Rock's cafe

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February 2, 2005
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順序は前後するが、楽天日記はなんと一日に一回しか日記を書き込めないので、小谷野氏より2月6日の「なにはなくとも、タバコは嫌い」の返事、というか反論が届いたので、全文掲載します。追ってぼくの返事、というか再反論も掲載します。

ブログ上の君の意見なるものは、読んだ。ところで私は、反論するにしても、実名を明らかにすべきだと考えている。その点はどうだろうか?
君が掲示している名は、実名とは思えない。

さて、
「まず、何かが咎められたときに、他にもっと悪い、或いは同等に悪いことがまかり通っているのに、なんでおれだけ怒られなければならないのかという理屈は、子供っぽいなと感じる一方で、法の平等性という立場なら理解できなくもない。」
 まさに私は憲法14条違反だと言っている。
「しかし「不必要なドライブ」をいざ規制しようとしたときに、その判断基準をどこにおいて、どのように取り締まるかという方法がまず不明確なものにならざるをえないし、それは規制措置として有効なものとなると思えない。基準が明確なものから取り締まるというのは仕方ないことではないか。」
 「クルマ社会を問い直す会」では、クルマの私的所有を禁じるという案が検討されています。
「それに車の場合、人身事故を起こせば犯罪を構成し、刑法、民法上いずれも訴訟を起こされるし、その意味で規制はなされているし、排気ガスに関して言うと、仮にとなりでえんえんと2時間吸わされた場合ならたまらないだろうが(ちなみに、それがタバコの場合)、一過性のものだからあくまでそこまで迷惑だと思わないというのが本当のところで、タバコとの「差別」というには無理があるように思う。」
 実際に都市部の大気を汚染しているのは排気ガスである。

「酒のことに関してぼくの立場は単純だ。ぼくは嫌煙であると共に嫌酒でもあるからだ。近くでタバコを吸われると同じぐらいに酔っ払いも嫌いだ。酒臭いのもいやだし、飲み会で酒を強要するのは昨今最も恥ずべきものだと思っている。だからぼくはどんなに強要されても飲まない。酔っ払えば何をしてもいい的な考えも嫌いだし、本音を語るために酒を飲もうというのも、別に自分は酒を飲まなくても語れるから、そういったノミニケーションは不要だと思っている。会社に入るとそんなんじゃやってけないよ・・・といった類の説教も嫌いで、なら会社に入らず資格を取ろうと今せっせとがんばっているところだ。」
 君ががんばって会社に入らずにやろうとも、多くの人は会社へ入らずには生きていけないだろう。

「大学が禁煙を推進するのに、禁酒を推進しないのはおかしいか?おかしい。一刻も早くしていただきたい。ただ少なくともぼくの周りで現在お酒の強要は行われておらず、飲みたい人が勝手に飲んでいるのでそれほど迷惑には思わない(飲み代の分担が自分のところにも来るのが少々痛いには痛いが、それは参加しなければ済むことだ)」

「タバコの話に戻ろう。小谷野は、あたかも禁煙によってお金持ちやインテリといった類が、低所得層を圧迫しているがごとく論ずる(ついでに言えば、最近小谷野は「愚民」を批判しつつ大衆に媚びようとする傾向がある。良くないと思う。)」
 それはあなたの主観である。かつ、ここでの議論は、私の姿勢とは関係ない。
「そもそも小谷野自身が30代半ばで旧帝大の助教授となるようなエリート学者であり、現在も超売れっ子評論家であることは別にしても」
 「超」は決してつかない。事実誤認である。私の年収はせいぜい900万である。

「少なくとも超平均化社会の日本で」、
 再び「超」だが、これまた事実誤認である。

「喫煙の問題を階級的な概念に還元しえるかが疑問だ。僕自身の経験から言えば、むしろ中・高・大、と今に至るまで一貫として、禁煙派が喫煙派をバカにし圧迫するのと全く逆のイメージ、タバコを吸って不良ぶっていた人たちが、「おまえらには先公や親に逆らってタバコを吸う勇気も、タバコを吸わないとやってらんないような悩みもないよな」といった視線でタバコを吸おうとしない「まじめ君」たちをバカにしていたように思う。」
 私自身は大学に入るまで喫煙はしなかったから、分からない。

「そして小谷野がよく言う「『私をドライブに連れてって』とか言うバカ女」に則した話をすれば、確かに「私はタバコ吸ってる男はいやだ」という女の子がいる一方で、「タバコを吸ってる~くんの姿がカッコイイ」という女の子も確実に多く存在するではないか。」
 残念ながら知らない。

「日本には、不良・体育会系がカッコイイ、真面目・文化系カッコ悪いという概念が、マンガ文化(及びそれ煽られた暴走族文化といったもの)の影響で諸外国に比べて揺るがしがたいほど強く存在している。」
 本当に諸外国と比較したのか? これは米国マッチョ文化の影響である。

「いずれ詳しく論じようと思うが、感情だけを今ここでハッキリさせていただければぼくはその類の考えが大嫌いだ。中高生の時にタバコを吸う事やバイクで騒ぐことが「青春」で「反抗」で、まじめに勉強する事がダサいという風潮も、実際にそれをやってカッコつけていた人たちも、大学生となった今、目の前でタバコをぷかぷかと吸って「あんたなんて悩み少なそうだし子供ね、大人になるといろいろストレスたまるのよ」的な面して、そういった形式面でしか大人ぶれない大人も大嫌いだ。(ちなみ、タバコを吸う人全員がそういうわけではありません)
小谷野自身、今までの文章を見るに明らかに文化系人間であるにもかかわらず、こと喫煙問題に関しては、イヤミで高慢なインテリ層とそれに「圧迫」される低所得層という古典的マンガの構造を持ち出すのは残念だ。」
 前半は同意するが、後半は、「文化系」の意味がよく分からない。多くの文人は喫煙者であったし、現在もそうだ。

「タバコ吸いたいなら、人の迷惑にならないところで吸えばいい。」
 君は「分煙でいいのだ」の項目を読んだか? 全面禁煙といった措置がおかしいと言っているのであり、再びクルマの話に戻る。

「ただタバコを吸う事にたいそうな意味をつけたり」
 私はつけていない。 
「吸う自分に同情めいたり、吸うことに変な美学を感じてそれを人に押し付けることこそ、やめていただきたい。」
 私がいつそんなことを言ったか。
「それがぼくの意見だ。一方でお金が無く、タバコくさくなるのがいやで、それを乗り越えるほどの誘惑をタバコに感じないからぼくは吸わないだけだ。」
「ただ、小谷野の言うように、愛煙派の意見が黙殺される空間というのはまちがっている。意見を戦わせることをなぜ恐れるのか、ぼくには良く分からない。差別問題、天皇問題、部落問題、なんでもそうだが、反対意見をタブーにしてしまうことで、主張の正義性がかえって揺らぎ、世の中の言説の表と裏が形成されてしまうのは良くない。新聞でも雑誌でも、選別投書せずに堂々とした論争を見たい。もちろん僕自身もそれに加わる。従ってこの文章についても小谷野氏本人にメールでお知らせした。反応あるかはわからないが。
もちろん、あらゆる人からの反論を待つ。」
 その通りだと思う。だが正々堂々たる議論のためには、実名を明らかにするべきだろう。

小谷野敦







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Last updated  February 6, 2005 09:46:30 PM
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