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みなさん、こんにちは。
日本は各地で梅雨入りのようです。
地球温暖化はいずこへ?
今年は冷夏になりそうですが、石油エネルギーに代わるエネルギーが原発なんていうのは、悪い冗談です。
その理由をこれから述べたいと思います。
イラクの子供に白血病などの悪性腫瘍や先天奇形が多発しているのは皆様もご存じの通りです。これは以前私が指摘した「劣化ウラン」弾によるものである。湾岸戦争のときに湯水のように使われました。
その後、湾岸戦争帰還兵にも発がん、その子供に先天奇形が多発していることは、米国ではほとんど報道されません。また、インドなどではウラン鉱山で働く先住民たちに、先天奇形、ガンが多発しています。
劣化ウランと何か?
天然ウランを濃縮(3%まで)した余りのことをいいます。
つまり、燃料のカスですが、放射能を含むため廃棄に困ったアメリカがひらめいたアイデアが、弾丸にしてイラクにぶち込めというものです。人間の前頭葉(合理性)とはこのように暴走すると手がつけられないものです。
ウランの話を続けます。
天然ウランの中に燃えるウラン235はわずか0,7%。
ということは、ウラン鉱山にはたくさんのウラン残土が残ります。
1kgのウランを燃やせば、999kgのウラン鉱残滓ができます。
ウラン残土からは、α線、β線が出る。この放射線は最終的にラジウムやラドンに
変化して私たちの細胞の遺伝子(DNA)を障害します。これは、「劣化ウラン」弾と全く同じでまさしく「死の灰」とよばれている所以です。
さて、青森六ヶ所村に核燃料再処理工場という奇怪な建物があります。
ここで何がおこなわれているのでしょうか?
そこでは原爆の材料となる「プルトニウム」を抽出する作業が行われています。
ウラン鉱残滓から抽出できる「プルトニウム」はたった1%。
ウラン鉱残滓という「死の灰」は、通常放射能漏れを防ぐためにジルコニウム(セラミックの一種)とよばれる金属に密閉されています。
たった1%「プルトニウム」を抽出する目的で、この金属をせん断し、濃硝酸で煮溶かします。まず、密閉している金属を切断する時点で、クリプトンやトリチユムといった放射線が希ガスとして環境中に大量に放出されます。その量は33京ベクレル以上(一秒間に一つの原子核が放射性崩壊する量の単位:放射能量)になります。
これらの放射性希ガスを私たちが吸いこめば、それは「内部被ばく」です。一生体の内部から放射線が全身を傷つけるのです(医療ではガンの治療で、ガン組織内部に放射能を埋め込み、内部被ばくでガン組織を撲滅する治療があります)。
~続く~