バリ島ウブド 親泣かせ独身女奮闘記

バリ島ウブド 親泣かせ独身女奮闘記

2005年10月08日
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「おおーーっ」と、驚きのあまり仰け反る私。
真剣な氏の顔。 彼女は目がテンになっていた。
そこに大きく切り裂いた透明ビニール袋が登場。
お腹の上の吹きかけた薬草の上にポンっと貼り付けると
「さあ、いいよ。服を戻しなさい」と立ち上がった。

その夜、バリアンの興奮冷めやらぬまま、彼女は『漁師』で飲みながら、
「いやー、すごいびっくりしたわ。車でウブドに戻ってくる時から
なんだかお腹が熱いんだよねー」と話す。
彼女の細い体を見ながら「へえーー」そんなにすぐ効き目があるのか疑う私。
飲み薬なら解るが、吹き掛けただけの薬。
自分が紹介しながらも、まさかと思っていた。

次の日の夜、彼女が『漁師』に飛び込んできた。
「こ、こずえちゃん見て頂戴よこのお腹!!!」とふんわりした
アジアンワンピースの腹を押さえる。
見ると昨日までは食べれなくってぺったんこだったお腹が、
妊娠4ヶ月ぐらいになっている。
「このせいで、パンツのゴムがきついよー」とぼやく。
熱くなっていたのは本当だったのだ。体が動き始めたのだ。
「バリアンのおじいちゃんにさっき電話してきいたら腎臓の
動きが活発になっているだけだから大丈夫だって。
問題ないってさ」と笑う彼女。ほっとしながらも不安な私。
触らせてもらったお腹はパンパンに張っていた。

朝おきてから、「A子さんどうなったかな?」と
気になった私は果物を持って彼女のバンガローを訪ねてみた。
「おはようございまーす」声をかけたら、ぐったりした顔で出てきた。
「昨日の夜は20分おきぐらいで30回近くトイレに
行ったから眠れなかったけれど、明け方やっと止まった。
でもねお腹も小さくなったし、
付き物が落ちたみたいに意識がスッキリしてきた」と嬉しそう。
そこで、電話一本で来てくれるマッサージ師に連絡。
香りの良いオイルで2時間もみほぐしてもらいリラックス。
この夜は久しぶりにゆっくり眠れたようだ。

 その後、A子さんは日本に帰り元気に過ごしているようだ。
メールには「バリに行って沢山の力を貰ったみたい。また頑張れそう」
と書いてあった。
私はなんだかとても嬉しくなって、
バリの神様への尊敬の気持ちでいっぱいになった。





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最終更新日  2005年10月08日 13時37分17秒


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