京都市街の北西にそびえる愛宕山。
その山の裏側にあたる奥嵯峨野の越畑にある民家風の蕎麦屋です。

町興しとしてスタートした農事法人で、越畑の有志が亀岡の　拓朗亭　で修業し、
山深い里に、絶えず行列の途切れる事の無い名店を作り上げた。

店内は木の暖かみがあり、太陽の光を取り込んだ明るい感じになっている。

蕎麦はかなり細いですが、十割の本格派で、コシが強く香り高く本当に美味しい。
ツユも、カツオの風味が広がり、関西風の上品な甘みで味わい豊か。

そばがきが美味しいそうですが、忙しい時は断られます。
（私も断られました・・）

蕎麦ﾌﾟﾘﾝは、１日に作る数が少ないとの事で、売り切れる事は多々・・。
持ち帰りは出来ない。
（これも売り切れていて食べられなかった・・）

店内の収容人数に反して、店の奥に２０台余りと　駐車ｽﾍﾟｰｽは広い。
土日のお昼時は行列ができるほどのにぎわいで、２時間待ちとなる事も。

きりもりしているのが　いわゆる地元の「おば様」方だからなのか要領が悪い。
お客さんの回転は兎に角良くない。

２時間半待って、やっと席に案内されたが、私達より後から来た客に注文を聞き、
挙句、その客は、私たちの注文品が来る前に食べ終わって帰って行った。

要領が悪いと言うには、何となく納得出来ない状況である。

しかし、時間にゆとりを持ち、いかなる状況にも辛抱し、空腹に耐えたなら、
充分待つ甲斐は有りの名店だ。

写真は天ざる大盛で、１７３０円（小は１４７０円）。
細麺なので、一見少なく見えたが、大盛は結構食べ応えがある。

天ぷらは、地元の野菜を使っていて、魚介類は使用していない。

蕎麦だけの追加があるので注文したが、つゆは付いてこない。
元々、つゆは少なめだったので、当然足らなくなる。

遠慮しないで、つゆのお変わりを頼んだ。

地元の大根を利用したおろしそばは１０５０円（大は１３１０円）。
天プラおろしは１６３０円（大は１８９０円）。そばがき８４０円
その他、炊き込みご飯や小鉢が付いたセット物もある。

住所は、京都市右京区だが、京都市右京区の保津峡から行くと道がかなり狭く、相当怖い思いをする。
亀岡市か南丹市八木の方から行った方が良い。

■京都方面から　　　亀岡縦貫道（千代川IC)で降りて右折→９号線を越え、突き当たり（405号線）を左折→京北方面進行→477号線
477号線に来ると、随所に看板が出ているので、それに沿って進行。道幅は少し狭い所有り。

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