さくさく堂のシナプスな存在

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2009年10月23日
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カテゴリ: 話し言葉のこと
オーラルヒストリーなどで、少し年配の方のお話を聞くことが多い。
インタビューのテーマは人それぞれだが、
経歴や性別や性格が違っていても、ある時代を過ごしてきた人の
その時代の匂いのようなものが感じられることがある。

一つはやはり戦争体験、もう一つが高度成長期。
この二つは、そのインタビューの主テーマであればもちろんだが、
そうでなくても、自分史を語られる場合にそこはかとなく漂ってくることが多い。


戦争の話でチラチラ出てくる単語に「スフ」がある。
「だんだん物資不足になってきて、スフを着ていた」とか、
「制服がスフになってから、折り目なんかつかなくなった」とか。
ステープル・ファイバーの頭文字で「スフ」。
粗悪な人絹の代表格だったようで、
たくさん出回っていたのは、戦前日本は繊維産業が盛んだったこととも関連があるだろう。

「アクリル」や「ポリエステル」といった単語と同じように、
全く日常のありふれた単語の雰囲気で
「ステープル・ファイバー」「スフ」と言われると面食らう。
いや、面食らった、か。今ではもう慣れた。
ああ、知ってる知ってる、その単語。

知っているとは言っても、実際スフがどんな生地だったかは知らない。
いったいどんな生地だったのだろう。


わからない生地といえば、思い出す話がある。
『赤毛のアン』だ。
もう100年も前の外国の話で、時代がかった単語が幾つも出てくるのだが、
その中に「モスリン」という生地が出てくる。
日本では「モス」と言われていたものと単語は同じだが、
『赤毛のアン』に出てくるモスリンは現在はほとんど流通していない生地らしい。

友人のダイアナがアンのドレスを選ぶとき、
「モスリンよりオーガンジーのほうがいいわ」
と話すシーンで出てくる。
「モスリン」がわからないせいで、
「モスリン=野暮ったい」「モスリン=ふだん着」とインプットされてしまった。
でも、よく考えたら、そんな生地でドレスを仕立てないだろう。
単にその服のデザインの話をしていただけだったのだと思う。
モスリンがわからないためのささやかな誤解だ。

平織りの生地ということは調べられたが、さていったいどんな生地だったのだろうか。








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最終更新日  2009年10月23日 15時26分56秒
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