さかえ古書店

さかえ古書店

PR

×

フリーページ

お気に入りブログ

源氏物語〔34帖 若菜… New! USM1さん

チェーンロックを解… 保険の異端児・オサメさん

びっこひいてるけど… manmaru2897さん

相変わらずの高雄LOVE メイフェさん

高齢者の悩み デコちゃん6902さん

カレンダー

カテゴリ

カテゴリ未分類

(2)

(82)

(21)

(26)

(50)

ブログ

(5)

オークション

(162)

お馬

(0)

いわき

(3)

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月

購入履歴

お買いものレビューがまだ書かれていません。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2009年10月21日
XML
カテゴリ:
■気になる本 - いっしょに考えてみようや -



 私達にも「ひらめき」があります。それはノーベル賞を受賞
するようなものではなく、いかに効率よく行動するか、
または、料金が安くなる方法、生活が快適になる方法等です。

 近所のスーパー(ヨークベニマル)がレジで発行する
1割引クーポンを集めて、買い物に活用するとか。
こんなことは、ひらめきでもないですね。
(でも、この1割引クーポンは、私にとっては大事な
ものなのです。1000円のものを購入すると100円が
安くなるのですから。)

 とにかく、考えるのが好きですね、私は。「この人は、
こんなことをいっているがその背景は?」ということや
「この人は、依頼する時の顔と自慢するときの顔が違う」
ことや、読書をしてもその背景や何故著者はこの時期にこんな
本を出すのだろう とか。考えたらきりがないですね。

 でも、これが、相手を観察する最高の思考パターンだと
思うのです。たまには、間違えますが、その行動と
でてくる言葉の乖離がまた考える種になってしまうのです。

 小人はすぐわかる嘘をつきます。中人は、それとなく
理由を述べますが、ひょっとしたら という感情を
抱かせます。

 大人は、心(言動)と行動が一致しているのです。
そんな人になりたいものです。

 例えば、八ッ場ダム問題。
大きな嘘がテレビで報道しているから、これは煽動、
ではないでしょうか。何故、テレビは真実を追求
しないのでしょうか。見るのに耐えません。
 TVは、知識人ではない(小人)と
いうことですね。私でも問題点をあげられます。
(よほど、TVは私達をコケにしているのね)

(1)進捗率が70%といっているが、それは、
  予算(これも途中で倍増)に対する執行率です。
  それでも、道路が完成していないし、ダム本体も
  着工していません。で、残り30%でできるの?
  (それは無理でしょう。また予算倍増?)
(2)週刊ポストで暴露された「八ッ場ダム建設事業
  に伴う補償基準」、元不動産業者がみても、
  これはフツーの地上げではなく、メチャクチャな
  補償をしている。
  (例えば、宅地が一般的には1.6万~7万円/坪
  が、補償額は、7万円~24.5万円/坪になって
  いますし、農地(休耕田含む)や山林は、田が
  45倍、畑が82倍になります。)
(3)いままでの予算の執行で、競争入札を実施して
  いますが、予定価格と落札価格の落札率は、95%
  以上、これは、談合をしていることにほかならないと
  思うのです。
(4)4600億円(途中で予算を増額)の予算以外にも
  「水源地域整備計画」として国の一般会計から
  997億円の公共事業予算がつき、これまで521
  億円がつぎ込まれた。(週刊ポスト記事、保育所、
  児童遊園、老人福祉センター等のハコモノ建設)
(5)八ッ場ダム上流には、廃坑があり砒素が流失して
  きているという話もあり(ブログより)、中和剤
  を投入しているので、はたしてこれが飲用に?


 さて、ひらめき(閃き)は学研パーソナル現代国語辞典
によると、「一瞬強く輝くこと。」、「頭脳のするどい働き。」
ということです。

 しかし、その基底に必要な知識があるのには間違いのない
ことだと思うのです。  

 自分が勉学し、体験(実験)をし、そして、知識が蓄積
され、その上で疑問に感じ、推論をし、それを確認するために
実験をする。こういうサイクルがあるんです。

 理論物理学では、実験(確認)をしませんが。


 過去に私は、ノーベル賞を受賞した方々のうち、3人を
紹介しました。

(参考) iPS細胞ができた! ひろがる人類の夢
(参考) 負けてたまるか! 青色発光ダイオード開発者の言い分
(参考) 物理屋になりたかったんだよ


 今回は、昨年受賞された方2名の共著の本です。
タイトルに引かれました。「ノーベル物理学賞のひらめき」
という副題でしたから。


 いま、
「いっしょに考えてみようや ノーベル物理学賞のひらめき」
(著者 小林誠、益川敏英、出版社名 朝日新聞出版、
発行年月 2009年8月25日 第一版)を読み終えました。

 著者2名のプロフィールは、もうご存じでしょうが、
掲載します。



小林 誠(コバヤシ マコト)
1944年名古屋市生まれ。
1967年名古屋大学理学部卒業、
1972年名古屋大学大学院博士課程修了、京都大学理学部助手、
1985年高エネルギー物理学研究所教授、
1997年高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所
教授などを務める。
2003年同機構同研究所所長、
2006年同機構名誉教授、
2007年日本学術振興会理事。
2008年高エネルギー加速器研究機構特別栄誉教授。
2009年学術システム研究センター所長。2008年ノーベル物理学賞、
文化勲章を受ける

益川 敏英(マスカワ トシヒデ)
1940年名古屋市生まれ。
1962年名古屋大学理学部卒業、
1967年名古屋大学大学院博士課程修了、同大学理学部助手、
1970年京都大学理学部助手、
1976年東京大学原子核研究所助教授、
1980年京都大学基礎物理学研究所教授、
1990年京都大学理学部教授、
1997年京都大学基礎物理学研究所所長、
2003年京都産業大学教授、京都大学名誉教授。
2008年ノーベル物理学賞、文化勲章を受ける




 著者らの論文がノーベル賞を受賞したことになるのですが、
その説明は、著者の本の解説(朝日新聞科学グループDo
科学編集長 久保田裕氏)によると、簡単に説明をされています。

 少し引用してみます。


「小林・益川理論」は、物質を構成する最小単位である素粒子
(クォーク)が「全部で六種類ある」ことを決めた理論だという
説明が、大抵なされている。確かにその通りなのだが、
「小林・益川理論」は、そもそもは素粒子の数を決めようとして
考え出された理論ではなかった。



 そもそも、何故、ノーベル賞を受賞したか、私はよくわかり
ませんでした。

 過去の3人の人達のようには。この著者らの本をよんで
なるほど、時間の経過と当時の理論、そして、過去の偉人の
論文等から、ものすごいことなんだ と理解し始めました。

 前の引用の解説文から再度引用します。


 物理学の世界では、「対称性」という概念が大変に
重要視される。物理学では、物理現象はみんな運動方程式で
表される。その方程式のなかで、なにかの物理量を他の数に
置き変えても、方程式の形に変化が無い場合に 
「対称性が保たれている」と表現する。対称性が保たれると、
方程式の形が変わらないので、起きる運動のほうもまったく
同じになる。それが「破れる」というのは、なにか物理量を
いじると、運動方程式の形が変わってしまって違う現象が
起きてしまうということだ。




 そうなのです。当時、物質を構成する最小単位である
クオークが3種類あるのはわかっておりました。

 粒子と反粒子は、質量がまったく同じで、電荷は真逆でした。
C電荷(チャージ)の反転、Pは空間反転(パリティ)の
ものがあるとわかっていました。
 このことは、CP対称性といわれています。

 1956年には、同じ名古屋大学の坂田先生が「坂田模型」
を提唱し、物質には、「陽子」、「中性子」、「ラムダ粒子」
が基本粒子であって、それらとそれらの反粒子の組み合わせで
たくさんの素粒子ができるという構想を提唱しました。

 1960年には、南部陽一郎先生が「自発的対称性の破れ」
を提唱し、南部ゴールドストン粒子(質量が0)が存在する
という理論なのです。

 ところが、1964年に、ゲルマンという人が「素粒子は
この3種類のクオークでできている」といいます。

 CP対称性(粒子と反粒子はまったく対等なものと信じて)
いたのですが、1964年にクローニン、フィッチという人達
がCP対称性は破れてると実験で確認をしたのです。

 でも、著者らは、「CP対称性の破れ」を3つの素粒子では
説明がつかなく、4つでもつかない。

 そのときに、「ひらめき」があったのです。

 もっと多いのではないか?。6つなら何とか理論的に説明が
できる。

 1973年、二人は論文を作成したのです。勿論、理論物理
ですから後世に誰かが実験をして確認することになります。

 その場合でも、日本の高エネルギー加速器研究機構が果たした
役割は大きいと思います。それらを世界の研究者とともに実証した
のですから。でも、20年以上かかりましたが。

 著者らが論文を一緒に書いた期間は、なんと、短いのです。
でも、長い、短いの期間の問題ではないのでしょうね。その
問題に対する解決するという情熱というか執念というか、二人の
頭脳がフル回転してだした結論が正しかったのです。

 この著者らの本は、講演内容も入っており、中学生以上の
方でしたら、難なく読了することができるでしょう。
難解な物理現象も分かりやすく書いてあります。
 本当に(自分の頭で)考えることは大事ですね。

(10/21)


いっしょに考えてみようや





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年10月21日 10時51分49秒
コメント(3) | コメントを書く
[心] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

サイド自由欄

さかえの選書















プロフィール

さ か え

さ か え

コメント新着

坂東太郎G @ 小泉武夫 今回こちらのtitleです。 もしよろしかっ…
背番号のないエース0829 @ 第二次世界大戦 映画〈ジョジョ・ラビット〉に上記の内容…
さ か え @ 「属国・日本論」の序章となった本 「決然たる政治学への道」(JANコード:9…
さ か え @ 湯武放伐論 2 P76の「湯武放伐論」についてです。「四書…
さ か え @ 湯武放伐論 1 4月22日の20km警戒区域指定から1ヶ月がた…

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: