くて外では遊べない。お部屋の中ではキーキーギャーギャーエンドレス・・。
Jan 21, 2008
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「じゃんけん」・・こちらにも、日本のじゃんけんによく似た遊び、”シンシャンション”というものがありました。(ジャンケンポンに似てる!)でも、種類が日本のグー・チョキ・パーより1つ多く、誰が勝ちかを決めるというより、1回1回出し合って楽しむタイプの遊び。相手が石を出せば、こっちは紙で包む、相手が何とかだったら、こっちはドンドンドン・・とか。(記憶がもうおぼろげ。)いつまでも、永遠に続けられるじゃんけん、といったところ!?「おちゃらかほい」・・お互いに手を合わせて打って遊ぶ遊びはこちらにもあったのだけど、やっぱり、唄のメロディやリズムが違うと、新しい遊びになるみたいで、みんな興味津々、覚えようとしてくれました。(・・つづく。)photo:summer girls=hoiku-nikki=『バムとケロのさむいあさ』知ってます?おとなも大好きな絵本。絵が小さいし、小さな仕掛けがたくさんだから、読み聞かせにはどうかなー・・と、思っていたけど、「これがいいー」と、持ってきたので、読んでみると、みんなけっこう、聞いていた。あひるのカイちゃんが池で凍ってしまう、楽しい絵本。
Jan 20, 2008
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「あやとり」・・あやとり、ゴム跳びは、遊び方こそ違えど、ドイツの女の子たちの間でも、時々見かける遊びでした。ジーパンのポッケなどからそっと取り出し、”橋”なんか作り始めたら、みんな集まってきて、「私も私も」と、喜んでました。「あのひも持ってる?」子どもたちからも催促される人気者でした。「ハンカチ取り」・・ドイツでは、ハンカチを持ち歩いてるのは私だけ?というくらい、みんな、ハンカチよりもティッシュ派。そこでハンカチ取りは珍しいみたいで、教えて遊んでみると、「やった!」「悔しいィ!」と声を上げながら、みんな喜んで遊んでました。ハンカチはしわくちゃになってしまうけど、子どもたちの喜びには代えられない!(・・つづく。)photo:この子は、個性派クリスチーネ。とってもマイペース。とことん夢中になってしまうタイプなので、いつも出遅れている。(彼女の中に、時間配分という言葉はない。) * * *1・2年生には「はる」、3・4年生には「春」。自分だって習ったこともないのに、姿勢を正して、筆は立てて持ち、紙を押さえて・・などなど、しっかり指導してしまった。けどけど、これがまた個性が出る!彼らにとってはほとんど『絵』なんだけど、太い字、細い字、遠慮がちな字、でーんと主張する字、注意深い字、エトセトラエトセトラ・・。楽しかった☆〃=hoiku-nikki=夕べの食卓は、野菜やハム、鮭、大根の漬物・・「あれ、これって、ニンジンとキャベツときゅうりだけだねー、買ったの。」そう、お米もお茶もぜ~んぶ、先生たちや園児やその他、いただき物なのでした・・。すごい。感激。
Jan 19, 2008
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女の子たちは馬が大好き。自分のポニーを持っている子どもも少なくありません。そして、馬の鳴き声のまねがとっても上手。「ひひ~ん」なんて生ぬるいものではなく、鼻息荒く、まるで本物みたいに、ぶるん、ぶるんと鼻を鳴らす。そんな彼女たちの大好きな遊びのひとつが、「馬と馬引き」。ひとりの子がもうひとりの子をおんぶして、馬と、馬引きになって遊ぶ。「ユリ、馬になって?」と言われ、最初は「何を言ってるんだ・・?」?だったのですが、そういうことでした。・・というわけで、休み時間の校庭には、いつも「馬と馬引き」がいっぱいでした。(・・つづく。)
Jan 18, 2008
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学校が終わって町を散歩していると、自転車に乗ったシュテフィーが、「チュース!」と手を振り、走り去ってゆきました。その姿を見て、「ああ、時は美しい!」と思いました。彼女も流れ行く時の中で成長し、素敵な大人になることが約束されているのでしょう。「時よ、お前は美しい・・」思わずファウスト*のように呟いてしまいます。ここは、そんなことを自然に感じさせてしまう本当に優しい町。目に映る景色は本当に美しく、優しい光が人々や自然、そして、ここにあるすべてをまた優しく包み込んでいます。一瞬一瞬が、永遠に残しておきたいと思わせる美しさの連続。いずれにしても期間限定。日々の景色も今日限定。そんなことが、真実なのね。(つづく・・。)*ファウスト・・ドイツの文豪ゲーテの作品『ファウスト』の主人公。「時よ、・・」の台詞は、人生における真の満足を求めさすらう主人公の、物語もクライマックスの台詞です。=hoiku-nikki=『しーらんぺったん』という、ゴリラのりんごやバナナを食べてしまう、絵本。ワン、ツー、スリー・・なんて英語も出てくるんだけど、ちびちゃんたちにも、ウケル。昨日はなんと、サル出没!の通達。びーっくり。で、読みました。
Jan 17, 2008
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《ナハティゲール》今日は全学年揃って、学校から程近い劇場で、『ナハティゲール』というお芝居を観に行きました。・・なんだかどこかで聞いたようなお話だな~・・と思って観ていると、なんだ、「ナイチンゲール」のお話だ!大好きなアンデルセンのお話と、こんなところで出合えるとは、ラッキー☆でした。劇場は、学校から歩いて10分位のところにあるのだけれど、1aのクラス担任、Frauテルケがお休みだったので、急遽、「代わりに誘導していきなさい」なんて指令を下され、「そんな~。。まだ、来たばかりでろくに注意もできないのに・・。なぜ故私に・・」などと思いつつも、言われたとおりに歩いてみると、子どもたちが、意外にみんな、しっかりと歩いてることに感心。車の通りも多い大通りで、「何かあってはたいへん!!」と、内心ハラハラしつつ、ちょっと神経質になりすぎた私のほうが、「ユリ、そこは車道よ!」なんて、逆に子どもたちから注意されてしまってたのでした・・。(・・つづく。)=hoiku-nikki=マルグレートから手紙が届きました。クリスマスプレゼントに贈った、木の一年を手作りで組み立てた、素敵なカレンダーを、喜んでくれていた!雑貨屋さんで見つけたのだけど。向こうはまだ、雪降らないらしい。
Jan 16, 2008
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こうして、私の楽しく幸せな学校生活が始まりました。校舎ですれ違うたび、みんな、「ハロー、ユリ!」と声をかけてくれます。休み時間には、子どもたちと一緒に遊ぶ。そうすると、「僕も入っていい?」と、次から次に輪が大きくなってゆき、遊びのアイデアも広がってゆく。ドイツの小学校は、グルントシューレ(基礎学校)といって、1年生から4年生までなのだけど、各学年2クラス、計8クラス、合わせても200名足らずの小さな学校では、なぜかみんながお互いに、学年を超えて顔見知り。遊ぶ時にも、学年なんて関係ナシ。1年生も4年生も、男の子も女の子も、みんな一緒に、仲良くドッジボール、サッカー、鬼ごっこ・・。その光景はあまりに自由で、いいな、と、心から思うのでした。女の子たちはくっつき虫。私の姿を見つけると、子猫みたいに寄り添って、じゃれてくる。男の子たちもたくましく、いつも優しい言葉を投げかけてくれる。私はすっかり、子どもたちのお母さんになった気分。あまりみんながかわいくて、冗談で、「私の赤ちゃん、」と呼ぶと、「私のお母さん、」と返ってきます。「私のユリ、」と。日々繰り返される、そんなコミュニケーションは、私にとって本当に、かけがえのない大きな喜びでした。みんな、ありがと^^(・・つづく。)photo:1ばん最初に声をかけてきた彼女たち。冬、凍った水溜りの上でスケーティング?!=hoiku-nikki=今日は鏡開き。鏡餅って、「おすわり」とも呼ばれ、新年の神様がお座りになるですって。それで、お餅に宿った”福”を、みんなで分けて、頂くのですって。とは、年末に読んだ紙芝居で知ったのでした・・。
Jan 15, 2008
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次に、折り紙を紹介。「折り紙ってね、・・」と、簡単な説明をしながら、その間に、だまし舟を作り、一人の子どもを見事、だましちゃいました。こんな遊びもできるんだよ、と。そしてその後、子どもたちみんなで鶴を折りました。3年生には少し難しいかな、とは思ったのだけど、折り紙といえば、鶴。ぜひ、鶴を折らせてあげたいと、思ったのです。初めての、紙をきれいに順序だてて折り、形を作る、という作業に、ひとつごと、「えー!?どうやってやるの?」「助けて~!」の声は絶たず。そこはゆっくりと時間をかけ。そして何とかできあがった子どもたちの鶴。カタチはカッコよくなくても、折りあげた達成感が喜び。そういえば、誰かが言ってた。「ドイツの子どもの工作は、出来上がりそのものが目的だけど、折り紙は、折りあげるその過程が大事なのね」と。授業後は、「とても楽しかったよ」と、声をかけてくれる心優しい子どもたちに、うれしくて、思わず、「ほんと?」なんて、日本語で聞き返してた私。こんな優しい一言に、救われる日々の始まりの1日でした。(・・つづく。)photo:winter boys=hoiku-nikki=今日はちびっこ掃除団。河川敷は美しく、お昼ごはんはおいしくて。てんやわんやは楽しくて。
Jan 8, 2008
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そして今日は初授業。とはいえ、デモンストレーションなんですけど。私のことを最初に紹介してくれた、アネリー(Frauベスケ)のクラス3bで。まずは改めて、自己紹介。「日本からやってきたよ、日本ってどこにあるか、知ってる?」から始まり、私の日本での職業のこと、それに付随する日本の社会についての話、そしてこれからここで私のしたいこと、などなど。「だからこれからよろしくね」と。私はたまたま朝の7時半から夜の9時まで、しかも、土日も開いてる保育園で働いてたので、それだけでもどよめき。「1日中保育園で過ごすなんて~!?」と、驚嘆の声。子どもたちが親と離れ、保育園で長い時間を過ごすことは、彼らにとって、本当に驚きだったよう。(・・つづく。)photo:ピッカピッカの!?1年生。カラフルな犬と猫。お日様や虫や花と一緒に、ハイ、ポーズ。=hoiku-nikki=仕事は先週からだったけど、今週からが本番です。新人さんが登園するし、また、あわただしい日々へgo!七草粥も食べたし。power全開☆〃
Jan 7, 2008
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昨夜は聖マルチンのラテルネ行進に参加。星降る夜の静けさの中、ギターの音色とみんなの歌声が温かく響く中、私はアレキサンダーの保護者を任され、しっかりと手を繋ぎ、近所の道をそぞろ練り歩きました。参加者は、近くに住む子どもたちとその保護者。声を合わせて陽気に歌いながら。様々なカタチに手作りされた、ラテルネからもれる灯りは幻想的に美しく輝き、冷たい空気に透き通るよう。そして到着したガレージでは、聖マルチンにちなむ子どもたちによる劇が行われ、最後にはお菓子が配られ、解散。子どもたちの顔は喜びに高揚し、ワクワクがこちらまで伝わってきます。それはほんとうに、冬の始まりにふさわしい、優しく暖かな情景でした。(・・つづく。)
Jan 4, 2008
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ほっ。今日も無事、学校での時間を終えました。休み時間は3bのシュテフィーとミカエラとアナレナと一緒に、歌ったりおしゃべりしたり。子どもたちから積極的に話しかけてくるようになりました。名前を覚えているだけで、みんな大喜び。2aのニコルは、マルグレートとも仲良しでした。帰り際、または廊下ですれ違うとき、みんなが「チュース!(バイバイ)ユリ!」なんて通ってったり、うれしかった!!学校は・・今日が5日目でした。それなりにがんばっていると思う、毎日。1aでは、ラテルネ(ランタン)を作るお手伝い。自信がついたのか、積極的にコミュニケーションできました。でも、途中、ひとりで泣いてる男の子を見つけてしまい、これはなんとかしてあげなくちゃと、「どうしたの?」ともまだよく聞けない語学力で、理由はよく分からないのだけれど、彼の作品が壊されちゃったのか、壊れちゃったのか。とりあえず一緒に作り直す手伝いをしてあげたりして、何とか慰めたつもりなのだけど。今度会うとき、元気だといいな。(この男の子は後に、「ユリはとってもかわいい☆」とささやいてくれることになるのです。)だからどんなときも、どんな些細なことでも、たとえ通じそうになくても、子供の事を見ていてあげる、心に添うてあげることは、子どもの心にとって、とても大事なんだな、ということを感じました。子どもってよく泣くんだ、ということにも、これからたくさん気づかされていくことになります。「明日も来る?」と、子どもたちに聞かれると、「あ、関心もたれてる」と思えて、うれしい。はやく楽しい授業がしたい。授業プランも完成したことだし。いろいろなことが楽しみ。いろいろなことを楽しもう。毎日は贈り物のよう。過去の私からの。ちょっと遅れながらも、注文の品が届くよな。(・・つづく。)
Jan 2, 2008
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とにかく元気で明るい女のコたち。プールの終わったあとは、髪を温風で乾かすのですが、それを手伝ってあげたりして。「わたしも~!」「わたしも~!」そんなコミュニケーションのうれし楽しい1日でした。 * * *Herrマイヤーは、3bでの折り紙の特別授業を許可してくれました!なんでもお願いしてみるもの。ああ、来てヨカッタ!なんて、現金な人。昼食のサラダもとってもおいしくて。(マルグレートのスペシャル☆です)昨日までとはうって変わっている、ルッテンのお天気のような私です。(・・つづく。)photo:夏っぽいでしょ。学校の庭は天然芝なので、男の子たちは気持ちよくサッカーなんてしてる。女の子たちは集まっておしゃべりしたり。冬には一面雪景色で、凍った水溜りの上でツルツルすべって遊んだりしてたのに、四季っていい。写真は、ニコルとフリーデリケ。この日、新しいワンピースを着ておしゃれしてるニコルは、またまた日ごろのお転婆をどっかに忘れてきて、しおらしくなっちゃってたのが、可愛らしかったー^^(写真は、もう、しおらしさに飽きちゃっところ!?)いたずらニコルとフリーデリケ。
Dec 28, 2007
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そして、次の時間のスイミングにも一緒に連れて行ってもらうことになりました。よその学校のプールを借りるため、目的のプールまでは、バスでの移動になります。そのバスに乗り込むときに遭遇したのが、「隣に座って~!!」攻撃。このクラスは、本当に元気者の集まりなので、たちまち、やんややんやの大騒ぎ。結局、1番最初に誘ってくれた、ニコルの隣に座ったのですが、道中あれこれしゃべりっぱなしのおしゃべりニコル。所々理解できたところだけは、大げさに相槌を打ったりしてみながら、彼女のカバンに馬の絵が描かれているのを見つければ、「Pferd(馬)!」と、知ってる単語を言ってみる。そうすると、そこからまた、話題は果てしなく広がってゆくニコルの世界。そして、もう1人、とても熱心に私のことを誘ってくれたのが、マリリナ。アレキサンダーシューレでの初めての小さなお友達として、この2人はそれからずっと、私のことを励まし続けてくれる存在なのでした。(・・つづく。)photo:春といえば、てんとう虫を折ってもらいました。出来上がったてんとう虫を画用紙に貼り、自由にお絵描きさせてたら、み~んな、そりゃ個性的に、鳥や虫や花やらお日様やら何やら、カラフルに画用紙いーっぱい描いちゃう。 * * *写真はニコル。日頃は活発で甘えんぼで、すぐにべったり甘えてくるんだけど、時々しおらしくなってしまう。ヤニスと追いかけっこしてて、ついに泣いてしまったニコル。涙を拭いてあげて元気づけようとしたものの、立ち直らない。もう下校時間だし、しょーがないので、「チュース!」と別れたちょっとあと、脇を握ってくる誰か。ニコルだ。さっき泣いたカラスが、もう元気。そーゆートコが、可愛いいんだなぁ。
Dec 22, 2007
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今日はhappy☆でした。2aの算数とスイミングに参加したのです。前回の授業の見学中、なんとな~く、ひとりひとりの名前と個性をチェックしてたので、わりと、ひとりひとりへの対応にも注意することができました。算数の時間は2桁の計算問題を解く時間で、思い切って、先生みたいにみんなのノートを見て周り、「ここ、もう1度考えてみてごらん?」とか、「これは正しいのかな?」なんて、教室の中を、先生よろしく、アドヴァイスしてまわったのです。みんな始めは、”いったい何者!?”なんて思いながらも、次第に心を許してくれた子どもたちからは、「ここを教えて?」と尋ねられるようになります。そのうち、あちこちからお呼びがかかり、すっかり忙しくなってしまいました。 * * * 少しずつだけど、ひとりひとりの個性がつかめてくるのは、楽しい。やっぱり、ちょっと思い切ってみる、という積極性が、大切です。(・・つづく。)
Dec 21, 2007
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ついにdown。昨夜ベッドに入った瞬間から、頭痛がして、イヤな予感だったのです。朝、目覚めてみると、やっぱり。体はお布団で暖かだけど、頭はキンキン冷えてます。おまけに吐き気。「頑張らなくちゃ、大丈夫。」心は嘘つきにもなれるけど、体は正直なもの。このたった3日間は私にとって、精神的にずいぶん堪えるものだったよう。今日は学校を休ませてもらい、ずっとベッドで眠って夢ばかりたくさん見てました。pm7:00、少しだけスープとヨーグルトを食べる。マルグレートの淹れてくれた日本茶が本当においしかったけれど、まだ胸がすっきりしない。日本をアピールしようと思ってやってきたのに、私はまるで反対のことばかりしているよう。でも、マルグレートが、「子どもたちが、『ユリはどこ?』って聞いてたよ」と、教えてくれたのが、少しだけうれしくて気がまぎれました。だって、あの子たち、私がそばにいても無関心を装うのだもの。まだアネリー(Frauべスケ)のクラスでしかちゃんと紹介されていないせいもあるかもしれませんが。思うに、私の存在があいまいすぎて、私も子どもたちも、お互いに戸惑ってしまってたのでしょう。(・・つづく。)photo:学校の1日の終わりには、ノートに宿題を写して帰ります。この子はフリーデリケ。教室はとっても自由で、算数の時間でも、机の上にはお気に入りのぬいぐるみ、置いてたりするの。いいなー、って思いました。・・そういえば、日本の小学校では帰りにちゃんと子どもたちが掃除をして帰る話をしたら、「なんで~!?」の嵐。こっちでは、ちゃんとお掃除の仕事の方がしてくれる。これも、カルチャーショックでした。
Dec 20, 2007
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ついに学校も3日目。まだ1度も訪れていないのは、あと1クラスのみとなりました。でも今日は、本当に疲れてしまった1日でした。そこにいても何もできないし、自分をうまく伝えられないストレスで、胸が苦しくなる感じ。でも、そんな風に感じてるのは、私の心の中だけで、ほかの誰にとってもなんでもないことなのだ。全部、自分の心に起こることは、自分だけの責任。だから、泣かなくても大丈夫。って、今は思ってられるけど。でも、「疲れたーー」というのが、本音です。朝は霧がとても深く神秘的だった。太陽はたまごのようだった。早く授業がしたいなー。準備、がんばろう!明日で今週は最後。正直、ほっとしたりしている私。内心とっても不安な1日だったけれども、でも、ちゃんと生きてます。何とか生きてる。私はここでいったい何をしているのだろう?答えは、冒険です。(・・つづく。)
Dec 19, 2007
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また、その次に訪れた3bのクラスでは、担任のFrauベスケが私の来ることを、事前にこどもたちに知らせてくれていたおかげで、簡単な自己紹介のあと、地球儀で日本のある場所を探してみたり、いくつかの日本に関する質問を受けたり、子どもたちとのコミュニケーションを図ることができました。その後、とりわけ元気なシュテフィーのお隣に座り、一緒に算数の授業を受けることに。算数は世界共通だから、ちょっとだけ算数が苦手そうなシュテフィーにヒントをあげたりしながらも、本来の”子どもに教える”仕事ができて、うれしい私でした。このクラスは本当に明るくて、授業後にもたくさんの子が、「私の(僕の)名前を日本語で書いて?」と、集まってきました。とてもhappyで、(私にも何かやれるかも)と、やっと思えた瞬間でした。ありがとう、素敵な一日を。(・・つづく。)photo:小学校の近くを流れる小川には、いつもカモの団体さんがいっぱい。見てたら、かわいい、かわいい。カモって、すごい、愛嬌ある。グワッグワッ
Dec 18, 2007
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今朝は燃えるような朝日を見ながら走った学校への道。なんとステキな1日になりました。今日訪れた2bの担任、Herrドロステは、いつも冷静で落ち着いてる。授業中だって、笑うことがない。それなのに、子どもたちは構わず明るく、不思議な印象。でも、そんな彼もやはりとても親切で、授業の合間を縫っては、一番後ろに座って授業を聞いてる私に、いろいろなこと、教えてくれたのでした。1年生でブロック体、2年生で筆記体を習う理由など。子どもたちと一緒に、ドイツ語の問題を解いていたら、「よくできているよ」なんてほめてくれたり、分からない箇所を教えてもらったり、まるで、生徒のよう・・。おかげで楽しい時間になりました。昨日よりもなんだか少しだけ、クラスの中で注目されているのが分かり、うれしい私。子どもたちは指ぱっちん(中指と親指を弾いて音を出す)して、先生の注意を引いています。質問や、発言したいことがあると、人差し指を立てたまま、当てられるまで、ジーッと待ってる。しかも、忍耐強く。(・・つづく。)
Dec 15, 2007
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《こんな困った経験は・・》待ちに待った、小学校*への初登校日。校長のHerrマイヤーは、まだ40代の、”青年”といった表現も似合いそうな、ちょっとだけひげをたくわえた、とても優しい紳士です。話し方がとても柔らかで、穏やかで、言葉も聞き取りやすい。彼の話によると、始めの2週間は、全クラスの授業の様子を見学してみるように、とのことでした。そこでさっそく初日に訪れたのは、1年生のクラス。でもでも、どうやら工作中のクラスの中で、「子どもたちに話しかけたい・・!」とは思ってみても、子どもたちの会話がよく聞き取れないし、お手伝いしてよいものかどうかも分からぬまま、正直、困ってしまいました。1aのクラス担任Frauテルケはマルグレートと同年代。メガネをかけた、鮮やかな色合いのお洋服がとても似合う、とてもおしゃべりで明るい人。彼女はとても親切で、いろんなことを説明してくれるのだけれど、なにせ早口で、聞き返せばいいのだけれども、なんだかその迫力に押され気味で、とりつくしまもなく・・。こんなことで、果たしてちゃんと授業、できるのかいな、って、自信がガラガラと音を立てて崩れ落ちそう。こんな困った経験は、ホント、めったに体験できない!?とりあえず、明るい。*小学校・・ドイツの小学校は、「基礎学校」と呼ばれ、日本でいう、1年生から4年生間での学校です。アレキサンダーシューレは、各学年2クラスの計8クラス、合計200名足らずの生徒の通う、小さな私立の小学校。ちなみに、”アレキサンダー”とは、地元に伝わる英雄の名前で、”シューレ”とは学校の意味。もうひとつちなみに、子どもたちが休み時間にサッカーなどして遊ぶ校庭は、とてもきれいな天然芝でした。(・・つづく。)
Dec 14, 2007
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アーホン(かえで、もみじ)、アイヘ(樫、どんぐり)、ポプラはパッペル、面白い。ちなみにリンデンは菩提樹。様々な木々がうっそうと生い茂る森。赤、黄、緑、様々な色の共生。高いところからひらひらと風に乗り舞い降りる葉は、よその木の葉や枝の境目、車の上にちょこんと着地。軽やかに優雅に。その様子の可愛らしいコト。ここではみんなが仲良し。そうだ、ここを”仲良しの森”と呼ぼう。そして、車道でも、くるくるとくるくると軽やかに踊る落ち葉たちの様子の楽しげなこと!!そう、今年はほんとに幸運なのだそう。いつもなら葉はとっくに落ちてしまい、こんなきれいな紅葉は見られないとのこと。11月は、本当ならば、霧の月。(・・つづく。)photo:この子らは、1年生。授業の合間の休み時間。(左の彼女、縄跳び持ってるの。) * * *学校に着いたら、8時から授業開始。9時40分から朝食。(パンや飲み物を買ったり、お弁当持ってきてたり。黒パンとか、にんじん1本とか、お弁当は簡素。)12時45分には授業終了。家に帰って昼食。 * * *わたしたち、いつもは帰って冷凍ものをチン!したりしてお昼ごはん食べるんだけど、木曜日はAGといって、クラブ活動があり、それが終わって、ギリシャ人のピザの店や、お魚料理のレストランなどに行くのが楽しみ☆でした。わたしのピザのトッピングはいつも、黄色いものばかり。たまご、パイナップル、コーン、カレー・・。手ごろで◎に美味しかったのだ。
Dec 11, 2007
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おはよう。気持ちの良い睡眠と気持ちの良い目覚めです。ただ今、am6:00。シャワーを浴びてこよう。・・ああ、気持ちが良い。髪もサッパリと洗い。『娘カリナは6ヶ月前に世界にやってきた』なんてかわいい表現でしょう。(雑誌の記事に載っていました。)外はすっかり秋模様。今年の秋は特別で、”黄金の秋”と呼ばれるように、紅葉が美しく、秋晴れのお天気に恵まれています。(・・つづく。)
Dec 10, 2007
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帰宅後も、ふたりの話は尽きないようで、何度も何度もあくびを繰り返してはワインを傾け、いつまでも、いつまでも、語り続けているのでした。星がとってもキレイな夜で、「外で寝るか?」*と迫られました。ホントウ、きれいだったぁ。*外で寝る・・このときは、まったく、ただの「じょーだん」だとしか受け止めてなかったのですが、だんだん夜が寒くなくなってくる頃、(確か4月過ぎ・・?)マルグレートはほんとに星空の下、デッキチェアーの上でブランケットに包まって、眠ってました・・。それで、私もひとりでお留守番の夜、ちょっとだけ試してみたのだけれど、やっぱり寒かった!!(・・つづく。)photo:もう、2月も半分を過ぎ、春の花が咲いてきて、クロッカスの花も、黄色、紫、花盛り・・。そこへ、突然の雪。(こないだこっちでも、暖ったかくなってきたなーと思っていたら、朝、吹雪いてましたが・・!)雪に埋もれるクロッカス。雪が溶ければ、春。復活祭。
Dec 8, 2007
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おなかいっぱい食べたあと、トーマスマルクトのお祭りで賑わう街を散歩しながら、初めてドイツのお祭りの様子を体験しました。移動観覧車が印象的。子どもたちが喜んで乗っています。路上では、様々な楽器を演奏してチップを集める様々な国の人々、たくさんの土産店、色とりどりのお菓子屋さん。射的などのゲームコーナーも、夜が更けてゆくにつれ、イルミネーションの洪水が溢れだします。Frauクルツとマルグレートの二人も、子どもみたいにうれしそう、私の出会うドイツの女性は、いくつになっても、子ども心を忘れないようです。さて、たくさん楽しんだことだし、そろそろ帰りましょうか。でも、考えてみれば、マルグレートったら、ワインをたくさん飲んでたじゃない?だのに、狭い二車線のカーブの道を90km/hで走って帰ってました。すごい。(・・つづく。)photo:この写真の、奥~のほうにかすかに見える黄色の葉っぱの木、分かるでしょうか?この木は、学校の近くの、ちょっとした広場の真ん中に立つ、イチョウの木。秋には葉っぱの黄色の色づきがとても美しく、「この木はわたしの木なの。」と、いつも自慢げに話してたマルグレート。(まさかそんなこと、ないんだけどね。)自然をこよなく愛するマルグレート。ドイツではちょこちょこ見かける真っ黒な身体に、黄色いくちばしのかわいい鳥がいるんだけれど、ちょうど家のまわりで朝、その子たちが鳴いてると、いつも、「ich lieb dich!(イッヒ リープ ディッヒ = ”あなたを好きよ”)って、自分に鳴いてるんだって、自分流の解釈で自慢もしてた。(聞こうと思えばそうも聞こえる。)(あるときその子が朝、お庭で倒れてたとき、ひどく落ち込んだマルグレート。わたしはなんていってよいか分からず、「今度はその子の子どもが、また鳴きに来てくれるよ」となぐさめると、そのせりふがいたく印象に残ったらしく、のちにちょっとしたエッセイ、印刷して渡してくれたこともあったな。)・・まったく自己中心。しあわせな自己中だ。
Dec 5, 2007
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・・今、時計を1時間zrueck(戻)して、pm11:05。(今日から冬時間。今夜はプラス1時間のおまけ☆)夕食に訪れた街のレストランはとても素敵。(おそらくギリシャ系料理店。)テーブルにはアルコールランプに灯された炎が上品に揺れて。ドイツ語が少しだけぎこちないボーイさん。ちょうど今開かれている、町のお祭り、トーマスマルクトを歩いても、ドイツ以外の国の人かな?と思える人たちがいっぱい。この町も、ほかの多くの町と同じく、イタリア、ギリシャ、トルコなど、いろんな国からの移民が多く暮らしているのです。周りはみんな外国人だらけで、(そういう私が外国人!)異国に紛れ込んだ気分で(実際そうだしー)とてもうれしかったのです。わくわくして!***食前にシュナップスを一口飲んだだけで、なんだか楽しくなってしまい、ケタケタと笑いが止まらなくなってしまった私は、すっかりハイテンション。飲んだときのクセで、すべてが楽しく見えてしまう。ギリシャ風グラーシュズッペ(狩猟スープ)とギリシャ風ラムと野菜いっぱいのお皿。とてもおいしかったけれど、やはり1人分のボリュームが違ってて、全部は食べきれず、ナスだけ、ど~しても食べきれず、残ってしまいました。「おいしかったです!」ボーイさんに伝言して、それから、心から、”優しい時間に乾杯!”しました。笑顔と存在だけで受け入れられている、私です。(・・つづく。)photo:♪光の中で生まれたら・・きっとこんな風だろうねとわたしより一瞬先に同じこと言った・・ (from yuki.s)
Dec 4, 2007
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3人で森へ散歩に出かけました。森は美しく、その静かな生命のたたずまいは、息を呑むほど。というよりも、私の目のほうが輝いていたようです。ハッとする風景の連続。光の中で生まれる生命の輝きは、ほんの通りすがり、容易にカメラに収められるものではありません。バンビが森の奥へと駆け抜けてゆきました。lucky!静かに光が差し込んで、露にぬれた小さな緑と一緒に、紫の小さな花がきらきらと輝いていました。そして私も、柔らかぁな澄んだ優しい気持ちになれたのでした。「ユーリー!」(ユを少し強く伸ばし気味に、リは巻き舌でちょっとあげ気味)と呼ばれるのは、耳に結構心地いい!!(・・つづく。)photo:バンビが走りぬけたよ。
Dec 3, 2007
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聞いてください!今の軽い昼食、(今晩の外食のため、おなかを空けておく算段。)とってもおいしかったので、食べたあとうれしくって、「とってもおいしかった!」と言ったのです。正直に。するとマルグレートが突然に、「yuriは何でも満足するのがはやい」とFrauクルツに語っていて、その後の会話がよく聞き取れないまま、ひょっとして、もしかして、これは、なんでも満足するのが早い私のことを、”自分の意見を持たない”なんて批判してるのでは・・!?と、またまた不安・・。結局なんてことなくて、つまりは、ただ、単に感心されてただけなのです。何せ大真面目な真顔で言うものだから、こちらとしてはヒヤヒヤな訳。果たしてこれに、いつか慣れる日は、訪れるのでしょうか・・?(・・つづく。)photo:ノルトゼー(北海)で。かっこいいでしょう。マルグレート。
Dec 2, 2007
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お客さまのあるときは、銀のナイフとフォークとスプーンを用意します。今日、髪をアップスタイルにしていたら、「どうやっているの?かわいいわね」と、お客さまのFrauクルツが言ってくれました。ちょっと緊張気味の中、ほめられるのって、とてもうれしい。***通販フリークになりそうな今日この頃。毎日いろんなカタログが、マルグレート宛にたくさん送られてくるので、夜中にマルグレートとふたりして、仲良く眺めたりしています。これからのクリスマスの季節に向けてのプレゼントや防寒グッズ。ミネラルヴァッサー(ウォーター)のぷしゅぷしゅが気持ちいい!(・・つづく。)
Nov 22, 2007
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お客さまであるFrauクルツとマルグレートと3人での夕食の最中、窓の外からかすかに聞こえる音楽に気がつきました。それは、ラテルネ(ランタン)を持った子どもたちの行進でした。静かな秋の夜に、なんだか心がわくわくする出来事。つつがなく後片付けを終えた、ちょうどそのとき。「ダンケシェーン(ありがとう)!」例のごとく思い切り大きな声でマルグレートが言った言葉に恐れをなした(!)私は、「ビテシェーン(どういたしまして)・・」消え入りそうな小声で呟きます。(いつか、大きな声で返事できるようになるといいけれど。)明日の晩は近くの町、フェヒタでお食事とのこと。それを告げられたときも、遠慮がちな、「プリマ・・!」もっと大きな声で言うんだった・・。でも、まだ言葉に自信が持てないのです。いつかきっと、大きな声で。(・・つづく。)photo:これは、5月くらいだったかな。アーレンという町に遊びに行ったとき。ほんと、かわいんだわぁ☆〃
Nov 19, 2007
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お客さまがおみえです。マルグレートの古くからの仕事仲間ということで、しばらく滞在する予定。ゲストルームは私が使わせてもらっているので、その間、シュテファンの家に宿泊するのだそう。そして私は今までで最高に緊張しています。それは、そのご婦人が大変に知識人のようで、ちょっとだけ自分が採点されてるような、ヘンな意識を持ってしまったから。「ああ、ドイツ語さえすらすらと話せたなら、もっともっと素晴らしいのに・・」なんて思ってみたところで、つまり、それははじめからあり得ないこと。例えば、私がこの地に来たことは、物理的には可能なことであるけれど、ドイツ語をすらすら話す・・となると、それは、象が飛ぶくらいのことなので、別にいいんじゃない?上手に話せなくても。ドイツ語が好きだから、救われます。(だからここにいる訳ですが・・。)今、2番目に上等というワインをいただきました。蜂蜜みたいに、甘い・・!(・・つづく。)
Nov 17, 2007
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さて、今日はチーズのスープを作りました。玉ねぎやネギを刻んで涙・・!!それにしても、まったくおおざっぱ。たくさんの調味料(ハーブやスパイス)を使うんだけど、一度に作る量が多いせいなのか、味に関しても、細かいニュアンスというものがまったく存在しないようで、それよりももっと、はっきりとした味わいのほうを大切にしてるように感じます。それにしても、たくさんの調味料から生まれるそんな味わい、これは調味料の不思議!お料理は本当に美味しいんだけど、なにせ作り方がまったくおおざっぱ。なんだか芸術でいっぱいの家の中と、そこに住む人々の感性とのそのギャップ、これがほんとに、まったく不思議!***今のところ、辞書を片手にドイツ語の勉強をしている時間と、これから行う小学校での授業の計画を立ててる時間とが、私にとって一番落ち着く時間。私はここで、いろいろな体験をしているわけだけれども、そこに価値があるんだよね。ヨハンナがこないだ、俳句に詠んでいたように、それはまったく自分だけのもので、誰にも何もいうことのできない大切なもの・・。「真の自己価値観は賞賛や批判に左右されない」(ヨハンナ)(・・つづく。)photo:なんどもなんども通った場所。のあるところ。向こう側には牛さんたちがちらほら・・。牛さんたちがいる風景は、とても落ち着くの。草を食んでる姿なら、何時間でも眺めてられそう。
Nov 16, 2007
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夕べはなんとなく寂しい気分で、子どもたちと作る授業のこと考えて過ごすことにしました。すると気分はなんだか上昇気流。とっても楽しくなってしまい、その流れでお風呂に入ると、まだpm11:00だというのにすっかり眠たくなってしまい、そのまま眠ってしまいました。すると今朝、目覚まし時計が初めて私を起こしてくれました!!もう、熟睡! * * * 今日はスーパーとお花屋さんへ買い物に行き、ただいまam10:00、もうすぐ遅い朝食です。空は曇り空だけど、今朝、車の中でマルグレートが突然リルケの詩を暗唱してくれたのです。それは本当に、空から降る慈雨のように優しく静かで、私の心に美しく響き、まるで空から落ちる雨粒を、大地が優しく吸い込むように、私の心に潤いをもたらしてくれました。ドイツ語の美しさを心から感じることのできた、それはとても、感動的なひと時でした。(・・つづく。)
Nov 15, 2007
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朝、ポストへ郵便を出しに、そして途中のお店で、パンやハムを買ってきました。ドッキドキ・・。みんなの手紙には、いいことばかり書いたけれど、ほんとはいまだにこんなにドキドキしている私です・・。そして、とうとう来月から通うことになる、私たちのアレキサンダーシューレも下見してきました。(私立の小学校です。)可愛い子どもたちの写真が、壁のぐるりにたくさん貼られてあって、楽しみな反面、コワイ・・。いったい何人の子どもたちが、私に興味を抱いてくれるのかしら・・?想像がつかん・・!!(・・つづく。)
Nov 9, 2007
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シュテファンの仕事場は、印刷工場。とても強いインクの匂いと、大きな機械音で溢れてる。いろいろと説明してくれるシュテファンの声も聞き取りづらいほど。様々な商品のパッケージやシールを印刷してるのだけど、ノルマがあって、残業もあるみたい。だけど、その分なのかどうなのか、平日も家にいることの多いシュテファン。時々遊びに行くと、いつものんびりくつろいでたり、日曜大工に励んでいたり、逆にひょっこり遊びに来たり。(この人は、いったいいつ、仕事してるんだ・・?)なんて、不思議に思ってしまうほど。スーパーの仕事を辞めて転職した理由、「なるべく労働時間は短いほうがいいから」と、力説してくれたシュテファン。日本のお父さんたちの働き方、彼にとってはきっと、理解しがたいことだろう。(・・つづく。)photo:時々遊びに行ったオランダ。パスポートもいらないし、英語も通じるし、よい。(当時はマルクも使えた。)家々は、運河に囲まれていて、自家用車ならぬ、自家用ボートが停泊していたよ。このおうちは、この町の家の中でも、1ばん古いおうちなのですよ。でもすごくかわいらしいの。ハート型のデコレーションとかね。そりゃあもう。
Nov 6, 2007
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途中、休憩で休んだ路肩のパーキングでは、レナちゃんという1歳2ヶ月の女の子のお孫さんを連れた老夫婦と知り合い、なかなか受け付けようとしないおやつのヨーグルトを代わりに食べさせてあげたり、ちょっとだけ仲良くしました。とってもかわいくって、声をかけずにいられなかったのだけれど、なんだか得した気分のコミュニケーション。子どもたちと過ごす未来に希望が見えた感じかな?ドライブの果て、帰り着いた我が家では、さっそくスープとポテトの料理を手早く作り、パンと一緒に食べたあと、しばしお昼寝。何事も、手早く上手くやるのが私たち。料理はわりと大雑把だけど、その分、ハーブなどの香辛料を上手に使うのが、ドイツ流。そうこうしているうち、アネグレートがやってきて、シュテファンの仕事場まで一緒に迎えに行こうと誘われました。(・・つづく。)photo:アウトバーンで出会った女の子。可愛かったから、声をかけずにはいられませんでした。
Oct 15, 2007
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おはよう。今日はまだ朝の眠たい6時半。これまで3日間のお礼をバルトラウトに告げ、再びルッテンでの生活に戻る、お別れの日。朝の光が眩しく差し込むダイニングで、最後の朝食。いつか日本に帰ったら、私も大音響のヘンデルで、優雅に朝食をとってみたいもの。バルトラウトには”生活を楽しむ”ということを、そのライフスタイルや笑顔から学びました。お別れはあっという間。車に乗り込むまでに「ありがとう」と、3日間の感謝を込めてあいさつし、バルトラウトのこれからのしあわせな日々と、いつかまた会える日が来ることを願いました。陽気なradioを聴きながら、やってきたときと同じ道を走る、楽しいドライブ。空は快晴。3日間の間に、ずいぶん木々の紅葉も進んだようで、行きの車中ではまだ緑色だった木々の葉も、黄色や赤と、おしゃれな色に色づいて、とてもキレイ。長い長いドライブ再び・・。(・・つづく。)
Oct 14, 2007
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pm10:20。ドイツ俳句協会の、2番目に偉いという人がやってきて、なにやら楽しげにたくさんおしゃべりして帰ってゆきました。(ちなみにプレジデントはマルグレート。)夕食は、今夜も食べたい人だけが、勝手に食べたのでした。私はおいしかったお昼の料理の残りのスープを、パンと一緒にいただきました。もう眠たい・・。ドイツ語はなかなか聞き取れるようになりません。2番目に偉い彼は、とても優しくソフトでチャーミング。帰り際、廊下に掛かる鏡の前で立ち止まって、髪をちょっと整えたり。外から窓越しに部屋の中を眺めると、窓辺には植物がいっぱいで、白いレースのカーテンと揺れるキャンドルの灯りが、素敵。外が寒いだけに、なおさら暖かさが感じられます。バルトラウトにはこの3日間、本当にお世話になりました。あなたの明るさが、私の心を、金・土・日と、3日間、素敵に育ててくれました。ありがとう。心から、感謝します。(・・つづく。)photo:庭の木の中では、ジャスミンの花が大好きでした。♪かみにジャスミンの花~・・って、あったよね。時々、歌ってました。
Oct 11, 2007
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秋深く、落ち葉がひらひらと舞う光景の中、道すがら、バルトラウトの学校の生徒たちとも会いました。にこやかに挨拶を交わしたら、握手の手を差し出すのがこちら風。バルトラウトの知り合いのベビーとも顔をあわせればにっこり。けたけた笑う、とてもかわいい赤ちゃんでした。その後、地下からの塩水で健康を促進するという施設の見学。説明を受けていると、いろんな知らない単語のオンパレード。面白かったのでたくさんメモしてみたけれど、とても覚え切れません・・。今、トマトと肉とたまねぎとピーマンと生クリームの素晴らしい料理が、オーブンの中でできつつあるところ。でも、出来上がるまではあと2時間もあるのですが・・。(2時間後)おいしかった!(想像できるでしょ?)(・・つづく。)
Oct 11, 2007
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朝食はヘンデルを聴きながら。素晴らしい。・・エルベ河を訪れました。感激!静かにもやる対岸の森。とうとうと横たわる深い河を、静かに下る貨物船。旧東ドイツ領の家は、まだ多くがボロボロです。それで今、どんどん新しく改築されてる真っ最中で、改装されたかわいらしいアパートのような住宅も、たくさん並んで見られます。でも、決して、すべてを取り壊し、また最初から立て直すのでなく、もとの骨組みを基礎に大切に保ちつつ、住みよく直すための作業。さすが、古いものを大切にする、ヨーロッパらしい精神が伺えます。(・・つづく。)photo:エルケと一緒に訪れたエルベ河。静かにたゆたう水の流れ。向こう岸。ぼんやり夢を見てるみたい。親子連れがいるでしょ、ドイツでは、いろんな川岸を歩いてみたけど、いつも親子連れがいっぱい。ちっちゃな子から、イケてる高校生まで、親子が仲良し。山登りやサイクリング然り。
Oct 10, 2007
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言葉ができないのにこんなに快適なんて、信じられない。今日で1週間がたちました。私はこのお返しに、精一杯がんばることしかありません。一生懸命ドイツ語勉強して、コミュニケーションして、熱心に誠実に。「時よ、お前は美しい。」(ゲーテ『ファウスト』より。)そんな言葉が心に浮かびます。私の心に、美しさがいっぱい。そう、「今日のこと、どうだった?」バルトラウトが私に尋ねたとき、「あのレストランの中での雰囲気、ろうそくの炎と共に中世の世界へトリップしてしまいそうだった、あの雰囲気が、とても素敵だった」と言いたかったのに、”雰囲気(アトモスフェレ)”という単語が見当たらず、”空気(ルフト)”と表現したところ、しばらくしてから、やっと誰かが、「あー、アトモスフェレね」って、なんだかみんなで大ウケしたのが印象的な、夜でした。ほとんど連想ゲームな会話だけど、言ってみるもんだ。こんなぶきっちょなコミュニケーションも、いつか楽しい思い出となるのでしょう・・。(・・つづく。)photo:3人姉妹とその両親。ザビーネとホルガー。この日は、大晦日。大晦日のフォンデュ☆〃ホルガーは、マルグレートやザビーネと踊って上機嫌。外で打ち上げた花火の火薬を詰めなおして、ミニ花火作ったり。(ちょっと危なかったけどね。)ザビーネは、ご多分にもれずヘヴィースモーカーですが、自分でたばこ作っちゃうの。たばこの中身(なんていうのかな?)いつも携帯してて、紙でくるくるっと巻いて、火をつける。わたしもたばこ吸うなら、きっとこんな風にする!ってくらい。なんだか不良一家みたいだ。けどね、仲良しで、ほんわか。憧れの一家でした^^☆〃
Oct 8, 2007
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彼女たちを見てると、まさに、人生を心から楽しんでいるのが分かります。楽しいこと、心地よいことが大好きで、相手のしあわせを共に心から喜び、分かち合えるおおらかさ。すべて笑いに変えてしまうユーモア。私も日本へ帰ったら、彼女たちのような人生(生活)を送りたいと、ひしと思うのでした。明日はエルベ河に連れてってもらいます。岸辺の散歩。楽しみ☆(・・つづく。)photo:ディナ。おかっぱ頭をショートに。バラの花の似合う、曇りがちな北海の町、どこを切り取っても絵になっちゃう町、ファーレルに住む3人姉妹の真ん中の女の子。家族が集まるのは、暖炉の前のスペース。玄関を入ると、ロビーみたいに広がるスペースです。暖炉の周りには、薪が積まれ、いい感じ。
Oct 4, 2007
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バルトラウトの自宅へ戻り、居間で再び紅茶とクッキーを頂いてます。(よくおなかに入るなー・・)「今日はお昼間たくさん食べたから、夕飯はもういらないわね」バルトラウトがそう言って、「でも、おなかが空いたら言ってね」と、付け加えます。何度も何度も気を使って尋ねてくれるバルトラウト。実際、ドイツ滞在中は、お昼にケーキなど甘いものを摂った日は、お夕食抜きなんて、ざらでした。ドイツ滞在も7日目になると、みんなが笑うところで一緒に笑えなくても、ぜんぜん平気、気にならない。時々私に話を振ってくれて、そんなときには、すごく時間はかかるんだけど、すごい忍耐強く私の話を聞いてくれるので、問題ナシ。もう、子どもみたいにすっかり安心しきっている私。ほんと、子どもみたいにのびのびと自由。マルグレートもバルトラウトも、私のすべてをそのまんま、丸ごと受け入れてくれるので、私の中には何の心配もないわけです。こうしなくっちゃ、とか、ああしなくっちゃ、とか、緊張してではなく、やりたいように、やれる。お手伝い然り。(・・つづく。)
Oct 3, 2007
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