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いいチームを作りましょう 〜ソーシャルと成果を両立させる金融とボランティア組織の共通本質から学ぶ〜(「いいチームを作りましょうプロジェクト」第一回キックオフイベント)日時 2015年6月24日(水)19:00~21:00 開場:18:30場所 めぐろパーシモンホール(大ホール) 参加費 2000円(Paypalによるカード決済での事前お支払い)申し込みはこちらから。新井さんのプロフェッショナル仕事の流儀が大反響で、申し込みが殺到しているため、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにお申し込みください。http://akademeia.jp.net/?page_id=475
2015/05/13
先日、練馬区で講演をして、今日はいくつかのプロジェクトの今後の相談に乗り、夜はコンテンツワークスさんで講演。2月に入ったら落ち着くはずと思ったけど、なんだかんだで連日講演。いつの日か始まるほぼ日の連載の原稿にようやく着手できた次第。取材を受けたのは夏(笑)。本日から東北を廻ってきます。9日は岩手県主催のイベント「復興のかけ橋フォーラム」で基調講演⇨岩手支部ミーティング&懇親会。10日は、大船渡を廻り、大川地区⇨仙台。11日は、東北大学で復興サポートのイベント&収録 ⇨東北発未来塾のイベント&収録 ⇨夜はふんばろう宮城支部のミーティング&懇親会。 我が実兄も参加しますので、乞うご期待。以下に詳細を記載しておきますので、お近くの方でご都合がつきましたらご参加いただければと思います。久しぶりにみなさんに会えること、またはじめてお会いできることを楽しみにしてます。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2月9日岩手県主催のイベント「復興のかけ橋フォーラム〜つながりを力に〜」にて基調講演を行います。詳細はこちらをご覧ください。http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?cd=43316&ik=0&pnp=14◆その後ふんばろう岩手支部ミーティング、岩手県公会堂12号室で18:30~行います。参加費無料でどなたでも参加できます。ふんばろうに入っていなくても全然大丈夫ですし、NPOなどに入っている方も大歓迎です。お気軽にご参加ください。その後20時過ぎから懇親会もあります。皆さんで楽しく飲めればと思います^^◆ちなみに岩手支部のグループは以下になります。情報共有の場として東京の方も多く参加しています。関心のある方はこちらもお気軽にご参加いただければと思います。http://www.facebook.com/groups/fjmIWATE/------◆2月11日にNHKの番組の企画で行われます、東北大学での2つのイベントにはしごで登壇します。http://www.nhk.or.jp/ashita/kokaisapo/tohoku/a/index.html1つは「復興サポート」(13時〜16時)、もう1つは「東北発☆未来塾」(15時30分〜17時)です。東北発☆未来塾につきましてはこちらをご参照ください。http://flat.kahoku.co.jp/u/volunteer17/9wLd4t8TuZiq7gPxFYXs/どちらも事前予約が必要のようです。復興サポートに参加ご希望の方は以下に電話でお申し込みくださいとのこと。090-2336-9506(復興サポート政策担当)◆ また同日18時からふんばろう宮城支部のミーティング&懇親会を行います。もちろん僕も参加します。参加費無料でどなたでも参加できます。様子見も大歓迎ですのでお気軽にご参加下さい。場所宮城県仙台市青葉区一番町1-16-5 河北仙販ビル5階会議室宮城支部の皆さんも優しくてよい人ばかりですので、ざっくばらんに語り合って、愉しい時間を過ごせればと思います。宮城支部のフェイスブックグループはこちらです。http://www.facebook.com/groups/212974215399528/
2013/02/08
放送終了後になってしまい恐縮なのですが、1月のNHKのEテレ「東北発未来塾」の「リーダーのチカラ」の講師として4週連続で出させていただきました。本日1月26日(土)11:20から再放送があります。4週連続の最終回テーマは「全員がやる気になる○○のチカラとは」です。今回はふんばろう東日本支援プロジェクトを代表する自立支援の一つ「手に職・布ぞうりプロジェクト」が取り上げられます。お母さん達も布ぞうりプロジェクトのスタッフも学生もキラキラ輝いていて素敵です。http://wallpaper.fumbaro.org/zouri以下今までの概要。-------------2013年1月4日(金)リーダーのチカラ・西條剛央さん第1週「人を集めろ!人を動かせ!強い組織のつくりかた」http://www.nhk.or.jp/ashita/miraijuku/archives/130104.html2013年1月11日(金)リーダーのチカラ・西條剛央さん第2週「変化への対応術 その時、どうする?」http://www.nhk.or.jp/ashita/miraijuku/archives/130111.html2013年1月18日(金)リーダーのチカラ・西條剛央さん第3週「組織をまとめる魔法のメガネ」http://www.nhk.or.jp/ashita/miraijuku/archives/130118.html2013年1月25日(金)リーダーのチカラ・ 西條剛央さん第4週 「全員がやる気になる○○のチカラとは」http://www.nhk.or.jp/ashita/miraijuku/archives/130125.htmlまた、ディレクターブログ。読んでみたらけっこうおもしろいので、1月のリーダーのチカラに関係するものをピックアップしてみました。番組内ではカットされた内容についても紹介してます。-------------2013年01月03日 (木)現代っ子http://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/03/2013年01月04日 (金)新シリーズ「リーダーのチカラ」http://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/04/2013年01月05日 (土)哲学とリーダー論http://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/05/2013年01月06日 (日)アクシデンツ(複数形?)http://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/06/2013年01月07日 (月)美織ちゃんの書き慣れノート その2 http://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/07/2013年01月08日 (火)倉庫で開講!http://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/08/2013年01月09日 (水)ビール党代表・西條剛央さんhttp://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/09/2013年01月10日 (木)塾生紹介1 五十嵐由香さんhttp://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/10/2013年01月11日 (金)塾生紹介2 佐々木 祐介さんhttp://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/11/2013年01月13日 (日)埋没コスト~恋愛における事例~http://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/13/2013年01月14日 (月)塾生の意外な共通点http://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/14/2013年01月15日 (火)塾生紹介3 貝羽 和基さんhttp://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/15/2013年01月16日 (水)塾生紹介4 古川優月さんhttp://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/16/2013年01月17日 (木)塾生紹介5 安井美貴子さんhttp://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/17/2013年01月18日 (金)アカペラで番組紹介♪http://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/18/2013年01月19日 (土)あなたは 女性 or 男性 ?http://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/19/013年01月20日 (日)あなたは 男性 or 女性 ? 続編http://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/20/2013年01月22日 (火)あなたは 男性 or 女性 ? 続編の続編http://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/22/2013年01月25日 (金)未来塾オフショット「息抜き」http://www.nhk.or.jp/ashita-mirai-blog/2013/01/25/
2013/01/26
1月27日(日)に内閣府(防災担当)の防災をテーマにしたシンポジウム@神戸に登壇します。お近くで関心のある方はご参加頂ければと思います。『みんなのBOUSAI!! 共助・コラボ・ミーティングin神戸 ~広がる、共助の輪~』http://www.bousai-vol.go.jp/kyojo/主催:内閣府日時:平成25年1月27日(日) 11:00〜16:30会場:兵庫県立美術館ミュージアムホール(兵庫県神戸市)(なお、イベント参加には事前の申し込みが必要ということですのでお忘れなく。)
2013/01/18
構造構成主義研究会,ならびに編集委員会では,微力ながら震災復興の一助になりたいと考えており,義援金チャリティシンポジウムなどいくつかの企画を進めております。 まず,北大路書房さんのご厚意により,『構造構成主義研究』4号の特集「持続可能な社会をどう構想するか」の無料ダウンロードが実現しました。 竹田青嗣・池田清彦・西條剛央の三者によって,竹田青嗣・池田清彦・西條剛央の三者にによる「持続可能な社会をどう構想するか」の無料ダウンロード開始。環境問題の本質や新エネルギー開発の可能性等々,3.11.以後に役立つ「社会構想の方法」について語られています。 期間限定ですのでこの機会にぜひお読みいただければと思います。 ダウンロードはこちらから→http://p.tl/VSjm さらに北大路書房の全面協力によって、以下の構造構成主義研究のシリーズ全巻の売上の一部を東日本大震災の義援金とさせていただくことになりました。 この機会にぜひご協力をお願いをできればと考えております。またこうした取組みにご賛同いただけましたら,twitterやブログなどでこうした取り組みをお知らせしていただけると大変有難く存じます(転載等ご自由にどうぞ)。 被災者支援の輪が次々と広がっていくことを願っております。▼義援金対象【構造構成主義研究シリーズ】(5号も近刊予定です)。・『持続可能な社会をどう構想するか-構造構成主義研究4』→http://ow.ly/4mcIH・『なぜいま医療でメタ理論なのか――構造構成主義研究3』(2009年3月公刊)→http://ow.ly/4mcHg・『信念対立の克服をどう考えるか――構造構成主義研究2』(2008年3月公刊)→ http://ow.ly/4mcG0・『現代思想のレボリューションー構造構成主義研究1』西條剛央・京極真・池田清彦(編著)→http://ow.ly/4mcAT(早稲田大学大学院専任講師 西條剛央) ・ブログやTwitterなど転載ご自由にどうぞ。・またご意見,誤字脱字,お気づきの点などございましたらTwitter(saijotakeo)にてお気軽にコメントいただけるとありがたいです。・その他の大震災関係の記事はこちら→http://p.tl/J9Xt
2011/03/28
以下のフォーラムで,知識経営理論で世界的に有名な野中郁次郎先生と,ナラティブアプローチの第一人者斎藤清二先生と一緒に,講演&鼎談をさせていただくこととなりました。東京開催で参加費無料となっておりますので,関心のある方はお気軽にご参加ください。-----------------------------------------------------------------「トータル・コミュニケーション・サポート・フォーラム2010」 本フォーラムでは2部構成とし、「ヒューマンケア実践理論」と「発達障害者支援の実践」に焦点を当てて当事業における取組みの発信を行います。1部では「理論編」として、知識経営理論をベースとしたヒューマンケア実践理論をどのように構築すべきかの観点から、知識経営理論、構造構成的アプローチ、ナラティブ・アプローチの第一人者による講演および総合討論を実施します。続いて2部では「実践編」として、チームサポートとコーディネーション、ナラティブ・アセスメント、心理教育的サポートに基づく発達障害大学生支援の実践報告を行い、実践で得られた知識資産についての総合討論を実施します。■日 時 平成22年11月27日(土)9:20~16:30(9:00 開場)■会 場 大手町サンケイプラザ 4階 ホール(〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-2)■参加費 無料■主 催 富山大学 ■プログラム 第一部 ヒューマンケアにおける知識創造プロセス(9:30~12:30) 司会:高山千弘 エーザイ株式会社 理事 知創部 部長 ● 基調講演 「持続的イノベーションを起こす賢慮型リーダーシップ」 野中郁次郎 一橋大学 名誉教授 ● 「しなやかなコミュニケーションを可能とする構造構成主義の可能性」 西條剛央 早稲田大学大学院専門職学位課程(MBA)専任講師 ● 「大学生のコミュニケーション支援とナラティブ・アプローチ」 斎藤清二 富山大学 保健管理センター長・教授 ○ 総合討論 コーディネーター:遠山亮子 中央大学大学院戦略経営研究科 教授 討論者:野中郁次郎、西條剛央、斎藤清二 第二部 発達障害大学生支援の新たなパラダイム(13:30~16:30) 司会:広瀬洋子 放送大学 ICT 活用・遠隔教育センター 教授 ● 「富山大学トータルコミュニケーション支援室における実践? ?ナラティブ・アセスメント×心理教育的サポート×コミュニティ・サポート?」 西村優紀美 富山大学 保健管理センター 准教授 ● 「富山大学トータルコミュニケーション支援室における実践? ?チーム・サポート×合理的配慮の探究×就職サポート?」 吉永崇史 富山大学 学生支援センター 特命准教授 ○ 総合討論 コーディネーター:広瀬洋子 討論者:斎藤清二、西村優紀美、吉永崇史■お問い合わせ・お申込み 富山大学学生支援センター アクセシビリティ・コミュニケーション支援室 トータルコミュニケーション支援部門 T E L :076-445-6914 F A X :076-445-6908 E-mail:tcsi@ctg.u-toyama.ac.jp *参加を希望される方は、添付ファイル中の参加申し込み書をご記入の上、FAXでお送りいただくか、 氏名・所属・連絡先(住所・電話番号)を明記の上、E-mailにてお申し込みください。 *締切 11月25日(木)-----------------------------------------------------------------企画背景富山大学では、2007 年度より、新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム(学生支援GP)として採択された、「『オフ』と『オン』の調和による学生支援」事業を行い、主に対人関係やコミュニケーションに困難のある学生の特性に配慮した包括的なコミュニケーション支援を行っています。当事業は「トータルコミュニケーションサポート」をミッションとして掲げ、ミッションを達成するための明確な駆動目標を共有し、学内外における対話と実践を通じて重層的な学生支援の「場」を創出しています。さらに、生み出された知識を組織的に共有して体系(理論)化し、次の実践に活かしながら支援人材の開発を行っています。
2010/09/15
ご無沙汰しております。日記が更新できていない西條です。だめだめですいません。いくつもの締め切りが重なったり、出張だったりと忙しくしています。先週末は、香川県立保健医療大学でチーム医療特論の講義をしてきました。昨年の講義(チーム医療の問題点とそれを解消する方法)を踏まえて、それぞれが医療現場で実践してきたものを研究発表するというもので、いずれも大変意義深い研究でした。貴重な報告なので、ぜひ学会発表および投稿してもらえればと思っています。さて、これも直前になってしまいましたが、久留米大学医学部で以下のようなワークショップがあります。九州の方などご関心のある方はご参加いただければと思います。http://gmed.kurume-u.ac.jp/CONTENTS/BBS/2010011501_00.pdf#search='西條剛央%20久留米大学'━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━久留米大学大学院医学研究科修士課程がん看護専門看護師教育課程がん看護プロフェッショナル養成Workshop平成22年2月6日(土)13:00~16:30於:医学部看護学科C棟2階教室1・2テーマ:高度実践看護師養成におけるSCRM(構造構成的研究法)の有効性講師:西條剛央先生(早稲田大学大学院商学研究科・専任講師)講師紹介早稲田大学人間科学部卒業後、同大大学院にて博士号(人間科学)を取得。平成21年4月より、現職に就いておられます。JJNスペシャル『研究以前のモンダイ看護研究で迷わないための超入門講座』(医学書院)、『構造構成主義とは何か』(北大路書房)など著書も多数あり、全国各地で実施されるセミナーや研究会にて講演されています。今回、西條先生が体系化されたSCRM(Structural-construction research method:構造構成的研究法)という研究法から、いかに有効に研究実践を実現するかお話しいただきます。より質の高い看護を実践するべく、看護における研究とは何か、改めて考える機会となれば幸いです。お問い合わせ(参加申し込みはこちら)福岡県久留米市旭町67番地久留米大学医学部事務部教務課大学院担当?0942-31‐7528FAX0942-31-4374━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2010/01/27
池田清彦先生が, 「明石家さんまのホンマでっか1?TIMES」(仮) 10月19日(月)スタート 毎週月曜夜11:00-11:30 フジ系で放送 にレギュラーとして出演されるそうです。 池田節が炸裂するのが愉しみです(炸裂しすぎるとカットされるみたいですが) 。月曜23時からです。皆様お見逃しのないよう(といいつつ自分が見逃すのでアラームをかけておこう)。どなたかDVDとか録画できてyoutubeとかにアップできる技術のある方がいらっしゃいましたらyoutubeにアップしていただけるとありがたいです(僕はビデオ録画すら壊れて動かなくなってしまっているので)。 ------ http://blog.television.co.jp/entertainment/entnews/2009/08/20090831_06.html フジテレビ系で特番として不定期に放送されていた「さんま・福澤のホンマでっか!?ニュース」が、10月19日(月)夜11時より、新番組「明石家さんまのホンマでっか!?TIMES」(仮)としてレギュラー放送されることが決定した。 「さんま・福澤のホンマでっか!?ニュース」は、1年の間に起こったニュースをテーマに、思わず“ホンマでっか!?”と言ってしまいそうな、知られざる情報を紹介していくニュースバラエティー。情報は、専門分野の評論家が披露するため、ソースとしては確実性のあるものが多く、これまでにもさまざまな反響を起こしている。 「明石家さんまのホンマでっか!?TIMES」(仮)は、この特番をニューバージョンとして誕生させたもので、“世の中で国民が話題にしているもの&うわさのホンマでっかなこと”を発信していく。 普段はあまりバラエティーに出演しないまじめな評論家のトークも、“お笑い怪獣”こと、さんまの手によって面白く、分かりやすい情報として伝えられたのが「さんま・福澤のホンマでっか!?ニュース」の特徴だった。新番組も、新たな情報をさんまと共に面白く学べることは間違いない!? ------
2009/10/09
10月15日の19時から「丸の内 丸善」で池田清彦先生の講演&サイン会があります。 直接お会いしてお話がきけるチャンスです!100名先着ですので関心のある方は電話予約された方が確実かと思います。http://www.maruzen.co.jp/Blog/Blog/maruzen02/P/8256.aspx ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 丸の内本店~PHPサイエンス・ワールド新書『寿命はどこまで延ばせるか?』刊行記念~池田清彦先生 講演&サイン会 丸の内本店 3F日経セミナールーム 2009 年10月15日(木) 19:00~ 定員100名様 要整理券(電話予約可) 開催案内 PHPサイエンス・ワールド新書 『寿命はどこまで延ばせるか?』刊行記念 池田清彦先生 講演&サイン会 参加方法 丸の内本店にて、対象書籍をご購入の先着100名様に和書売場各階カウンターにて整理券を配布いたします。 (整理券がなくなり次第、配布終了となります) 対象書籍:『寿命はどこまで延ばせるか?』 (池田清彦著、PHP研究所刊、税込840円) ご予約およびお問合せ 丸の内本店 和書グループ 100-8203 千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾショップ&レストラン1~4階 Tel : 03-5288-8881━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2009/10/09
看護学教育学会での講演は満員御礼で手応えも良かったので,愉しかったです。反省点としてはもっと前もって飛行機を予約しておかないと大変なことになる,ということですね。また,お知らせが遅すぎることも反省して?近日中の講演など予定をお知らせしておこうと思います。▼10月11日 日本保健医療福祉連携教育学会(千葉大学)http://www.jaipe.jp/http://www.jaipe.jp/PosterJAIPE09A3.pdf▼10月17日 特別講演(名古屋大学)大学院教育改革支援プログラム「専攻横断型の包括的保健医療職の育成」特別講演 「研究以前のモンダイを解消するS C R M(構造構成的研究法)の考え方」講師:西條 剛央(早稲田大学大学院商学研究科専門職学位課程専任講師)日時:2009 年1 0 月1 7 日(土)13:00~16:00(開場 1 2:1 5)場所:名古屋大学大幸キャンパス東館4 階大講義室方法とは何か? 理論とは何か? 科学的とはどういうことか?理論と実践との関係はどう考えればよいのか?そもそも、研究とは何なのか?こうした「研究以前のモンダイ」から根源的に考え直し、研究のエッセンスを掴むことで、よりしなやかな研究実践を可能にするSCRM(構造構成的研究法)という新種の研究法についてお話頂きます参加費 :無料参加申し込み :Fax:052‐719-3158 またはE-mail:thp@met.nagoya-u.ac.jp にて、氏名、所属、連絡先をご記入の上お申込下さい。申し込み締め切り:2009 年10月9日(金) 但し、定員になり次第締め切らせていただきます。問い合わせ先 :名古屋大学医学部保健学科 大学院GP 事務室〒461-8673 名古屋市東区大幸南1-1-20Fax:052‐719-3158 E-mail:thp@met.nagoya-u.ac.jp大学院GP ホームページ(http://www.met.nagoya-u.ac.jp/THP/index.html)▼11月7日 科学基礎論学会(シンポジウム)日 時:2009年11月7日(土)会 場:慶應義塾大学三田キャンパス A会場 北館3階(旧4階)大会議室B会場 研究棟1階 A会議室16:00-18:00 B会場 「心理学・人間科学メタ理論の新展開」
2009/09/23
日記まったく更新せずすいません。この夏は締め切りラッシュ&毎週ワークショップや集中講義で忙しくしていました。毎度直前のお知らせで申し訳ないのですが,今日,明日と北海道の北見市で開催される看護教育学会で講演を行います。僕が登壇するのは明日の午後です。「『研究以前のモンダイ』から看護教育と研究について考える――構造構成主義の視点から」という演題になります。http://plaza.umin.ac.jp/jane19th/ようするに,構造構成主義やSCRM(構造構成的研究法)の観点から,看護教育,看護研究といったことについて考えたことを話してみます,という内容です。北海道などお近くの方で関心のある方がいらっしゃいましたらご参加いただければと思います(告知が遅すぎなのでこれをみてこられる方はいないと思いますが(笑))。そういえば,週間医学界新聞で連載していたものをベースとした本がこの学会で登場します。『看護研究で迷わないための超入門講座――研究以前のモンダイ』です。大幅に加筆修正し,図解やチャートなどを加えてさらにわかりやすくなっていると思います。市販されるのはもう少し先だと思いますが,また追ってお知らせします(ほんとか)。
2009/09/20
湘南国際村フォーラム「持続可能な社会へ向けて~“科学”の営み・“こころ”の営み~」総合研究大学院大学、地球環境戦略研究機関、神奈川県立保健福祉大学、かながわ国際交流財団湘南国際村学術研究センターなど、湘南国際村に集積する知的資源を最大限に活用することにより、「持続可能な社会」を、従来の社会科学的な視点からだけではなく、自然科学や人文科学的な視点を加味し、新たな切り口から考えるプロジェクト。今年度は、「“科学”の営み・“こころ”の営み」をサブテーマに据えて、われわれが目指すべき「持続可能な社会」について、科学と社会、宗教学、構造構成主義、グレート・ブックス、アート、環境政策、栄養学、社会福祉といった多様な分野の有識者がともに対話を深めることにより、新たな知見を創出することを目指します。■日 時:【第1日目】12月9日(火)13:00~19:00 【第2日目】10日(水)9:00~13:00■会 場:湘南国際村センター国際会議場■定 員:60名(応募多数の場合、抽選)■参加費:3,000円(前回フォーラム『生命をめぐる対話』記録集1〔A5判・180頁〕つき)当日払い ※懇親会参加の場合、別途4,000円 ※宿泊も可。要問い合わせ【湘南国際村センター/TEL:046-855-1800】■申込み:はがき、FAXまたはEメール(1通2人まで)にて、郵便番号、住所、氏名、電話、懇親会の参加希望を明記し、下記までお申込みください。12月2日(火)必着。締め切り後、抽選にもれた方にのみご連絡いたします。 【かながわ国際交流財団・湘南国際村学術研究センター】 〒240-0198 葉山町湘南国際村 FAX:046-858-1210 メール:shonan@k-i-a.or.jp 問合せTEL:046-855-1821(清水)■主 催:かながわ国際交流財団/湘南国際村協会■協 力(予定):神奈川県立保健福祉大学/総合研究大学院大学/地球環境戦略研究機関 ■プログラム:【モデレーター】山崎美貴子(神奈川県立保健福祉大学学長)【第1日目:各講演終了後に討議者(下記)とのディスカッションを行います】◆基調講演「転回期にある科学~科学は本来どうあるべきか~」 講 師:池内 了(総合研究大学院大学葉山高等研究センター長)◆セッション1「宗教と無宗教~内的環境のルーツ~」 講 師:濱田 陽(帝京大学文学部准教授)◆セッション2 「科学・宗教・哲学の思考形式を組み合わせるホリスティック・アプローチ~構造構成主義の視点から~」 講 師:西條 剛央(日本学術振興会特別研究員)◆ダイアログ 「科学のゆくえ・こころのゆくえ」【第2日目:前日に引き続き講師と討議者でディスカッションを行います】◆総括セッション「科学の視点・こころの視点から見つめなおす持続可能な社会」【討議者(予定)】・江藤 裕之(東北大学大学院言語学研究科准教授/湘南国際村学術研究センター客員研究員)リベラル・アーツ・大塚 隆志(地球環境戦略研究機関主任研究員)環境政策・中村 丁次(神奈川県立保健福祉大学教授)栄養学・林 容子(尚美学園大学准教授/アーツアライブ代表)アート・福原 義春(かながわ国際交流財団理事長)(参考)フォーラムHP:http://www.k-i-a.or.jp/shonan/work/svf/index.html
2008/11/12
第三回(早稲田大学)の若干の追加募集を行うこととなり、また九州でも開催されることとなりました。以下、http://structuralconstructivismakademeia.blogspot.com/ より引用。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 質的研究集中ワークショップ第三回追加募集・九州開催のお知らせ この度構造構成主義アカデメイアでは,多数のご要望にお応えするため10月25日から早稲田大学で開催される第三回の追加募集を若干名行います。また九州(長崎大学)にて4日間(計30時間以上)の演習形式の集中ワークショップを開催させていただくことになりました。 SCQRMとは,多種多様な「質的研究」に通底する原理となる考え方や技法を呈示するものであり,それを身につければ既存の技法をより創造的に使いこなすことが可能となります。学生,教員,一般の方を問わずどなたでも参加できますので,質的研究に関心がある方,質的研究のエッセンスやコツを学びたいという方は奮ってご参加ください。 【質的研究集中ワークショップ】 http://url.ms/yoj ◆講師 西條剛央 ◆内容 質的研究は分析方法に力点を置かれがちですが,意義ある質的研究を行うためには,「質的研究の長所を活かしたリサーチクエスチョンを立てられるかどうか」が本質的に重要なポイントになります。方法が目的を達成する手段である以上,どのように分析し,どのような理論を構築すればよいかはリサーチクエスチョン(目的)によって決まってくるため,リサーチクエスチョンを抜きに「正しい方法」を学ぶことはできないのです。 したがって,本ワークショップでは,各班にわかれ、質的研究の特性を活かしたリサーチクエスチョンを立ち上げから始まり,対象者の選択,データ収集(インタビュー),データ分析,理論構築(仮説生成),研究発表に至るまで一気に実践してみることで,SCQRMやそれに基づく「構造構成的M-GTA」の活用法を学び,質的研究のエッセンスとコツを身につけることを目的とします。 ◆関東開催(若干名追加募集) 場所:早稲田大学早稲田キャンパス 日時:2008年,10月25(土)・10月26(日)/11月1日(土)・11月2日(日)(土曜日は11時~19時40分,日曜日は9時~18時) ◆九州開催 場所:長崎大学医学部保健学科 日時:2009年,2月28(土)・3月1日(日)/3月7日(土)・8日(日)(各日10時~18時40分) ◆参加費 2万円 ◆定員 40名程度(※すでに多くのお申し込みをいただいていますのでご希望の方はお早めにご登録ください)。 ※ 参加希望者は下記より仮登録をしてください。先着順とさせていただくため仮登録をいただきましても定員になり次第締め切らせていただくことがありますので予めご了承ください。本登録が完了し次第、詳細な情報を送らせていただきます。 http://server.net8.jp/auto-mail/12147/form.cgi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2008/10/15
構造構成主義の勉強会のお知らせです。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岡山にて構造構成主義の勉強会が開催されます。構造構成主義は、最新(最深)の超メタ理論として注目されており、医療、哲学、心理学、教育、文学といった実に様々な領域に導入されています。今回の勉強会では、構造構成主義のエッセンスについてわかりやすく概説させていただき、さらに質疑応答の時間を多く設けることで理解を深める機会にしたいと思います。 構造構成主義は、信念対立の解消を主題として構築されているように日常レベルでも役立つものなので、哲学や科学論に関心のある方のみならず、しなやかに生きたいという方も奮ってご参加いただければと思います昼間開催ということでわりとこじんまりとした勉強会になると思いますので、ゼミのようなアットホームな雰囲気で進めていければと思います。関心のある方は是非ご参加ください。【以下pieniより】*心理学者であり、「構造構成主義」という最新の理論を体系化し、各方面から注目されている思想家の西條剛央さん。今年の3月にpieni..にて、開かれた講演会「しなやかに生きるための哲学」も大好評でした。この度、2度目の講演が開催されることになり、この機会に、西條先生が体系化された、構造構成主義の勉強会を開いてみてはどうか、という声が上がり、「西條ゼミ(岡山支部)構造構成主義勉強会」が開催される運びとなりました。今回をスタートに、西條先生等のご協力の元、定期的にこの勉強会を開いていく方向です。(今後の予定については、pieni..までお問い合わせください)開催日時 2008.9.19(金)13:00~16:15(途中で休憩15分)受講料 3,500円(お茶付) ※要予約 (尚、18日の講演会(関連イベント)に参加された方は3,000円で受講できます。)場所 pieni..ecole+cafe〒700-0812 岡山市出石町1-8-1 1F tel; 086-231-6420 e-mail; felicitenote@able.ocn.ne.jp blog; http://felicite.excite.jp/(主催)pieni..ecole+cafe(共催)構造構成主義アカデメイア*関連イベントpieni..lecture「しなやかに生きるための心理学」講師 西條剛央(さいじょう・たけお)http://felicite.exblog.jp/9577688/集中するための具体的方法""練習や本番へののぞみ方など、わたしたちに影響を与える「心」を上手につかって、パフォーマンスを最大化させる方法をわかりやすくお話していただきます。2008.9.18(木)19:00~20:30 参加費 2,500円(飲み物付)※要予約
2008/09/13
岡山でまた公演をさせていただくことになりました。 セルフコントロール法の話は,著書などではしたことがないのですが,実践的な心理学という意味ではそれなりの体系を構築できていると思うので,そうした役立つ心理学の話をしたいと思っています。 お近くで関心のある方はどうぞ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Pieni..lecture しなやかに生きるための心理学 西條剛央 大事なイベントや大会、スピーチなどの発表の場で、 "緊張して思うように体が動かない" "言葉が出てこない" という経験はありませんか? 「集中することが大事」 わかっているけど、どうやって? 3月のpieni講演会が大好評だった、西條剛央さんの 「しなやかに生きるための哲学」。 待望の第2回目は、「しなやかに生きるための心理学」として 「セルフコントロールの方法」について。 "集中するための具体的方法" "練習や本番へののぞみ方" など、わたしたちに影響を与える「心」を上手につかって、 パフォーマンスを最大化させる方法を教えていただきます。 心理学者であり、「構造構成主義」という最新の理論を体系化し、 各方面から注目されている思想家の西條剛央さん。 わたしたちの日常にも役立つさまざまな知恵を、わかりやすくお話していただきます。 西條剛央(さいじょう・たけお) <略歴> 1974年,宮城県仙台市生まれ。 1999年,早稲田大学人間科学部人間基礎学科卒業。 2004年,早稲田大学人間科学研究科にて博士号取得。 2002年~2004年,日本学術振興会特別研究員(DC)。 お茶の水女子大学大学院、立教大学、東洋大学、首都大学東京、 東京福祉大学などの非常勤講師を歴任。 2007年現在,日本学術振興会特別研究員(PD)。 養育者と子どもの「抱っこ」研究と並行して、新しい超メタ理論である 構造構成主義の体系化、応用、普及を行っている。 主な著書に『構造構成主義とは何か』『ライブ講義・質的研究とは何か』 『科学の剣 哲学の魔法』などがある。 「西條剛央のブログ:構造構成主義」 http://plaza.rakuten.co.jp/saijotakeo0725/ 2008.Sep.18(Thu.) 19:00 ¥2,500(1drink) Pieni..ecole+cafe 〒700-0812 岡山市出石町1-8-1 1F tel:086-231-6420 e-mail:felicitenote@able.ocn.ne.jp http://felicite.exblog.jp/ open:(weekdays)13:00-21:00 (weekend)12:00-20:00 closed:Monday
2008/08/28
片山さつき,池田清彦他による講演会のお知らせです。 誰でも聞けるみたいですで,興味のある方はどうぞ。 http://hoshikai.org/kouenkai/kouenkai.htm なお,池田清彦・養老孟司著『ほんとうの環境問題』を読んでおくと,環境問題の本質がわかるかと思います。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今始まる!ニッポンの温暖化戦略 ~世界の環境トップランナーへ~ 2008年7月14日(月) 13:00~15:00(開場12:00) 入場料:無料 入退場自由 今始まる!ニッポンの温暖化戦略 ~世界の環境トップランナーへ~ 会場 早稲田大学 小野梓記念講堂(27号館) 所在地:〒169-0071 東京都新宿区戸塚町1-103 プログラム 12:30 開場 13:00 開演 幹事長挨拶 実行委員長挨拶 講師紹介 パネルディスカッション 14:30 質疑応答 15:00 閉会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 片山さつき 衆議院議員 1959年生まれ。東京大学法学部卒業。1982年、大蔵省入省、主税局に勤務。1984年、フランス国立行政学院留学。1989年、広島国税局海田税務局長就任。2004年、主計局主計官就任。2005年、静岡7区より衆議院議員に初当選。現在1期目。同年、経済産業大臣政務官に就任。2006年、自由民主党広報本部副本部長兼広報局長、衆議院政治倫理審査会幹事、経済活性化税制議員連盟幹事を務めた。 片山さつき衆議院議員のオフィシャルサイト http://www.satsuki-katayama.com/ 福山哲郎 参議院議員 1962年生まれ。同志社大学法学部卒業、京都大学大学院法学研究科修士課程修了。大和証券株式会社入社。退社後、1990年松下政経塾に11期生として入塾。1997年、地球温暖化防止京都会議(COP3)にCOP3民主党コーディネーターとして参加。1998年、参議院選挙京都府選挙区において初当選。現在3期目。民主党政策調査会長代理、参議院民主党政審会長、参議院環境委員会委員、参議院予算委員会委員を務める。 福山哲郎参議院議員のオフィシャルサイト http://www.fukuyama.gr.jp/top/index.php 池田清彦 早稲田大学国際教養学部教授 1947年生まれ。東京教育大学理学部卒業、東京都立大学大学院博士課程修了。山梨大学教育人間科学部教授を経て、2004年4月より早稲田大学国際教養学部教授。構造主義生物学の地平から、多分野にわたって評論活動を行っている。著書に『構造主義生物学とは何か』『構造主義と進化論』『昆虫のパンセ』『分類という思想』『正しく生きるとはどういうことか』『新しい生物学の教科書』『他人と深く関わらずに生きるには』『環境問題のウソ』、共著に『生命』『三人寄れば虫の知恵』などがある。 コーディネーター パネリスト 原剛 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授 1938年生まれ。早稲田大学法学部卒業。毎日新聞社会部副部長、科学部長、編集委員、論説委員を歴任、国連環境計画(UNEP)環境報道賞を受賞。1998年から早稲田大学アジア太平洋研究科教授、「環境と持続可能な発展論」及び「マスメディア論」を担当。毎日新聞客員編集委員、農業経済学博士。著書に『新地球環境読本-21世紀への提言-』『徹底討論・地球環境』などがある。 原剛教授のオフィシャルサイト http://www.wiaps.waseda.ac.jp/user/hara/
2008/07/12
「井上雄彦 最後のマンガ展」に親友と行ってきた。 そこは,二次元と三次元,夢と現実,過去と未来を“体感”する『ライブ・バガボンド』。 中身ももとより,こういう質の経験自体が,初というべき時空間だった。 しかも,そこで体感するのは,武蔵最後のとき。 (これ以上はネタバレになるから書きません) 強くなりたい,強さとは何なのか? どこかにそういう思いを抱いている人は,万難を排していくべきといっても過言ではないと思う。 このライブは今しかやっていないのだから。 とはいえ,これは7月6日(日)で終わりで,かつおそらく平日チケットは売り切れているので,当日チケットをゲットするしかない。 http://www.ueno-mori.org/special/2008_inouetakehiko/index.html そのためには,当日チケットには鬼のような行列が並んでいてしかも整理券が無くなっていたので,開館の1,2時間ほど早めに行って並んでいなければ難しいと思われる。
2008/07/04
週刊医学界新聞(看護号)の連載をはじめて1年が経とうとしている(現在第12回を書いているところ)。 毎回,できるだけ他では読めないような内容を,わかりやすくかつおもしろく伝えられればと思いつつ,書き進めてきた。 読むのはあっという間だろうけど,書く方としては難解な内容をすらすら読んでもらえるようにいろいろ工夫するためけっこう時間も手間もかかる。 でも,おかげさまで好評とのことで,当初は10回ほどの予定だったのだが,今年いっぱいまで連載することになた。 考えてみれば,この連載を始めてから,首都大学東京や筑波大学,保健福祉大学,かながわ国際財団等々,特別講演やフォーラム声をかけていただけるようになったから,文字通り「有難い」機会を与えていただいたことに感謝している。 ときどきあの連載おもしろいですね,と褒められると,がんばって書いて良かったと素直に嬉しくなる。先日もフォーラムの登壇者の先生に,おもしろいので妻に切り抜きをスクラップしてもらっています,とおっしゃっていただけて嬉しかった。 ところで,畏友京極真氏も4月から医学書院の「看護学雑誌」で月間連載が始まる。 連載テーマは「医療の零度-次世代医療への省察」というスタイリッシュなものだ。 その内容も一部読ませていただいたが,相当質の高いものになっているので,相当インパクトの大きな連載になるに違いない。 京極氏は,医療領域に構造構成主義を導入して,原理的な医療論を構築しているため,「構造構成主義」を理論的基礎としている点では僕と同じだが,「医療の零度」は「研究以前のモンダイ」とはかなり質の違ったものになる。 研究以前のモンダイは,一応看護者を対象とはしているが,言ってみれば「研究を巡る諸問題」を解決するためにどう考えればいいのかを語っているものだ。 それに対して,「医療の零度」は,現代医療を巡る様々な難問を解消するために,その根本まで遡ってそれぞれの問題に原理的に解決可能な原理を提示していく,というものになるとのこと。またその内容は学術論文といってもよいほど硬質で読み応えがあると思う。といっても,わかりやすく書かれてもいるので,丁寧に論理を追っていけば誰もが現代医療が抱える根本問題を掴み,そしてそれを解消する理路をその手にできるはずだ。 その京極君もブログをはじめたようなので,紹介しておきます。 http://kyougokumakoto.blogspot.com/ ↓京極君。ちなみに僕がブログをはじめたのは『構造構成主義とは何か』を出版した夏に,京極君にHPを作るよう勧められた結果,間違ってブログを作ってしまったのがきっかけでした。 その頃はHPとブログの区別がついていなかったのです。 そもそもブログじゃなくて「ぷ」ろぐだとおもっていたし。。。 京極君のHPは以下です。 http://kyougokumakoto.googlepages.com/achievement
2008/02/12
日本看護研究学会にもお声を掛けていただき、特別講演をさせていただくことになりました。中国・四国地方の方で、構造構成主義に関心がある方は是非ご参加いただければと思います。また中国・四国地方にくるならこっちでも話してくれというご依頼がありましたら、左の写真下の「Mail」の「メッセージを送る」からどうぞ(実際にそういう依頼がありましたので)。http://www.jsnr.jp/chihoukai/chugoku_shikoku/gakujutu21info.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■第21回 中国・四国地方会学術集会のご案内 医療施設や地域、教育・研究施設において、看護研究は盛んに行われています。看護研究の成果が看護の受け手と看護の実践家にとって、実践を支える知識や技術の蓄積となるに違いないと信じています。しかし、ふと立ち止まって現在行われている研究を顧みると、看護実践や理論構築に寄与するアウトカムになり得ているだろうかと悩むことは少なくありません。臨床との乖離、各研究手法間の乖離を乗り越えて、真のニーズにかなった研究に近づきたいと思います。そこで「臨床における研究と基礎研究との融合」をテーマに学術集会を計画しました。特別講演とシンポジウムは新たな「構造構成主義」が看護にどのように取り込めるか、可能性と期待をもって企画しました。 岡山県立大学は古代吉備文化の故郷にあります。岡山市、倉敷市にかこまれた豊かな自然の中にあります。学術集会開催の頃、キャンパスには雲雀や鶯が鳴いているかと思います。そんな春の一日を、知的な刺激をしあえる一日にして頂きたくご案内致します。第21回学術集会実行委員長 村上 生美日本看護研究学会中国・四国地方会第21回学術集会プログラムテーマ:「臨床における研究と基礎研究との融合」 日 時:平成20年3月2日(日) 9:00~16:10 場 所:岡山県立大学(総社市窪木111) JR吉備線 服部駅(JR岡山駅から25分)下車、徒歩5プログラム 午前の部 1) 開会式 2) 一般演題(口演・示説) 3) 総会 午後の部 4) 中国・四国地方会学術委員会主催特別セミナー 5) 特別講演とシンポジウム 特別講演「構造構成主義」とは何か 講師 西條剛央(日本学術振興会研究員) 司会 村上生美(岡山県立大学保健福祉学部看護学科) シンポジウム 看護における「構造構成主義」の可能性 シンポジスト:西條剛央(日本学術振興会研究員 野島良子(日本看護研究学会会員 高木廣文(東邦大学医学部看護学科) 司会 :深井喜代子(岡山大学大学院保健学研究科) 横手 芳惠(岡山県立大学保健福祉学部看護学科) 6) 閉会式●問い合わせ先日本看護研究学会中国・四国地方会第21回学術集会事務局〒719-1197 岡山県総社市窪木111 岡山県立大学保健福祉学部看護学科 吉永茂美・奥山真由美・重西桂子 TEL & FAX 0866-94-2167または0866-94-2182 chushi21@fhw.oka-pu.ac.jp
2007/12/06
かながわ国際交流財団からお声がかかり、湘南国際村フォーラムに討議者として参加することとなりました。以下にあるようおにかなり密度の濃いセッションになりそうです。誰でも参加できるようですので、関心のある方はどうぞ。http://www.k-i-a.or.jp/shonan/work/live-in/index.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━総合研究大学院大学、地球環境戦略研究機関、神奈川県立保健福祉大学、かながわ国際交流財団湘南国際村学術研究センターなど、湘南国際村に集積する知的資源を最大限に活用することにより、「持続可能な社会」を、従来の社会科学的な視点からだけではなく、自然科学や人文科学的な視点を加味し、新たな切り口から考えるプロジェクト。 持続可能な社会へ向けて~生命をめぐる対話~今年度は、「生命をめぐる対話」をサブテーマに据えて、われわれが目指すべき「持続可能な社会」について、進化生物学、言語学、社会福祉、栄養学、宗教学、アート、心理学、環境政策、理論生物学、先史人類学といった分野の有識者がともに対話を深めることにより、新たな知見を創出することを目指します。■日 時:【第1日目】08年1月29日(火)13:30~17:30 【第2日目】30日(水)9:00~12:00■会 場:湘南国際村センター国際会議場■定 員:60名(応募多数の場合、抽選)■参加費:1,500円(学生1,000円)当日払い■申込み:はがき、FAX、またはEメール(1通2人まで)にて、住所、氏名、電話を明記し下記までお申込みください。(財)かながわ国際交流財団・湘南国際村学術研究センター〒240-0198 葉山町湘南国際村「湘南国際村フォーラム」担当FAX:046-858-1210 メール:shonan@k-i-a.or.jp問い合せTEL:046-855-1821(清水)■プログラム:【第1日目:各講演終了後に討議者(下記)とのディスカッションを行います】◆基調講演「人類はどこへ向かうのか」 講 師:長谷川眞理子(総合研究大学院大学教授)◆セッション1「全体性を志向する『健康』という概念」 講 師:江藤裕之(長野県看護大学准教授/湘南国際村学術研究センター客員研究員)◆セッション2「新たな福祉国家像の視座(予定)」 講 師:炭谷 茂(前環境事務次官)【第2日目:前日に引き続き講師と討議者でディスカッションを行います】総括セッション「“生命のつながり”を中心に据えた社会へ」【モデレーター】山崎美貴子(神奈川県立保健福祉大学学長)【討議者(予定)】・中村 丁次(神奈川県立保健福祉大学教授)栄養学・濱田 陽(帝京大学文学部講師)宗教学・林 容子(尚美学園大学助教授/アーツアライブ代表)アート・西條 剛央(日本学術振興会特別研究員)心理学・構造構成主義・大塚 隆志(地球環境戦略研究機関主任研究員)環境政策・佐々木 顕(総合研究大学院大学教授)理論生物学・本郷 一美(総合研究大学院大学准教授)先史人類学・福原 義春(かながわ国際交流財団理事長)
2007/12/06
2007年11月16日(金)20時からの『太田光の私が総理大臣になったら...秘書田中。』に池田清彦先生が出演されます。 ハリセンボンが「ミスコン禁止」というマニュフェストを掲げて,池田先生は「もちろん反対」に回ったとのことです。 関心のある方はどうぞ☆
2007/11/14
池田清彦先生のテレビ出演予定のお知らせです(チャンネル等は一部地域により違っている場合もあるのでそれぞれご確認ください)。 ▼10月11日(木) 19~21時 4ch 「驚きの嵐」(ジャニーズの嵐の実験やる番組です。ゼミ生が「今度ゼミに嵐を連れてきてください、と無茶なお願いしてました(笑)) http://www.ntv.co.jp/arashi/ ▼10月12日(金) 14:55~15:55 太田総理の再放送 ▼10月14日(日) 7:00~7:30 8ch(フジテレビ)「ボクらの時代」(予告では、池田清彦先生と養老孟司先生が、勝村政信さんと河原みたいなところで楽しそうに虫取りをされていたとのこと) http://www.fujitv.co.jp/b_hp/jidai/
2007/10/04
またもや直前告知、失礼します。本日(9月23日)、早稲田大学で行われる社会心理学会で以下のようなワークショップをやります。その後、懇親会もありますので、関心があればご参加いただければと思います。ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ーWS 構造構成主義は社会心理学にいかに貢献しうるか早稲田大学戸山キャンパス36号館 3FAV教室213:15-14:45 社会心理学会HPhttp://wwwsoc.nii.ac.jp/jssp/index/frame02.htmlアクセスhttp://www.waseda.jp/jp/campus/index.htmlキャンパスhttp://www.waseda.jp/jp/campus/toyama.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━構造構成主義は社会心理学にどのように貢献しうるか?企 画 者: 清水裕士 日本学術振興会・大阪大学大学院 西條剛央 日本学術振興会司 会 者: 上出寛子 日本学術振興会・大阪大学大学院話題提供者: 西條剛央 日本学術振興会 清水裕士 日本学術振興会・大阪大学大学院指定討論者: 北村英哉 東洋大学 池田清彦 早稲田大学企画趣旨: 近年、社会心理学において、経験的データを用いた実証的手法以外にも、さまざまな方法論が導入されるようになった。その背景として、何を科学的研究のよりどころとするかといったメタレベルの理論、メタ理論が多様になってきたことが挙げられる。 メタ理論の多様化は、人間科学の発展をもたらすと考えられる。しかし一方で、メタ理論間における立場の矛盾によって、ときに深刻な信念対立が起こっているのが現状のように思われる。 そのような中、2005年に西條剛央によって構造構成主義という新たなメタ理論が体系化された。構造構成主義は、心理学や人間科学といった多様なディスィプリンが並列する領域において、そうした信念対立を巧みに解消しつつ、さらに学知の構築を促進する機能を備える次世代のメタ理論といえる。 そこで本ワークショップでは、構造構成主義を体系化した西條氏に構造構成主義のエッセンスを語っていただくと同時に、それを発展させた構造構成的質的研究法というメタ研究法が社会心理学の発展にいかに寄与しうるかを論じていただく。また、清水は構造構成主義をコミュニケーション論に応用することによって、その理路が社会心理学の個別理論の進化に貢献する一例を示す。 その後、構造構成主義を心理学教育に導入した書(北村, 2006『なぜ心理学をするのか』 北大路書房)を著された北村英哉先生、そして構造構成主義の核となる構造主義科学論を発案された池田清彦先生に指定討論者として、コメントを頂き、次世代の社会心理学につながる建設的議論を行いたい。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2007/09/23
明日(今日)、日本心理学会で、「公開特別シンポジウム」が開催されます(10時間後には終わっているので、ほとんど意味がない告知ですけども(笑))。 学会員以外方も無料で参加できます(手違いでプログラムには「公開」と記載されていませんが公開シンポジウムです)。ただし、満席になると入れなくなるので早めにこられた方がよいかと思います。 このシンポジウムは、『構造構成主義の展開 21世紀の思想のあり方(現代のエスプリ)』↓を元に開かれるものです。 http://www.amazon.co.jp/構造構成主義の展開?21世紀の思想のあり方-西條-剛央/dp/4784354751/ref=sr_1_1/249-3542655-1604302?ie=UTF8&s=books&qid=1189871732&sr=1-1 ▼大会HP http://db1.wdc-jp.com/jpa/conf2007/ ▼アクセスマップ http://db1.wdc-jp.com/jpa/conf2007/12_info/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (学会2日目:9月19日 午前10:00~12:00) 場所:6B12 21世紀の人間科学と思想のあり方 ~構造構成主義の展開~ ・企画 西條剛央 ・司会 白神敬介 話題提供 ・竹田青嗣#(欲望論) ・甲野善紀#(理論体育学の提唱) ・西條剛央(構造構成主義) 指定討論 ・池田清彦# (総括的指定討論) 二十世紀、思想は客観主義、科学主義に代表されるモダニズムから、相対主義よりのポストモダニズムへと展開した。そして、二十一世紀に入り、それらの限界を乗り越えるべく「構造構成主義」という新たなメタ理論が台頭してきた。構造構成主義とは最新の認識論であり,科学論であり,思想的枠組みでもある。その特長は,信念対立を巧みに回避しながら,多様な枠組みを十全に機能させるメタ性にある。そうした特性から「使えるメタ理論」として様々な領域に普及しつつあり,実際に発達研究法、質的研究法、知覚研究法、心理統計学、リハビリテーション、QOL理論、古武術、医学、看護学、臨床心理学、障害論、認知運動療法、認知症ケア学、歴史学、英語教育、政治といった様々な分野導入されている。 そこで本シンポジウムでは,構造構成主義と関連があるそれぞれの領域の第一線の研究者に,21世紀に求められる人間科学や思想のあり方について話題提供,および指定討論を行っていただく。 同日次のようなワークショップも行われます。 これは『エマージェンス人間科学』をもとにしたワークショップになります。 http://www.amazon.co.jp/エマージェンス人間科学?理論・方法・実践とその間から-西條-剛央/dp/4762825360/ref=sr_1_5/249-3542655-1604302?ie=UTF8&s=books&qid=1189872185&sr=1-5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ワークショップ(2日目:9月19日 午前16:00~18:00) 場所:6101 どうすれば新たな知は創発されるのか? ~「エマージェンス人間科学」を出発点として~ 企画 西條剛央 ファシリテーター 荒川歩 話題提供 ・西條剛央 ・荘島宏二郎 指定討論 ・甲野善紀# ・竹田青嗣# ・池田清彦# 『エマージェンス人間科学』では,「理論」「方法」「実践」とそれらの「間」を基軸として、忌憚のない議論を重ねることによって、専門領域やテーマを超えた新たな知の創発を目指す人間科学の一つのモデルを提示した。話題提供では、この試みのモチーフとその実践について代表者に概説してもらう。 指定討論では、それを踏まえた上で,古武術(身体技法)のフロンティアを切り拓く甲野善紀氏,構造主義生物学、構造主義科学論といった新たなメタ理論を構築してきた池田清彦氏,独自の観点から哲学の再生を試みてきた竹田青嗣氏に、新たな知を生み出すための方法、条件、制度などについて語っていただく。 様々な分野の研究者との相互作用により,このWS自体が創発する人間科学のあり方を体現できるよう工夫してみたい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2007/09/18
今週の金曜日(7月13日)の20時からの「太田光の総理大臣になったら」に池田清彦先生が出演します。ふかわりょうが環境税の導入というマニュフェストをかかげたらしいが、当然池田先生は反対派。最後に何かありますか?と聞かれ、ふかわりょうに「あんまり余計なこと考えない方がいいよ」といったとか(笑)。放送されるかどうかわかりませんが、話を聞いていたらおもしろそうでした。関心のある方はどうぞ☆
2007/07/11
シンポジウムの感想、書かなきゃなあと思っていたけども、あまりにも書くべき事が多すぎて着手できずにいた(なにせその日あったことほとんどすべてが印象深いのだ)。そんな中、note103さんが、シンポジウムの感想を書いてくださった。否、もはや作品と化しているので、エッセイといった方が適切だろう。note103さんがHPにアップされているので、ご紹介させていただきたいと思います。シンポジウムをライブ感を、優れた洞察力と、反省的視点を織り交ぜながら書かれているこのエッセイを是非、ご堪能ください。http://www.geocities.jp/television2nd/symposium1-1.htmなお、構造構成主義研究2の特集は、「第一回構造構成主義シンポジウム」となる予定となっていますので、もしかすると何らかの形で、掲載させていただきたいと思っています(一部掲載になるかどうかわかりませんが、少なくともURLは掲載させていただく所存です)。ちなみにnote103さんは【新刊】『現代思想のレボリューションー構造構成主義研究1』において『科学の剣 哲学の魔法』の書評を書いてくださった方でもあります。機会がありましたら、そちらの作品も是非、ご一読頂ければと思います。
2007/03/18
いきなりですが、waseda-netのメールサーバが、転送専用になったため、しばらくの間メール止められたようです。 名刺を何十枚も交換したあとのタイミングだったので、関係者各位にはご迷惑をおかけしましたm(__)m。 もし送ったけども帰ってきたという方がいましたら、お手数ですが再度以下にお送りいただければ幸いです。新しいメールアドレスは以下です。saijotakeoあっとまーくgmail.com あっとまーくに@を挿入してください(スパム対策らしい)。なお、今までのアドレスに送っても、このアドレスに転送してもらえように設定できたので大丈夫です(当分は)。 取り急ぎ業務連絡でした。
2007/03/13
今日、最新刊が届いた。 西條剛央・京極真・池田清彦(編) 『現代思想のレボリューションー構造構成主義研究1』 これは書籍兼、学術誌という新たなシステムを備えた学術媒体だ。これを作るのはかなりたいへんだった。最後は時間との勝負になり、多くのひとの尽力無くしては間に合わなかった。関係者各位には深く感謝いたします。 表紙。 かなり気に入っている。実物を手に取らないとよくわからないかもしれないが、これは海の底から眺めた風景なのだ。 モチーフは「原理性の深度」。これは本には書いていない。 帯は養老孟司先生から頂けた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 学問にも「バカの壁」はある。 「学問の壁」を壊して、風通しを良くするには どうしたらよいか。 若い人たちの新たな試みに注目していきたい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ と書いてある。 編者ら3名の名前をあわせたよりも、「養老孟司」の文字の方が大きいところがポイント。第一部は特集。テーマは「メタ理論の継承」。 池田清彦・西條剛央・京極真の三氏で論じている。 僕は「メタ理論を継承するとはどういうことか? メタ理論の作り方」というテーマで論じている。これほどメタ理論の作り方をちゃんと論じたものは世界にもないだろう、と思う。マニアックなテーマ過ぎるからね、っておい! 第二部は論文では、8本の論文が掲載されている。 多様なタイプの論文が掲載されていて、とてもおもしろいものになったと思っている。 僕のものとしては、「心理学の統一理論」の構築に向けた哲学的論考:構造構成主義の構想契機」という論文が掲載されている。 これは副題にあるように、構造構成主義の構想契機となった論文であり、かつて某学術誌に投稿して、査読者の意見が割れ、第三査読者に廻り見事にリジェクトになったものがベースとなっている。 いずれもけっこうおもしろいものになっていると自分では思っている。 第三部は書評。 『科学の剣 哲学の魔法』 『なぜ心理学をするのか』 『古武術介護入門』 の自著紹介、推薦、書評などが各2本づつ掲載されています。 3月11日のシンポジウムでは、著者割引(2割引)で先行販売されることになっています。是非、お手にとってみていただければと思います。
2007/03/10
ジュンク堂で『構造構成主義の展開◆わかりあうための現代思想』フェアが開催されています。 3月1日から1ヶ月間,「ジュンク堂池袋店、新宿店などの主要店舗10店位での展示規模になるとのこと。 これは,京極さんが発案,北大路書房の関さん(社長)と相談して,営業のAさんの尽力により実現した企画です。 こうしたメタ理論を基軸とした出版社横断的な企画という意味では,業界稀にみる快挙といえそう。 しかし、京極さんの超スケールのアイディア捻出力はいつもながらにたまげる。 僕もあまり「常識」には囚われていないつもりだし,それなりのことをやってきたはずだが,やはりどこかしら「できるとしたらこんなものだろう」という規制が働いているということを思い知らされる。そしてこの企画を瞬く間に実現にこぎ着けた北大路書房の行動力,実現力もほんとすごい。 ちなみにNさんのご尽力のもとで、早稲田本キャンの生協でも同様に「構造構成主義フェア」が開かれます。これは実現に向けて動いていたため,ジュンク堂の話が動き始めたときも,選定書籍リストをすぐに提示することができたのだけども,逆にいえば,僕はそれしかしていない。 本当に有り難いことです。 みなさま、ジュンク堂に行く機会がありましたら、眺めてみてください(店舗によって多少開始時期にズレがあるようですが)。
2007/03/10
『第一回構造構成主義シンポジウム わかりあうための思想をわかちあうためのシンポジウム』が、いよいよ明日に迫ってまいりました。現時点で 530名以上 の予約参加希望をいただいています。 懇親会も 120名以上 の方々が参加されるようです。 まだ若干、シンポジウム、懇親会ともにお席に余裕がありますので、この機会にぜひご参加いただければと思います。なお、定員をオーバーした場合には、予約参加者を優先させていただきますので、メールにて予約していただいた方が確実かと思います。 なお、ご来場の際には、下記の情報をご確認のうえご参加いただければと思います。 1. 開場時間の変更 当初、開場時間を 10:00 としていましたが、参加者数が多く混雑が予想されるため、 開場時間を 9:30 に変更いたしました。なお、講演開始時間に変更はございません。 受付をスムースに済ませるため、少しお早めにご来場いただければ幸いです。 2.昼食の準備 開催日が日曜日ということもあって、早稲田大学近隣にある多くのお食事処が定休日になっています。そのため、コンビニなどで昼食をあらかじめご購入のうえ、ご来場いただけるとお昼休みをゆっくりお過ごしになれるかと思います。 3.会場へのアクセス キャンパスまでのアクセスマップは以下です。 http://www.waseda.jp/jp/campus/index.html 高田馬場駅より早大正門行きのバスに乗り「西早稲田」(以下の地図の左端あたり)で降ると建物まで最も近いです。東西線早稲田駅からくることもできます。 キャンパス周辺地図はこちらです。プリントアウトされることをお勧めします。 http://www.waseda.jp/jp/campus/nishiwaseda.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<日付> 2007年3月11日(日) 9時半開場、10:20開始 ~18:00終了<場所> 早稲田大学西早稲田キャンパス14号館201教室http://www.waseda.jp/jp/campus/index.htmlhttp://www.waseda.jp/jp/campus/nishiwaseda.html<概要>第一部 養老孟司 『無思想の意識化』第二部 池田清彦、竹田青嗣、西條剛央 『現代社会の信念対立を解き明かす』第三部 京極 真、齋藤清二、高木廣文、川野健治、井原成男、池田清彦 『医療における構造構成主義の展開』<シンポジウム参加費> 無 料<懇親会参加費> 予約参加3000円 / 当日参加4000円<申し込みについて> structuralconstructivism@gmail.com 上のアドレスに,件名を「第一回構造構成主義シンポジウム」とし,下記の情報を記入してお送りください。● 参加者氏名(ふりがな):● メールアドレス:● 懇親会参加:有・無(該当する方を明記)● メールマガジンへの登録:有・無(該当する方を明記)<詳細はこちらへ!!>http://structuralconstructivism.googlepages.com/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2007/03/10
『エマージェンス人間科学?理論・方法・実践とその間から』西條剛央・菅村玄二・斎藤清二・京極真・荒川歩・松嶋秀明・黒須正明・無藤隆・荘島宏二郎・山森光陽・鈴木平・岡本拡子・清水武(編著) A5判 248頁 定価2730円(本体2600円+税5%)発行年月:2007年2月 2月に出た13名の人間科学者による編著本です。編著本としてはこれ以上ない、というぐらいのものになったと自負しています。 人間科学に通底する理論・方法・実践を基軸とし,それらの間それぞれの関係に焦点化して論じることによって,領域やテーマを超えた人間科学のあり方について,その目指す全体性を実現する筋道の確保を試みました。最終章では,斎藤清二先生に、全体を踏まえた包括的論考を書いていただき,各論考をリソースとしさらなる創発知が生まれるような独自の構成となっております。 【池田清彦氏・推薦!】 人間科学を魅力的で実のあるものにするには、諸学問間のコミュニケーションと目的に応じた新しい方法論の探求が欠かせない。しかし、これは言うは易く行うは難しい典型だ。本書はこの難題に果敢に挑んだ分野横断的な営為といってよい。和して同せずを地で行くスリリングな対論は、これからの学問のあり方を考える上でも、大いに参考になるはずだ。【目次】はじめに 西條剛央セッション1 理論 1章 菅村玄二:人間科学の意味するところ 清水 武:人間科学を考える動機とその経緯 菅村玄二:人間科学と私 2章 西條剛央:理論とは何か?構造構成主義アプローチ 京極 真:構造構成的可謬主義の定式化 西條剛央:原理的欠陥とは何か?セクション2 理論と実践の間 3章 京極 真:探求主義という新たな認識論の構想 西條剛央:探求主義のさらなる探求のための基礎づけ 京極 真:他者問題に対する構造構成主義的見解 4章 無藤 隆:理論と実践の対話を目指して?10の方法 岡本拡子:理論と実践を往還する中間人 無藤 隆:理論的生成の場としての現場セクション3 実践 5章 岡本拡子:実践のための実践?保育者養成における「学び」 無藤 隆:「反省的実践者」モデルの深化に向けて 岡本拡子:反省的実践者の「学び」 6章 山森光陽:学校における実践研究覚え書き 松嶋秀明:子どもの姿が見えること,見えないこと 山森光陽:教育実践研究における制約セクション4 実践と方法の間 7章 松嶋秀明:臨床心理学実践のフィールドワーク?エビデンスによる実践の組織化 山森光陽:了解可能性,許容可能性,そしてエビデンス 松嶋秀明:エビデンス・ベースド・アプローチのレブレクシビティ 8章 黒須正明:ユーザー工学に至る道?僕の精神的遍歴を通して 荘島宏二郎:黒須論考(ユーザー工学に至る道)へのコメント 黒須正明:荘島評についてセクション5 方法 9章 荘島宏二郎:現像論スケッチ 黒須正明:荘島論文「現像論スケッチ」について 荘島宏二郎:黒須コメントを受けて 10章 鈴木 平:全体性の科学としての人間科学?方法論と可能性 荒川 歩:方法論の輸入の方法と意義 鈴木 平:全体へのアプローチと部分へのアプローチセクション6 方法と理論の間 11章 荒川 歩:誰のための人間科学??Narrative-based knowledges (NBK)の発想 鈴木 平:人に優しい科学の可能性 荒川 歩:Narrative-based knowleges(NBK)と「科学」 12章 清水 武:方法と理論の重要性を考える?知覚研究の一例から 菅村玄二:ダイナミックタッチ研究の人間科学的側面 清水 武:菅村コメントへのリプライ最終章 斎藤清二:次世代人間科学の挑戦?私と世界とを結ぶものあとがき 西條剛央━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2007/03/08
本日20時から池田清彦先生が『太田光の私が総理大臣になったら・・・秘書田中。』 に出演されます。 http://www.ntv.co.jp/souri/ これまでテレビ出演はすべて断ってきた方なので、満を持しての登場となります。 関心のある方はどうぞ。 以上リマインダーでした。
2007/02/23
池田清彦先生のもとに 『太田光の私が総理大臣になったら・・・秘書田中。』 という番組の出演依頼がきたらしい。 「めんどくさいから断った」らしいが,その後もしつこくFAXがきたという。 内容は「地球温暖化」について,反対派の立場で議論してほしいとのこと。 この問題については『環境問題のウソ』が出た際に、何度か書かせて頂いたことがある。 http://plaza.rakuten.co.jp/saijotakeo0725/diary/200602120001/http://plaza.rakuten.co.jp/saijotakeo0725/diary/200602220000/科学的な検証もなおざりにしたまま,闇雲にCO2削減にひた走っているのが現状で,それは池田先生の本が出てからもまったく変わっていないどころか,加速している。 これにはおおざっぱにいって二つモンダイがある。 1.本当に人為的なことが要因で地球の温度があがっているのは本当かわからないということ。 2.仮に本当だったとして現在の京都議定書を遵守しても100年後に到達する温度を,106年後に遅らせるに過ぎないという致命的なコストパフォーマンスの悪さ。 この二重性において,再考を要するのは明らかだ。 1年間の日本の予算が1兆円費やされるのである。100年間で100兆円である。それで来年にはすぐにこの温度に到達しますっていうのだから,これをムダといわず何をムダというのか。海面が高くなるというなら防波堤を高くするなり,100兆円を実際に温度が上がってもなんとかやっていけるようなシステム作りに投資すればよい。やれることは相当あるだろう。 といったことを池田先生は書かれている。池田先生の本やロンボルグの『環境問題を煽ってはいけない』といった良書が出ているにもかかわらずに,マスコミは片方の言説だけを真実かのように流し続けてきたわけで,今回はじめてテレビがその流れに一石を投じようとしているのだ。 その意味では池田先生に出演を依頼した番組は,それだけで天晴れと思うところもある。 「今回は出てもいいんじゃないですか」というと「奥さんに相談して決める」とおっしゃっていた。今日電話で話す機会があったので「今,この流れを止めるられるのは,池田先生しかいないと思います」と初めて強めに進言してみたところ「運悪くその日だけ空いてたから出る方向で考えようかと思うよ(笑)」とおっしゃっていた。 『環境問題のウソ』を超える本を書くことは至難の業だ(というか無理だ)。ならばもうそれを読んでもらう他無い。 番組の恣意的な編集などに不快な思いもされるかもしれないが,それでもここはやるしかないと思う。 地球温暖化対策については,養老先生も『バカの壁』(英訳版)で一石と投じていた(日本語版にあったかは覚えてない)。 京都議定書に関する非公式の会議に招集された養老先生は,地球温暖化説は,科学的に検証された事実ではなく,仮説に過ぎないのだと主張したところ,すぐに反論がきた。それは次のようなものだ。「80%の科学者がそれを支持している」と。しかし科学は多数決ではないのだ。 重要なことは、これだけの国家予算を「ある仮説」に基づき費やそうとしており,そしてそれは極めてコストパフォーマンスが悪い方法なのだということを踏まえる必要があるということだ。 もちろん,池田先生の説が全部正しいわけではないかもしれない。 しかしここで、どちらが正しいかは別として,健全に議論される土壌を作ることが大事なのだと思う。そのために一石を投じる意味は大きいだろう。あるある大辞典のねつ造なんてかわいいものだと思う。 そんなことに騒いでいるヒマがあったら,そして少しでも科学者の自覚がある研究者は、この問題を一度はしっかり考えてみるべきだだろう。 それすらせずに50年後、「完全にムダなことをやっていた」なんて50兆円ドブに捨ててから気が付いても後の祭りなのだ。 『環境問題のウソ』の「あとがき」の最後は次の台詞で締められている。「たとえごくわずかでもよい,抵抗せよ」(by池田清彦) ってことで,この本,あらためてお勧めです。 ちなみに、Amazonの書評は賛否両論に割れているようだけども、批判をしているひとは以下の部分にきちんと反論できなければ意味がないことを自覚する必要があると思う(p.48-58)。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「日本では政府マスコミ挙げて二酸化炭素の削減は絶対の正義みたいな論調だけども,バッカじゃなかろうかと私は思う。 人為的温暖化説が正しいとして,京都議定書が完璧に実行されたとしても,百年後の気温上昇をほんの六年ほど遅らせることができるだけなのだ。 全く何もしなかった時に二〇九四年に実現されるはずの気温上昇(モデルによって異なるが約二度ほど上昇)を二一〇〇年に遅らせることができるだけだ。アメリカがずっと離脱したままだと差はもっと小さくなる。 これを焼け石に水という。 しかも焼け石にかけている水のコストはハンパじゃない。火事を消そうとしてペットボトルから高価な水をかけているようなものだ。 もし,私が信じているように,人為的温暖化説がインチキだとしたら,高価なペットボトルをただドブに捨てているのと同じことだ。これを愚かと言わずして何を愚かというべきか。 ところで,京都議定書を実現するのにどのぐらいコストがかかるのだろうか。(略)ロンボルグによれば,おおよそ年に全世界で20兆円ほど,日本だけで1兆円から2兆円ほどかかりそうだ。 (略)これだけコストをかけても,人為的温暖化説が正しいとして,温暖化をほんの数年遅らせることができるだけだ。(略)要するに京都議定書にかかるコストは,端的に言ってムダということだ。 このコストをはじめから全部,温暖化対策自体のコストに注ぎ込んだ方がはるかに賢明ではないか。 (略) どう考えても地球温暖化なんて大した問題じゃない。大変だ大変だと騒いでお金が儲かる人ならばともかく,そうでない僕は,他人の金儲けを助けるために,快適な生活を犠牲にしたりよけいに税金をとられるのは勘弁してもらいたいと思う。 そこまでお人好しの人は普通の日本語ではバカって言うんだよね。」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2007/02/09
2007年2月11日に,長年(というほどでもないけど)にわたって主催してきた次世代人間科学研究会の最終回を行うこととなりました。次世代研の志を継承する場,そして志を共有する人たちの良き出会いの場として最後の役割を果たせたらと思っています。この研究会はわりとこじんまりと開きたいと思っています(現在予約参加者50名ほどです)ので,構造構成主義シンポジウムよりも密度の濃い議論ができるのではないかと思っています。学問の発展に関心のある方は,どなたでも参加できますので,お誘い合わせの上奮ってご参加頂ければと思います。ーーーーー以下転載可ですーーーーーー次世代人間科学研究会(最終回)「次世代の学知構築システムを考える」 日付 2007年2月11日(日)場所 早稲田大学西早稲田キャンパス19号館3階311教室http://www.waseda.jp/jp/campus/index.html第一部 学会の現状と展望(13:00~14:30) 司会 松嶋秀明(滋賀県立大学) 話題提供 無藤隆(白梅学園大学) 話題提供 菅村玄二(日本学術振興会)第二部 次世代型学術媒体モデルの提示(15:00~16:30) 司会 荒川歩(名古屋大学大学院) 話題提供 京極真(江戸川医療専門学校) 話題提供 西條剛央(日本学術振興会)第三部 さらなる議論に向けて(17:00~18:10) 司会 荘島宏二郎(大学入試センター) 総論 池田清彦(早稲田大学) 総合ディスカッション【企画趣旨】 もともと研究は個人的な営みである。研究によって個人の疑問を解決できればよかった。しかし,研究に公共性が求められ,何らかの学界システムが必要となった。それゆえ,現在は,各種学会や学術雑誌が学界の発展を担っているのは疑いようがない。そしてこれからもそうした役割を果たし続けるであろう。 しかし、改善すべき点は多く指摘されているのも事実である。さらに、業績重視の傾向やインターネットなどの急速な発展によって時代は大きく変化している中で、学会や学会誌,学術誌も新たなあり方が求められている。それゆえ,次世代の創造を志した次世代人間科学研究会の最終回では、次世代の学知構築システムを建設的に考えてみたい。 現実を踏まえない理念は虚妄に過ぎないが,理念なき現状肯定しているだけではシステムは硬直化していく。システムを維持すればいいというものでもないが,変えれば良いというものでもない。現実を踏まえ,変えるべきではない点,変えるべき点などを精査しつつ、斬新なアイディアを取り入れることによって,学知発展の基盤を支える新たなシステムについて皆さんと一緒に考えていきたい。 第一部では、数多くの学会の運営に携わってきた無藤隆氏に、これまでの学会の長所と限界、そして現実的制約を踏まえながら,これからの学会システムに求められることを語って頂く。次に,世界40ヶ国以上が参加している国際学会である"Society for Constructivism in the Human Sciences"の編集委員を務め,現在,ケネス・ガーゲン氏らと共に,新しい学会の構想に取り組んでいる菅村玄二氏には,国際的な学会や学術誌の動向を報告してもらう。 第二部では,蛸壺化した学界に一石を投じるため,著者に印税を支払うなどの画期的システムを備えた新たな学術媒体『構造構成主義研究』の創刊に編集者の一人として関わり,現在もなおその発展に尽力する京極真氏には,『構造構成主義研究』を創刊するまでの経緯や,そのモチーフ,システム上の工夫点などを語ってもらう。西條剛央氏には、次世代人間科学研究会の中核メンバー等によって,斬新なアイディアをいくつも組み込んで編纂した『エマージェンス人間科学』の魅力と語ってもらい,さらなる学知構築システムの構想を語ってもらう。 第三部では、第一部、二部を踏まえ池田清彦氏に指定討論的に総論を行っていただく。その上で,会場のみなさんと一緒に次世代の学会や学術媒体のあり方についてディスカッションしていく予定である。[参加費] 無料[懇親会] 18:30ー20:30 (2500~3000円程度を予定)[締め切り] 2007年2月5日(月)[申し込み先] 西條剛央: saijo@akane.waseda.jp参加者数を把握する必要があるので2007年2月5日(月)までに,件名を【次世代研参加】として下記の情報を記入してお送りください。みなさんお誘いあわせの上ご参加ください。●参加者氏名(複数可):●懇親会参加:有・無(該当する方を明記)ーーーーーーーーーーーーーーーーー
2007/01/26
3月11日に養老孟司先生,竹田青嗣先生,池田清彦先生などと一緒にシンポジウムを行います。参加費無料で,内容も一般向けでわかりやすく,また途中参加・中途退出等も可能ですので,一般の方もお気軽にご参加ください☆すでに予約参加者が300名以上になっているようですので,お早めの予約をお勧め致します。 ━━━━━━━以下転載可━━━━━━━「わかりあうための思想をわかちあうためのシンポジウム(第一回構造構成主義シンポジウム) 」 <日付> 2007年3月11日(日) <場所> 早稲田大学西早稲田キャンパス14号館201教室 http://www.waseda.jp/jp/campus/index.html <コンセプト> 世の中「信念対立」が満ち溢れている。政治,教育,医療といった世の中で議論が紛糾している論件の多くが、終わりのない信念対立の様相を呈している。構造構成主義は,こうした信念対立を巧みに解消しつつ、新たな道筋を見出していくための思想的体系である。今回のシンポジウムは,構造構成主義という「わかりあうための思想」を参加された皆様と「わかちあう」というコンセプトのもとで開催される。 第一部では、養老孟司氏をお招きして、我々日本人の多くが「無思想という思想」をもっているということを自覚することが無用な信念対立を回避するためにいかに役立ちうるのか、またそれを深く自覚するための考え方について講演して頂く。 第二部では、生物学から科学論、教育,社会システムまで幅広いテーマの著書を出されている池田清彦氏,現象学を中心として多様な哲学的思考に精通する竹田青嗣氏、また二人の思想的エッセンスも組み込みつつ構造構成主義を創始した西條剛央氏をお招きし、身近な信念対立の問題がなぜ起こるのか,そしてそうした信念対立を解き明かすための考え方,対処法までをわかりやすくお話していただく。 第三部は、信念対立に悩まされることの多い医療現場における問題に焦点化する。京極真氏はチーム医療と異職種間連携について、斎藤清二氏は医学と臨床実践、高木廣文氏には看護学に、構造構成主義を導入した新たな枠組みについてそれぞれ論じていただく。それを踏まえて指定討論の先生方に議論をしていただき、また会場の皆さんの意見も拝聴しながら、建設的に議論を展開していきたい。 皆様の参加を心よりお待ちしております。 <タイムスケジュール> 10:00 開場 10:20 開会の言葉 池田清彦 第一部 (10:30~11:50) 無思想の意識化 10:30 特別講演 養老孟司 11:30 質疑応答 11:50 昼休み(60分) 第二部 (12:50~15:10) 現代社会の信念対立を解き明かす 12:50 鼎談 池田清彦・竹田青嗣・西條剛央 14:50 質疑応答 15:10 休憩(30分) 第三部 (15:40~17:50) 構造構成主義の医療領域への展開 司会 川野健治 15:40~16:40 話題提供 京極 真・斎藤清二・高木廣文 16:40~17:10 指定討論 池田清彦・井原成男 17:10~17:50 ディスカッション 17:50 閉会の言葉 西條剛央 懇親会 18:30~20:30 <シンポジウム参加費> 無 料 <懇親会参加費> ・予約参加3000円 / 当日参加4000円 <申し込みについて> 当日は混雑が見込まれますので,参加される方はメールによる事前予約をお願いいたします。また,定員をオーバーした場合には,先着順で予約参加者を優先させていただきますので,お早めに予約されることをお勧め致します。 【申し込み先】 structuralconstructivism@gmail.com 上のアドレスに,件名を「第一回構造構成主義シンポジウム」とし,下記の情報を記入してお送りください。 ●参加者氏名(ふりがな): ●メールアドレス: ●懇親会参加:有・無(該当する方を明記) ●メールマガジンへの登録:有・無(該当する方を明記) (メールマガジンでは,今回のシンポジウムの追加情報,ならびに年に数回,構造構成主義に関連する最新情報が発信されます。) <構造構成主義公式ホームページ> http://structuralconstructivism.googlepages.com/ 構造構成主義の最新情報については公式ホームページにアクセスしてください。 ━━━━━━━━━━━━━━
2007/01/20
エスプリ発売開始「現代のエスプリ」の最新号「構造構成主義の展開,21世紀の思想のあり方」が発売開始となりました! http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4784354751/ref=s9_asin_image_1/250-0908101-9171453 この本は以下の目次をみればお分かりのように現代思想を代表する論客と、新進気鋭の研究者が集結しており、これ以上ないというぐらいすごいメンツです。 <この巻に向けて>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー構造構成主義とは最新の認識論であり,科学論であり,思想的枠組みでもある。その特長は,信念対立を巧みに回避しながら,多様な枠組みを十全に機能させるメタ性にあり,そうした特性から「使えるメタ理論」として様々な領域に普及しつつある。構造構成主義という新たな思想的動向をその目で見定めてみて欲しい。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『構造構成主義の展開 ー21世紀の思想のあり方』 編集 西條剛央・京極真・池田清彦 巻頭言 構造構成主義パラダイムの展開(西條剛央) 座談会 21世紀思想のあり方(池田清彦・西條剛央・京極真・上田修司) 第一部 構造構成主義と関連思想 構造主義科学論余話(池田清彦) 構造主義の思想史的意義(内田 樹) ポストモダン思想(高田明典) 理論体育学の提唱(甲野善紀) 20世紀の三大思想と構造構成主義(やすいゆたか) 構成主義とは何でないのか?(菅村玄二) 哲学の再生(竹田青嗣) 無思想の意識化(養老孟司) 第二部 構造構成主義の展開 構造構成的障害論の提唱(京極 真) 歴史学の信念対立を読み解く(多田羅健志) 構造構成主義的臨床心理学(高橋 史) 認知運動療法の新展開(村上仁之) 構造構成的英語教育学研究法(田中博晃) 人間科学的医学(斎藤清二) 構造構成的認知症アプローチ(田中義行) 構造構成主義的国家(上田修司) 構造構成主義的看護学(高木廣文) 構造構成主義とはどのような理論か(西條剛央) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ちなみに僕の論考の冒頭は,僕が昨年ここに書いた夢の話から始まります(続きは本誌にて)。 短い論考の中では,最も質の高い(そしてわかりやすい)論考になっていると思うので,関心のある方はどうぞ(構造構成主義とはどのような理論かわかると思います)。
2007/01/18
甲野善紀先生と,その原理を介護に応用されている岡田慎一郎氏の対談が行われます。実技なども直接見れるとのことですので,古武術や介護に関心のある方は是非ご参加してみてください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●第56回新宿セミナー@kinokuniya「対談 甲野善紀×岡田慎一郎」 (『古武術介護入門』(医学書院)刊行記念) 〔開催日〕 2007年1月21日 13:00~15:00(12:30開場) 〔講師〕 甲野善紀(武術研究者) 岡田慎一郎(介護支援専門員・介護福祉士) 〔開催地〕 新宿・紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4F) 〔定員〕 400名(全席指定) 〔主なプログラム〕 「古武術+介護」という意外な組み合わせが、身体介助を「つらい」から「楽しい」に変えました。古伝の武術を参考に、独自の術理を探求する武術研究者・甲野善紀氏と、『古武術介護入門』著者である介護福祉士・岡田慎一郎氏による、初の公開対談。その実技を間近で体感できる機会をお見逃しなく! 〔参加費〕 1,000円 ※前売り券は2006年12月21日(木)より、紀伊國屋書店新宿本店5F「キノチケットカウンター」にて販売開始予定。 〔連絡先〕 紀伊國屋ホール 〒163-8636 新宿区新宿3-17-7 TEL (03)3354-0141(10:00-18:30受付) http://www.kinokuniya.co.jp/01f/event/shinjukuseminar.htm#seminar_56
2007/01/17
先日,本が一つ完成した(全原稿が揃った)。 『エマージェンス人間科学ーー次世代人間科学の挑戦』 この本は,様々な領域の第一線で活躍する13人の研究者による共著だ。 この本は構成からして相当オリジナルなもので,ちょっと前例がないであろう斬新性を備えていると思う。 最初のコンセプトは「最小限の労力で最大限の効果を」だったのだが,やはりそうは問屋は卸してくれなかった。今まで作った編著(共著)の中では最も大変だったが,まあ「最大限の効果」は得られたからよしとしたい。僕がこれまで関わった本は体系的なものが多かった。 しかし,この本はインタラクティブで,その本自体がプロセス的であり,いわば「生きている本」なのだ。 著者にも読者にも「考えることを強いる」本である。 答えらしきものはあちこちに見出されるのだが,本当の答えはどこにもない。自分自身で考えざるを得ない本といっても良いだろう。これは「勉強する」のための本ではなく,「学問する」のための本なのだ。 最初から良い本になるに違いないと確信していたが,その想像以上に良い本になったと思う。 当初の予想を遥かに上回る質になったという実感を持てること,これが良書ができるときの条件なのだ。 ゆえにこの本は良書ということになる。 乞うご期待! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2007年1月末発売予定(北大路書房) 【共著者】 西條剛央・斎藤清二・京極真・荒川歩・松嶋秀明・黒須正明・無藤隆・荘島宏二郎・山森光陽・鈴木平・菅村玄二・岡本拡子・清水武 【目次(予定)】 はじめに 西條剛央 セッション1 理論 1章 菅村玄二:人間科学の意味するところ 清水 武:人間科学を考える動機とその経緯 菅村玄二:人間科学と私 2章 西條剛央:理論とは何か~構造構成主義的アプローチ 京極 真:構造構成的可謬主義の定式化 西條剛央:原理的欠陥とは何か? セクション2 理論と実践の間 3章 京極 真:探求主義という新たな認識論の構想 西條剛央:探求主義のさらなる探求のための基礎づけ 京極 真:他者問題に対する構造構成主義的見解 4章 無藤 隆:理論と実践の対話を目指して~10の方法 岡本拡子:理論と実践を往還する中間人 無藤 隆:理論的生成の場としての現場 セクション3 実践 5章 岡本拡子:保育者養成における「学び」~実践のための実践 無藤 隆:「反省的実践者」モデルの深化に向けて 岡本拡子:反省的実践者の「学び」 6章 山森光陽:学校における実践研究覚え書き 松嶋秀明:子どもの姿が見えること,見えないこと 山森光陽:教育実践研究における制約 セクション4 実践と方法の間 7章 松嶋秀明:臨床心理学実践のフィールドワーク~エビデンスによる実践の組織化 山森光陽:了解可能性,許容可能性,そしてエビデンス 松嶋秀明:エビデンス・ベースド・アプローチのレブレクシビティ 8章 黒須正明:ユーザー工学に至る道~僕の精神的遍歴を通して 荘島宏二郎:黒須論考(ユーザー工学に至る道)へのコメント 黒須正明:荘島評について セクション5 方法 9章 荘島宏二郎:現像論スケッチ 黒須正明:荘島論文「現像論スケッチ」について 荘島宏二郎:黒須コメントを受けて 10章 鈴木 平:全体性の科学としての人間科学~方法論と可能性 荒川 歩:方法論の輸入の方法と意義 鈴木 平:全体へのアプローチと部分へのアプローチ セクション6 方法と理論の間 11章 荒川 歩:誰のための人間科学?~Narrative-based knowledges (NBK)の発想 鈴木 平:人に優しい科学の可能性 荒川 歩:Narrative-based knowleges(NBK)と「科学」 12章 清水 武:方法と理論の重要性を考える~知覚研究の一例から 菅村玄二:ダイナミックタッチ研究の人間科学的側面 清水 武:菅村コメントへのリプライ 最終章 斎藤清二:次世代人間科学の挑戦~私と世界とを結ぶもの あとがき 西條剛央 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2006/09/29
岡田慎一郎氏から『古武術介護入門[DVD付]』を献本していただきました。岡田慎一郎さんは、武術家の甲野善紀先生の指導を受けて、古武術の身体運用を介護技術に導入された方です。そして書評を是非,ということでしたので,「はい,わかりました」と返事をして,数時間後に書評を送信する。『週刊医学界新聞』に掲載予定なので,まだ書評は載せれませんが,いずれリンクしたいと思います。介護されている方はもちろんのこと,動きの質を変えるという身体レベルの発想の転換の本なので,一般の方にもお薦めの一冊です。DVDもついてとってもわかりやすいです。ジュンク堂池袋店で「古武術介護フェア」をやっているそうです。岡田慎一郎さんの等身大ポスターもあるそうです。http://www.igaku-shoin.co.jp/prd/00143/0014310.html
2006/07/27
先月のことになるが池袋のリブロ,ジュンク堂あたりにいったら『科学の剣 哲学の魔法』が平積みになっていた。 嬉しかった。 内田樹の本2冊と並べられていたので,その嬉しさは倍増した。 形式だけでも肩を並べられたような気がしたからだと思う。 最も尊敬する研究者である池田清彦先生との共著が,現代思想の論客としてもっとも注目されている内田樹の隣に並べられたのだから,僕にとってこれ以上光栄なことは存在しない。 ちなみに,下にある『態度が悪くてすいません』は読んだけど内田ワールド炸裂でオススメです。個人的には「私のハッピー・ゴー・ラッキーな翻訳家人生」が最も「態度が悪くて」おもしろかった。左となりには池田先生が『科学の剣 哲学の魔法』の中で悪口をいっていた森岡正博の本もあった。 本の中には内田先生の話題は出てくる。こっちはべた褒めしている。これらと一緒にならんでいるのは偶然だろうけど,もしかしたら本屋のひとが読んだのかなとちらっと思ったりした。平積みにしてくださった書店の方々にこの場を借りて感謝申し上げます。
2006/05/29
畏友京極真氏が,構造構成主義を臨床・研究に活かす取り組みを続ける若き理論家として,週刊医学界新聞に取り上げられた。この新聞は医学界最大の発行部数を誇る媒体である。ここにはかの有名な??というよりも現代思想界で最も注目されている論客と申し上げても過言ではないと思うが??内田樹先生の対談もとりあげられている↓甲野善紀先生の古武術を介護に導入されて新たな技法を生み出している岡田真一郎氏の記事も連載されていた。それに若干20代で一面占領して大々的に取りあげられている。しかも写真付き。 すごいなー。 かっこいいなー。 その後の反響は迅速かつ甚大だったようで,すぐに講演依頼などもきたらしい。冒頭では『構造構成主義とは何か』の宣伝までしてくれている。 そのためであろう,僕のところにも掲載されたその日のうちに「週刊医学界新聞の京極さんの記事をみて,構造構成主義に興味をもったのですが」と連絡がきた。ありがたいことである。京極真という逸材との出会いは僕にとって計り知れない意味をもっている。彼は,原理的思考の使い方を完全にマスターしており,構造構成主義についても相当深く理解し,仕事はものすごく速く,その質は高く,多くの授業や多数の講演もこなし,何よりも家族を大事にしている尊敬すべき人物である。将来,医療領域はもちろんのこと,現代思想界を牽引していくリーダーになるに違いない。
2006/05/27
一昨日の遅くに学会から帰ってきました。昨日はほとんどダラダラ寝たり『科学の剣 哲学の魔法』読んだりしていました。 ちょっとこれ以上の濃度はないだろうというぐらいに充実し,愉しい3日間でした。 また,長年考えてきたことについて「これでいける!」と確信を持つアイディアを得るに至ったので,今後はこの実現に向けて動いていくことになるだろう。次世代システムはやっと本格的に駆動していくことになる。 旅の詳しい話は少し時間がかかるので追々?ということで,取り急ぎお知らせです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 池田清彦先生が,26日(日)午後9:00~9:30の「サイエンス・サイトーク」というTBSのラジオ番組で特集されるそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 何度かここでもとりあげた『環境問題のウソ』 を読んだ番組のパーソナリティが声をかけてきたということ。前も出たことある番組のようです。http://www.tbs.co.jp/radio/xitalk/ 明日から集中講義です。がんばらなきゃ。
2006/03/24
お知らせです。朝日新聞朝刊に,東日本版では3/19(日)に,また西日本版では3/21(日)に新刊を含めた3冊の広告が掲載されるそうです(発達心理学会が20日~22日に九州であるので,それを射程に入れた広告のようです)。いつもありがたいことです。感謝感謝。ということで,要チェックや!(byスラムダンクのなにがし)━━━━━━━━━━━━━━ 池田清彦・西條剛央(著) 『科学の剣 哲学の魔法 ~構造主義科学論から構造構成主義への継承』 (272頁.税込み1680円) ━━━━━━━━━━━━━━ ◆『構造構成主義とは何か』◆『構造構成的発達研究法の理論と実践』
2006/03/18
午前中眠っていると,携帯電話がなった。 北大路書房のsekiさんからだ。 「はい,もしもし」 「sekiです。『科学の剣 哲学の魔法』が2刷(重版)することになりました」 「はい,わかりました………(えっ??)」 考えてみるとまだ公刊されていない。ちょっと前に17日にできあがるという内容の日記書いたばかりだし。何でも紀伊国屋のような大手書店の一本買い?の注文量が予想を上回って在庫がなくなるからだとか。 細かい事情はよくわからないが,とにかく幸先良いスタートを切った(まだ切っていないけど)のは確かだろう。 僕は,明後日現物を手にすることになる。 一読して気づいたことがあったら2刷に反映できるとのこと。これもちょっと嬉しいかも。 僕にとっては前代未聞だが,こんなことってあるものなんだろうか。願わくば,公刊後もこの調子で売れてくれますように(祈)。
2006/03/16
池田先生との共著『科学の剣 哲学の魔法』が17日にできあがるそうです(祝)。 (ただ,市場に出回るのはもうちょっと先(4月に入ってから)みたいなので請うご期待!)━━━━━━━━━━━━━━ 池田清彦・西條剛央(著) 『科学の剣 哲学の魔法 ~構造主義科学論から構造構成主義への継承』 (272頁.税込み1680円) ━━━━━━━━━━━━━━ また追々紹介しますが,学生や一般の方にも自信をもっておすすめできる,我ながらかなりおもしろい一冊になったと思います。池田先生との対談なので,学術的には最先端のことを扱いつつも,対話形式なのでわかりやすく,しかも笑える対談本です。これだけ「(笑)」だらけの対談本を僕はみたことがないです。◆本の帯(表)は以下のような感じです。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━天才生物学者池田清彦と,新進気鋭の心理学者西條剛央。二人の理論創造者が科学から哲学まで縦横無尽に語り尽くす。新理論体系化に至る経緯や,理論つくりのコツ,本の書き方の隠されたノウハウなどを惜しみなく語るユーモア溢れる対談本。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2006/03/16
最近は,いろいろと出版のオファーをいただいているが,最も凄い規模のオファーは,僕が監修者となって1年に4冊のペースで,とりあえず10年は続けて,40冊は出したいというもの。 これはさすがにちょっと聞いたことのない空前の話である。もっとも,河合隼雄のようにものすごく著名で,大御所の先生ならばわからないでもないが,30歳そこそこの若造にくるオファーではない。そんな話聞いたこともない。絶後かもしれない。 あまりの空前絶後の話ゆえに,何か裏があったりしないよねと心配性の友達が言っていたが,そんなものはない。著者に対して印税10%を払っていただくことを確約済みでもあるし(ちなみに印税10%保証というのは学術本としては当たり前の話ではないらしい。7%,5%,0%のときすらあるという)。このシリーズは,次世代の創造を志す優秀な研究者に,次世代の創造につながる成果を公表してもらう場(フィールド)として位置付けたいと考えている。これが,1冊あたり160頁(12万字)からなる“次世代シリーズ”である。 そもそもきっかけは,ある学会で,ナカニシヤの編集長Sさんが僕に声をかけてきたことからはじまる。そこで「何か書いてくれませんか」といわれたとき,僕はいくつかの出版予定の著書を抱えていたため,丁重にお断りさせていただいた。ところが,次の日の朝,またSさんがやってきた。「(他の出版社よりも)どうも出遅れたみたいなので,どうしたら引き受けてもらえるか一晩考えたんですが,こういうのはどうでしょう」といってでてきたのが本企画である。それは,先に述べたように,僕が是非この人に書かせたいと思った人に一人一冊書かせて良いというものだった。僕は,まだ有名になっていない優秀な研究者を沢山知っている。その人たちが表舞台に立てば,学問は発展するだろう。だから,そういう人のアイディアこそ広く知られるようになるべきだと常々思ってきた。 また,当時20代の若造(僕のこと)に,こうした思い切ったオファーをされたSさんの器量に動かされたこともあり,この文字通り“有り難い”提案を快諾させていただいた。これが1年半ぐらい前の話だったかな。 とはいえ,大御所の研究者ならともかく,このような企画が僕のような一介の若造に提案されたことは,半ば雲を掴むようなことでもあった。また,そのときは『構造構成主義とは何か』という自らの思想の中核となる理論書の執筆に従事していたこともあり,この企画も,何となく先延ばしになっていた。しばらく経過してから,昨年の学会でSさんにお会いしたところ「あの件何卒お願いします」といわれた。僕は「ああ,Sさんやはり本気なんだな」と思った。ということで,その後はシリーズが具体的に動く前に,「この人は」という人にどんどん声をかけていくことにした。現在売れっ子のひとはもちろん,今そうでなくともいずれ世に認められるであろう将来性のある人は,ちょっと時間がたってしまうと仕事でいっぱいで引き受けてもらいずらくなるから,“先行予約”しておく必要があるからだ。こうして生まれようとしているのが本シリーズである。 本シリーズでは,紙面的制約が厳しく,従来型の査読のある学会誌ではできない,新理論の構想や,構築,提案,そうしたスケールの大きな仕事を扱いたいと思っている。選抜の基準は,次世代の創造につながる,という点に尽きる。だから,大御所の教授も,無名の学生も関係ない。ただし,著名な研究者には他にも執筆オファーはたくさんある。だから,僕は僕じゃなければ見つけられないような隠れた逸材を表舞台に立ってもえるように,少し意識したいと思う。つまり,これまでその斬新性ゆえに認められてこなかった人や,若いというだけで憂き目にあってきた若手研究者,斬新な発想を提案するゆえにーー既存の理論に抵触するためーー生意気だといわれて虐げられてきた研究者にオファーしていきたいと考えている。 さらに加えるならば,学者としての「開かれた態度」を持っていることを選抜の条件に挙げたい。次世代を創造するということは,同時に自らの考えを批判にさらすということであり,それゆえ,当然批判されることもある。その際,妥当ではない批判には思う存分反論してもらえればと思うが,妥当な批判に対しては,「確かにそれはそうですね」と,相手が学生であれなんであれ,受け入れる謙虚さを持ち合わせていることが求められる。そして,切磋琢磨を重ね,お互いの長所を活かして建設的に学知を構築していく態度こそが求められる。ということで,そういう人材にどんどん書いてもらって,日本の学問界の発展に少しでも寄与できたらいいなと思う。すでに何人か声をかけてさせて頂いてますが,このように次第に動き出しはじめていますので,どうぞよろしくお願いします。 それにしても「10年計画」を提案されたときは,10年後は40歳過ぎてるんだなと思って,なんだか我がことながら驚いてしまった。 10年後は,どんな時代に,そしてどんな自分になっているだろうか。少なくとも,学者として“開かれた態度”は堅持し続けていきたいものだと心から思う。
2006/03/15
構造構成主義に関する研究発表のお知らせです。誰でも無料にて参加できます。関心のある方はどうぞ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■理論心理学・心理学の哲学・合同研究会(第10回)@日時:2006年3月18日(土曜)の午後2時から6時まで。@会場:明治大学駿河台研究棟4階第3会議室(TEL03ー3296ー2353)。 JRお茶の水駅から神保町に向かって坂を下りると、右手に23階建ての高層校舎リバティタワーがあります。その裏手の10階建ての建物が研究棟です。@報告者からのコメント1.西條 剛央氏(お茶の水大学大学院) 人間科学の新たなメタ理論である「構造構成主義」の紹介をさせていただきたいと思います。構造構成主義は,不毛な信念対立を低減する哲学的構造構成という理路の上に、構造主義科学論を介して科学的営為領域まで整備されているため、質的研究法、心理統計学、発達研究法、知覚研究法、人間科学的医学、看護学、リハビリテーション、作業療法、臨床心理学、QOL、EBM、NBM、政治学、歴史学など多くの領域に導入されつつあります。 当日は、構造構成主義のエッセンスとその応用可能性についてお話させていただき、みなさまとの対話を通して理路を深めていければと思っています。 なお構造構成主義については、以下をご参照いただければ幸いです。◆西條剛央『構造構成主義とは何かー次世代人間科学の原理』(北大路書房)◆西條剛央(編)『構造構成的発達研究法の理論と実践』(北大路書房)2.羽生 義正氏(広島文教女子大学人間科学部) H.Siegelの論文‘Naturalism and the abandonment of normativity’を報告します。同論文はW.O'DonohueとR.F.Kitchenerの編著‘The philosophy of psychology(London: Sage,1996)’に収録されています(第1章,Pp.4-18)。 この論文は、自然化認識論のなかでも急進的なQuineの非規範的自然主義という立場に対して6つの視点から反論を試み、考察している。例えば、この立場は認識論から正当化についての規範問題を追放している、と非難する。またそのことによって、自らの正当化をも不可能にしている、と言う。さらには、人類が優れた科学理論を生み出す心理学的/生物学的/神経生理学的過程の科学的研究に関わる、自らのプロジェクトを実施不可能にしている、と言う。要するに、この立場は自滅的で、従って否定されるべきだと著者は主張する。@参加資格:心理学や認知科学、神経科学、心の哲学など心に関する学問に関心を持つ方なら誰でも参加できます。特に学生院生など、若手の方を歓迎します(実年齢にかかわらず精神の年齢の若い方も歓迎します)。*幹事(第10回研究会担当):渡辺 恒夫 psychotw@env.sci.toho-u.ac.jp(東邦大学大理学部生命圏環境科学科)*世話人:岩淵 輝 iwabuchi@kisc.meiji.ac.jp(明治大学情報コミュニケーション学部)*世話人:石川 幹人 ishikawa@kisc.meiji.ac.jp(明治大学情報コミュニケーション学部)*世話人:五十嵐 靖博 VEH03661@nifty.ne.jp(山野美容芸術短期大学美容保健学科)
2006/03/08
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