PR
Keyword Search
Calendar
Comments
Freepage List
みなさん、こんにちは。
私にとっては一番よい季節になってきました。
夜もなぜかこの時期には心が平静になります。
気圧・湿度・引力などの相互作用が体に働いているのでしょうね。
(転載開始)
宮川教授らはさまざまな遺伝子を欠損させたマウスの行動を網羅的に調べ、CaMK2αと呼ばれる酵素を欠いたマウスが「気分の波」など統合失調症に似た異常行動を起こすことを見つけた。
この酵素を欠くマウスは、 記憶をつかさどる海馬の「歯状回」という領域の神経細胞が未成熟で、ほとんど機能していない。
死亡したヒトの脳を調べた米国のデータベースによれば、統合失調症の患者は、歯状回の成熟した神経細胞を示す分子が少ない傾向にある。
宮川教授は「ヒトの統合失調症の一部は海馬の歯状回の未成熟が原因の可能性がある。成熟を促すことができれば治療法として有望だ」と話す(毎日新聞)。
(転載終了)
CaMK2αと呼ばれる酵素を欠損させたマウスが統合失調症に似た行動を示すのは、海馬の障害以外にも作用している部位があるのでしょう。
短期記憶が保持できないと、社会性も損なわれる可能性がありますね。
統合失調症の人は社会性に欠ける傾向がありますが、この理由の一部として海馬の障害もあるということでしょう。
作業療法などで短期記憶を高める訓練なども治療として効果があるのかもしれません。
さらに研究を発展させて、この酵素の働きを詳しく調べて頂きたいですね。