カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。
曇りや小雨が多い千葉で、すっきりしない毎日になっていますが、毎日観ているUSオープンが今日明日決勝です。女子は10代同士の決勝、男子はジョコビッチの年間グランドスラムがかかっています。定休日の月曜朝5時起きして観ます。
コロナワクチン予約がなかなか取れなかった一番若い本店店長も予約取れで9月に接種終わります。
これで、さかもとこーひースタッフ全員がワクチン接種になります。ワクチン打って、ステイホーム守って静かに暮らせばリスクが減るでしょう。本店は通販メインでご来店は一日数名ですし、おゆみ野店もお客さま重なることは少なく、店内広さもあるので距離とれて、豆買われたらすぐお帰りになるので、リスク小さいでしょう。
そうは言っても油断はできません、早く治療薬ができて広まって欲しいです。コロナ禍の非常時は後半戦に入っているでしょう。みなさんくれぐれもご自愛ください。
そんなこんなで、テニスや配信ライブ観たり、amazon primeで映画観たり、マニアックなYouTube観たりしていると時間が足りません(笑)
先日、YouTubeの水道橋博士とナイツ塙の「異常な対談」の中で若手のセンスを売りにしている漫才で、「魚」だけ出してセンスを訴えているのが気になると話していました。
二人が、こちらは「その魚をどうさばくか」そのセンスを見たいのになぁーと切り込んでました。
これは同感で・・・「どう?僕たちってセンスいいでしょ、とんがってるでしょ?」ってのがぷんぷん匂ってきて、こちらとしてはそこからの思わぬ展開が楽しみなんですけどね。
こちらの予想の上をいってその目眩く展開に引きづり込まれる快感に溺れるんですね。するとわけがわからなくなって笑いすぎて涙が止まらない快感に浸れます。
スポーツの試合観ていても(僕の場合はテニスやボクシングですが)予想の展開から、え~そうくるか!!ってなると引きずり込まれて熱くなる瞬間があります。そんな興奮が気持ちよくてテニスなんか夜中だったり早朝の試合だったりするのに寝不足になりながら観てしまいます。
最近はTwitterで世界中のファンとつながっているので、まるでスポーツバーで観戦しているような面白さに浸れます。世界各国のテニスファンがそれぞれの国の解説などを翻訳してTweetしてくれると同じ試合プレイなのにかなり違う解説で国民性が出て面白いです。
日本のファンや解説はネガティブチェックな傾向感じます。ボクシングの解説は、地上波は昔から変わりませんが、WOWOWやYouTubeではコアーなファン向けに多様な解説が増えて進化して楽しいです。
落語の場合は笑いもありますが、さらにふか~い心持ちになって会場全体が一体化する気持ちよさがたまにあります。知っているネタを知っているように話されると眠ってしまいますが(笑)よく知っているネタでもぐいぐい引き込まれることもあります。
まぁ、自分が爺いになって若手の感覚が薄く感じてしまうこともあるでしょう。手の内見え見えと思ってしまうこともあるでしょう。
危険なのは「マニアはジャンルを殺す」があって、初めてのお客さんにもフォーカスしないと一部の常連だけの楽しみになってしまいます。
これはスペシャルティコーヒーでも同じように感じていて、珍しい豆を(品種とか精選方法とか)販売してインポーターの資料をコピペしてどうだっていう自家焙煎店をたまに見かけます。
こちらはそういう豆をどうさばくかに興味があるわけです。
希少だったり珍しい豆に興味を持つお客さんはいるのでそういったお客さん向けには差別化になりそうですが、同業者だとインポーターからの情報があるし、豆によってはサンプルをカッピングしていますので、ただ品種とか精選方法の珍しい豆をアピールしてもだからどうなの?ってことがあります。
ましてやその豆のキャラが強くて、その豆に魅力を感じるお客さんが少ないのがわかっていると、どうしたいのかな~と思ってしまいます。
生産者やインポーターは同じような豆ばかりでは営業しにくいのでこれでもかこれでもかと新しい豆を売りたいのです。
そうやって、新しい品種や精選方法で差別化を繰り返すと生産者、インポーター、自家焙煎店と言うマニアックなコミニケーションで完結してしまってエンドユーザーのお客さんが置き去りにされてしまいます。
つまり、マニアックなお客さんは良いですが、客層がどんどん狭くなってお客さん不在になってしまいますし、そうなっている店をあちこちで見かけます。
スペシャルティコーヒーはカスタマーオリエンテッドですから、それをお客さんが魅力に感じたり、価値を感じたりすれば勿論素晴らしいことです。
ましてや焙煎が上手くいっていないと残念なことになります。
「技術は教えられても、センスは教えられない」・・・では、どうしたら良いのか?センスは自分で磨き育てるものだと思っています。
珍しい素材はインポーターのリスト見ればありますし、コロナ前にはカッピング会参加すれば色々カッピングできました。
生産者やインポーターはビジネスで差別化して次から次へとネタになりそうな豆を売りたいわけです
しかし、それが多くのお客さんに魅力的かと言ったらそうでもないわけです。勿論、マニアックなお客さんは食いついてきそうですが。
基本インポーターも自家焙煎店主もマニアックですからそこは幸せなコミュニティになりますが、珍しかったり最先端だったり最新だったりの素材を使うのがセンス良いわけではなくて、よくある素材や最先端の素材をお客さんにとって魅力的だったり価値を感じたりするような切り口でお届けするのがセンスの良さなんじゃないかなぁ~と思うのです。
要するに、自分が感じるセンスの良さではなくて、お客さんが感じるセンスの良さの違いかなぁ~と言うことですね。
さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
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