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2006/06/03

結婚する前は６人家族でした。
父母、妹、祖父母、私。

祖父だけＡ型で、几帳面でマメな人でした。
（残りの５人の０型達とはとは明らかに違う！細やかなのです）

実家で祖母の部屋をプチリフォーム＆掃除していたのですが、
沢山の古いもの、懐かしいものが出てきました。

祖父の直筆のメモも。

日付と「正」の字がいっぱい。
どうやら、毎日歩いた歩数を記録していたようなのです。
4000歩とか5000歩とか書いてありました。
大雑把な私からしたら、そんなのチェックするなんて
全然考えられないですからねぇ。

日付を見ると、亡くなった年。
字が震えていて、もう調子があまり良くなかったんだろうなぁ
ってことがうかがえました。

メモの最終は、祖父の亡くなった前日でした。
その日は日付だけ。
亡くなる直前まで、フツーに元気だったんですけどね。
脳幹出血で亡くなっているので、もしかしたらこの時すでに、
もう字が書ける状態ではなかったのかもしれません。

祖父が亡くなってからの方が、祖父のことを知っているように思います。
生前は見えてなかった（私がきちんと見ていなかった）ことが多過ぎたなぁと。
祖父が亡くなってもう8年ですが、こんな風に
生きていた頃の一面に触れると、なんだか不思議な気がします。

実は祖父の万歩計は、私が形見にもらってきているのです。
余計にメモの存在が愛しかったです。

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