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Ryu-chan6708

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2011.04.17
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A氏 :昨日の 朝日新聞朝刊 1面の左側 に「 原発大半、安全策に難点 」として、 福島第1原発の事故 に伴い、 各原発 海水ポンプの防水対策 非常用電源の設置場所 を本社で調査したデータをかかげているね。
17箇所にある原発 のうち、 両方共対策済 なのは、 福島第2 柏崎刈羽 東海第2 滋賀 4つ だけだね。

:この1面の続きが 3面 に「 原発 想定すべて破られた 」と題してあるね。
  題名からして、新聞社もまだ、「 想定外 」が分かっていないことがわかるね、。

A氏 北海道電力 佐藤佳孝 社長 は、
  「 福島第1原発を襲った津波が高さ 14メートル なら、 15メートル にすればいいのか、 16メートル がいいのか、収まりがつかない
  と語ったという。

:まだ、 ことの本質 を分かっていないね。
16メートル にして、また「 安全神話」改訂版 を作ろうというのかね。
北海道の泊原発 津波想定値 は、こないだの 読売新聞の調査 によると 9.8m だ。  
  問題は、 この値 そのものでなく、「 この値(設計基準値)を超えたときの非常時の対応準備 をきちんと予想してとっているか 、なのにね。
泊原発 非常用電源が頑丈な原子炉建屋に全部入っていない
  一部しか入っていない。
  それが「 設計基準値を超えたときの対応 」をよく考えていないことを証明している。

A氏 柳田 氏が 指摘している 「『 想定値 」で 線引き(割り切り)する発想 から抜け出し、『 予防できること 』と『 予防できないこと 』を明示 し、『 予防できないこと 』は『 ではどうするか』という議論の展開を導入することだ 』というのをまだ理解していないね。

四国電力の30代の中堅社員
 「 伊万原発 の近くにも 大きな活断層 があり、『 想定外 』の 地震や津波 を乗り切れるのか不安だ。
ここまでやれば安心という方策 があるなら教えてほしい」
 ともらしたという。

:これも分かっていなね。
伊万原発 津波想定値 3.49~4.24m だ。
これを超える津波 が「 想定 」されるから、それに備えて 海水ポンプや非常用電源が確保 されないといけない。
  それなのに、 伊万原発 は、 海水ポンプの防水準備していないし、非常用電源が原子炉の外 にあるという。
 「 予防できない場合 」の 準備対応は最悪 だね。
足元 をみていない。
足元の努力 をしないで、 すぐに問題を抽象的に大げさにする
  本当にやる気がない。
  新聞記者も「 安全神話 発想 に陥っているから、そこを追求しない。

A氏 東日本の電力会社の幹部
  「 すべての対策にはコストがかかる
電力料金に転嫁 しなくてはならない」という。

:また、 抽象的なグチ だね。
グチ だから、 電力料金をいくらあげるかの数字が言えない
現行料金 5割アップ なのか、 2倍 なのか、すぐに出ない。

A氏 元東電社員の原子力技術者 は「 基本設計の見直しは多額の費用がかかる 」と同じようなことを言っているね。

:一体、 何億かかるのか 大雑把でいいから、 具体的な数字 がすぐに出てこないのが問題だね。
  新聞記者もそれを追求しない。
福島第1原発の事故による被害補償 は、 兆円の単位 になるだろうというのにね。
  まだ、日本は新聞社も含め、 発想 が「 安全神話教 」の 呪縛 から本当に脱していないね。






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Last updated  2011.04.17 08:21:27
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