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2010年04月22日
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■気になる本 - 神殺しの日本 -



 4月10日に、決闘(間違いました)結党した
「たちあがれ日本」の記者会見で、藤井孝男元運輸相より
英語表記の説明がありました。

----引用 産経新聞4月11日より----
藤井氏「今日決定した党名は『たちあがれ日本』だ。
シンボルロゴマーク、みんなで真剣に検討し、シンボルに
決まった。主たる意味は日の丸。日がのぼる日本。海があり、
山、富士山がある美しい国。そこに住まう日本人。
その日本人の伝統と精神を象徴するシンボルマークだ。
日本国は海洋国家。海から日がのぼる。荒波をかきわけ
立ち上がる。そんなイメージをデザインした。
また英語表記だが、
『THE SUNRISE PARTY OF JAPAN』
としたい」
-----引用終了-----

 どうして、「たちあがれ」が 「Sunrise」となるので
しょうか。誤訳ではないでしょうか。これじゃ、私の
翻訳ソフトでは、
「The Sunrise Party of Japan.」=「日本の日の出パーティー」
となって、朝から酒でも飲むのでしょうかねー。
これだったら、新党日本の略称の「日本」と同じにするのでは
なく、「日の出」にすれば、全部丸く納まるのではと
思ってしまいます。
(さすが、右よりの後援者ですね)

 なぜ、ここのところ新党に対する話題が多いのでしょうね。
昨日は、舛添氏が新党をつくると明言していましたし。
その本質を見極める必要があると思います。
 植草一秀教授は、「企業団体献金全面禁止を必ず実現するか
どうかを尋ねればよい。」と、立候補者の識別方法を伝授して
下さっています。
(参考) 悪徳ペンタゴンとの最終決戦へ主権者の心構え

 また、日本人は、近代(現在から過去500年位前)の
重要な歴史的背景を学ばなければならないと思うのです。

 いま、「坂本龍馬」が時代劇ドラマになり、注目を
集めているようですが、何故(なにゆえ)、脱藩をした
人間が(今でいう無職か、橋の下で寝ていそうな人が)
日本初の商社(亀山社中)をつくり、日本の開国に影響を
与える人間になったのか。その背景が気になります。

 それよりも、いまの政権はネット上では詳しく、
そして生の情報を流してくれています。
例えば、原口大臣の総務省。

(例) 総務省政務三役会議(平成22年4月15日)


 ところで、作家 井上ひさし氏が4月9日
22時22分永眠されました。
いい作品を提供して頂いてありがとうございました。
                       合掌。

さて、井上氏と長年のお付き合いをしていた著者の
驚きの本の紹介です。時事ドットコムによりますと


2004年には作家大江健三郎、哲学者梅原猛両氏らと
平和憲法の堅持を訴える「九条の会」を設立するなど、
平和、護憲運動でも知られた。


と伝えております。

 この著者の本を過去に一度、ご紹介をしました。

(参考) 梅原猛の授業 仏教


いま、「神殺しの日本 反時代的密語」(著者 梅原猛、
出版社 朝日新聞出版、発行年月 2006年9月30日、
ISBN 978-4-02-250223-0)を読み終えました。

 著者のプロフィールは、巻末の裏カバーにあります。


梅原 猛(ウメハラ タケシ)
1925(大正14)年、仙台市生まれ。
京都大学文学部哲学科卒。立命館大学教授、
京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター所長などを
経て現在、同センター顧問。日本ペンクラブ会長も務めた。
仏教伝道文化賞、NHK放送文化賞などを受賞。文化勲章受章。



 この本は、日本人の心のよりどころを探求している方に
とっては、有意義の本であると思います。

 日本の神は、二度、死んでいると言うのです。
その部分を引用します。
-----引用-----
 第一の点について、現在私は、靖国神道と深く関係している
廃仏毀釈を仏ばかりか神殺しでもあると考える。
 廃仏毀釈は仏を否定し、神をほぼ天皇と天皇のご祖先にかぎったが、
ただ一つの神として残った天皇も戦後、「人間宣言」によって
神の座を降りられた。この仏殺し、神殺しのツケが今、
日本人の無宗教、無道徳となって表れているのである。
----引用終了-----

 これは、P13に首相の靖国参拝問題(特に小泉首相の)を
取り上げたコメントです。

 過去の著者の本によると、(前述のリンク先)
-----
 明治時代になると、神道擁護から神仏分離令
(正式には神仏判然令)がだされ、廃仏毀釈運動に繋がった。
その結果、教育勅語が道徳にかわるものとして利用されたが、
仏教の思想はほとんどないと著者はいいます。
-----

 明治新政府が慶応4年3月13日(1868年4月5日)に
発した太政官布告「神仏分離令」が発端になっています。

 そして、1945年(昭和20年)8月の玉砕放送。
それによって、天皇がアメリカ等の欧米の軍門に座したのを
私達は知ったのです。

 それ以降、日本人が過去から脈々と受け継いだ精神が
崩壊したといっても過言ではありません。

 道徳が喪失してしまった現代。

 著者は、仏教からみた道徳をいいます。長いですが引用します。
-----引用----
 私は現在の日本人の道徳的退廃を深く憂慮するものである。
日本人はもう一度、真剣に道徳について考えなければならないと
思うが、それには日本人の心情を千年以上の間培ってきた
仏教の道徳を想起すべきであろう。

 仏教の道徳には十善戒(じゆうぜんかい)と六波羅蜜
(ろくはらみつ)がある。十善戒はしてはならないこと、
六波羅蜜はすべきことの規定である。
 ここでは六披羅蜜について語ろう。六波羅蜜とは
布施(ふせ)・持戒(じかい)・忍辱(にんにく)・
精進(しようじん)・禅定(ぜんじよう)・智慧(ちえ)と
いう六つの徳を完成させることである。このうち持戒と禅定と智慧は
「戒」すなわち戒律を守り、「定」すなわち瞑想をし、「慧」
すなわち智恵を磨く徳であり、釈迦が愛欲を滅ぼすために必要な徳
として挙げたものである。六波羅蜜は、この戒・定・慧に
大乗仏教が新たに布施・忍辱・精進の徳を加えたものであろう。

 利他の行を重んじる大乗仏教は布施の徳を第一の徳とする。
布施には財施(ざいせ)・法施(ほつせ)・無畏施(むいせ)の
三種がある。つまり人に物を与える財施のみではなく、今私が
ここで仏法について語るよぅな、法を与える法施も布施であり、
また悩める人の話を聞いてやってその人の不安を取り除く
無畏施も布施なのである。大乗仏教の釈迦像は、左手は物を
与える形の与願印を、右手は人の不安を取り除く形の
施無畏(せむい)印を結んでいる。それは大乗仏教がいかに
布施の徳を重んじているかを示すものである。
 私は人間中心主義をとるヨーロッパの哲学者とは違って、
動物にも道徳があり、その道徳の根源は親心、母心であると
考えている。ときどきテレビで動物の生態が放映されるが、
鷲の親鳥が命がけで獲物を捕らえると、すみやかに巣に帰り、
子鳥たちに獲物を食べさせ、子鳥たちがガツガツ食べるのを
親鳥が日を細めてみている姿が映し出される。その姿は人間の
親が、自分が働いて得たお金でおいしいものを買ってきて
子どもたちに食べさせて喜ぶ姿とほとんど変わらない。
----引用終了----

 どうでしょう。このような思想教育(これが正解だとは
思っておりませんが)を、日本国は、学校は、してきたので
しょうか。

 思想教育に拒否反応や拒絶意識がある?

 それじゃ、世界の思想浸透戦略は見破れません。

 日本に、欧米先進国が正しい と思わされてきたこと、
中国はレベルが低い国であるような報道・・・
こんなのは、まやかしであり、はっきりいって煽動で
あると思うのです。

 決して報道ではありません。報道は客観事実とそれに
対峙する二つの意見を等しく報せるものです。


 著者のこの本を読み、日本民族は誰に隷属し誰の
指示で動くのか、その場合の行動の規範はどこに求める
べきなのか、がよくわかる本でもあり、非常に考え
させられる内容です。

 この本の後半では,著者の生い立ちが述べられており
ます。過去から現代・近代と道徳をつなぐ良書だと思うのです。

 忘れかけていた日本人の魂がよみがある本でも
あると思うのです。是非、学校でしか仏教を習った
ことがない人達、新興宗教のお誘い(巧妙な手口化に
なっておりますし、新年度が始まって大学の1年生が狙われる
時期でもあります。キャンパス内や特にキャンパス外)に
あっている方、そして何よりも
■今、私はどんな生き方をしたらわからない 
■また、何をしたらいけないかわからない
■そして、人にいってはいけない言葉があることが知らない
という人達は、この本を読んでから考えてもいいで
しょう。高校生以上でしたら、読了できると思います。

(4/22)


神殺しの日本





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最終更新日  2010年04月22日 10時35分31秒
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