元銀行員のよもやま話

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2006.11.16
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最近、飲酒運転について原則としして懲戒免職とするという方針を打ち出す自治体が現れ、マスコミがそれを煽る報道が続けられている。

当社の就業規程には、具体的に飲酒運転への罰則規定はない!先般、商工会議所より、(特定商工業者)へ向けての、アンケート調査が届いた。

 この(特定商工業者)というのは、毎年4月1日現在において、商工会議所の地区内において、商工会議所への登録をし、かつ一定水準以上の事業者規模をもち、経済的、社会的存在意義が大きいとされることから、事業所の概要を商工会議者が備え付けてある法定台帳に登録されている事業者をさすらしい。

マアそれなりの会社と認知されているのか、自社が(特定商工業者)に登録されているのは、このアンケートが届いて、初めて知ったのであるが、悪い気持ちはしないものである・・・

そのアンケートの主旨は、飲酒運転による貴社の具体的な罰則規定をお答え下さい!という内容のものであった。
選択式ではなく、匿名での記入方式であったので、回答をした。その内容は、我々使用者は、社会的秩序の維持のために従業員を雇っているわけない。懲戒も社会的秩序の維持とか飲酒運転の防止のためにあるのではない。
従って、就業時間中の飲酒運転以外は当社は懲戒の対象にはしない!と回答した。

個人的に懲戒は労働関係上の規律維持が目的であって酒気帯び運転など、運転免許に関する行政処分とかも対称にしていると、大切な人材を失いかねないと考えたのである。これは時代に逆行していると考えられるが、この原則は、あくまでも行政処分の事を指し、飲酒による人身事故などにより、刑事罰の場合は程度により都度本人と協議する事も付記しておいた。

誤解を恐れずに云うと、最近のマスコミ報道に見られるような飲酒運転が死亡事故の元凶なのかについては、異論があるのである。
30年近く運転をしてきている私は、人身事故はおろか、物損事故すら起こしたことは無い!かといって、小さい車に乗って、安全運転をしているかというと、それも違う。
自家用車は、すべて4000ccクラスの車であり、車長も5メートル近くある車ばかりを運転しているし、そんなに謙虚に運転しているつもりも無い!

飲酒運転は死亡事故の重要な要因の一つではあると思うが、やはり元凶といえばスピードの出しすぎによると思うのである。ここであえて、スピード違反としなかったのは、車の運転をしている人なら、理解できると思うが、法定速度とは、全く車の流れを無視した速度設定であり、遵守しているとかえって夜間の高速などでは、危ないのが実情であろう。

企業の社会的な評価を著しく下げる飲酒運転に対しては、厳しく解雇をも辞さない覚悟であるが、それ以外のことで、即懲戒・解雇ではマスコミの扇動を助長して賛同するようなので、止める事にした。

死亡事故のリスクを本当に高める行為を非難するという観点であれば、やはり速度違反のほうが優先順位は高いと思うのである・・・






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最終更新日  2006.11.16 13:54:34


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