Professor Rokku のワインの日々

Professor Rokku のワインの日々

Jun 1, 2005
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カテゴリ: ワイン
良く雑誌に載ってますよね、アウトドア・ライフとワイン。雑誌の中にはある至福の世界が、なぜ日本、たとえば淡路島ではできないのか? あのカップルにしたところで、雑誌で見たからやってみようと思ったのでしょうしね。

よその国ではおかしくないアウトドア・ライフとワインのよい関係が、なにゆえ、日本ではダメなのか? それはもうひとえに蒸し暑さのせいですね。日本は、夏は熱帯か亜熱帯の国ですから。

もう20年ぐらい前のことでしょうか、初めてケイトとイギリスへ3週間の旅に行ったとき、帰ってきてみると、日本では梅雨が明けていました。なんとなくヨーロッパの湿度の低さに体が慣れていたのでしょうか、名古屋の地に足を踏み入れたとたん、あまりの蒸し暑さにびっくりしました。湿度で空気が霧がかかったみたいになっていて、ホントに蒸し風呂に入っているみたいに感じましたよ、服を着たまま。たまたま7月の旅行だったので、劇的な変化を体が経験してしまったということなのでしょうね。

モンスーン気候はヨーロッパの気候と全然違うのですね。特に夏! だから無理なんです、ワインは。高原ならいいけど。

ところで、スポーツといえば、汗をかいて、ちょうどモンスーンの夏みたいな状態に体がなっている状態ですよね。だから、ワインは合わないのでは、Rokku はそう思っています。だから、スポーツにはビールなのでしょう。

それにひきかえ、秋から冬の散歩とワインはよく合います。その時期、特に太平洋側は乾燥しているでしょう? 気候がヨーロッパに近い時期と言えるのかもしれません。

テロワールって、風土でしょ? ワイン作りについて薀蓄を語るときによく聞かれる言葉ですが、実はこの言葉、飲むときにも考えなければいけないのかもしれませんよ。特に日本の極端な夏冬の違いとワインの関係を考える場合には。

火照った体には、やはり熱を取る飲み物こそが求められるのですから、やはり冷やしてなけりゃ。だから、どうしてもワインを飲むのなら、ガンガンに冷やした白となります。でも厳密に言うと、ガンガンという言葉のニュアンスは、ビールにこそ合うように Rokku は思うのですがね。

日本の夏にワインは受難。

ということは、ワインは体を冷やすのではなく暖めるのかもしれませんね。だから体にいいのかな。日本酒でも言うでしょ、冷やは体に悪いって。

そうそう、カーブドヴァン萬屋さんのオススメワイン、一点だけだけど追加しました。覗いてみてくください。ティント・ペスケラ・クリアンサ'02です。まだ少し置いたほうがいいように思いますが、お買い得な値段です。飲むならブリージングが必要です。夏向きとは言えないなあ。本格的赤!





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Last updated  Jun 1, 2005 06:41:16 PM
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Rokku @ そうなんです! 釈迦楽さん、 実はよく心配になります。…
釈迦楽 @ いやあ・・・ 十分運動していらっしゃると思いますよ…
Rokku @ Re:カメラ(03/06) Mike23さん >進化してますね ---…
Mike23 @ カメラ 進化してますね
Rokku @ Re:ただいま修行中(02/27) Mike23さん ダンスといえば、学生…

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