元銀行員のよもやま話

元銀行員のよもやま話

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2010.06.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類





 銀行からどのような評価をされているかの目安は、





 借入金利と考えている経営者は多いと思いますが?・・・

 借入金利は、低水準であればあるほど、コスト削減にもつながり、良いように思われま




すよね?



しかし・・元銀行員と言う立場から(生の声)を書かせていただくと・・・

 しかし、超低金利での借入は、




 後々副作用を起こしてしまうことも十分考えられるんですね・・

 ご存知の方も多いと思いますが、



 銀行の貸出金利の基準は、短期プライムレートです。

 これは、一年以内の短期の貸出における




 最優遇貸出金利のことです。






 一年超の長期の貸出も、







 実質的に短期プライムレートが基準になっていることが多いです。

 今、大手行の短プラは、1.625%あたりですから・・





 地域金融機関では、2%台前半のところが多いです。




 そうした状況を踏まえた上で、





 自社の借入金利の多くが、






 この短プラを下回っているものが多いと







 後々副作用を起こす可能性があるんですね?




 その副作用とは、今の低金利の水準では、







 銀行が貸さなくなっていくリスクがあるんです・・







 たとえば、今数行と取引があって、
 どこも1.5%で借入しているとしましませんか?





 1,2回なら競合上融資するかもしれませんが、







 それ以上の申込みになってくると、




 当然融資残高も増えてきますよね・・






 すると、もともと収益性や採算性の劣る取引先が、





 さらに収益性、採算性が合わなくなってくると、






 融資そのものを断る可能性が出てきます。

 もちろん、社長が銀行にうるさく金利交渉した結果でなく、








 銀行からの融資提案で、競合他行の金利をみて、






 たまたま低金利ばかりの融資になっていたのかもしれません・・から




そんな場合は別ですが・・そんな例は中小企業では稀有な場合ですから・・











 しかし、銀行員が、詳しい事情を知りえない場合、




 単に「金利にうるさい社長」とか、





 「超低金利でないと借入してくれないだろう・・・」





 というイメージがついてしまっていることがあります。

 そうした状況で、融資を断れてしまうと、





 社長は「何で!?」、「これは貸し渋りだな!」






 と考えてしまうのですが




私に言わせていただければ(本末転倒)なんですね?






 銀行は企業の業績や格付けだけでなく、





 収益性や採算性もしっかりみているのですね





 突然、融資を断られないためには、




 超低金利で借入するのもいいけれども、




 ある程度の金利収益を銀行にも与え続けるという

 社長の度量の大きさ・・具体的に言えば両建て預金の協力とかですね・・





 そうしないと、Win-Winの関係は築けませんから・・・

 やはり、どちらか一方が、



 得するだけの関係は長続きしないと思います・・・





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最終更新日  2010.06.30 12:04:58


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