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はい、来年のワールドカップ本番に向けたコンフェデレーションカップinブラジル、グループリーグを終了したわけですが・・・ブラジル・スペインがそれぞれ1位通過、2位がウルグアイとイタリアというのもほぼ「予想通り」でしょうか、そして我らが日本代表が「3戦全敗」で大会を終えたことも、予想通りではあったのですが・・・この結果自体は予想の範疇だったとはいえ、やはりその戦い方は満足のいくものではありませんでした、強豪相手の真剣勝負で、どこまで出来るか?というワクワク感で満ちていた、あのアジアカップ制覇の頃の高揚感はどこへやら。今の代表に足りないものを改めて露呈した、足りないと思われていたものが全く改善されていないことを再認識させられた大会。そう言っても過言ではないでしょう。アジアカップから一年の時を経て、更なる成長を期待していたはずが、現実として今の代表に感じるものは停滞感とやるせないくらいの「失望感」でした・・・完敗したブラジル戦をふまえて迎えたイタリア戦、前半はイタリアが予想以上に何かまったりムードと言いますか、いつものイタリアらしくない戦いっぷりだったことも幸いし、その流れに乗って香川クンの見事なシュートも決まり、2-0とリードする事が出来ました。ここまでは良かった。しかし。そのまま2点のリードを保ったまま前半を終えられない、おそらく相手が攻勢に出てくると思われる後半の立ち上がりに失点・・・ブラジル戦に続き、「気をつけなければならない時間帯での失点」が続いたのは残念でなりません。チームとしての成熟度と言うより、国際舞台で戦うための大事な心構えがまずもって出来ていないと言いますか、余りに「未熟」過ぎる。確かに個の力やシステム・戦術などは以前に比べれば向上していると思いますが、それを本番の試合で生かす、生かし切る=「勝ちきる」というところまで成熟していない。後半に追いついた後あっけなく失点してしまったのも、リードされたまま1点を取らなきゃ敗退だ!というリスクを負った場面で「失点やむなし状態」の攻撃からカウンター、ならばまだ納得いくのですけども。さあ追いついた、「もう一つ上」に行くためにはここからどうすれば・・・?そのままイケイケ!ではやはり経験豊富、したたかな相手にはやられてしまうでしょう。そういった面での成熟度がチームとしてあまりに不足している。海外組が増えて「名のある相手」にもビビらず立ち向かえるようになったのは収穫ですが、「勝つため、勝ちあがるため」にはもう一つ上のレベルに行かないとダメなんだろうなあ、と・・・これは選手だけではなく、ベンチワークも含めてではありますが。そして最終戦、メキシコ戦で「心配された」セットプレーで2失点、このビハインドを追いかけるためにベンチが取った手段が「3-4-3」・・・今のメンバーもベンチも、何か「行き詰まり」を感じているのは間違いないのではないでしょうか。次なる大会、アジア相手の戦いで、果たしてザックはどう出るのか。J2組の遠藤や今野は呼ばないという、そのことが「いい方向」に転じるのか?来年のために、そして、更なる飛躍のために。残された課題は多いですが、何か「解決策」を見出すための手段を取って欲しいですね・・・「このまま一緒」は、さすがにもうムリだろうなあ、と・・・^^;
2013/06/24
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さてさて、我が日本代表も見事来年のブラジルワールドカップ出場を決めたのでありますが・・・なぜこんなにも「祝勝ムード」になれないのかなあと思ったりもして(笑)、まあ決めた試合がドローだったってのもあるでしょうけど、それでも出場を決めても不満あり!っていうのは贅沢になったもんだなあとも思いつつ。やっぱり今の代表に「停滞感」を感じてしまうのが一番の要因だと思うんですよね、ザックが就任し、激闘のアジアカップを勝ち抜いて優勝した時の、あの昂揚感。もしかしたら歴代最強の代表になるんじゃないか、「この時点」=アジアカップ優勝の時点でここまで出来るなら、ワールドカップの時にはどこまで強くなっているんだろう・・・?なぁんて夢を見たりしていたのですが。2年前のアジアカップの頃に比べると、明らかにスタメンには「海外組」が顔を揃えるようになりましたが、しかしそれが「強化」に繋がっているのかと言えば決してそういうわけではなく。むしろ、海外に移籍して出場機会を得られない分、個々の力が下がるまではいかなくとも「停滞」し、それがチーム全体にも影響を及ぼしてるんじゃないかと、昔ユーロで輝きを見せたネドヴェドやポボルスキー擁するチェコ代表が、脚光を浴び主力が国外のビッグクラブへ移籍した後、代表として結果を残しにくくなった時のように。日本代表もあの頃にはあったはずの「のびしろ」がなくなってしまったような気がします、「黄金世代」と呼ばれた選手がいたはずのジーコジャパンも思い出したりしますが・・・それでも、本気のブラジルと戦えるチャンスなんてそうそうないぜ!と選手達のモチベーションも相当なものだろうと「期待」していました、コンフェデレーションカップ初戦。結果は、燦燦たるものでした。0-3というスコア自体はブラジル相手ということを考えれば妥当なものかとも思えますが、内容が酷かった。酷過ぎた。開始早々の失点は「やられたあ!」でしたが、そのまま0-1で前半を乗り切り、さあこれからだぞ!後半開始は絶対点をやっちゃアカンぞ!と思っていた、その後半開始3分。あまりにあっけない失点に、どういうこっちゃ!と頭抱えましたよ、そえれだけはやっちゃいけないという時間帯に・・・実質試合はここで「勝負アリ」でしたが、だけど後半の時間が進むにつれ、なんだか「諦めムード」が感じられたのが残念でなりません。そのあげく、トドメの3点目をたたき込まれ・・・ここでスルーパスが通った後の吉田、なんで追うのを諦める?最後まで食らいつかない?その他にもミスパスやトラップミス、タッチ際のボールを最後まで追わないなど、「本気」でやろうとしてるのかを疑う場面が多々ありました。力では劣っている相手に、本気でやらないでどうする。何が残る?このままではダメだ、と選手の何人かが感じてくれていればわずかながらも「幸い」ですが・・・ボランチのコンビは今のままでいいのか。強豪相手に点を取るにはどうするのか。カウンターに迫力を感じない今の状態で、押されている状態をひっくり返すような試合は出来ないでしょう。「あの頃」からチーム編成も停滞している感のある今、ザッケローニはどう考えるのか、そして選手たちはどう立て直すのか。まだ大会は終わったわけではありません。残り2試合、ぜひとも「来年」に向けて。数少ない貴重な機会を、「悔いが残る」だけで終わらせてはならない。まだ時間は、ある。後は、それをどう生かすか、ですが・・・今イタリアXメキシコ戦見てますけども、ピルロもバロテッリも、ドスサントスもやっぱ凄いわ(笑)!相手にとって不足はない、どころか本当に滅多に得られぬ貴重な機会、貴重な試合。ぜひとも「全力」で・・・!
2013/06/17
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さて!ドイツ勢同士の対決となりました今季の欧州チャンピオンズ・リーグ決勝戦、とかくリスクを恐れて互いに様子見の時間が長かったりして、結局スコアレスとか最少得点くらいのPK戦・・・ってな展開もしばし見受けられる決勝戦、これがまた互いによく知ってる同士の対決とあって、更に「様子見倍増」なことになるんじゃ?ってな危惧をよそに、いやあ面白い決勝戦でした!序盤はドルトムントが押しつつも得点に至らず、徐々にバイエルンが「自分達の時間帯」を作りだし、後半に先制点!ドルトムントもその直後に追いつき、さあどちらが勝ってもおかしくない!という展開の中、もしこれでドルトムント優勝!てなことになってたら「戦犯扱い」されていたかもしれないくらい(笑)決定機を外していたロッベンが最後に決めてバイエルン優勝~~!というドラマチックな流れ、そして両ゴールキーパーの好守がまた試合を盛り上げてくれましたしね!特にドルトムントのヴェンデンフェラーの好セーブ連発!はお見事でしたね、負けたけどMVPは彼にあげたい!ってくらい(笑)。レフェリーも試合を荒れさせない、自分が主役とならない「いいジャッジ」だったと思います、ただドルトムントのPKの場面、あれは一発レッドでも、少なくとも2枚目のイエローで退場でもおかしくなかったですけどね、それでも「この試合を最後まで11人対11人で見たい」という「希望」は叶えられたかなと、ドルトムントファンには厳しい判定だったかもですが。ほんとにどちらに転んでもおかしくない試合でした、ただ最後にバイエルンが「強さ」を見せたって感じだったかなあ・・・なんたって、ここまでユーベ・バルサという「国内リーグ独走優勝」のチームを打ち破ってこの決勝まで勝ち上がってきたチームですからね、バイエルンも国内は独走してたけどさてCLでは?という思いもある中で、「ほんとに強えや!」と納得せざるを得ない勝ちっぷりはお見事でした、特にバルサとの試合は大袈裟に言うと「欧州サッカーに於ける歴史の転換期」としてもしかしたら今後語り継がれる1戦になるかもってくらいの「圧勝」でしたからね、てかシュヴァインシュタイガーも言ってたそうですが、ここ数年で2度の準優勝、今年負けたら「3度目」ですからね、しかも昨年なんかは「ホーム」で負けてるし、こんな残酷なことはないですしね(笑)!それも含めて見事な「戴冠」と言えるでしょう、本当におめでとう!そしてこれからまた「バイエルンの時代」を「新監督」の元で作り上げるのか・・・来季の動向がほんと気になります、はい!そして。負けたとはいえ・・・ドルトムントは本当に見事な戦いをしてくれました。「たられば」は禁物とはいえ、やはり「ゲッツェがいたら・・・」と考えてしまうのは仕方ないでしょう、この決勝を「ベストメンバー」で戦えなかったというのはやはり悔いが残るかも。更に直前で「主力の移籍発表」ってのはね・・・それがまた新たなモチベーションを産むかも?という期待はあったかもですが、それでもこの「移籍騒動」がなかった場合と比べたら、ですよね・・・そんな中、よく戦ったと思います、あと1歩及ばなかったけど、勝っても全くおかしくなかった、それは誰もが認める内容だったでしょう。試合後、観衆に手を振るクロップの姿を見てなんか「じ~~ん」と来ちゃったもんなあ・・・で、なんと来季レバンドフスキもバイエルン移籍ですって?あっちょんぶりけ!いやあ、来季もドルトムントを応援したいなあ(笑)、ペップバイエルンがどんな「王国」を築くかも注目ですけども、その王国に果敢に挑むチームもまた注目したいです、来季も色々と楽しみだ!(^^♪
2013/05/28
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さて!いよいよ今季の欧州チャンピオンズ・リーグも決勝戦を残すのみ!となったわけですが・・・いやはや、その「結果」には驚くと同時になんだか呆然とせざるを得ません、まさか「こんなこと」になるとは・・・!いえ、ドイツ勢同士の決勝という結果ももちろんあるかなとは思ってましたけど、まさか準決勝の内容が、スコアがこんな結果になろうとは・・・!まずは世界中のサッカーファンが注目したでしょうバイエルンxバルサのドイツ&スペイン王者対決、今季のバルサの調子の上がらなさに加えて、メッシがケガ明けでまだ本調子ではない、プジョルも出場出来ない・・・という「マイナス要素」がバルサ側に多かったことからも、バイエルンが有利ではないか?という声も多かったですし、しかしそれでもバルサには敵わないんじゃないかという見方もあったのですが。蓋を開けてみたらば、いやはやバイエルンホームの1stレグが4-0、カンプノウでの2ndレグでも3-0という、2戦合わせて「7-0」でバイエルンが圧勝!!・・・こんな結果、予想出来た人がいるでしょうか?1stレグで、後半2点目を入れられた後ほぼ何も出来ずに、ただ差が開いて行くのを見ているしかないといった風のバルサメンバー、あんな光景は初めて見たかも・・・それくらい「衝撃」でした。そして迎えた、2ndレグ。一縷の希望を託してカンプノウで始まった第二戦、メッシがベンチスタートという時点で「どうなのかな」とは思いましたが、これはコンディションの関係もありますし。しかし試合は1stレグの再現かのように、バイエルンが次々得点を重ね・・・そして、この試合でもリードを許した後半開始の時点でメッシの投入はなし。その後半、シャビやイニエスタがベンチに下がる一方、ウォームアップすらせずこの「惨状」をじっと見つめるだけのメッシの姿に、「ひとつの時代の終わり」を感じずにはいられませんでした。こんなことがあるんだなあ、と。時代の変わり目は、かくも残酷なものなのかと・・・バルサを完膚なきまでに叩きのめしたバイエルンは、今季「3冠」に向けてまっしぐら!という状態ですが、レアルを破ったドルトムントも侮りがたい相手ではありますし、決勝戦は楽しみですね!・・・と言いつつ、準決勝や準々決勝・ユーベ戦の繰り返しになったりして・・・このままバイエルンが「新しい時代」を築くのか、なんせ来季はグラウディオラ監督就任に加え、ドルトムントからゲッツェ獲得ですからね!それは反則だろ!とも思ったりしますが(笑)。そしてバルセロナの「逆襲」はあるのか、こちらもまた期待したいところでございます、メッシ依存が顕著になってしまった今季からの脱却、変革があるのかどうか・・・ペップの後で監督さんもさぞプレッシャーあったこととは思いますが、続投かどうかは、さて・・・いずれにせよ、まだ「欧州王者」が決まったわけえじゃないですからね!でもやっぱりこれだけ強さを見せ付けられると、ドルトムント応援したくなっちゃうなあ・・・(笑)??
2013/05/02
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さて!今季の欧州チャンピオンズ・リーグもいよいよベスト4が決まり、そしてその組み合わせも決まりましたが、上手い具合に「同国対決」もなく、それぞれの国の1位2位対決という形になりましたが、やっぱり代表レベルでも今のところ頭ひとつ抜けていると思われるこの両国、スペインとドイツのチームがそのまま勝ち残るっていうのは「そういう時代なんだなあ」としみじみ思っちゃいます、どちらも首位チームが国内リーグでは独走しちゃってバイエルンに至ってはもう史上最速で優勝を決めちゃったりしてますが、勝ち点差は離されてるけど「2位」も決して弱いわけじゃないぜ!首位が強過ぎるだけなんだぜ!っていう強烈なるアピールといったところでしょうか(笑)?しかし、バイエルンの「強さ」はユベントスとの2戦で改めて実感いたしました、ユーベもセリエではほぼ「首位独走」しているんですが、あそこまで一方的な試合になるとは思わなかったなあ・・・なんかもう、「横綱相撲」みたいなね!代わって準決勝で相対するバルサは、リーガで独走しているもののレアルとの連戦で星を落としたり、CLでもミランとPSGに「あわや!」というところまで追い込まれたりと、そろそろ「バルサ最強時代」も終わりつつあるのかな・・・と思わせてながらもこれまでには見られなかった「しぶとさ」を発揮、ここまで勝ち上がって来ましたが。バイエルンとの対決はほんとに楽しみです、しかし準々決勝を見る限りではやはりメッシの出来がカギを握ることになりそうではありますが・・・でもやっぱり、どうせ見るなら「キレキレのメッシとキレキレのリベリ、ロッベンがいる」対決を見たいですよね、やっぱりね(笑)!そして準決勝もう一方のカード、ドルトムントは昨年までリーグ2連覇しながらCLでは結果を残せませんでしたが、首位を明け渡した年にCLで躍進!ってのも何かこういった勝負の妙と言いますかね(笑)、やはりCLは「経験値」が大きいってことなんでしょうか、そういう意味ではCLでも「百戦錬磨」なレアルとの対決は楽しみですね~~、ここで勝てば決勝は一発勝負、まさに何が起こるかわからないですからね!国内リーグでは首位を譲っても、「CL制覇!」という勲章はとてつもなく大きいですからね、さあ果たしてどんな準決勝になるのか、そして決勝は「どことどこ」になるのか・・・しかし、ぜひとも来季以降ではイングランドやイタリアの「巻き返し」を期待したいところです、2強時代にくさびを打ち込むような、そんなチームが出てこないかなあ・・・?
2013/04/15
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敵地とはいえ、本田と長友を欠くとはいえ、「まさか負けはしないだろう」、つまり「この試合で予選突破が決まるだろう!」という期待大で迎えましたW杯アジア最終予選、ヨルダン戦。正直ホームでの6-0というような楽勝とはいかないだろうな、結構苦戦するんじゃないかなとは思ってはいましたが、「まさか」ほんとに負けてしまうとは・・・前半の戦いは私個人としてはそんなに悪くなかったと思うんですよ、その「戦い方」という点では。清武クンなんかは代表デビューした頃の鮮烈な印象はどこへやら、せっかくゴール前まで切れ込んで「そこでパス?」といったような局面も見られたりして残念ではありましたけども、それでも守りに重きを置いてくるだろう相手に一応はシュート6本打ってますし、それだけを取れば決して「悪い内容」ではなかったと思うんですね、ただ残念だったのがその決定力。決める時に決めておかないと!っていうのはさんざ言われてることですけどね、そしてやっぱりその通りになっちゃうからサッカーってのは面白いと言いますか・・・相手の攻撃を耐えながら少ないチャンスを生かして先制、その後で相手が更に前がかりになったところでカウンター・・・というのも、まさに格下のチームが金星を挙げる時の典型的パターンと言いますか。それにしてもね、あの2点目はいかんでしょう、「やっちゃいけないこと」をあれだけすれば負けるのも致し方なしかなと。オマケに遠藤がPKを失敗した後は、明らかに何か「肩を落とした」ようなところが見受けられましたしね・・・そして、何より試合終了のホイッスルが鳴った瞬間に、喜びを爆発させ涙を流す、ヨルダンの選手達。口では「決戦」と言っていても、その心境に於いては日本とヨルダンとでは差があったんだなと思わざるを得ないシーンでした、確実に相手が「気持ちで勝っていた」んだな、と。その他にも敗因を挙げれば幾つも出てくるでしょう、監督の采配も疑問が持たれるところかもしれませんが、私としては采配より何よりやはり選手個人個人の問題かなと思います、この敗戦で予選突破が困難になったというわけではありません、まだまだグループの「首位独走」ですから。しかし、これからコンフェデや来年の本戦に向けて、修正すべき箇所が明らかになったというだけでも、この敗戦は「価値あるものだった」と思いたいところでもあります、それに次のオーストラリア戦に勝てば、史上初めて「ホームで突破を迎えられる」というオマケつきですからね(笑)!決して楽観的にとはいきませんが、この敗戦を出来れば「前向きに」捉えたいと思います、こういう試合もありますよ、大事なのはそれを繰り返さないこと。次こそやってくれると、そう信じましょう!・・・でもやっぱ、本田と長友クンは戻って来てくれるといいなあ・・・^_^;
2013/03/28
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さて!先日のプレミアリーグ、香川クンのハットトリックには驚きました、そして感動致しました!ケガした後はベンチ外とかもあっただけに、これでようやく本格的なスタートラインに立てたという感じではないでしょうか、これからの活躍に大いに期待したいと思います!と言いつつも、私はその試合生では見られなかったのですけども、それはもちろんその日同時刻に行われていた「クラシコ」を見ていたからなんですが・・・今回の「クラシコ2連戦」、まずは国王杯の準決勝第二戦。ホームで迎えた初戦を「ニューフェイス」なヴァランの活躍でなんとかドローに持ち込んだレアル、カンプノウでどんな戦いを見せるかが注目されたのですが。しかも前の週にCLでミランに「完敗」したバルサが、果たしてここでの立ち直りを見せることが出来るのかもまた注目だったのですが・・・その結果はなんと、アウエーのレアルが3-1で完勝!いやあ、こんな短期間にバルサが完敗する姿を2度も見るなんてどれくらいぶりでしょう??なんて言いますか、ここ何年かのレアルのバルサに対する苦手意識みたいなものが全くと言っていいほど見られなかった試合でした、バルサにとって、まさに完全なる敗戦。これまでなら、レアルがどんなに頑張っても最後にはやっぱりバルサが・・・っていう展開が当たり前だったんですけどね、それでも、これは国王杯。やはり国内リーグ、CLに比べれば優先順位は低いだろうという「言い訳」もあったのですが・・・そして迎えたクラシコ2連戦の「2戦目」。すでに勝ち点差で10以上離して独走態勢に入ったバルサにとって、この試合を落としても「大勢に影響なし」ではあったのですが、しかしそれはそれ、クラシコはクラシコ。国王杯での完敗を受けて、やはり「負けられない試合」だったはず、なのですが・・・国王杯とは逆にレアルホームでのこの試合、なんとレアルは次週に迫ったCLマンU戦を睨んでか、ロナウドやエジル、イグアイン・ケディラなんかをベンチに置く「ローテーション布陣」!いやあ、いくらリーグ戦での優勝が難しくなったとはいえ、CLの大一番を控えてるとはいえ。このクラシコでこのメンバーとは、モウリーニョも思い切ったことを!そしてこれが、もしかしたらバルサに更なるプレッシャーを与えていたのかもしれません、これは、例えアウエーであっても、何がなんでも勝たなくてはならない、負けるわけにはいかない、と・・・その結果・・・いえ、何が原因かは色々と挙げられるでしょうけど、この日バルサが「いつものバルサ」、昨年までのバルサではなかったことは明らかでしょう、開始6分に早々と先制点を許し、メッシが意地の個人技を見せて同点に追いつくものの、その後が続かない。シュートに行けない、ゴールに結びつかない・・・懸命に守るレアル守備陣の前で立ち往生、と言いますか。レアルもベストメンバーでなかっただけに、守り重視という気持ちで試合に入ったことはあると思いますし、そこへ早めの先制点で更に「乗った」っていうのがあったかもですね!それでも、今までだったら追いつかれたとこで息切れして逆転され・・・という展開にも成り得たと思うんですが、今回はそうはならなかった。レアルの粘りももちろんお見事でしたが、それ以上にバルサが「らしくなかった」とも言えるでしょう。そして後半38分、セットプレーからセルヒオ・ラモスの見事なヘッドが決まり、レアル勝ち越し!!残り時間でこのビハインドを跳ね返す力はバルサにはなく・・・なんていう書き方をすること自体が違和感を感じてしまいますが。クラシコ2連戦は、あえてこう言いましょう、「まさかの」レアル2連勝・・・!!やはり何年も「王座」にいたことによるモチベーション低下というのがあるのでしょうか、もしくは新指揮官の病気による離脱の影響、あるいは固定メンバーによるマンネリ化・・・色々とこの敗戦の理由を推測することは可能ですが、やはり何か「ひとつの時代の終わり」という気はしてしまいます、バルサがそれを跳ね返すには、、来週のCLでミラン相手に2点差を跳ね返すしかないのですが・・・さあ、結果はどうなりますか・・・??
2013/03/08
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さて!今季の欧州チャンピオンズ・リーグもいよいよ再開、決勝トーナメント1回戦の始まりでございます!1回戦8試合を2週に分けてやってくれるというのは、見る側にとってはほんとにありがたいことだなあと思いつつ(笑)。その中でも注目の「ビッグゲーム」、しかしその実「結果は見えてるかな・・・」と思っていた2試合をば!まずはドイツの首位を独走するバイエルンと、プレミアで中位に「低迷」するアーセナルの1戦。ネームバリューからすれば注目に値する「ビッグゲーム」でありますが、しかし今シーズンの両チームを見る限り、客観的に見てちょっとアーセナルに勝ち目はないかなと思ったり、でもサッカーってのは何が起るかわからない、アーセナルホームだし!とファンの立場としては願う、というか「祈って」いたのですけども・・・結果はやはり、「順当」なものでした。数日前のFAカップで主力を控えに起き、勝負に出て彼らを投入したとたんに決勝点を奪われ敗退という最悪の結果を招いて迎えたこの1戦、通常ならば相当に期するものがあったのではないかと思うのですが、その「思い」だけで突破出来るほどCLは甘くなかった。ブンデス首位一人旅なバイエルンの壁は低くなかった。序盤こそ相手ゴール前に何度か攻め入ったものの、その後にアッサリと先制され、前半を0-2で折り返せたのが「上出来だった」と言えるくらい。そしてその通り、後半早々に1点返し、これで同点に追いつければ、アウエーゴールを奪われていても2-2なら2ndレグ何が起るかわからないぞ!と盛り上がったのですが・・・「そこまで」でした。やっぱ伊達にブンデスの首位を快走してないってことですよね、そして今季上位チームにはほとんど勝てていないアーセナルが、ここでいきなり!ってのも虫のいい話で・・・(泣)ナスリ、セスク、ファンペルシー、ソングと皆が留まっていればどれだけ魅力的なチームが出来ただろう・・・?と思わずにいられない選手たちを、「放出」し続けてきたツケはやはり大き過ぎるなと。毎年毎年「新チーム」を構成し直さなければならない状況で、タイトルを狙う!というのもまたムリな注文で。数年前から感じてはいましたが、このまま「若手を育てて“ビッグクラブ”に売る」、さながらイタリアのプロビンチャなチームに移行してしまうのか、ならばヴェンゲル監督自身にも、もっとタイトルを狙えるようなチームで指揮を採りたい!という思いが芽生えても不思議はないかなあと、そうあって欲しいとも思ったり思わなかったり・・・この長年の「蜜月」に遂に終わりが来るのか、それとも・・・?でもまだ「結果」が出たわけじゃないですからね!2ndレグがありますからね!!・・・とか開き直るのもやっぱりムリがあるよなあ・・・そしてもうひとつのビッグゲーム、今季も「世界最強」の名を欲しいままにするバルサとミランの1戦!こちらも本来、決勝戦であってもおかしくない組み合わせでありますが、しかし今のチーム状況を見る限り、結果は見えているかなと思っていたのです、が!いやほんと、世界中のサッカーファンがこの結果にはビックリしたのではないでしょうか、ミランホームサンシーロでの試合だったとはいえ、まさかの「2-0」でミランの快勝劇!!ぶっちゃけ1点目は「なんであれがハンドじゃないの?」って点でしたけどね(笑)、流れから決めた2点目は素晴らしかった!しかもエルシャーラウイでもなくボアテングでもなくムンタリってのが凄い(笑)!で、積極的な守備でバルサを零封したのも大きかったですよね~~、これが1点でも取られていたら、カンプノウで逆転の可能性も「大」だっただけに。いやあ、こんなことがあるんだなあ、と・・・ペップ退任を受け注目された新監督の下、それでも好調な船出を見せていた新星バルサ、その新監督が病気で療養に入るというアクシデントがあっても国内リーグではバイエルン同様「無双状態」。対するミランは、全盛期の頃のような「豪華メンバー」とはほど遠く、以前ならば出番が限られていたであろう若手がスタメンで活躍する状態。しかし冬のマーケットで「問題児」を獲得したらこれが意外にハマったからわからない(笑)!その問題児はCLには出られないものの、「いい雰囲気」のままこの試合を迎えられたという事が大きかったでしょうか。「完敗」を喫したバルサは・・・油断があった、とは思わないですけど、いわばエアポケットと言いますかね、この後クラシコも控えてますし。チームとして「倦怠期」を迎えている中でのシーズン中には一度はあるような「落ちる」時期だったのか・・・いずれにせよ、2ndレグが楽しみになりました、2点差なら十分巻き返せる点差、ミランが名門の意地を見せ付けるのか、バルサが「やっぱり強いわ~~」と思わせてくれるのか?まあ、ちょっとだけバイエルンXアーセナルの2ndレグも「期待」してないということもないんですけどね・・・我ながら諦めが悪いなあ・・・(苦笑)
2013/02/21
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そんなこんなで忙しさにかまけて更新を怠っているうちに今月が終わってしまいそうなので(笑)、今年一発目の日記駆け込み更新でございます、何か試合について書こうと思ってるうちに次の試合になっちゃって・・・とか言い訳はおいといて、とりあえず今月、今年に入ってから目だったサッカー関連のニュースについて幾つか。☆ペップ、来季はバイエルンで采配!今年に入ってからの一番のビッグニュースはやはりこれでしょう、その前まで「マンCに行く」っていうウワサで持ちきりだったのに、「大逆転」でブンデスはバイエルンに!ネットではこれで欧州サッカーがバルセロナとバイエルンの「2強時代」に突入するんじゃないか?なぁんていう予想があったりしますが、レアルの「モウリーニョ後」と合わせて、来季の注目ポイントですよね~~、後はバルサからバイエルンに「連れて行く」選手がどれだけいるか、ですが・・・(笑)?☆スナイデル&ドログバ、ガルタサライ移籍決定!スナイデルは首脳陣との不仲、ドログバは給料問題とかあって、そろそろどこかへ行くのかな・・・?というウワサで持ちきりでしたが、両者ともガルタサライでしたか!ってとこですね~~、今季イブラヒモビッチやラベッシを補強したパリ・サンジェルマンに続いて、トルコからもCLを狙うダークホース現る!というところでしょうか、バロシュやエブエ、GKのムスレラもいますしね、上手くかみ合えば再開後の今季のCLでも「台風の目」になる、かも・・・そう上手くはいかないのが常、という世界でもありますが、はい(笑)☆バロンドール、またもやメッシが戴冠!いやもう、今季独走態勢に入ったバルサでも得点量産してますし、何かと批判対象だった代表でもいい働きが出来るようになりましたしね、文句つけようがないと言えばそれまでなんですが。ベストイレブンがほとんどバルサ他リーガ・エスパニョーラのメンバーで占められて、昨年は遂にユーロ連覇まで成し遂げたのに、今回はスペインの選手にあげても・・・と思ってたんですが、まあ「次元が違う」ってことでしょう(笑)、もうこうなったら何年連続獲れるかってのを期待するしかないかな・・・??で、オマケにひとつ・・・☆FC東京、ラウル獲得に動き出す??・・・っていうニュースに「おおお?!」と思ったんですが、この続報は今のところないのかしら、ガセだったのかな・・・(笑)?そろそろJでもこういった「ビッグネーム」の獲得に乗り出してもいいんじゃないかと思うんですけどね、イキのいい若手らが海外に「流出」しているだけじゃなくて。最盛期は過ぎているにせよ、「見てみたい!」って思える選手を連れて来るのは決して損はないと思うんですが・・・誰でもいいっていうわけじゃないですけどね(笑)、でもラウルならやっぱり見たいよなあ・・・!てなわけで、来月はもう少し更新できるよう頑張ります、すいませんすいません~~!!m(__)m
2013/01/29
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さて、今年は後半仕事が忙しくてほとんど更新出来ずに申し訳ありません、今まではCLのグループリーグなんかがある時は、多い時には週に10試合とか見てたのに、週末の試合が1試合も見れない時があったりして、ネットで結果を確認するだけだったりね、そんな感じでとうとう年末まで来ちゃったわけですが・・・とりあえず恒例の、「今年のサッカー界私的10大ニュース」をば!そのいち!スペイン代表、ユーロ連覇!ユーロ、W杯、そしてまたユーロと、高校野球で言えば「春・夏・春」という3連覇を成し遂げたというか、ぶっちゃけ世界のトップレベルをこれだけの長い期間に渡って維持し続ける、そして結果も出すというのは本当に凄い、素晴らしいことだと思います、だけどバロンドールはチームメイトでもあるメッシにずっと持ってかれちゃってますけどね(笑)、今年は果たしてどうなりますか・・・?そのに!コリンチャンス、クラブワールドカップ制覇!これは欧州代表が「もう一つ頼りなかった」ってのもあるかもですが(笑)、それにしても決勝で見せたプレーは素晴らしかった!特にMVPに選ばれたGKのカッシオは凄かったなあ~~、もちろん他の選手も、チームとして「優れていた」と思います、決勝まではこちらも「もう一つかな」とか思ってたんですけどね(笑)、やっぱここぞって時のブラジルは強い!そのさん!なでしこ、五輪準優勝!日本中が金メダルを期待する中、そして各国のマークが厳しくなる中で、さすがに雪辱を期するアメリカに決勝で敗れはしましたが、しかしやはりこの「結果」は素晴らしいものだと思います、これで日本代表は世界でも有数の強豪国であるということを立証したと言えるでしょう、ぜひともスペイン代表のように長きに渡って「君臨」して欲しいですね!それが出来る選手達だと思います、はい!そのよん!男子五輪代表、悔しい「4位」・・・その出だしは最高でした、これ以上ないものでした。10回やっても1回勝てるかどうかというスペイン相手にまさかの勝利、グループ首位通過そしてトーナメントの1回戦も突破して「ベスト4」へ・・・!こちらの期待が高まった所での「連敗」は、やっぱりちょっと残念だったかなあ・・・特に3位決定戦で韓国に敗れちゃったのはね・・・ぜひとも、この屈辱をバネにして欲しい、してもらいたいです若い衆には!!そのご!チェルシー、チャンピオンズリーグ制覇!・・・上で「頼りない欧州王者」とか書いちゃいましたけども(笑)、しかし今年のサプライズであったことは間違いないでしょう、耐えに耐えまくって掴み取った王座ではありましたが、新シーズンでその監督も交代するという暗中模索状態は続いたままと言いますか・・・オスカルやアザールなどいい若手も揃ってるだけに、もう一度「強いチェルシー」を見たいですね!そのろく!サンフレッチェ広島、Jリーグ初優勝!これまでステージ制覇はあったものの、今回遂に初の「年間王者」となった広島、昨年の柏に続くこれもサプライズと言っていいでしょう!開幕前にはどれだけの人が広島の優勝を予想出来たか・・・来季はACLとの両立もあってハードな一年となるでしょうけど、J代表として久々のアジア王者目指して頑張って欲しいです、はい!そのなな!「名門」ガンバ大阪、J2降格・・・一時は浦和と「2強時代」を築き上げたガンバが、ほんとに「まさか」の降格でした、選手達の中にも「まさか降格しまい」という油断があったのではないかと思ってしまいますが、ぜひまた「強い、攻撃力のガンバ」を見たいものです、来季は相当キツい一年になるでしょうけども、もう一度あのクラブワールドカップでの勇姿を目指して・・・!そのはち!カガワ、マンチェスターユナイテッド電撃移籍!!いや、これはほんと最初は「マジで?!」と思いました、こういう移籍に関するウワサって半分くらいはウワサのまま終わったりしますからね(笑)、しかし今や本当にマンUの一員だもんなあ・・・ケガで離脱したままの現在の状況は自分でも歯がゆいものがあるでしょうけど、これからプレミアもCLも佳境に入る中、必ずや彼が必要とされる時がくるはずです!きっと!!そのきゅう!長友、インテルでの契約更新!!かたや、もう完全にあの「インテルの一員」としてのポジションを確立したと言える長友クン、ミランダービーやイタリアダービーに当たり前のように先発してる姿を見てるとなんだか泣けてきちゃいます、うるるるる。今はかつてのように「世界最高峰の舞台」とは言えなくなってしまったセリエではありますが、それでも彼の活躍は信じられないくらい素晴らしいものだと思います、そして、まだまだ飛躍しそうな雰囲気すらあるのがやはり凄い選手だなあと、ほんとに「世界最高のサイドバック」になっちゃうんじゃないかしら・・・(笑)??そのじゅう!コンフェデレーションカップ、組み合わせ決まる!やっぱりねえ、アジアカップのあの劇的な勝利、あれがあってこそのこの組み合わせですもんね、ブラジル・イタリア・メキシコと「真剣勝負」が出来るなんて機会はそうそうないですからね!しかも開催国ブラジルとは開幕戦、秋の欧州遠征の時以上にボコボコにされてもおかしくない(笑)。だけどこんな楽しみな大会もあまりないですよね、今から来年の6月が待ち遠しい、待ちきれない!!そんなこんなで日本代表関係が多くなってしまった今年の10大ニュースでありましたが、来年はもうちょっと更新頻度が多くなるよう頑張りたいと思います、今年も一年お世話になりました、来年もどうぞ宜しくお願い致します!!m(__)m
2012/12/28
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さてさて、最近仕事が忙しくてあまり試合を見られていないのですが、その中でも見たいと思いつつJリーグの試合はなかなかカバー出来ていないのですけでども。そのJリーグも遂に今季の日程を終えました、優勝はこれが「初制覇」の広島!開幕前に広島の優勝を予想した人がどれだけいたでしょう、しかし序盤から安定した戦いを続け、最後には仙台とのマッチレースのような形となりましたが、見事に逃げ切り初の栄冠を手中に。来年はJ王者として臨むCL、そしてタイトルホルダーとして今季より注目が集まり研究もされ「広島対策」というのも相手チームがしてくるでしょうしね!来季どれだけの成績が残せるかが楽しみです、そして優勝の立役者、佐藤は代表でもっと使ってもらえるかなあ・・・ザッケローニに今のところそのつもりはないような感じですが・・・?残り1試合を残して優勝を決めた広島とは対照的に、残留争いに絡んだチームにとっては最終節は稀に見る激戦となりました、14位のセレッソから17位の新潟まで、どこが落ちてどこが残ってもおかしくない大接戦!しかし、一番条件の悪かった新潟の最終節の相手がすでに降格の決まった札幌だったというのが勝負のアヤでしょうか?結果として、新潟は札幌に完勝。川崎と引き分けたセレッソが新潟と共に残留を決め。すでに優勝を決めてた広島に「有終の美」を飾らせてしまった神戸が降格・・・そして。あれはまだ4年前のこと、マンU相手に激闘を見せたガンバが、まさかの降格・・・!J開幕当時はレッズとともにJのお荷物とすら言われていたガンバが、浦和との「2強体制」を築いてここ数年は安定した成績を残していたものが。やはり西の監督解任後の迷走、そして「慢心」みたいなものがあったんでしょうかね・・・リーグ最高得点という攻撃力を持ちながら、トータルわずか9勝しか出来なかったのは不思議というほかありませんが、出だしからなかなか勝てずに下位に低迷、「でもまさか」自分たちが降格するようなことはないだろう、といういわば危機感の欠如みたいなものがあったのではないかなあ、と。とはいえ、J2では間違いなく「優勝候補筆頭」でしょうから、ぜひまたすぐに戻ってきてその圧倒的な攻撃力を見せて欲しいものです、はい!その他のチームでは、浦和が復活を告げる3位フィニッシュ、あれだけのメンバーを揃え低迷していたここ数年の悪夢をぜひ来季のJとCLで払拭して欲しいですね!仙台も最後の最後まで優勝争いに食らいついたのはお見事。ただ、他のいわゆる「強豪チーム」たちのふがいなさみたいなものはあったでしょうか、ガンバを含め、名古屋や、一時は残留争いに加わりかけた鹿島まど。このあたりが強くないとやっぱり面白くない、と言いますか。昨年の柏、今年の広島という「ダークホース」の優勝も面白いですが、かつてのヴェルディのような「にくたらしいほど強いチーム」があってもいいかな・・・と。ともあれ、次のワールドカップに向けての最後の年となる来季、Jも熱い戦いを繰り広げて欲しいですね、海外組だけでなく、Jリーグが熱くなることで代表のレベルはもっと上がると信じてます!
2012/12/02
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今までキリンカップなど、「国内での」親善試合が多かった日本代表が、海外へ遠征して強豪と戦うという願ってもない「武者修行」のシチュエーションだった今回の2試合。これはぜひとも実りあるものにして欲しい、と願っていたのでありますが・・・まず1試合目のフランス戦は、相手がW杯予選のスペイン戦という「大一番」を直前に控えた状態で、調整の意味も含んだ試合だったことは間違いないでしょう、それでもサン・ドニが満員の観客で埋まったら、「勝ちに行く」のは当たり前。そして対する日本は試合後にザックが言ってた通り、ちょっとばかしシャイというかナーバスになってましたかね、強豪相手ということを意識し過ぎたのか慎重に入り過ぎたみたいな。その度合いが、フランスの序盤からの猛攻で更に強くなっていく悪循環で、前半はほぼ一方的な試合となってしまい、後半からやや持ち直したものの、川島のスーパーセーブでなんとか凌いでいた状態。しかあし!サッカーってのはほんとコワいなあと思いましたよ、フランスが数多くのチャンスを逃し続けた結果、日本が唯一とも言えるカウンターのチャンスを生かして終了間際に得点、これを守りきって、押され続けていた日本が1-0で勝利・・・!この「結果」を思ったより好意的に捉えている方が多かったのがちょっと意外だったんですよね、確かにフランスに勝ったという結果は悪くない、どころか大いに選手達が自信をつけるに値するものだとは思いますが。しかし内容としては、やはりフランスの自滅という印象が強かったかなと、前半からチャンスを逃し続けているうちに攻め疲れ、そして1発のカウンターを食らって敗戦。日本がアジアの「格下」相手にやらかしたりするパターンの裏返しと言いますか。そのカウンターを「決めきる」事が出来たのは、やはり成長の証だとは感じたのですが・・・迎えたブラジル戦。フランスとの結果を受けて、ほぼベストメンバーとも言えるブラジル相手にもいい勝負が出来るんじゃないか?といった予想もありましたが、私は正直不安でいっぱいでした。フランス戦のような内容だと、ヘタしたらボコボコにされる可能性もあるのでは・・・?と。でも、これが蓋を開けてみたら、フランス戦とは打って変わって序盤から本田がシュートを打つなど、見違えるような「いい動き」!これはやはり、勝利という結果が生んだ自信なんだろうな、そして前の試合での反省点を生かし失敗を繰り返さない、強豪相手とはいえナーバスな試合の入り方はしない!という「成長」の表れであるのかなと、ちょいとばかり嬉しくなったりもしたのです・・・んが。そんな頼もしい想いを抱かせてくれたのも、試合開始から10分くらいまで。内田のクリアミスを拾われあっという間に日本ゴール前、パウリーニョのゴールが決まってブラジル先制!・・・ここからブラジルが、本格的にその牙をむき始めます。いい形で試合に入れたのに先制され、なんとか取り返したい日本の反撃をあざ笑うかのように、「返す刀」で日本陣内へ。2点目のPKはやや厳しい判定でしたが、そこに至るまでの流れはお見事。ゴール前までは持ち込むものの、そこから決定的なシュートが打てない日本に対し決められてもおかしくないシュートまで持って行くブラジル。試合全体を通じてこの「差」が結果的に得点差に結びついたのかもしれません、更にリードすれば後半途中からはボールを回して「省エネスタイル」になるのもブラジルらしさ。日本の交替策も有効とはならず、試合は0-4の「完敗」・・・日本も思ったよりいい形を作れてはいましたが、やはり現段階ではこれは「妥当な結果」だったと思います。以前に比べれば、多くの選手が欧州で経験を積み、試合の中での局面のレベルに於いては十分立ち向かうことも出来るようになったけど、試合全体を通してみるとこういう結果になってしまう。やはり「越えるべき壁」はまだ遥か遠くにあるというのを改めて実感させられました。でも、だからこそ、やりがいがある。個々のレベル、チームの完成度を更に高めて行くという明確な目標が出来る。後半、3点リードされた後のカウンターの場面で、ボールを持った選手を追い越していく選手がいなかった時など、「そうじゃないだろ!」と思いましたもん。ここぞという時の攻め上がり、その緩急の切り替え。そういった部分がブラジルには当たり前のように存在し、日本にはまだ足りなかった。試合終了間際に、ちょっと心が折れたようなシーンも見受けられたのは、ドイツW杯での惨敗を思い出しましたが。違うのは、あれがW杯の本番であり、今回はあくまで親善試合だったということ。本国開催のため予選がなく、それでも地元開催での優勝がほぼ義務づけられていると言っていい状況で、ひとつひとつの親善試合がいわば「真剣勝負」であるそのブラジルに惨敗したことを、恥じる必要はない。今の時点では。2年後、「本番」で同じような試合をしてしまったら、その時は大いに恥じ入るべきだと思うけど。今はまだ、次なる高みへの成長期。全く歯が立たなかった時代に比べれば、格段の進歩を遂げていることは間違いない。ぜひとも更なる高みを目指して、立ち止まることなく。その「目標」となるべきものを目の前で見せてもらった貴重な経験を、生かさない手はない。まだ、やれる。今の代表なら。そう信じてる。
2012/10/17
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さて、少し日にちが経ってしまいましたが、先週末行われました大一番、リーガ・エスパニョーラとセリエAの「伝統の一戦」!今までクラシコとミランダービーが同じ日で時間がカブるってことありましたっけ?ただ意識してなかっただけかなあ・・・?まずは何をかいわんやの伝統のクラシコ、今季はグアルディオラ「勇退」の後を受けたビラノバの手腕に注目が集まった今季でしたが、元々前監督の下でアシスタントを務めていて選手もそのまんまですから、戦力としてもやり方としても大きく変わるはずはなく。そして前季遂にリーガを制したレアル・マドリーの方は、同じ監督・同じ戦力の下で迎えた今季、開幕から調子が今ひとつ、首位バルサとは現時点でもう勝ち点で「8」離される状態。そんな中迎えたクラシコですが、好調なバルサの方がプジョルのケガもありアドリアーノをCBに持ってくるという「奇策」、WOWOWの実況で言われていたようにクラシコでは「何か仕掛けてくる」モウリーニョが「正攻法」で来る!というスタメンの時点でわくわくさせてくれる幕開けでしたが・・・試合が動いたのは前半23分、ここのところクラシコでも続けて得点してるC.ロナウドが、V.バルデスの足元を打ち抜く見事なシュート!この力みの無さは、やはり現時点での好調振りを示しているのだと言えるでしょう、たちまち静まり返るカンプノウ・・・しかし、その9分後。レアルゴール前の混戦からこぼれたボールをメッシが抜け目無く押し込んで同点!いやあ、両チームの「役者揃い踏み」での前半1-1は、否が上でも盛り上がります!バルサはダニエウ・アウベスがケガで前半途中で退くアクシデントもあり、やや守備に不安を抱えた布陣となり。後半もレアルの攻撃があと一歩までバルサゴールに迫るのですが・・・しかあし!逆に後半16分、迎えたFKのチャンスに、メッシが直接叩き込むゴール!いやお見事!としか言いようがない素晴らしいゴールでした、カンプノウのクラシコで勝利する絶好のチャンスかと思えたレアル、にわかに雲行きが怪しくなったのですが・・・しかしこの思い空気を断ち切ったのが、やはりロナウド!エジルのパスに抜け出して、これまた落ち着いてゴールを決める!いやあ、両チームのエースが2点ずつ決めるクラシコなんてちょっとあまり見ないかも??しかし試合はこの後、バルサは3枚目のカードを切らずじまいだったというところからも、ドローでもオッケーという思いはあったかな・・・?レアルにしてみれば勝ち点差を詰めるチャンスでしたから、なんとか勝利が欲しかったところでしょうけども。結局試合はこのまま引き分け、勝ち点差8はそのままに・・・でも、レアルが復調していることはもう間違いないだろうという試合でしたし、カカもCLでコンディションのいいところを見せましたからね!まだまだ序盤戦、優勝の行方は次のクラシコ「第二戦」までわからない・・・?続いてセリエA、こちらも伝統のミラン・ダービー。しかし、ここ数年セリエのレベルが下がっていることが疑いようもなく、この日も事前に「チケットが余っている」という報道がされる始末。それでもやっぱり試合になれば盛り上がりますよ、雰囲気は最高ですよ!確かに両軍ともメンツとしては「世界最高峰」とは言えなくなってしまいましたけども、試合が始まれば燃えますよ!特にミランは大量補強ならぬ「大量放出」で明らかに戦力ダウンしてますからね、これで監督の責任を問うというのもあんまりな気が・・・それでも、ダービーはダービー。序盤からアツいぶつかり合いを見せてくれます、と思っていた矢先の前半わずか3分!CKからサムエルが飛び込んでヘッドでズドン!インテルが早々と先制!この先制点は今のミランには重くのしかかるだろうなあ・・・と思ったのですが、しかしミランもこのままでは引き下がらない。徐々に試合のペースを引き戻し、あわやというシーンを作り出す!逆にインテルも、追加点のチャンスが何度かありながらミリートが決めきれない・・・そうこうしているうちに、後半3分、ハンドを取られた長友が2枚目のイエローで退場に!いや、ミランダービーに堂々と先発してシュートまで放つ調子のよさを見せていただけに、これは残念だったなあ・・・まあ、日本人で初の、もしかしたら唯一の「ミランダービーで退場した選手」として語り継がれるかもですが(笑)。これで一人減ったインテルはやむなく古巣対決に燃えるカッサーノを下げ、「1点を守りきる」のを主眼に置く展開に。対するミランはロビーニョ、パッツィーニと攻撃的選手を続けて送り込むものの、決め手に欠き・・・試合は結局、開始3分のゴールがそのまま決勝ゴールとなり、インテルの勝利!う~~ん、あのまま11人対11人のダービーを見たかった気がしますが、これも「たられば」の話。しかしミランも、後半はインテルにガッチリと守られてしまいましたが、この日の調子が続けば、上位浮上も十分ありえるのではないかと・・・ただ、やはり「王座」には届かないかなあ・・・ユベントスが今季は絶好調だからなあ・・・それでも、ダービーらしい熱気は十分に感じさせてくれました、まだまだセリエは終わっちゃいない!!
2012/10/10
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さてさて、先週今季のチャンピオンズ・リーグ初戦が遂に始まった!と思ったら、続いてはプレミアリーグでいきなりの強豪対決!こういうビッグマッチがClの直後にあるっていうのはほんとに選手の皆さんも大変かと思いますが、これも強豪の宿命と思って割り切るしかないのか・・・それにしても、ねえ。ともあれ、まずは覇権奪回を狙うマンUと、最近すっかり「4強」の座を奪われた感のあるリバプールとの対決!リバプールはウィークデーのヨーロッパリーグでは主力を温存してこのホームでの大一番に臨んだところからも、その覚悟というか気合が感じられますが。試合はそのリバプールが序盤は優勢だったように思います、マンUは前線の香川とファンペルシーに上手くボールが繋がらないというか、まだこの「新戦力」が上手くフィットしてないという印象が見受けられましたが・・・しかし、リバプールがチャンスを決めきれないうちに迎えた、前半40分。なんと、まだ20歳のシェルビィが危険なタックルで一発退場!せっかくいいペースで試合を進めていたのに、あまりに勿体無いプレー・・・これでマンUも盛り返すと思いきや、後半開始直後。ゴール前の混戦から繋がったボールをジェラードが見事なミドルシュート!一人少ないリバポーが先制~~!!さあ、これで試合は面白くなってきたぞ?と思ったその刹那。先制からわずか5分後、右サイドから上がったラファエルが、香川の胸での落としを受けて、即シュート!これがポストに当たってゴールイン、マンUあっという間の同点弾!・・・こういう「脆さ」が今のリバポーを象徴しているかのようでした、いい試合はするんだけど勝ちに結びつかないと言いますか、何か歯車がかみ合わないと言いますか・・・それでもなんとか勝利を奪おうと奮闘するリバポーでしたが、後半40分、マンUにPkを献上し。ここんとこPKを外しっぱなしだったマンUがここでは決めるという、やはり今のリバポーには運もないのか・・・?と思わせるような展開に・・・結局試合はこのまま1-2でマンUの勝利。正直「いいゲームをしていた」とは言いがたいところがあったマンUですが、内容が伴わなくとも敵地で勝ち点3をもぎ取っていくしぶとさは相変わらずだなあ、と。しかし、いつまでもスコールズ・ギグスに頼っているわけにはいかないと思うのですが・・・香川の「覚醒」も待ち望まれますけどね!続いて行われましたこちらも「大一番」、マンC対アーセナル!アデバイヨルの移籍以来、なんだか「因縁の対決」みたいなムードもチラリと漂う1戦ですが(笑)、今回ナスリは欠場、新戦力を補強し勢いに乗りたいアーセナルと、CLではレアルマドリーに悔しい逆転負けを喫したマンCが、ここで連敗するわけにはいかないぞ!と立て直すことが出来るかどうか・・・?試合は意外にアウエーのアーセナルペースで進み、あとはフィニッシュだなあ・・・!という「いつもの悪いクセ」が出始めたような嫌な予感はしていたのですが、その悪い予感が当たってしまったのが前半40分。CKから、レスコットがヘッドでズドン!と叩き込んでマンC先制!決められる時に決めておかないとこうなるという、顕著な例にして「悪い時のアーセナル」が出てしまったかのような失点でしたが・・・リードした後半はマンCも守備を立て直し、アーセナルも思うようには攻められない膠着した状態が続く。交代で入ったジルー、ウォルコットも効果的とは言いがたく、このままマンCが逃げ切るか・・・?と思われた後半40分。こちらもCKから、こぼれたボールがコシールニーの前にこぼれ、コシールニーそのまま豪快に蹴り込む!終了間際、値千金の同点ゴ~~ル!!いやあ、あのまま負けてたら、今季も上位チームには勝てないか、タイトルには手が届かないか・・・・と思ってしまうところを、すんでのところで「いけるかもしれない!」と思わせてくれるゴールでした!試合はこのまま1-1のドローで終了、どちらも「負けなくて良かった」試合でしたが、アーセナルの方が得たものは大きかったでしょうか。しかし来週は「首位」チェルシーとの試合が待っています、今季の力がホンモノかどうか、本当の意味で試されるのはまだこれから、かな・・・?
2012/09/24
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さて!W杯ブラジル大会アジア最終予選も4戦目、「折り返し地点」となりましたが。今回は特に欧州組のコンディションが不安な中、やはりチームを変わってすぐだったり所属チームでなかなか出番に恵まれてなかったりすると、「今まで通り」にはいかないものだったりしますからね!加えてDFのレギュラー陣が軒並み出場停止と、不安要素も抱えた中での試合でありました、んが。相手のイラクもそれは同様・・・というか正直日本以上だったようで、諸事情によりベストメンバーが組めない中、あのジーコ監督が取ったのは「スタメンほぼ総とっかえ」という「奇策」(笑)!これにはちょっと驚かされましたね、試合に臨んだ日本代表も同じ気持ちだったのではないでしょうか?更に日本は前日になって香川クンが腰痛で「大事を取って」ベンチからも外れるという緊急事態・・・急遽スタメン起用された清武クンに期待がかかるところでありましたが。序盤はジーコの奇策がハマったとも言えますかね、イラクが攻め込むシーンが多かったような気がしました、川島のファインセーブに助けられたシーンも多かったなあ・・・そして攻撃面でも何か攻めあぐねていたような印象も受けたのですが、そんな前半25分。スローインを受けた岡崎が切り返してセンタリング、これをほぼフリーになっていた前田がズドンとヘッド1発!イラクの「一瞬のスキ」を突いて、日本先制~~!なにかあの一瞬だけイラクはポッカリ集中力を欠いてしまってたような感じでしたね、あれがなかったらどうなっていたか・・・?後半に入っても試合は一進一退といった状況で、日本も本田の惜しいヘディングシュートなんかがありましたが、相手GKのセーブに防がれ。イラクも立ちふさがる川島の壁を遂に破ることが出来ず、ベンチスタートの「主力」を次々に投入してきた時には少しドキドキしましたが、ザックも「手堅い采配」で1点を守りきり、そのまま1-0で日本の勝利!正直内容的には物足りない試合でもありましたが、このメンバーで零封して勝ったというのは大きいですし、何より「勝ち点3」をゲットしたのは大きいかなと。この後の試合でオーストラリアが負けて、2位ヨルダンに勝ち点差「6」をつけてのグループ単独首位!というのはこの時点での最高の結果と言えるでしょう、「後半戦」の4試合はアウエーが3試合ありますからね、それを考えても今のうちリードを広げておくに越したことはない。次に香川がスタメンに「復活」した時にどうなるのか、遠藤の代わりはいるのか、出番に恵まれない長谷部キャプテンのコンディションはどうなるのか・・・色々と不安も今後の課題もあったりしますが。何はなくとも、グループ首位。こういう「いまいちだったけど、でもしぶとく勝ち点をもぎとる」ような試合が出来るようになったというのも、ある意味成長と考えていいのでは・・・ないか、と思います、はい(笑)!
2012/09/12
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さて!いよいよ今季の欧州リーグも開幕を迎えました、今季は昨年までに比べると、余り大型移籍!とか有名どころの監督交代!などはないままに迎えた開幕という気も致しますが。その中で、リーガ・エスパニョ~~ラのバルサはあまりに偉大なる前任者の後を受け継いだ「新監督」の船出が注目されましたが、前監督の下で戦術面を司っていたというだけあって、加えて開幕戦からメッシがキレキレだったこともあり、危なげない勝利でありましたね!ただ、コーチという立場から、監督という「表舞台に立つ」立場になったプレッシャーは、これから感じてくるものかもしれません、まずは今週のスーペル・コパ「クラシコ」が第一の試練、かな(笑)?続いてプレミアリーグ、今季もまた主力を放出したアーセナル、ただし昨年の失敗を踏まえて、今季は早めに「実力者」を補強していたところがひと味違うぜ!と思ってたら、ソングまで移籍とはなあ・・・また、開幕してからのコンビネーション確立かあ・・・シャヒンほんとに来るのかな?開幕戦はポドルスキとカソルラがシュートの場面でカブるとこがあったりして、攻めてはいたけどこれからに期待!という感じだったのですけども、「チーム」として固まるのはまだ先になっちゃうかなあ・・・?そして、そのアーセナルからファンペルシーを獲得したマンU、とはいえやはり注目は香川クンでしたけどね!さすがに移籍して数日のペルシーはベンチスタート、香川クンが「トップ下」で先発!ってのは興奮したなあ、これでいいとこ見せて試合も勝ってれば・・・!ってとこでしたけどね~、香川クンの動き自体は悪くなかったと思うんですが、逆に言うと「無難なプレー」に終始してた感もあったかな、と。ファギーから「中盤でボール受けたら無理に仕掛けたりせずに、簡単にさばいて自分は前に行け」って指示を受けてたのかなあと、そしてそれを忠実に守ってたのかなあと(笑)。見てる側からするともう少し「仕掛ける」場面があっても良かったかとも思いましたけどね、これもまた「まだこれから」かな・・・それでもこの注目される開幕戦で「先発フル出場」ってのは大したもんですよ、ってか凄いとこじゃないかと、はい!ルーニー、香川、ファンペルシーの3人のコンビネーションでチームを勝利に!っていう場面が早く見てみたいです、どう組み合わせるかはファーガソン次第ではありますが、さて・・・??
2012/08/22
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さて、夏真っ盛りの中行われました、ロンドン五輪の男女サッカーも残すところ男子の決勝戦のみとなったわけですが、残念ながら男女共同時にメダル獲得!というわけには行きませんでした・・・まあ、そんなに世の中甘くはないよなあ、というのが現実でしょうか?昨年のW杯と同じくアメリカとの決勝戦になった女子代表、スタメンもGKを除けば昨年と同じというのは、やはり昨年からの「積み上げ」という点では物足りなかったと言えるかもしれません、ただ、一年足らずで新戦力や新しいやり方を実戦するというのはなかなか難しいですしね、相手がこちらを研究し尽くしてくることを考えれば何かのプラスαが欲しかったところですが、現状では「望過ぎ」なのかも・・・。試合は開始早々にアメリカが先制点、これで準決勝で延長戦を戦ったアメリカも、あまりガンガン攻めてこなくなった。昨年のリベンジを果たすべく、日本を叩きのめすつもりで来るのかと思ったのですが、やはりここは「現実策」を取ったということでしょう、ここからはワンバックの頭とモーガンの快速を生かす戦術を更に徹底、意外に「日本が押す」展開にもなったのですが・・・前半、いくつかあったチャンスを決められないうちに、後半追加点を許したのが痛かったですね、その後もかなり押し込んではいたのですが、あと一歩届かず・・・試合終了直後は涙に暮れていた彼女達でしたが、表彰式での笑顔はほんとに素敵でした!ありがとう、なでしこ。素晴らしい「銀」を誇りに帰ってきて欲しいと思います!代わって、男子代表・・・まあ、大会前は「1勝出来るか?」なぁんて予想もしていたので、「期待以上」の結果ではあったのですが。しかし、メキシコ戦で露呈した「リードされてからの戦略」が余りに乏しかったのは痛かったですね、永井のケガも影響があったとは思いますが、その「ストロングポイント」を封じられると次の一手がない状態ではやはりメダルは遠かったかな、と・・・迎えた3位決定戦も、何か格上の相手と試合をしているような感覚さえありました、韓国も、正直もっとガツガツ当たってくるかと思いましたけどね、前半ク・ジャチョルが必要以上にエキサイトしてるのを見て、これは韓国の自滅もあるかも?とも感じたのですが・・・あの先制点を取られてからは、「打つ手なし」という印象でした、韓国もなんとなく拍子抜けしたんじゃないかしら?というくらい・・・メキシコ戦・韓国戦ともミスがそのまま得点に繋がったこと、そしてそれを挽回出来なかったこと。若い世代には痛い教訓となったでしょう、技術や基本戦術だけでは、越えられない壁がある。それを体感した事は無駄ではなかった、と思いたいです。それは、埋められない壁ではない。いえ、埋めなくてはいけない「壁」なのですから・・・!
2012/08/11
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さて、サッカー五輪代表、男女とも初戦は勝利で飾ることが出来ましたが、「その次」こそが大事、特に男子は!と思っておりましたが。女子の方はスウェーデン相手に攻め込みながらも1点が奪えずスコアレスドロー、何か男子初戦の後半を見ているかのようでしたが(笑)。それでも他試合の結果により、無事グループリーグは突破!女子はここからが本番と言えるでしょう、トーナメントの組み合わせもどうなりますか・・・3戦目、「休ませつつ勝ち点を取りに行く」のか、どうするのか??代わって男子、ここで負けたら初戦の「奇跡」が台無しになるんやで!となぜか関西弁風に祈っておりましたが(笑)、相手のモロッコもここで負けたら最終戦がスペインだし、と「スペインに勝った」日本を警戒&研究してきた感がありましたね、当然の如く永井はスピードを生かせず自由に動けず、そしてDFラインの裏狙いを徹底させる攻め、予想以上にチームとして「強い」という印象を受けました、試合序盤を見る限りはちょっとヤバいかも?と思ったのですが、前半終了間際は少し押し返し、相手がラマダン中ということもあり、後半途中まで凌げれば・・・!と、後半勝負に期待をしていたのですが。その後半相手も確かに疲れては来たのですが、日本の方も中2日ということもあってか動きがもうひとつ、だけど交代枠は一つしか使わないし、これはドローでもオッケー、ということかな・・・?とも思ってました、後半39分!清武のロブに脱兎に如く走りこんだ永井が飛び出してきたGKの頭上を、「フワリ」と浮かせたボールはそのままゴールネットへ!まさに値千金、初戦はあれだけ外していた永井が遂に決めた決勝点は、そのまま決勝トーナメント進出を決めるゴールに!いやあ、ほんとにヤキモキさせてくれますが(笑)、こうして「結果」が出てるというのは何物にも変えがたい「成果」でありましょう、終了間際のピンチにも体を張って守りきった守備陣も頑張った!!てなわけで、初戦スペインを破っただけで「まさかまさか」だったのが、まさか日本が「勝ち抜け一番乗り」とは、そして更にまさかが、この後スペインがホンジュラスに負けて「グループリーグで敗退」とは・・・!ほんま、サッカーってのは怖いもんだなあとしみじみと思いました、あのスペインと戦えるだけ幸せとか思ってたのがウソのようで・・・しかし、トーナメント進出を決めた今、「本当の勝負」はこれからです。トルシェ率いる、中田ヒデを擁して臨んだシドニー五輪も、メダルを期待させるムードになりながらトーナメントは初戦負け。フル代表に於いてもまた、2002年本国開催のW杯で、「地の利」を生かした強さを見せ、ベスト4も狙えるか?と思わせながら初戦敗退。先の南アフリカW杯でも、第三戦でデンマークを粉砕しながら「初戦敗退」でした。さあ、若い衆、以前は「谷間の世代」と言われたかもしれないが、遠慮は要らない。その壁を、越えて見せろ。歴史に名を刻む、権利を得た。その先にきっと「世界」が待っている。
2012/07/31
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さて!開幕式に先んじて始まりました、ロンドン五輪サッカー代表の試合、まずは男女共に勝利で飾って喜ばしい限りでございます、カナダ相手だった女子はまだしも、まさか男子がスペイン相手に勝利するとは思いもしませんでした、正直あのメンバーのスペインと真剣勝負が出来るってだけで「成果」ではないかと思ってましたし(笑)。まずは女子代表でありますが、開幕前の試合がもうひとつピリっとしないところがあったりして、もしかしたら昨年のW杯後の「燃え尽き症候群」的ところがあったりするんじゃないかと思ったりして、更に結局メンバーがW杯からほとんど「入れ替えなし」でしたからね、主将が澤サンから宮間に代わっただけで。ようするに、コンディション的にも今ひとつな上、W杯で優勝したことで「追われる立場」になったのに、昨年からの「上積み」がないというのはやはり不安材料だよなと。しかし、いざ「本番」になったら、そんな不安をかき消してくれるから、ほんと彼女たちの底力は凄いんだと実感しました、はい!前半2点リードを奪った時点では、マジで「こりゃ今回もメダル確定だわ!」と思いましたし(笑)。ただ、後半1点返されてからはやや押され気味でヒヤヒヤしたものの、初戦ということを考えれば勝ち点3ゲットは十二分に評価に値する「結果」でしょう。しかしこの先、アメリカやその他の強豪国が、「打倒なでしこ!」を目指して気合入れて待ち構えています。でも、彼女たちならやってくれるんじゃないか・・・?そう思わせてくれる「魅力」があるんですよね、やっぱりね!(^^♪続いては男子でありますが・・・はっきり言って、私は「期待薄」でした。あの南アフリカW杯での「岡田ジャパン」みたいなね(笑)、大会前からもうトーナメント進出はおろか、勝ち点幾つ取れるんだ?という感じで、更に初戦が優勝候補筆頭のスペインですからね!これはもうほんとに、戦えるだけ幸せだろうと思ったりして・・・それが、まさかのまさか!今でもまだ信じられないくらいですよ、スペインに「勝っちゃった」なんて!!で、やはりあの「マイアミの奇跡」と比較されることが多いですけども、あの時は川口がまさに「神」と化してゴールマウスに立ちはだかった!という「守りに守って」という試合でしたけど、今回は完全に「攻めて」ましたからね!ただ、最後の決定力が余りに不足していただけで・・・(笑)ほんと、永井も最後までよく走ったと思うんですよ、ただねえ、どこか一つでも決めていれば・・・とやっぱり思っちゃう。「1-0」という結果は十分胸を張っていいものではありますが、その反面幾らか「結果オーライ」なところもなくはない。1点だけでよく逃げ切れたな、と。スペインが、なりふりかまわずパワープレイまで仕掛けてきたのをよく守ったという思いもありますし、ほんと吉田マヤ君と徳永の「加入」は大きかった・・・!しかし、ほんとにこの1勝は「誇らしい1勝」ではありますが。大会の中では、まだ勝ち点3を取ったに過ぎない。2勝1敗という成績ながら、ブラジルに勝利しながらもグループリーグで敗退してしまった、あの「マイアミの悲劇」を繰り返してはならない。勝負は、ここから。そして、何年後かに「あの大会が日本サッカーの歴史を変えた」と言われるような結果を残せるかどうかは、これからにかかっているのです。その道のりは高く険しいものではありますが・・・挑戦してみる価値は大いにあります。いや、「あのスペイン」に勝ったんだから、やってみなけりゃ、狙ってみなけりゃ損でしょう、って(笑)!
2012/07/28
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はい、一ヶ月に渡った戦いも終わり、ユーロ2012はスペインの2連覇で幕を閉じました、いやあやっぱり今のスペインは強い!っていうことを見せ付けた決勝でしたね、イタリアも「前評判の悪い時はなぜか強い」というジンクスどおり(笑)、準決勝までは「いいじゃん、今回のイタリア!」と思わせてくれましたが、やはり後半モッタの負傷退場が余りに痛かったですね・・・0-2のまま、後半1点でも返せれば全く違う展開にもなったと思うのですが、それはもう「たられば」の話ですし。しかし、ユーロ2連覇だけでなく、間にワールドカップを挟んだ3大会連覇ってのはもの凄い偉業ですよね、高校野球で言えば選抜・夏の大会・また選抜の3連覇みたいなもんですからね!高校野球を変えたと言われる水野擁する池田高校も、桑田・清原擁するPL学園も、そして山田太郎を擁する明訓高校でさえも(笑)成し得なかった偉業ですからね~~、映画で言えば同じ監督がアカデミー作品賞・カンヌグランプリ・またアカデミー作品賞を連続で受賞するようなもんですよ、そう考えるとコッポラってスゲェ監督だったんだなと改めて思いますが、映画の話は置いといて(笑)。しかし今回のユーロは、優勝候補と言われていたチームがどこも「過渡期」だったような気がします、言い換えると、チームの完成度としてはあまり高いところがなかったような。期待を完全に裏切ったオランダをはじめ、ドイツも先のW杯で見せたような「新生ドイツ」の鮮やかさは影を潜め。これはやはり、エジルやケディラなどの主力が移籍したことも影響しているのではないかと思います、所属クラブと代表とで違う役割を果たすその難しさを実感したのではないかと。しかしこれを糧に、次のW杯ではまた「もっと強いドイツ」が見られるんじゃないかと期待しちゃいますけどね、それだけの選手は揃ってますからね!ジェラード・ランパードがピークを過ぎたかに思えるイングランドは言うに及ばず、ピルロとブッフォンというベテランの「再生」が頼りだったイタリアも、次のW杯はまた厳しい戦いになるかなあと。そんなライバルたちを相手に、ビジャ・プジョルの両主力抜きといういわば「ハンデ」を背負っていたスペインが、苦しみながらも最後にはその底力を発揮した大会だったと言えるでしょう、そういう意味でもこの「偉業」は素晴らしいものであると思います、大会そのもののレベルという点では、正直ちと物足りなさも残りましたけどね、はい(笑)。そんなわけで、まだまだスペイン黄金時代は続きそうな気配ですが、ブラジルW杯では開催国も相当な気合入れてくるでしょうからね(笑)!今はただ、2年後の新たなるドラマを夢見て・・・ゆっくりと朝まで眠ることにしましょう、一ヶ月ぶりに(笑)!
2012/07/03
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はい、欧州選手権も早いものであっという間に準々決勝が終わり、ベスト4が出揃いました!開催国が2つとも敗退してしまった他は、比較的「順当」な結果でしたけど、さてベスト8の激突はどうなりましたか・・・?まずはポルトガルVSチェコ、グループリーグの初戦を落としてからなんとかトーナメントに駒を進めた同士の対決。しかしやはり、チェコはロシツキーがケガで先発出来なかったのが響きましたかね・・・耐えてなんとか活路を見出す戦法で、ツェフの奮闘もありましたが、攻撃面での物足りなさは否めなかったかなと。しかし、あのロナウドの決勝点はお見事でした!でもポスチガがケガしちゃったのは準決勝でどう出ますか、スペイン相手に「0トップ」で対抗とかあったりして・・・?続いてドイツVSギリシャ、ここまでよく勝ち上がってきたギリシャでしたが、優勝候補相手にどこまで対抗出来るか?が注目されるところでありましたが。前半よく耐え忍んで、これはもしや?と思い始めたところで先制され、やはり力及ばずか・・・と思ったら。後半、サマラスのゴールで追いついたところは盛り上がったなあ~~、「もしや」から「ほんとに?」と思わせたのですけども。この後、ケディラのアクロバチックな勝ち越し点、あそこでガクンと来ちゃったような感じはしましたね、力尽きたと言いますか・・・さて、ドイツは準決勝で、ゴメスでいくのかクローゼか・・・?そして、注目のスペインVSフランス!これはフランスが復調してきてただけに期待したのですが、う~~む、フランスが「スペイン相手」ってのを意識し過ぎた感はありましたかね・・・?もうちょっとなんとか出来たんじゃないかと、そんな思いがしちゃいます、結果論ではありますけどね!ただ、守備的な布陣で臨んだその守りをこじ開けた前半19分という早い時点での先制点、あれは効きましたね、ジョルディ・アルバの突破とクロス、合わせたシャビ・アロンソもまさにお見事!でもねえ、やっぱり「0トップ」、今ひとつな感は否めないんですが、「この先」もデルボスケさんこの布陣で行くのか、それもと・・・?最後にイタリアVSイングランド、いやこの試合は盛り上がった~~!準々決勝の最後に来てようやく、という思いもありますが(笑)。初っ端っからイタリアの放ったシュートがバーにブチ当たるは、イングランドのシュートをブッフォンが神セーブ、どちらも「攻める」姿勢が感じられてスリリングでした!その割りに、ちと決定力不足かなという感もありましたけどね、0-0でPKに入る前にどちらかが1本でも決めてればもっと盛り上がったろうになあ・・・!PK戦はやはり、ピルロのあのチップキックとブッフォンのセーブでしょうね、やっぱりイタリアはこの二人あってこそだなあ、と(笑)。ドイツとの準決勝、これは楽しみです、出来れば「攻め合って」くれると最高なんですけどね、逆に「ガマン比べ」になる可能性もあるし(笑)。さて、準決勝ではどんなドラマが待っていますか・・・??
2012/06/26
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さて!毎夜毎夜朝方まで熱い戦いが繰り広げられました欧州選手権グループリーグ、遂にトーナメントに進むベスト8が出揃いました!これで毎晩寝不足になりつつそれでも全試合見られない!っていう切ない状況もひと休みかなと、一息突いたりしているのですが(笑)。それでは各グループの顛末を、簡単に!まずは開催国ポーランドのいたグループA、これは最初の「まさか」がありましたね、初戦チェコを4-1で粉砕したロシアが敗退、負けた方のチェコが勝ちあがると予想した人は、どれだけいたでしょうか・・・?チェコはほんと良く巻き返したと思います、ロシアにしたら、ほんとにまさかの敗退だったでしょうけども・・・ポーランドも頑張ってたのは確かですが、やはりやや力不足な感は否めなかったかなと。そしてもうひとつの勝ちあがり、ギリシャ・・・なんてしぶといんだこのチーム(笑)!トーナメントで当たるドイツも、ちょっと「怖いな」と思ってるんじゃないでしょうか、なんせ「優勝経験国」ですからね!続いてグループB、「死のグループ」と言われていたとはいえ、まさかオランダが「3戦全敗」とは・・・大きく期待を裏切ったと言われても仕方ないでしょう、あれだけ豪華なメンツが前線に揃ってるのにね!ただ、昔から「両雄並び立たず」とは言いますが、イタリアで言えばバッジョとデルピエロ、アルゼンチンならバティとクレスポみたいな、二人が共存出来れば、どれだけ素晴らしい攻撃が見られるだろう?と誰もが思いつつ、それはなかなか実現されないと言いますか・・・攻撃陣に比べDFに不安を抱えてたのは事実でしょうけど、今の主力がブラジルW杯でこの屈辱を晴らす機会がありますかどうか・・・?ドイツは、先のW杯で見られたような「素晴らしき新生ドイツ」というその力はまだ発揮出来ていないと思うのですが、それでも3戦全勝で勝ち上がってしまうのはさすがと言えるでしょう、本領発揮はこの後トーナメントに入ってからかな(笑)?ポルトガルはなんとかベスト8へ駒を進めましたが、安定感という点ではやはり物足りないかなあ・・・やっぱりロナウド次第、でしょうね!デンマークは、せっかく初戦でオランダに勝ったのに残念でした、入ったグループが悪かった(笑)!グループC、ここは順当にスペインとイタリアが勝ちあがりましたが、クロアチアもいいチームでしたね~~、敗退するのは勿体ないというチームでした、次のW杯にも期待です!イタリアは、大会前に色々とゴタゴタがあってどうなるかと思いましたが、そういう時に限って・・・というジンクスが今回も生きていたか(笑)?トーナメントでもバロテッリがやらかさずにいてくれれば・・・ボヌッチの「口封じ」はナイスプレーでした(笑)!そして、優勝候補筆頭のスペイン。初戦の「0トップ」にはビックリしましたが、やっぱりしっくりといってはいないですよね、ビジャ・プジョルを欠くこの布陣でどう戦うかは監督の手腕にかかっていると言えますが、さてトーナメントでどうメンバーを組んできますか・・・?最後にグループD、フランスは一時の不振からようやく脱出出来たかなという印象ですが、イングランドは苦しみましたね~~、ルーニーがいなかったとはいえ、逆にやっぱり彼次第だなという印象も植え付けてしまったかなと。そして開催国ウクライナ・・・シェフチェンコの代表最後となる大会、勝ち上がって欲しかったですが、するとフランスかイングランドどちらがか落ちるわけだし、うむむむむ。オマケにあの「疑惑のゴール」もありましたしね~~、ちょっと悔しい敗退だったかなあと、しかし初戦のあのシェフチェンコ2ゴールは「さすが!」と思わせてくれました、お疲れ様でした!てなわけで、今夜から準々決勝4試合が一日ずつ、目の離せない夜が続くわけでございます、「順当」にいけばドイツxスペインの決勝戦が見られる可能性があるわけですが、さてさてどうなりますか・・・??
2012/06/21
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さあ!いよいよ始まりました2012欧州選手権、グループリーグの間はほんとに毎日見たい試合が続いて、寝不足気味なのですけども(笑)。強豪はこの先のトーナメントに照準を合わせて調整してくる、なんてことをよく言いますが、緒戦から強豪同士の顔合わせとなるとそうも言ってられないのが現状でしょうか(笑)?まずグループAは、拮抗したゲームになるかと思ったロシアとチェコの試合が、ロシアがチェコを粉砕した!っていうのが意外でしたね~~、開催国ポーランドが、次戦ロシアにどこまで戦えるか?が注目されるところであります、「2位争い」は結構し烈になりそうな・・・?そして、「死のグループ」Bでは、いきなりオランダが敗戦!いやあ、デンマークの術中にハマったという感じでしょうか、それにしても、この後ドイツ・ポルトガルに勝たなければならない状況になったっていうのがキビしいですよね~~、デンマークは同じ相手に「必勝」というわけではなくなったのが大きいでしょうし。オランダの巻き返しを期待したいところですが、さあ、どうなりますか・・・ドイツはまだ本調子ではないという感じでしたが、それでも勝っちゃうのがさすがと言うべきか(笑)。続くグループC、こちらも注目のイタリアXスペインはいい試合でしたね、イタリアは大会前色々とあって不安視されてたのですが、しかしそんな不安を抱えてた時の方が強い!っていう「伝統」は生きているのかも?あとはバロテッリがどこまで退場せずに辛抱出来るか、かな(笑)。方やスペイン、まさかの「0トップ」にはビックリしましたが、やっぱりプジョルとビジャを欠いているのはシンドいところでしょうね、色々試行錯誤の上のスタメンだったのでしょうけど、2戦目以降は布陣を変えてくるかもですね、トーレスが復調してくれれば問題ないと思うのですが、そう言われてはや・・・というところでもありますし(笑)。クロアチアも調子良さそうですし、「まさか」もあるかも??そしてグループD、こちらの「2強」フランスとイングランドは、やや期待外れな感は否めなかったかな・・・?イングランドはルーニーの復帰待ちというところはあるでしょうけど、ジダン以降で久々に強いフランスが見られるかも、と思っていたのですがちょっと不安を残す仕上がりだったかな・・・ここも開催国ウクライナがシェフチェンコの2ゴールで逆転とこれ以上ない初戦になりましたからね、勢いという点では明らかに上ではないかと、「まさか」があってもおかしくない?てなわけで、今後のグループリーグも気の抜けない戦いが続きそうでございます、ギリシャ・デンマークのような「伏兵」が勝ちあがるのか、スペインが「3大会連覇」の偉業を成し遂げるのか?対抗馬の一番手とされるドイツがその夢を打ち砕くのか、最近期待を裏切り続けているイタリアやイングランド、フランスの復活はあるのか・・・これからも寝不足は続きそうです、はい(笑)!!
2012/06/13
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メンバーの一人は、ブンデスリーガでV2の偉業を成し遂げたチームの中心選手として戦い、また一人はイタリアでミランダービーやイタリアダービーに先発・フル出場するというほかでは得がたい経験値を得た。そんな、海外の場で様々な経験を積んだメンバーが集う今の日本代表、やはりこれは「史上最強の代表」ではないか?という期待もしちゃいます、そしてまさに、その真価が問われるW杯最終予選!もう言い訳の効かない、何よりも結果が求められる一年の長きに渡る戦いにおいて、どんな試合を見せてくれるのか?否が上にも期待は高まります!しかし。それは、相手も十二分に承知の上。最強の相手であることを、海外で活躍する選手がいることを、相手も知り尽くした上での対戦。しかも、相手の攻めを受けてカウンターを信条とするチームである、それは間違いなく脅威となりうる。DFラインの背後に、イングランドプレミアリーグで守護神として君臨するアルハブシがどっしり構えるオマーンは、侮り難い「難敵」。それでもホームで迎えるこの初戦で、何よりも勝利が要求される中、最終予選は遂にキックオフ!正直、始まるまでは不安もあったのですが、両サイドバックをはじめ「攻め」の意識がチーム内にしっかりと共有されてたのが良かったと思います、そして前半12分という早い時間帯での先制点!この先制は大きかったですよね~~、緊張もあったであろう選手の中にもこれで「いける」という気持ちが芽生えたのではないかと。そしてやっぱり、数年前までは代表として加えるべきか否か?なんて「議論」があったことが不思議なくらい、「なくてはならない存在」となった本田クン、彼が帰って来たのは大きいですね、ほんとにね!コンディション的に不安もあったんですが、アゼルバイジャン戦で「いいんじゃない?」と思わせてくれ、そして本番でしっかりと結果を出す。うん、やっぱりこの「チーム」はいいチームだなあ、と。欲を言えば前半のうちに追加点は取れればもっと良かったんですけどね、そこはやはり最終予選、そう簡単にやらせてはくれないよなと。そして後半始まってのまたもや早い時間で2点目が取れたのも大きい!あれはちょいとオフサイドだったかなという気もしますけどね(笑)、でもFWの前田が点を取ったっていうのもまた大きかったんじゃないかと。しかし、もっとオマーンのカウンターって脅威かと思ってたんですけどね、何か拍子抜けした感もありましたね、それだけ日本の早めのチェックが良く効いてたってことでもあるんでしょうけど、前半なんかは守りに関して日本の縦パスなどをよく止めてた印象もあっただけに、これは2点目が取れないとキビしいかも?なぁんて思ってたんですが・・・そしてその3分後には、前半外していた岡崎も決めて3-0!これで、「勝負あり」というところでしたね、ここも欲を言えば、まだ時間があっただけにもう1,2点取れれば最高でしたけど、「0点に抑えた」というのも大きいと思います、はい!そんなわけで、結構「悲壮な決意」で迎えたこの初戦、最高に近い形で終えられたのはほんとに良かったです、しかしオマーンも、ホームでの試合では「同じ結果」になるとは限らない。それでもやっぱり、初戦を終えての感想は・・・このチーム、ほんとに「最強」じゃないか、そうなる可能性を秘めてるんじゃないかと・・・そんな期待に応えてくれる、そういうチームだと思います、そう信じたい!!
2012/06/04
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さて!今季の欧州サッカーシーズンを締めくくる大舞台、チャンピオンズ・リーグ決勝戦!今回史上初めて「ホーム」で決勝を迎えるバイエルンと、今季プレミアで不調にあえいだチェルシーとの対決。しかし、両者共に「スペイン2強」と戦った準決勝で、決勝戦は出場停止となる選手を出してしまうという代償を払い。まさに「総力戦」でこの決勝の舞台に臨みます!「ホーム」とはいえ、ほぼ両者のサポーターが半分ずつ観客席を埋め尽くし。しかし試合は予想通り、序盤から攻めるバイエルン、守るチェルシーという構図に。テリー、イヴァノビッチらが出場停止でDF面に不安を抱えるチェルシーとしては、まずは堅く守りから入るというのは当然の選択か。前線にリベリ・ロッベン・ゴメスにミュラーというメンツを揃えるバイエルンの攻勢に、いつ点が入ってもおかしくないという雰囲気でもありましたが・・・そこはやはり、チェルシーもさるもの。ツェフの好セーブもあって、そう簡単にはゴールを割らせない。0-0のまま前半を折り返し、そうなると攻める側に、あせりが生まれてくるのもまた当然の流れ。しかし出場停止メンバーが多いため、この状況を打開する交代策もなかなか打てないというジレンマの中、チェルシーが時折見せるカウンターもノイヤーに阻まれ。時間だけが刻一刻と過ぎて行き、これはこのまま0-0で延長突入なのか・・・とも思い始めた後半38分!チェルシーゴール前、左サイドから逆サイドへロビングのように上げられたクロスにこれまで決めきれていなかったミュラーが飛び込む!「魂のヘッド」で、バイエルン遂に先制~~!!・・・ここまで凌いでは来たものの、とうとうこれで決まったかと。私も含めほとんどの方が思ったでしょうが、しかあし!この先制点の直後投入されたF.トーレスが奪った、なんとチェルシー「この日初」のCKから。ニアサイドへと走り込んだドログバの強烈なヘッドがバイエルンゴールへ突き刺さる!!まさかまさかの、チェルシー同点弾~~!!呆然とするバイエルンの面々、その気持ちもわかります・・・こうして試合は延長へ、迎えた延長3分。守備に入っていたドログバが、ペナルティエリアで後からリベリに足を出し、これがPKに!・・・いやあ、確かにPKになってもおかしくないかもですし、「バイエルンホーム」とはいえ、これで決まったらなんかガッカリかなあ・・・とか思ってたらば。ロッベンが蹴ったPKをツェフがストップ!!まだまだ終わらない決勝戦、この後はチェルシーが踏ん張って守りきり、遂に決勝はPK戦へ・・・!こうしてバイエルン先攻で始まったPK戦、ここでもまだドラマが待っていたとは!!まずチェルシー1番手のマタをノイヤーがストップ、バイエルン1歩リード!その止めたノイヤーが、まさか「3番手」で出てくるとは・・・(笑)!ノイヤーPKは一体どうなんだ大丈夫なのかという雰囲気の中、冷静に決めるノイヤーお見事!これでますます「バイエルン優勢」になったかと思いきや・・・今度はツェフが魅せる番と、4番手オリッチを止め、5番手シュヴァインシュタイガーも指先でコースをわずかに変えて枠外へと弾き出す!!この連続ストップで、チェルシーが「逆転」!!これで決めれば優勝という最後のキッカーで登場するのがドログバ・・・なんかもう最初からこうなるように定められてたような。まるで「当然の如く」これを決め、チェルシーCL初制覇!!おめでとうございます~~!!ガックリと泣き崩れるシュヴァ、その気持ちはわかるけど・・・うるるるる。前述のように今季プレミアでは優勝争いに絡めず、来季のCL圏内どころかEL圏内も逃したチェルシーでしたが、しかしディマッティオ監督になってからは、間違いなく「もう一度やり直そう」、俺達にはそれが出来るはずだ!という「意志」が見えたと思います、「代えの効かない存在」から必ずしもスタメンとは限らない立場にまで追い込まれたテリー・ランパード・ドログバの「三銃士」が、泥臭くてもかまわず、守備的と批判されることもいとわず。ただ、チームの勝利だけを目指した。そんな思いの結晶が、この結果に繋がったのだと思います。なんせ、バルサに2試合とも「負けなかった」んですから・・・!ドログバがチームを離れることが濃厚な現在、来季はまた新しい改革をする必要があるとも感じますが。それでもこの「栄冠」を今は称えたいと思います。新しいチャンピオンの、誕生を・・・!
2012/05/22
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さてさて、今季の欧州リーグもいよいよフィニッシュを迎えました先週末、すでに優勝チームが決まったリーグも、残留や欧州カップ圏内を目指しての熱い戦いが繰り広げられましたが。最終節、まだ優勝の行方が決まらないイングランド・プレミアリーグ、そりゃもうアツくなりました、予想以上にアツい試合でした!勝ち点差で並び、得失点差でわずかに首位に立つというマンC、2位につけるマンU。同時キックオフで始まった最終節は、マンCの相手が残留ギリギリのQPRだったこともあり、まさにジェットコースターのような展開に・・・!マンCもQPRも、勝てば文句なし、引き分けなら優勝&残留を争う相手の結果次第という微妙な立場の中、まずはマンU、前半20分ルーニーのゴールで先制!この時点で、QPRと残留を争うボルトンがリードされたということもわかり、QPRのホームはにわかに盛り上がるのです、が!「プレミア初」の優勝を狙うマンCも黙ってはいわれない、前半39分、サパレタのゴールでこちらも先制!しかし、中盤の攻守の要、ヤヤ・トゥレがケガをして前半終了間際に交代するという緊急事態。リードは奪っているものの、マンCにもなにか暗雲が立ち込め始めたような・・・そして始まった後半、ほんとに「なんでもないミス」から、QPRのシセが同点ゴールを決める!マンUはリードを保ったまま、「もう1点」が必要なマンC、しかしここでアクシデントが!なんとQPRの「問題児」バートンが、テベスへの肘打ちで一発退場!しかも退場する際にアグエロにも膝蹴りをカマすというトンデモなさ!出て行くバートンにまたバロテリがいらん事言ったりね(笑)、一時は騒然としましたが。しかし、一人減ったチームが強豪相手により守りを固めるのは必然、あと1点が必要なマンCにとってもこれはある意味「痛手」ともいえるかも・・・なんて思ってましたらば!後半11分、この退場で入ったQPRのトゥラオレが左サイドをスルリと抜け出し、上げたクロスにマッキーが渾身のダイビング・ヘッド!!なんと一人少ないQPRが逆転・・・!!QPRは守りきれば残留。あと「2点」が必要になってしまったマンCは「今季もう出番はない」とまで言われたバロテッリを投入して必死に攻撃をしかけるものの、しかしやはりあせりもあるのかミスも目立ち・・・追いつくこともかなわぬままに、試合はロスタイムに突入。しかし、ほんとの見せ場はここからだった!まずはロスタイム1分、交代で入ったジェコがその持ち味を最大限に発揮したヘッドで同点に!さあ、あと1点!でも時間は残りわずか!!ロスタイム残り1分、アグエロのパスをバロテッリが潰れながらもゴール前へ繋ぎ・・・そして再びアグエロへ!この場面で、恐ろしいほどの落ち着きでアグエロがゴールへ叩き込む・・・!!まさに劇的、まさに衝撃の結末!!先に「勝って」試合を終えていたマンUにしたら天国から地獄、マンCは歴史に残る大逆転での優勝決定・・・!いやあ、なんか今季の波乱に満ちたプレミア・リーグを象徴するかのような最終節でした、結局QPRも「負けて」残留決めましたしね(笑)!何はともあれ「新しい王者」が生まれたプレミア、さあ迎える来季は「旧4強」の巻き返しが見られますか、それとも「マンチェスターの2強時代」が続くのか・・・「アツいプレミア」、来季も見逃せません!
2012/05/15
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さて!ドイツブンデス・リーガでは、香川クンの所属するドルトムントが見事2連覇を飾り、スペインリーガ・エスパニョ~~ラではレアル・マドリッドがバルサから王座を奪い取り。今シーズンもほんとに終わりに近づいてるなあと感じる今日この頃ですが、今だ優勝の決まっていなかったイタリア・セリエA、そのスクデッドを巡る大一番、ミランダービーがこの時期に開催っていうのは否が上にも盛り上がります、はい!サンシーロを埋め尽くした観衆ももちろん、試合前から熱気に満ち溢れ。更に嬉しいのは、このビッグゲームに長友クンが先発だってこと!それはともかく同時刻に始まるユベントスxカリアリ戦でユーベが勝ち、ミランがダービーに負ければユーベの優勝が決まるというまさに今シーズンを決定づける大一番!開始6分に早くもユーベが先制した!という情報が流れる中、こちらも前半の14分、FKからのこぼれ球をミリートが決めてインテルが先制!この時点で、スクデッドの行方はユーベにぐっと近づいたのでありますが・・・この後もルシオの弾丸シュートはオフサイドの判定、カンビアッソの強烈なヘッドはアッビアーティが際どい判定ながらもギリギリで防ぐなど、優勝を狙うミランがプレッシャーからか押し込まれる場面が目立っていたのですが。この直後にはアッビアーティがケガで退くなど、ちょいとミランはキビしい展開かな・・・と思ってたらば!前半終了間際、微妙な判定のPKがミランに与えられる!蹴る前にジュリオ・セザルが出したちょっかいを物ともせず、ズラタンがこれを決めてミラン同点に追いつく!いやあ~~、決めた直後のズラタンの「どうだ!」と言わんばかりのドヤ顔が凄かった(笑)!こうして、まさにダービーらしい盛り上がりを見せつつ、迎えた後半。後半開始わずか1分、スルーパスに抜け出したズラタンがこの日2点目を決める!あっという間にミラン逆転~~!!前半、チャンスを逃していたインテル、得てしてこういう風になっちゃうんだよなあ・・・そしてやはりミランの優勝に賭ける意気込みがここで出たか!と思わせたのですが。でもこの日のインテルも気合の入り方が違ってました、後半7分、ミリートが倒されてPKゲット!ミリート自ら決めて、試合は再び振り出しに・・・!同点では「逆転優勝」が難しくなるミラン、しかし追いつかれたことでそれがあせりに繋がったのか?そして更に、ユーベが追加点をあげ勝利にまた一歩近づいたことで硬くなったのか・・・勝ち越し点が奪えないまま、迎えた後半35分。ペナルティエリアでネスタがハンドを取られ、インテル再びPKゲット!これをまたミリートが決めて、ダービーでハットトリック達成!逆転には「あと2点」が必要になったミラン、しかし勢いはすでにインテルのものに。42分にはマイコンのもの凄いミドルが突き刺さって、ここで「勝負あり」。シーズン終盤のダービーはインテルが制し、そしてユーベがあの屈辱のB落ちから遂にスクデッドを手中に・・・!試合終盤には今シーズンで退団するコルドバをピッチに送り込むイキな采配も見せたインテル、今シーズンは2度の監督交代もあったりして、いいシーズンとは言えませんでしたが。これで最終節ヨーロッパカップ圏内への希望も繋ぎましたし、長友が先発フル出場ってのも凄いなあ!こんなアツい試合を90分体感出来るだなんて、ほんと他では得がたい経験だと思います、はい!なんにせよ、ユベントスおめでとう!来季はCLでも復活を遂げて欲しいですね、そしてミランもインテルも、来季はまた「追う立場」としてもう一度・・・!
2012/05/08
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さてさて、今季のリーガ・エスパニョ~ラを占うクラシコを経て、今季のCLもいよいよ決勝進出の2チームが決定する、準決勝2ndレグへ!初戦はいずれも「ホームチーム」がリーガの2強相手に1点差とはいえ勝利して迎える第二戦、見逃すわけには参りません!!まずはクラシコに破れたバルサがホームにチェルシーを迎える大一番、この試合を逃せば数日間で2つのタイトルを失ってしまうことになりかねない、バルサにしたらまさかまさかの緊急事態!しかし、ここに来てようやく何か立て直して来た感のあるチェルシーも、カンプノウでバルサを0点に押えることは出来ないだろう、と思われたのですが・・・試合は週末のリーグ戦を休み休養タップリなドログバやランパードが先発のチェルシーと、クラシコで今ひとつだったテージョの代わりにクエンカを、そしてケガ明けのアレクシス・サンチェスを先発させたバルサと、なにかこの時点でチェルシーがやや有利か?という雰囲気もさせつつ。しかし開始10分過ぎにチェルシーのケイヒルが、25分にバルサのダニエウ・アウベスが負傷により交代するという波乱含みの展開に。そんな中でもやはりバルサが試合を支配しつつ、迎えた35分。CKから流れたボールをゴール前詰めていたブスケツが押し込み、バルサ先制!う~~ん、なんであそこまでブスケツがフリーに?というチェルシーDF陣でしたが、これで2試合でのトータルはあっという間にタイになり。そしてその直後、「問題のシーン」が・・・!先制点を取られたわずか2分後。全くボールと関係ないところで、テリーがサンチェスの背後から膝蹴りをかます!・・・当然判定は一発レッド。同点に追いつかれてアウエーで一人少なくなったチェルシー、なんとか前半のうちだけでもこのまま凌ぎたいところでしたが。44分、メッシのパスにスルリと抜け出したイニエスタが冷静に決める!バルサ、遂にトータルで「逆転」!!これで正直、「勝負アリ」かと思ったのです、が・・・!この、カンプノウが歓喜に沸いた瞬間からわずか1分後。カウンターから、ランパードのパスに反応し抜け出したラミレスが絶妙のループシュート!これが決まって1-2、トータルスコアでは2-2ですがカンプノウでアウエーゴールを奪った、一人少ないはずのチェルシーがまたあっという間に「一歩リード」!!これだからほんとに、サッカーは何があるかわからない・・・!こうしてチェルシーが決勝進出への条件を満たしたまま迎えた後半、当然一人少ないチェルシーは更に守りを意識、しかしどこまで耐えられるか?と注目されたその矢先、後半の4分。ペナルティエリアで、守備に入っていたドログバがセスクを倒しこれがPK!う~~ん、リプレーを見る限りは非常に際どい判定だったような、というか角度によってはダイブと取れるような。いずれにせよ、これを決めればまたバルサがリードという場面、しかしメッシのシュートはなんとバーを直撃!!こんなことがあるのね、チェルシー戦で未だメッシはノーゴールのまま・・・結果、このPK失敗が両チームに与えた影響は大きかったのではないでしょうか、チェルシーはよし、これでまたいける!と勇気が湧き、バルサは何か嫌な雰囲気が覆い始め・・・この後、ほとんどハーフコートゲームのような形でバルサが攻め続けるものの、ゴール前に壁を作るチェルシーDFを破れず。時間は虚しく過ぎていくのみ、逆に終了間際にF.トーレスがロングボールを受け一人旅、GKもかわしてバルサに引導を渡す2点目・・・!準決勝の前にこの結果を予想出来た方は少なかったのではないでしょうか、「誰がバルサを止めるのか」と思われた今シーズン、チェルシーがその行く手に立ちふさがるとは・・・!一人少ないまま後半を凌ぎきったチェルシーもお見事!ではありますけど、思えば、ビジャの長期離脱による軸となるCFの不在、この日も1点を追う場面で最後に切ったカードがセイドゥ・ケイタという意外な層の薄さなど、バルサの問題視されながらも勝利によってねじ伏せてきた幾つかの欠点がこの試合で露呈してしまった、ということでしょうか。そしてなんと昨日、数日間でタイトルを二つ失ったグアルディオラ監督が、辞任を表明・・・!もちろん会長は慰留に努めていますが、ペップの意思は固いという報道が入って来ております。やはりこの「2連敗」は、ひとつの時代の終わりということなのか、それとも「新たなる時代の幕開け」なのか・・・??
2012/04/27
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さてさて!年に2回のお楽しみ・・・というわけでも最近はなくなってきて年に3回か4回あったりしますが(笑)、それでも見逃すわけにはいきません、伝統のクラシコ!しかも今回は久々にレアルが首位、そして本音かどうかは別として、一度は「優勝諦め宣言」をしたもののなんとか勝ち点差4までに迫ったバルサという、これ以上ないシチュエーションでの対決!・・・のはず、だったんですが。しかしながら、両チームともまだチャンピオンズ・リーグで勝ち残っており、準決勝の1stレグを戦い終えたばかり。しかも両チームともに、2ndレグで十分跳ね返せる点差とはいえ、「敗戦」で終えたばかり。その運命を決する2ndレグは、このクラシコの数日後・・・!この、どちらに比重を置くべきか決断しなければならないような状況下でのクラシコというのも、滅多にないことではないかと。んで、そのCLでの相手となるチェルシーとバイエルン、この両チームともに「メンバーを落とした」状態で同じ日の国内リーグを戦ったっていう情報も入ってるでしょうしね・・・^_^;そんな中、果たしてバルサとレアルがどんなメンバーで臨むのか?というのも注目だったのですが。レアルはほぼベストメンバーでしたが、ホームバルサはセスクとペドロをベンチに置いて、若手チアゴ・アルカンタラとテージョが先発!・・・うむむむ、これは果たしていかなる「決断」だったのか?とにもかくにも、カンプノウはいつも通りに盛り上がりまくる中。試合はそれでも、序盤からホームのバルサのペースで展開します!しかし、前半17分。レアルのCKから、こぼれ球をケディラが押し込み先制点奪取!このままリーガを制しても、「バルサには勝てずじまい」てなことになるのは避けたいレアル、意地で押し込んだかのような先制点!!そしてここから当然の如くバルサの反撃が開始されるわけですが、しかしレアルも必死に守る!メッシのスルーパスから抜け出したシャビの惜しいシュートはカシージャスが足に当てかろうじて逃れ(判定はGK)、前半はアウエーのレアルが0-1とリードしたまま終える。これは後半、バルサの怒涛の攻めをレアルがどう凌ぐのか?が注目されましたが。後半もまた攻めながらゴールを奪えないバルサ、ここでケガ明けのA・サンチェスを投入するのですが。交代で退くのがシャビ!・・・うむむむむ、正直言ってこの試合ぱっとしなかったテージョを残してシャビがベンチとは、これもいかなる決断だったのか・・・しかあし!そのサンチェスが入ってわずか1分後の、後半25分。メッシのドリブル突破で持ち込んだボールをイニエスタが絶妙のヒール!2度はシュートを阻んだものの、ゴール前に詰めていたサンチェスが押し込む!バルサ、まさに「分厚い攻め」で同点に追いつく!!さあ~、盛り上がって参りましたあ!と、思いきや。そのまたわずか3分後。自陣でボールを奪いレアルの速攻から、エジルのスルーパスにロナウドが猛然と走りこむ!これをロナウドが鮮やかに決めて、あっという間にレアルが勝ち越し!!いやあ、この勝ち越し点は大きかった、「またダメか」と思いそうになってもおかしくないレアルの士気を奮い立たせる意味でも、そしてなかなかカンプノウで「結果」を出せなかったロナウドにとっても。この後バルサは、セスク・ペドロと「切るべきカード」と次々と投入し反撃に出ますが、追いつくことはかなわず・・・レアル、カンプノウでのクラシコで久々の勝利!そして、リーガの優勝をほぼ確実なものに・・・!う~~ん、正直もっとベストな状況下でこの勝ち点差のクラシコを見てみたかった!という思いはありますが、それでも勝ちは勝ち、クラシコはクラシコ。「カンプノウでバルサを破った」という紛れもない「結果」と共に、レアルは優勝へとひた走ることでしょう!ただ、この後のCLでの結果次第では、「もしや」もある可能性がないことはないと思ったりもしますが・・・さすがにそれはないかな(笑)?しかしほんと、この強行日程だけはなんとかならないもんでしょうかねえ、うむむむむ・・・^_^;
2012/04/22
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さてさて、今季のUEFAチャンピオンズ・リーグもいよいよ大詰めを向かえ、遂に準決勝、ベスト4の激突!を迎えたわけですが。一般的に「一番面白い」なんて言われることもある準々決勝が、比較的「順当な結果」に終わったのを踏まえて迎えるこの準決勝2試合。構図としては、リーガ・エスパニョ~ラの「2強」に立ち向かうドイツとイングランドの2チーム!という感じになったわけですが・・・まずは、リーガで未だ首位をキープするレアルと、この試合の前に大一番、ドルトムント戦を落としてしまったバイエルンの対決!モチベーションとしては、今週末にこれも今季を占う大一番「クラシコ」を控えるレアルと果たしてどちらが上なのか?といったところでもありましたが。第一戦、ホームで迎えるバイエルンはなんとしても少しでも優位に立って第二戦に臨みたいという思いだったでしょう、その思いが前半早くも結実します!17分、CKからのこぼれ球が、ぽっかりとフリーになったリベリの前に転がり、この機を逃さずリベリがシュート!レアルDF陣の立ち並ぶ狭い隙間を通り抜け、バイエルンが先制!!バイエルンにとっては願ってもない展開に!!しかし、逆にアウエーゴールを一つでも取ればたちまち優位に立つレアルも反撃を開始、されどなかなかノイヤーの壁は打ち破れない。前半を1-0で終え、迎えた後半8分。自陣で奪ったボールを、速攻でバイエルンゴール前に運んだレアル、最初のシュートこそ阻まれたものの、粘り強く取り返して最後はエジルが決める!試合は1-1、レアル、欲しかったアウエーゴールを見事奪取!!う~~ん、前半リードしたまま終えただけに、バイエルンはもう少しそのままで時計を進めたかったでしょうね、しかしこのカウンターはお見事でした!エジルもバイエルン相手にこのゴールは嬉しかったのではないかと、はい(笑)!!この後は、このまま「同点」で終えたくないバイエルンと、同点で十分オッケー!なレアルとのせめぎ合いになりますが、そこはやはりモウリーニョ率いるチーム、「点を取らせない」と決めたらとことんやります(笑)、得点を挙げたエジルも下げて、「同点で逃げ切り」の体制に入りますが・・・しかあし!ロスタイム直前、右サイドを駆け上がったキャプテン・ラームが絶妙のクロス!これに、ここまではゴールに嫌われてたかにも見えたゴメスが合わせる!バイエルン、土壇場で勝ち越しゴ~~ル!!これはモウリーニョも少なからずショックだったのではないでしょうか、しかしクラシコを挟んですぐに2stレグってのは、ちょいとキツい日程かも・・・(笑)??続いて、今や現在世界最強!の名を欲しいままにするバルサに対し、シーズン途中の監督交代でなんとか盛り返してきたシェルシーが挑む試合。バルサがライカールト、チェルシーがモウリーニョの時代には数々の名勝負を繰り広げてきた両チームですが、今季の調子から見れば正直チェルシーの「劣勢」は免れないところだと思ったのですが・・・試合は予想通り、「堅守」でバルサの攻撃を阻みつつ、なんとかカウンターでチャンスを見出そうとするチェルシーという構図になりますが、この日のチェルシーはちょびっとだけ「あの頃の」チェルシーが戻って来たような(笑)、そんなしぶとさを感じたりしました、それでもあれから時は流れて、さすがにドログバも全盛期を過ぎたかな、このまま守れたとしても、点を取るのは難しいかな、とも思ったのです、が!0-0のまま迎えた前半終了間際、センターサークル付近でメッシがボールを受けた、その「ちょっとした隙」に、ランパードがボールを奪取!すばやく左サイドへフィード、これを受けたラミレスが倒れこみながらゴール前へクロス!走りこんだドログバが蹴りこむ・・・!!完全にバルサペースだった前半に、まさかのチェルシー先制!!さあ、これで後半、バルサ更に怒涛の攻撃が始まるぞ!・・・と思ったのですが、この日のバルサはやや「抑えめ」だったような印象も・・・クラシコを控えてるからなのか、逆転まで狙う必要はない、残り45分で1点取ればいいと思ったのか。「いつでも取れる」ような雰囲気の中、しかしゴールは割れずに時間だけが過ぎて行く。徐々にスタンドのバルサファンにも「これはマズいんでは?」てな表情が見え始める中、それでもプジョルのバックヘッドやペドロのシュートがポスト直撃!など、惜しいチャンスも作りつつ。結局、終始バルサペースの中、前半の1点を守りきったチェルシー勝利!いや、これは正直「予想外」でありました、たかが1点差、されど1点差。この1点が2ndレグにどんな影響を及ぼすか・・・?いずれにせよ、準々決勝に比べると、どちらの試合も「次が楽しみ!」な展開になったことは間違いありません、しかもリーガの優勝を占うクラシコを間に挟んでの2ndレグですからね!これはひょっとすると、決勝でバイエルンXチェルシーなんてのもありえたりして・・・??バイエルンも、今週末ドルトムントが勝てばブンデス優勝決まりだし、もうCLに賭けるしかないですからね(笑)!決勝でクラシコを見たい!という思いはもちろんありますが、こればっかりは、やってみないとわからない・・・かも??
2012/04/20
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ひとくちに「問題児」と言っても、所属チームや代表チームの監督となぜか対立してしまうタイプや、その行動が突飛というか破天荒と言うか「常識外れ」な選手や、またその両方の面を持ち合わせているツワモノもいたりしますけど(笑)。「悪童」なんて言われ方もあって、それは比較的若い選手に多かったりしますが。しかし、その悪童達がなんせ「才能あふるる若者」だったりするから始末が悪いんですよねこれがね(笑)!先日、これはまだアーセナル戦の前のことですけども、マンチーニ監督がバロテッリについて語った言葉、「俺が現役の選手だったら、毎日殴ってるよ」とジョーク交じりに話した後。「ピッチの中でも外でも、彼よりずっと悪質な選手がいる。だが、彼らには誰も文句を言わない。それは、彼が重要なチームでプレーしていないか、バロテッリのような優れた選手ではないからだ」これが、「悪童を抱えた指揮者の苦悩」を言い表していると思います。そして、そんな騒ぎの元になってしまう問題児というのは、同時に優れた才能の持ち主であるのだ、と。そうでなければ、騒ぎになどなる前にピッチの上から自然と消えて行くことになるのでしょう。そんな「才能あふるる問題児」の現役の代表格と言えばイタリアのカッサーノでしょうかね(笑)、彼の場合永遠の問題児という印象すらあったりしますが、それでもミランに移籍してからは随分大人しくなった気がしますし、彼もやっと「大人になった」ってことかなと、油断してるとまたひと騒動起こしたりするんですが・・・(笑)、まあ今はただ、早く元気になってピッチに戻ってきて欲しいですけどね!あとはエジプトのミドとか、ルーニーだって昔は「悪童の代表格」でしたからね(笑)!いい指揮官に恵まれるというのもまた運命の分かれ道なのかもしれませんが、そして日本にはそういった悪童タイプの選手がいないっていうのも、また寂しい気もしますが・・・強いて挙げればヴェルディにいた石塚ですかね、「ビッグマウス」とか言われてましたが、それでも欧州の名だたる悪童に比べれば可愛いもんだったかな、と。いないに越したことはないんでしょうけども、それはまた「そういう類稀なる才能の持ち主」がいないということでもあったりします、中田ヒデや本田もそれに近いタイプかもしれませんが、チームリーダーとなることでそれを「封印」したという印象もありますし・・・かように、「ごく普通かそれ以下の選手」だったら簡単に切り捨ててしまうかもしれないところを、しかしそれでも「使いたい!」という思いにさせてくれる才能の持ち主。バロテッリもそんな選手の一人であり、マンチーニも彼を庇う意味も込めての上の発言だったのだと思うのですが・・・迎えた、先日のアーセナル戦。試合開始早々から危険なタックルを繰り返して、前半のうちに一枚イエローカードをもらっていたにもかかわらず、後半チームが1点リードされた直後に2枚目のカード!・・・正直、もっと早く退場していてもおかしくないこの日のプレーぶりでした、この退場は「遂に来るべきものが来た」としか言えないような。これで万事休す、マンチェスター・シティは首位マンUとの勝ち点差がまた開いてしまう結果に・・・そして、試合前にバロテッリを庇っていたマンチーニも、堪忍袋の緒が切れたと言いますか。「今季もう、彼を使うことはないだろう」発言!更にはシーズン終了後に移籍の可能性もほのめかす有様・・・さすがにバロテッリもすぐに謝罪を表明しましたが、「何度目だよ」と言われても仕方ないですからねえ(笑)、どうなりますことやら・・・それでもやはり、彼のあの才能は捨て難いと思ってしまいます、ただもう少しだけ奔放な振る舞いを自粛してさえくれればいいのですが、それが出来たら苦労はしないってことかな(笑)、でも、こういった問題児が悪童がいなくなってしまうのも寂しい気がしますしね・・・ファンっていうのは我侭なものだなあと、つくづく・・・(笑)
2012/04/10
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以前・・・と言っても、ほんの数年前のことですが。マンチーニ体制からモウリーニョ体制に代わり、そしてなおかつインテルがセリエの連覇を続けている時のこと。セリエBから復活してきたばかりのユベントスは、まだ当時のインテルの「敵」ではありませんでした。ローマの2チームもなかなか優勝争いには加われない状況の中、インテル・ミランに対抗するチームとしてやっぱりユベントスがいないとセリエは盛り上がりに欠けるよな~~!とかこの日記にも書いた覚えがあったのですが・・・そして、現在。モウリーニョ去りし後、完全に「迷走」してしまった感のあるインテルに比べ。ユベントスは着実に、優勝を狙えるチームとして力を蓄えてきました。そして今季、ピルロというチームの核を加えて、今年に入りミランに抜かれるまで首位を走り続けていたのです、そして今も2位につけ、首位奪還を虎視眈々と狙う状態・・・そんな状況下で迎えた、今回の「イタリア・ダービー」。新装なりましたユベントス・スタジアムの雰囲気は最高潮!相変わらず調子の上がらないインテルもこのダービーだけはいつもと違うところを見せてくれるのではないかと期待していたのですが・・・試合は序盤から、ホームのユーベペースで進むものの、前半マトリが決定機を外すなどして、なかなか先制点は奪えない。インテルもまた長友の積極的な上がりなどもあり、徐々に押し込みミリートの惜しいシュートもありものの、ここは今季好調なブッフォンが立ちはだかる。こうして前半は0-0のまま迎えた後半、ユーベは開始9分で早くも2人交代というあまり見られない積極采配に!しかも交代で出てくるのが今季なかなか出番のない、そして来季はきっと違うチームに・・・とウワサされるデル・ピエロ!スタジアムの盛り上がりが更に高まったところで、この交代直後。CKから、カセレスが「どフリー」な状態でズドンとヘッドを決める!ホームのユベントスが先制~~!!いやあ、なんでまたあんなにフリーになっちゃってたのかと思いますが、まあ交代直後のセットプレーは要注意!とも言いますけどね・・・うむむむ。この失点を受けて、インテルも「二人同時交代」の手を打ちますが、いかんせん今のインテルにはこの状況を打開出来るような、交代の選手がいないという哀しさ・・・逆に、この交代直後。スルーパスに反応し抜け出したデル・ピエロが技ありのゴールを決める!なんと、デル・ピエロ「今季セリエ初ゴール」!!・・・この大舞台で、この状況で決めるっていうのは、やっぱり「スター」なんだなあと改めて。この2点目は、今のインテルにとっては荷が重過ぎました、試合はこのまま2-0でユーベの勝利!インテル、ダービーでも意地を見せることは出来ず・・・ユーベはほんとに「いい勝ち方」をしましたね!ミランとの直接対決は終わりましたが、ミランがCLでのバルサ戦を意識したりすると、まだまだスクデッドの行方はわからない・・・??そして、インテル。ここで勝ってなんとか来季EL、CL圏内へ!という思惑はもろくも崩れ。更に、ああ。来るべきものが来たと言いますか、昨日ラニエリ監督の解任が発表され・・・下部組織の監督でありますストラマッチョーニさんが後を受けるということでございます、今季3人目の監督でありますが、果たしてこのチームを来季のヨーロッパリーグ圏内に導くことが出来るのか?う~~む、本来は、長友クンがイタリアダービーに再び先発フル出場!というのを喜びたいのですが、そういう雰囲気ではなくなっちゃったなあ・・・(泣)??
2012/03/27
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さて、前々回の日記で書きました、CL決勝トーナメント一回戦1stレグで敗戦を喫した「今は昔」な3チームのうち、アーセナルは「夢、破れても」という感じでCLは敗退しましたが今後に期待を持たせる試合ではあったのですが。残る2チーム、インテルとチェルシーの2ndレグが今週行われたのですが、その結果は・・・まずはインテル、マルセイユにアウエーで0-1と敗戦、でもホームで迎える2ndレグで「十分に巻き返せる」点差ではあったわけですが。問題なのは今のチーム状態、なんとかどん底からはようやく脱したかなという感じで、でも国内リーグの試合で久々に勝利して監督が涙ぐむって、もうどんだけどん底だったんだよってことですが。タレントとしては決して他チームと遜色ないメンバーを揃えているはずなんですが、だけどなぜか、各選手がピッチ内で「ただ、そこにいる」だけみたいなね、どうして、なんでこうなっちゃったんだろう?と皆が首を傾げながらプレーしているみたいな。この2ndレグも復活したスナイデルやフォルラン、スタンコビッチなど、そうそうたるメンバーをスタメンに揃えてきたわけですが。でもなぜか、やるべきこともわかっているはずなのに、攻撃がかみ合わない・・・1点取れば状況はガラっと変わるはずなのに、その1点があまりにも遠い。こうして0-0のまま迎えた後半、スナイデルを「諦めて」オビを、更にはカンビアッソを投入した後半20分。CKの後、ゴール前の混戦から遂にミリートが決める!遠かった「1点」がインテルに!しかしまだこれでは「追いついた」だけ。勝ち上がるためにはもう1点必要なインテル、猛攻開始!この1点でやっと「いける!」と感じたと言いますか、もっと前にこういう雰囲気になって欲しかったものですが(笑)、後半の残り時間で決めようという明らかな「意志」が見え、いい感じになった!と思ったのもつかの間・・・このまま延長突入か、というロスタイム。一瞬の隙とよく言いますが、DFからのなんでもないロングパスを「背中で受けた」ブランドンが迷いなく強烈に蹴り込む!「いい感じ」だったインテルの野望を打ち砕く、情け容赦ないアウエーゴール・・・!この後PKで1点返したものの、時すでに遅し。この試合は2-1で「勝った」ものの、アウエーゴール差でマルセイユがベスト8進出!!・・・いやあ、長友クンも頑張ってはいるんですけどね、このレベルで彼に流れを劇的に変える役割を臨むってのも酷かなあと、CL決勝トーナメントでインテルでスタメンフル出場!ってだけでもうトンデモなく凄いことですからね(笑)!しかし、やっと流れが良くなってきたかな?というところでのこの「敗戦」、なんとか来季のCL出場権は手に入れたいインテルですが、この敗戦が今後どう響いてくるか、立ち直ることが出来るかどうか・・・??続いて、ナポリ相手にアウエーで1-3の「完敗」を喫したチェルシー。この点差も逆転出来ない差ではないですが、1stレグの試合を見た限りでは、正直それは限りなく困難であると感じられたのですが・・・しかしこの後チェルシーはビラス・ボアス監督を解任、アシスタントのディ・マッテオを新監督として「新しくスタート」を切り、さあ迎えたCL2ndレグは?と注目されたのですが・・・先発に「テリー・ドログバ・ランパード」の「三銃士」を揃えて挑んだこの試合、最近衰えも見られるかと思われていたこのベテラン3人が見事に「仕事」をします!序盤こそナポリが優勢に感じられましたが、まずは前半29分、ラミレスのクロスをドログバが豪快にヘッド!この「先制点」で流れが大きく傾いたような気がします、そして続く後半立ち上がり、ランパードのCKをテリーがヘッドで押し込む!!まさに「三銃士」の活躍による得点で2-0、あと1点取ればトータルで逆転!しかしここでナポリも反撃に転じ、後半10分にインレルがミドルを見事にブチ込む!さあ、「次の1点」が勝敗を大きく分ける!というところで・・・後半30分、不用意なハンドでナポリはPKを与えてしまう。これをランパードが決めて3-1、トータルスコアで全くのイーブンに!いやあ、まさかこんな展開になるとは・・・!!このまま試合は延長戦にもつれ込み、迎えた延長前半終了間際。サイドからのクロスをイバノビッチが叩き込み、遂にチェルシー、トータルで「逆転」!!・・・ナポリも必死に反撃に出ますが、強かった頃の自信を取り戻したかのようなチェルシーに攻撃を阻まれ。チェルシー、見事な逆転劇でベスト8進出~~!!・・・「三銃士」は、まだまだ衰えちゃいない!というところも見せてくれましたが、逆にやはりこの3人がいないと、という「欠点」も見せてしまったような。世代交代はどのチームも頭を悩ませるところですが、今季のCLが最後のピークということになってもおかしくはないと思います、もっと活躍を見たい!という気持ちもありますけどね・・・さて、次なる相手にまたベテラン3人が輝きを見せられるかどうか、更に注目です!
2012/03/15
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さて、前回の日記で「数年前はCL優勝も狙えるような、欧州を代表する強豪チーム、しかし今は・・・」という3チームのことを書いたのですが、そのうちのひとつ、ACミランに4-0の大敗を喫してしまったアーセナル。その後FAカップでサンダーランドに敗戦、続くプレミアのトッテナム戦、前半のうちに0-2とリードされ、早くも今季終了かという雰囲気だったのですが・・・なんとここから大反撃!0-2から5点を奪ってトッテナムを撃破、続くリバプール戦でも劣勢ながら2-1と勝利!その間またケガ人が増えたのは頭痛のタネですし、正直試合内容としては物足りないところもありますが、ともかく勢いに乗ってきたことは間違いない!しかしやはり、ミラン相手に0-4のビハインドを跳ね返すことはムリだろう、とりあえず今の好調さを維持出来るだけの試合になってくれれば・・・などと思っていたのです、が!!スタジアムの「思う存分いったれや!骨は拾ったる!」とでも言いたげな盛り上がりにも後押しされて(笑)、試合開始から攻勢に出るアーセナル!そしてその攻める姿勢が身を結び、前半7分、コシールニーのヘッドで早くも「先制」!!この早い時間帯での得点が、更にチームを勢いづけたと言えるでしょう、何か1stレグとは別のチームになったような、そんな攻撃の勢いのまま。26分にロシツキーが追加点!これでトータルスコアは「2-4」、ベスト8進出の行方はにわかに混沌とし始める・・・!なんかこう、ミラン戦1stレグで大敗して、そのことにより後がないというか、追い詰められて「もうやるしかねぇだろ!」と開き直ったかのような、そんなここのとろこ見られなかった思い切りの良さ、全体の勢いを感じました、南アフリカW杯の日本代表みたいなね(笑)。大会前、どん底と言えるような状態に陥って迎えた大会、内容はともかく初戦のカメルーン戦に勝ってから調子を上げて、3戦目で見事にデンマークを撃破した、あの時のような。そんな、ミラン側にしてみてもちょっと止めようがないような勢いで、自慢のパスワークに加えウォルコット・チェンバレンが突破を図り、そしてロシツキーが気迫のこもったプレーを見せ。迎えた前半44分、PKをファンペルシーが決める!これで遂に3-4、「1点差」!勝負の行方は全くわからなくなってきた・・・!!ほんと、試合前は「少なくとも前半のうちに2点、3点取れたら理想的だけどまあムリだろうなあ」とか思ってたのが、まさかの前半3-0という展開、これはミランにも少なからず油断があったんでしょうけどね、そのわずかな隙と、1stレグで大敗したことでかえってこの試合やることがはっきりしたというアーセナルの勢いが「シンクロ」しちゃったとでも言いますか。さあ、後半はどんな展開になるんだろうと、何か息苦しくなるような思いで見ていたのです、が・・・ハーフタイムで「これはマジでヤバいだろ」とミランも立て直して来たのでしょう、そしてアーセナルの方も、0-4からの大逆転という「奇跡」が3点取ったことによりにわかに現実味を帯びてきて、ちょっと堅くなってしまったというか。怒涛の前半に比べ、後半は一転膠着状態になってしまいます・・・前半がデンマーク戦の日本代表だったならば、後半はパラグアイ戦の日本代表といった感じで(笑)。ミランが時おり繰り出すカウンターにもヒヤリとしながら、徐々に前線の選手にも焦りのようなものが感じられるようになり。加えて、ケガ人が多く「あと1点!」というところで交代させるためのカードも少なく・・・結局、試合はそのまま3-0で終了。トータルスコアは3-4、ミランが1stレグの貯金を生かして、というか貯金に助けられて、ベスト8進出!アーセナル、健闘するも、あと一歩及ばず・・・歴史に残るような大逆転劇でベスト8進出!という「夢」は断たれましたが、アーセナルにとっては、やるべき事がはっきりしたはずです。現在のチームには、ここまでやれる力がある。しかしまだ、タイトルを狙うためには足りないものがある。CLはトーナメントに進出出来ればオッケー、プレミアでもCL出場権を得られれば・・・というチームでいいというのなら話は別ですが、やはり「その上」を目指すチームであって欲しい。ぜひそう願いたいのですが・・・この夏、何かしらの動きがあって欲しいと思います、って、また「主力の放出」とかあったら目も当てられないですけどね(笑)!!そうならないためにも、お願いします、ほんとにほんとに!!
2012/03/07
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どんな強豪チームにも、波と言うか、サイクルみたいなものはあるんだと思います、主力だった選手の力がいつか衰えていくのは仕方ないことでもありますし、逆になまじ主力の活躍期間が長かったりすると、いわゆる「若返り」のきっかけを失ったりもする。後は、主力が入れ替わるような時期になっても、チームとしてのビジョンをしっかりと持っているのか、そして有効な補強が出来ているのかということになってくるかと思うのですが・・・プレミアリーグのみならず、ここ数年ずっとタイトルから見放されているアーセナル。毎年毎年、主力を何人も放出し続けていたらそれは仕方ないことかもしれませんが、それでもこれまでは「ヴェンゲルの手腕」により、優勝争いにかろうじて絡んだりすることも出来ましたし、翌年のCL出場権獲得も出来ました。しかし、今季ばかりは・・・最悪の開幕から、一時期は盛り返したものの、ここへ来て調子は再降下。迎えたCLミラン戦、ミランホームの試合とはいえ、目を覆いたくなるほどの「惨状」でありました・・・繰り返しになりますが、主力を放出しながらも、例えタイトルに届かずとも「上位」という成績を残せて来たのは間違いなくヴェンゲルの功績だと思いますが、やはりこの「結果」は交代論が出ても致し方なしかなとも思ったりします、あとはプレミアで最低限のラインと言える来季CL出場権の獲得が出来るかどうか、ですが・・・ちょっと今のところ「ライバル」も多いしなあ、うむむむむ・・・(泣)そのプレミアリーグで、モウリーニョ監督時代はマンUと並ぶ「2強」だったチェルシー。「モウリーニョ去りし後」が心配されてはいたのですが、まさかここまで「弱体化」するとは・・・テリー・ドログバ・ランパードという主力「三銃士」の衰えもあるんでしょうけど、そして今回CLで対戦したナポリも「名門」ではありますが。あそこまでナポリペースで試合が進み、それでも幸運と言える先制点をゲットして「やっぱりチェルシーが一枚上か?」とも一瞬思わせてくれたのですが・・・結果は、「現在、強い方が勝った」ということでありましょう、セカンドレグで巻き返しの出来ない点差ではないですけれど、ライカールト率いる、ロナウジーニョ擁するバルセロナと何度も「名勝負」を繰り広げてきたチェルシーのあの「強さ」はいずこへ・・・??そのモウリーニョが監督してた時代は「つまらない」とも言われつつ、しかし悲願のCL制覇を成し遂げたインテル。こちらも「モウリーニョ去りし後」が心配だったのですが、いやはやここまでダメなチームになっちゃうか、と(泣)。長友クンは頑張ってますけどね、だけどもうチームとして機能してないかのような試合内容では、選手個々の頑張りだけでは最早どうしようもない状態と言えるかもしれません、ラニエリになって、こちらも一時は上昇ムードになったんですけどね~・・・なんかもう、アウエーとはいえ最初っからドローオッケー!みたいな試合っぷりで、あげくロスタイムに失点しての敗戦っていうのはいかんともしがたいなあ、と・・・こちらもセカンドレグで十二分に巻き返しの出来る点差ではありますが、さて一ヵ月後、迎える2戦目に於いてこの3チームが「目覚しい復活」を遂げることが出来るかどうか・・・?その可能性は、悲しいかな現段階ではかなり低いと言わざるを得ませんが・・・
2012/02/23
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さて、「なでしこに続け!」と世間ははやし立てる(笑)ロンドン五輪「男子代表」ですが、このシリア戦に勝てば本戦出場が見えてくる!という大事な試合、しかし清武がケガで戦線離脱、ホームのシリア戦で劇的な決勝ヘッドを決めた大津も招集出来ずと、やや「飛車角抜き」な印象もあったものの。それでもタレントは揃っているはずのこの世代、このチームなんですが・・・結果は、考えうる最悪のものになってしまいました・・・確かにピッチ状態も最悪に近かったですけどね~~、おまけに場内に試合時間を知らせる時計がないってのも驚きでした、それだけ急遽用意された会場だったということかもですが、しかし本来アウエーだったはずの会場が「中立地」に変更されたわけですからね、間違いなく日本の方にアドバンテージがあったはずだと思うのです、が。ホームでも苦戦したこと、また「勝てれば文句なしだけど最悪負けなければいい」という思いがあったんでしょうかね、逆に相手はここで勝利しないと!という危機感から攻めてくるだろう、それをしっかり受け止めて・・・という「戦略」だったのかもしれません。でもそれにしたって序盤からチャンス作られ過ぎ、攻められ過ぎだったかなあ、と。ケガ明けの山村クンも本調子ではなかったのでしょうけど、あれだけゴール前まで攻められたら、いつかは・・・と思ったらあのオウンゴールですからね~、ケガによる予想外の選手交代、そのスキを突かれた!というのも「ありがち」な失点ではありますが、若い世代には教訓になったでしょう、前半はな山崎君の交代もありましたしなんとか0-1のまま耐えて、ハーフタイムに立て直して・・・と思ったところでよく追いつきました、ここまではまだ良かったと思います、しかしながら。後半、期待通り攻撃面もやや盛り返しを見せたのですが、それも単発という感じもあり、そしてやはり度々ゴール前に侵入され。で、そのまま小康状態という雰囲気になったところで、ベンチも選手も「このままで」と考えたのでしょう、それも致し方なしですが。最後の最後、あのロングシュートは意表を突かれましたね~~!それもやはり、それまでに勝ち越しておけばという思いがしてしまいます、そしてあのゴールが決まった時のシリアの喜びようを見ると、この試合に込めた思いが日本と違ってたのかなあと、国内の情勢に不安を抱えて臨んだ試合、より「勝利が欲しかった」方に、気まぐれな女神が微笑んだのかも、みたいな・・・と言いつつ、これで終わったわけではありません。得失点差はまだわずか、挽回の余地は十分にあります。タイムアップの笛が鳴って、座り込んでる場合じゃない。最悪、より苦難の道のりになるであろうプレーオフに廻ることも考えて。今の自分達に何が足りなかったのか、もう一度考え直して再出発して欲しいと思います!この「タレント軍団」が、本戦に出られずじまいってのは勿体無い。ここからの巻き返しに期待したいと思います、それが出来る選手たちだと信じてます、信じたい・・・!
2012/02/05
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さあさあ、年明け早々今季もやって参りました、年に2回のお楽しみ、セリエA・ミラノダービー!今季は新体制になって巻き返しを図るはずのインテルが思いっきり出だしで躓いてどうなることかと思いましたが、ラニエリがなんとか立て直して5位まで浮上、リーグ戦も目下6連勝と絶好調!対するミランも、序盤こそナポリやユーベに敗れましたもののその後は連勝街道、ユーベと並ぶ首位につける好調振り!「首位決戦」でこそないものの、両チームともに好調であることは間違いない状態で迎えるこのダービー、そしてなんたって長友のミランダービーデビューでもありますからね!こりゃもういやが上にも期待は高まります!!最高の雰囲気で盛り上がるサンシーロで始まったダービー、長友クンは見事に左SBで先発であります!インテルは、本来攻撃の核となるはずのフォルランとスナイデルがケガ明けでベンチスタートとなり、この試合「ホーム扱い」のミランが攻め、インテルが受けるといった序盤の展開。モッタのヘディングがオフサイドになった場面以外は、お互い決定機に持ち込めない、いや「持ち込ませない」状況が続く。いやあ何か久々に「セリエらしい」ゴールこそないものの息詰まる攻防、といった感じでありましたね!ズラタンのアクロバティックなヒールもゴールマウスを外れ、長友の見事なクロスも得点には至らず。ファンボメルの強烈なミドルもバーを直撃!惜しいチャンスも幾つかあったものの、前半は0-0で終了。こういう試合は得てしてミスをした方が・・・なぁんて思い始めてた、後半9分。右サイドにいたサネッティから中央付近にいたミリートへのミドルパス、これをクリアしようとしたアバーテが痛恨の空振り!パスを受けてほぼフリーとなったミリート、難しいコースへシュートを丁寧に流し込む!・・・緊迫した雰囲気の中で、思わず「あっ!」と言ってしまいそうな一つのミス、それを逃さなかったインテルが見事に先制!!これを受け、ミランもベンチに控えていたロビーニョを早速投入!するとインテルもキブを入れ更に守備を固める・・・と、キブが入ってくるんで長友クン「お疲れ様」かな?と思ったら、なんと中盤のアルバレスを下げ長友は「一列前」に!日本代表みたいな交代で、結局長友はこのままフル出場!いやあ、いかにラニエリに信頼されてるかってのを実感しました、はい!この後は長友の惜しいシュートや、ミランも満を持して投入のベテランセードルフのミドルなどがありましたが、共にゴールは奪えず。今季最初のダービーは、インテルが勝利!!ほんと今季は大丈夫かしら?と思ってたインテルでしたが、これで首位ユーベとは6ポイント差、いよいよ「射程圏内」に入って参りました!ユーベ、ミラン、そしてインテルの「3強」が優勝に絡むなんて何年振りでしょうね?やっぱセリエはこうでないと盛り上がらない(笑)!しぶとく上位につけているウディネやラツィオもまだまだ引き下がらないでしょうし、ますます今季のセリエは盛り上がって行きそうな予感でございます!!そして・・・いやはや、昨年のユーベとの「イタリアダービー」に続きミラノダービーも先発フル出場って、長友クン凄過ぎです!この試合も前半はぐっとこらえてミランの攻撃を防ぎ、後半一列上がってからは、そのポジションにいることを意識した前線でのシュート!と、ほんと「インテルの一選手」として全く違和感ない選手になっちゃったなあ、これって恐ろしいくらいもの凄いことですけどね(笑)!動画で見ましたイタリアのサッカー番組でのハイライトなんか、しっかり「お辞儀」のシーンで締めくくられてましたからね(笑)!どこまで凄い選手になっていくのか、怖いくらいに楽しみでしょうがありません、はい!(^^♪
2012/01/18
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さて!先日昨年のFIFAバロンドールが発表されましたが、「日本代表」として佐々木監督と澤選手がそれぞれ最優秀監督・選手に選ばれたことは本当に素晴らしいことだと思います、あらためておめでとうございます!またひとつ「世界一」のなでしこにあらたな「栄冠」が加わったという感も致しますが、それにしてもフロンターレの中村ケンゴ選手も言ってたそうですが、「男子のバロンドールがメッシ、そして女子が・・・」って考えるとほんとに凄いことなんだ!って実感しますね、監督も「男子がグアルディオラ」ですからね!どれだけ賞賛してもしきれない、と年末の日記でも書きましたが、更にまたそういう思いが増したという気が致します、「Number」誌で金子達仁さんが「日本はなでしこに対しまだ冷たいという気がする」って書いてましたが、この快挙は本当にもっと賞賛されるべきものだと思ったりします、だって「グアルディオラとメッシ」に並ぶ「佐々木と澤」ですよ(笑)?しかしあの、自分の名前が呼ばれた時の澤サンの固まった表情がまたステキでした、ワールドカップの表彰式でもそうでしたが、まだこういう場に慣れてないと言いますかね、隣に座ってた「慣れている」であろうワンバック選手に促されてやっと立ち上がったみたいなね、しかし、これからはぜひともこういう場に慣れる、というか日本人がこの場にいて「おかしくない」という状況になっていって欲しいと思います、スカパーで放送した授賞式の模様は保存版にしますけども(笑)、でも「これが最初で最後」になっては意味がない。そう、これが「始まり」でなければ。そして、同時に昨年の「ベストイレブン」も発表されましたが、いやまあバルサ&レアル連合軍と言いますかね(笑)、そこにかろうじてプレミアを代表して、マンUのヴィディッチとルーニーが食い込んだという感じで。この傾向は今後しばらく続きそうな気配もありますが、個人的にはこの中にセリエの選手も一人くらい加わってくれるといいなあ、と・・・まあ、今はちょっとバルサ&レアルにかないそうにない感じもありますし(笑)、致し方ないところでもありますが。でも、シャビ・アロンソって結構評価されてるんですね~~、レアルの中で彼が選出されるっていうのはちょっと意外でもあり、また納得でもあり。本来はここにカカやエジルあたりが加わっていて欲しいところでありますが、彼らが今年のベストイレブンに名を連ねるような活躍が出来ると、バルサの今の「王座」もひょっとして・・・?なぁんてこともアッたりするかもしれません、はい!まあ、今年はユーロ2012もありますから、そこで活躍した選手が今季の選出に大きく影響するとも思いますが。とまあ、「昨年の総括」を見つつ、今年の展望をあれこれ想像したりしてる私でありました、はい!しかし、各国シーズンが終わってすぐにユーロ開幕、その後またすぐに五輪ですからね、今年はアツい夏になりそうだなあ・・・!(^^♪
2012/01/11
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さてさて、いよいよ今年も残すところあとわずか1日!早いもんだなあと毎年のように感じるものですが、この歳になると特に(笑)。そんなわけで、今年も参ります、サッカー界私的10大ニュース!今年は国内と国外、両方あわせての「10大」です、すいませんすいません!そのいち!なでしこジャパン、女子ワールドカップ優勝!!いやもう、なんと言っても今年はこれに尽きるでしょう、日本サッカー界全てのカテゴリーに於いての、初の快挙というだけに留まらず。3月のあの震災の後、なでしこの「諦めない姿」にどれだけの人が勇気付けられたか・・・どれだけ賞賛してもし足りないくらいの、日本スポーツ界の歴史に残る快挙と言っていいでしょう、来年のオリンピックも楽しみです!(^^♪そのに!日本代表、アジアカップ制覇!なでしこの陰に隠れちゃった感はややありますが(笑)、この大会もほんと盛り上がりました、というかヤキモキさせてくれました!もうちょっと「快勝」ってのが出来ないものかと思いつつ、それでもアジアの頂点に立ったその「しぶとさ」、それはこれまでの、ここ数年の代表にきっと足りなかったものじゃないかと。「ザックジャパン」の連勝は止まってしまいましたが、この代表ならやってくれるんじゃないかという期待は膨らむばかりです、ただあの「新ユニ」はちょっと、ねえ・・・^_^;そのさん!バルセロナ、クラブワールドカップ優勝!これはもうね・・・、あらためて「バルサって強いわあ・・・」というのを世界中に知らしめた大会だったと言えるでしょう、だってレアルとの「クラシコ」を終えてすぐの大会でこの結果ですよ、決勝戦で見せた圧倒的なまでの「強さ」は憎たらしいほどでした・・・(笑)このまま「バルサ1強時代」が続くのか、それともこの大会の疲れが来年に響いたりするのか・・・はてさて??そのよん!柏レイソル、J2からの昇格年にJ1制覇!!元々がJ2に落ちるのがおかしかったチームだというのが「定説」ではありましたけど、それでも昇格即優勝!ってのはそうそう出来る芸当ではないでしょう、J1復帰を決めてなお「進歩する」ことをやめずに掴み取った栄冠。ネルシーニョ監督の手腕、そして選手の皆さんのチームとしての意思統一、ぜひとも来年も「留まることなく」再びの栄冠を目指して欲しいものです、そしてここんとこ日本勢が結果を出せていないACLでも・・・ぜひ「アジアチャンピオン」として再びクワブワールドカップへ!そのご!ウルグアイ、コパ・アメリカ優勝!招待されていた日本代表が欠場したのはほんとに残念でしたけど、これ、序盤は女子ワールドカップと微妙に日程がカブってたりして、あまり試合を見られなかったんですが・・・昨年のワールドカップで結果を出せなかったブラジルとアルゼンチンが再度期待を裏切る結果となり、W杯で躍進したウルグアイがその力が本物であることを証明した大会だったと言えるでしょう、インテルに移籍したフォルランがもう一つ調子が上がらないのが気になりますが、それでもしばらくはウルグアイの好調さは止まらない、かしら・・・?そのろく!プレミアリーグ、「ビッグマッチ」で相次ぐ大差!これはもう、アーセナルファンとしては心が折れてしまいそうな、あの「2-8」の敗戦・・・あんな試合は滅多に見られないものだと思ってたのですが。その、アーセナルを8-2で下したマンUがまさかマンCに「1-6」で敗れるとは・・・こんなシーズン、そうそうないんじゃないですかね?おそらく優勝はこのマンチェスターの2チームが争うことになるかと思うのですが、CL圏内争いはほんとに激化しそうだなあ・・・!そのなな!日本代表、「海外組」躍進!これは昨年の香川クンの活躍を皮切りに、次々ドイツへと若い選手が移籍したのもありますが。なんと言ってもインテルに移籍した長友、最初は出番があるかしら・・・なんて思ってたら、まあびっくりするくらいチームに馴染んじゃいましたね(笑)!ユベントスとの「イタリアダービー」に当たり前のように先発するなんて、冷静に考えると夢のようなことなんですが。CLでウッチーと「直接対決」したりね、もうあの「おじぎパフォーマンス」もすっかり認識されてきたような・・・川島も今やリールセのキャプテンですからね!本当に、日本の選手が海外で活躍するのが当たり前っていう時代になりつつあるのかも・・・それこそまさに「夢のよう」ですけどね!そのはち!震災チャリティーマッチ、「キング・カズ」ゴール!!これもまた、震災の後、毎日のようにテレビやネットの動画で、暗い話題ばかりが目立ったあの頃に。一筋の光を見出した、そんなゴールだったと思います、そしてやっぱりカズって凄い選手なんだなあと、あらためて・・・彼がこれまでに背負ってきたもの、それを考えるとあの試合でゴールを決めるということがどれだけ凄いことなのか、と。今年、間違いなく忘れがたいゴールのひとつでした!そのきゅう!海外から、日本へ・・・3月のあの頃、ともすれば凹みそうになる気持ちを、奮い立たせてくれた。それは私にとって間違いなく、海外からの「応援」でした。あのバルサが、あのレアルが。それ以外にも、どれだけの声援が日本に送られたことでしょう。「決して、一人じゃない」。サッカーの世界だけではないですけど、それを実感させてくれた、本当に感謝したい「出来事」でした・・・そのじゅう!松田直樹選手、早過ぎる訃報・・・本当に、残念だとしか言いようがありません、その熱い魂を受け継いだ松本山雅がJ2昇格を決めたのが救いではありますが、しかしほんとに、もっと彼の熱いプレーを第一線で見たかった・・・!そんなこんなで、一気に10件載せてしまったので長ったらしくなってしまいすいませんすいません!今年は震災の影響だけでなく、色々とあっていい意味でも悪い意味でも「記憶に残る」一年となってしまいましたが、来年はユーロに五輪もありますからね!また、こちらがアツくなるようなアツい戦いをたくさん見たいと、見られるといいなと思います!それでは皆様、よいお年を!来年もどうぞ宜しくお願い致します~~!!
2011/12/29
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さて、「開催国枠」として参加した柏レイソルは残念ながら「世界4位」に終わりましたクラブワールドカップ、でもJ1へ昇格して即優勝、その興奮も冷めやらぬうちに参加したこの大会でほんとによく頑張ったと思います、はい!この悔しさを、ぜひ来季に繋げ・・・って、明日にはもう天皇杯でグランパスと対戦って、ほんと大変だと思いますが、頑張れレイソル!!と、開催国側としての興味とは別に。やはり世界中が注目してたのはこのチーム、バルサが果たして「世界一」の座につくのか、ついてしまうのか?ということだったでしょう、その実力・強さは誰もが認めるところですが、しかし過去のトヨタカップでは、優位と思われた欧州チャンピオンに対し南米王者が意地を見せる!という構図が度々見られたのも事実。今回の南米王者、ネイマールやガンソを擁するサントスはそんな過去の歴史を再現する力があるのではないか・・・それになんたってバルセロナの方は来日前にレアルとの首位決戦、「クラシコ」を終えたばかりですからね!「まさか」が起きる可能性もあるかも、と思われたのです、が・・・そんな思いをよそに、シャビ・イニエスタ・セスクにチアゴ・アルカンタラという「夢の中盤」で臨んだバルサのペースで始まった試合、その前半17分。イニエスタが絶妙のトラップから絶妙のスルーパス、それを受けたメッシが飛び出したGKをかわし絶妙のループ!・・・と、「絶妙ワザのオンパレード」的な(笑)先制ゴ~~ル!!いやあ、この前半20分圏内という時間帯に、この「はあ~~・・・」とため息が出そうなプレーの先制点。サントスにすれば「これをやらせてはいけなかった!」ってとこだったと思うのですが、もう時すでに遅し。なんかもうこの時点で「格が違う」っていう雰囲気も漂い始めたのですが・・・それでも、南米王者の意地にかけて。さあ、サントスがここからどう反撃するのか?を注目しようかというその矢先!前半24分、ウィング気味のポジションを取っていたダニエウ・アウベスからの横パスを受けましたシャビがそのままシュート!バルサ、サントスに反撃するヒマも与えぬ2点目ゲット!!・・・なんかもうね、「参りました」としか言いようがないみたいな、バルサ優位とは思ってたけど、ここまでとは・・・という。一体何点差がつくんだろう?とすら思ってしまう、圧倒的な差・・・実際、この後セスクのシュートがポストを直撃したりして、その辺りが決まってればもっと大量点になっていたかもしれませんが。サントスも少ないながらもチャンスはありましたし、一つでも決めていれば・・・ってのも「たられば」ですけども。前半終了間際には、セスクの幸運なゴールもありスコアは3-0。もう、試合の行方は決まったも同然かなと、バルサも考えたのかはわかりませんが(笑)、後半はサントスも決定機に近いチャンスを作り出すものの、その先の「決定力」に欠けていては致し方なし、か・・・ネイマール、一つは決めたかった、決めてなきゃいけなかったなあ・・・そして試合は、その後メッシがもう1点決めて4-0でバルサが勝利!いやはやもう、言葉がありません・・・サントスも、もう少し何か出来なかったのかな~~と思ったりしますし、ちょっと正直に行き過ぎたのかな、とか。いつもの自分達のサッカーをすれば勝てる!と思ったら相手はそんなレベルではなかったということなのか・・・もちろんバルサも今季無敗というわけではないですし、まだ「つけ入るスキ」はあるかと思うのですが。しかしやはり、当分の間は「バルサ1強時代」が続きそうな気がしちゃうなあ・・・なんかちょっとこれを上回るチームって、想像出来ないですもん・・・(笑)!!
2011/12/20
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さて、Jリーグ初優勝の感激も覚めやらぬままクラブワールドカップに参戦した柏レイソル、見事準決勝進出!試合は仕事で見られなかったのですが、ほんとサントスとの対戦は楽しみですね~~、しかし今度の水曜日にサントスと戦い、次の日曜には3決か夢の決勝戦、その次の水曜は天皇杯でグランパス戦って、まあどんだけハードスケジュールなんだよ!と思いつつ。柏が見事激戦を勝ち抜いたその日の朝、この大会に出場するチームがなんと「クラシコ」を戦ってたんですから、まあハードにも程があると言いますか・・・^_^;そんなわけで、今季のリーガ・エスパニョ~ラでは初のクラシコとなるサンチャゴ・ベルナベウでのこのゲーム。正直シーズン前の予想とは裏腹に、レアルが「首位」として迎えたわけでありますが。そして、私としてはこれも意外だったんですけど、今回はレアルが有利っていうムードが結構あったんですよね~~、確かにバルサが直前にヘタフェに負けてたり、対するレアルは連勝街道まっしぐら!という状態でしたけども。しかし、レアル有利ってのはどうなんだと思っていたのですが・・・そんな私の想いとは逆に(笑)、試合開始わずか40数秒、バルサGKのビクトル・バルデスのミスキックからレアルがボールを奪い、この日イグアインとどちらが先発か?と言われていたベンゼマがゴール!!この電光石火の先制点、しかも選択したFWの得点で、こりゃほんとにレアル「行ける」んじゃないか?と。そしてこの直後、メッシの単独突破からのシュートをカシージャスが片手で弾き出し。おお、こりゃレアル本当に「行ける」んじゃないか?とも思ったのですが・・・この日のレアルは、これも注目されていました、昨季のクラシコで用いていたペペをアンカーに置くトリプル・ボランチの形ではなく「いつもの」布陣で臨んでいたのですが、これも今季好調の表れであると、特に「策」を講じなくとも今のレアルなら戦える!というモウリーニョの自信の表れであったと思うのですが・・・しかし、前半30分。突破を試みるメッシを食い止めようとするレアル中盤、その間隙を突いて前線のサンチェスへスルーパス!サンチェスがこれを決めて、バルサ同点に追いつく!いやあ、この日のメッシは得点こそ決めなかったですが、「決定的な仕事」をするところはさすがです、そしてビジャをベンチにおいてのスタメン起用に見事答えたサンチェスもお見事!!レアルにしたら、少なくとも前半は同点で終えたかったところだったと思うんですけどね、いい流れだっただけに・・・そして迎えた後半。選手は変えずに、布陣だけやや3バック気味に変えてきたバルサ、その効果が現れたのか。8分、シャビの放ったシュートがマルセロに当たり、コースが変わってそのままゴール!試合後のモウリーニョいわく「運がなかった」このゴールでバルサ後半開始早々勝ち越しに成功!これは確かに「運が・・・」というのもわからなくはないゴールでしたが、問題は「この後」でしたね、逆転しいつものペースを取り戻したバルサに対し、レアルは何か、「どうすればいいのか」という感じで・・・エジルに変えてカカ、そしてケディラと次々交代のカードを切るものの、さして効果はなく。逆にケディラ投入直後の後半21分、ダニエウ・アウベスの逆サイドへのロングフィードに突っ込んできたセスクがヘッドで合わせる!バルサ、前半の展開がウソのような、2点のリード!いやあ、クラシコで先発メンバーとなり、そしてダメ押し点まで取ったセスクは感無量だろうなあ・・・ヘッドでの得点っていうのも珍しいんじゃないかと思いますが、はい(笑)。この後イグアインを投入し、交代のカードを全て切ったレアル、しかし正直「なす術なし」といった雰囲気。3点目を取られる直前に、C.ロナウドがフリーのヘッドを外しちゃってたのも大きかったですね~~・・・試合はこのまま、バルサが3-0で「レアル有利?」という戦前のウワサを覆す勝利!いやはや、解説の岡田さんも仰ってましたが、ほんとにレアルにしたら「今季のこの調子で勝てないならば、一体どうすれば・・・?」という思いだったかもしれません、やはりそれだけバルサの「完成度」は際立っているってことなんでしょうね、そこへ3バックや少ないながらも新戦力を加入させ「更なる進化」と「停滞を防ぐ」策を立てる。う~~む、もはや世界でもなにか頭一つふたつ抜け出た感のあるこのチームを本当に「打ち破る」相手ってのは、出てくるんでしょうかね・・・??
2011/12/12
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さて、欧州チャンピオンズリーグ・グループリーグもいよいよ最終節を終えたわけでありますが、最終節ともなるとすでに突破を決めたチームがメンバーを落として試合に臨み、その反面ここで勝てば突破の可能性が!というチームとの「温度差」があったりもして、普段の実力差では測れない結果が出たりもするのですが。第一日目のグループE~Hこそ、それまでの順位で「順当に」決まったという印象でしたが、第二日目グループA~Dに、こんな波乱が、それもいくつもの波乱が待ち受けていたとは・・・!まずはグループリーグ突破は必須どころか優勝候補の一つであるはずのマンU、本来なら最終節を迎える前にすでに突破を決めていてもいい組み分けでしたが。ここまでベンフィカと並ぶ勝ち点9、勝ち点8で追うバーゼルとの直接対決をアウエーで戦う最終節、負ければトーナメント進出が危ういという状態ではありましたが、まさかマンUが敗退するとは思わなかったのですけども・・・いやあ、その「まさか」がほんとになるとは!開始9分にバーゼルに先制され、その後も攻勢をかけるものの追いつくことは出来ず、時間だけが過ぎていく・・・。逆に後半84分にバーゼルに追加点を奪われ万事休す!その直後に1点返したものの、反撃もそこまで・・・いやはや、バーゼルはまさに「優勝したかのような喜びよう」でしたが(笑)、まさかマンUがここで敗退とはねえ・・・今シーズン序盤、アーセナルを粉砕したあの「参りました」と言いたくなる程の強さはどこへ行ってしまったんでしょう?これでヨーロッパリーグへと廻ることになったのですが、う~~ん、やはりモチベーション的には下がるだろうなあ・・・続く「まさか」は、グループB。すでに突破を決めていたインテルの相手はグループ最下位のCSKAモスクワ、2位・3位のトラブゾンスボルとリールが直接対決という図式だったのですが、2位と最下位の勝ち点差はわずかに「2」。そして首位インテルが突破を決めていたという構図が「まさか」を演出してしまいました、結果としてインテルがホームでCSKAに敗れ、スコアレスドローに終わったリールとトラブゾンスボルが共に敗退!!可能性としては決して低いものではなかったにせよ、最下位からの逆転突破という点ではやはり「波乱」と言えるでしょう、本田クンは来年のトーナメントには間に合うのかな、移籍しちゃうのかな・・・?そしてそして。「まさか」という意味ではここが一番衝撃的だったかもしれません、グループD!すでに突破を決めていたレアルの相手は、2位アヤックス。3位リヨンとの勝ち点差は「3」でしたが、たとえここでアヤックスが負け、リヨンが勝って勝ち点で並んでも、得失点差の「7」は覆らないだろう、アヤックスの突破は決まりだろうと思っていた方が大半だったはずでした、が!前半を終えてレアルが2-0とアヤックスをリード、ここまではまだ想定内とも言えますが。リヨンはディナモ・ザグレブ相手に先制され、その後に追いついたものの1-1での後半折り返し!ザグレブに退場者が出たとはいえこれはほぼ「決まった」と思われたのですが・・・後半、リヨンの恐るべき猛攻が始まります!まず後半立ち上がり、わずか10分足らずで次々に3点をザグレブゴールに叩きこむ!あっという間の4-1!特に3点目は、2点目のリプレイを放送で流している間に入ってしまうという凄まじさ(笑)。これでザグレブの緊張の糸はほとんど切れてしまったのかもしれません、その後も「奇跡の突破」目指しゴール前に襲い掛かるリヨン攻撃陣になすすべなし、後半19分に5点目、25分に6点目!この時点でレアルに2点リードされていたアヤックスとの得失点差が並んでしまう!!そうするとどうなるんだ、総得点の多い方か?とか考えてる間にリヨン7点目ゲット!これで計算の必要もなく、リヨン得失点差7を大逆転~~!!アヤックスの方にもこの「経過」が届いていたのかどうか、ロスタイムにまさに「ダメ押し」となる3失点目を献上、方や反撃する手立ても気力も全く失せてしまったザグレブ相手にもはや失点することもなく、リヨンが「まさかまさか!」のトーナメント進出~~!!いやはや、こんなことがあるんだなあと、「だからサッカーは怖い」なんてレベルじゃない「大波乱」でした!!もう一つのグループAでも、プレミア首位を行くマンCが敗退してしまう「波乱」がありましたが、これに関しては見事2位で突破を決めましたナポリに直接対決で負けているってのが痛かったですからね・・・しかしヨーロッパリーグでマンチェスターダービーっていうのもなにか贅沢というか勿体無いというか(笑)。ともあれ、これで出揃いましたベスト16、この先のトーナメントでもこんな波乱はありやなしや・・・??
2011/12/08
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さてさて、ここんとこ仕事が忙しくてなかなかサッカーの試合がゆっくり見られなかったり、果てはモデムがいかれてネットに接続出来なかったりで更新も滞ってしまいましたが。先週土曜日は、久し振りにJリーグの試合を観戦、優勝の行方をとくと見届けました!J2から昇格した初年度で優勝という偉業まであとわずか!と迫った柏、相手はまさかの残留争いでなんとか首の皮一枚残ったという状態の浦和、これまでの実績からすれば浦和が上でも、今季の成績だけを見ればもう明らかに柏が「上」。それでも、大観衆で埋まったホームでむざむざと相手の優勝を成し遂げさせはしない!という意地が浦和にはあるだろうと思っていたのですが・・・う~~む、そういった意地を見せるとかいう以前に、なるほどこれは残留争いもやむなしといった試合内容の浦和・・・相変わらず真っ赤に染まったスタジアムは素敵でしたけどね、その一角にレイソルカラーの黄色と黒があるってのがまた素敵な光景でしたが、でも山田直樹クンをトップに置いた「0トップ」仕様はほとんど機能せず・・・試合立ち上がりからほとんどレイソルペース、それでもなかなか先制点を奪えなかったのですが、他会場では3位のガンバが先制されるという展開の中、前半29分コーナーキックからジョルジ・ワグネルの強烈なシュートがGKの足に当たってそのままゴール!この先制点で、ああ、これはほとんど「決まったかな」と思える感じでしたが、その9分後に再びコーナーから橋本のオーバーヘッドで追加点!この前半での2点リード、今日の浦和の出来からして、ガンバが逆転、名古屋は0-0のままという状態でしたが、もう柏の優勝は99%決まりだろうと思われたのです・・・が!これがなんと言いますか「生みの苦しみ」とでも言いますか。後半に入り山田に代え原一樹クンを投入してきた浦和、山田代えちゃうの?とも思いましたがこれが功を奏し、って最初からちゃんとしたFW使えばいいじゃん!とも思ったりしてこれがまあ今季の浦和を象徴してるのかなあ、とも(笑)。後半は浦和も柏陣内に攻め込むシーンが増え始め、そして後半8分、柏木のゴールが決まって2-1!これはちょっとわからなくなってきたか?というところへ、その直後名古屋が先制したというニュースが!いやあ、これはいよいよ盛り上がって参りましたあ!とドキドキしていたのです・・・が(笑)!酒井の突破なので徐々にまた盛り返し始めた柏、後半31分、茨田のミドルシュートはほぼGK正面でしたが、スリッピーなピッチのせいか、それともやはり「凡ミス」か・・・ともあれ、柏にとっては貴重過ぎる追加点が!!この3点目で遂に「勝負アリ」という感じでしたでしょうか、他会場でもガンバも名古屋もそのまま勝利を得たのですが、柏も2点のリードを守りきって3-1の勝利!昇格即優勝という偉業付きの、見事な初優勝~~!!この試合ピッチには立ちませんでしたが、タイムアップの笛が鳴った時の北島の顔を見てこちらもウルウルしちゃいましたよ、高校選手権のスターってなかなか大成しなかったりする中で、柏を支え続けてきたベテラン。一時期エスパルスにもいたこともあって、北島クンには結構思い入れがあるんだよなあ・・・Jにデビューした後もなかなか点が取れなくて、ようやく初ゴール!の時は仲間に「やっとだな!」みたいな冷やかし交じりの祝福を受けたりね(笑)、そういう記憶もまた蘇ったりして・・・よくぞこの昇格の年にまた「復活」を遂げたと思います、はい!そしてそんなベテランと若い力を上手く融合させたネルシーニョもお見事!!優勝の歓喜も冷めやらぬ中、一週間後にはもうクラブワールドカップ一回戦の始まりですが、これもちょっと期待したいですね~~!さあ、今年はあと一歩のところで涙を飲んだ名古屋、10年に及んだ西野体制に別れを告げ再スタートを切るガンバ、今年は優勝争いに加われずに期待を裏切った感のある鹿島とフロンターレの巻き返しも期待したいところです!震災の年に4位フィニッシュという、いくら賞賛しても足りないような成績を残した仙台も来年がまた新たな勝負になるでしょう、そして・・・やっぱねえ、あれだけのサポーターに恵まれて、山田や原口や柏木や梅崎、これからのサッカー界を担うべき若手を揃えながら浦和も残留争いとかしてちゃアカンよ、やっぱりね(笑)!!
2011/12/05
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まあ、何はともあれ、日本代表、2014W杯アジア最終予選進出決定!決まった後、レギュラー以外のメンバーで戦った試合で、ザッケローニ初の敗戦というのも致し方なし、かもしれません。・・・とはいえ。滅多にない完全アウエーという状況下で、今の代表がどれだけ出来るのか?という興味もありましたし、やっぱり、出来ることなら「勝っておきたかった」っていうのが本音かなあ・・・ザッケローニにしてみれば、最終予選進出も決まったことですし、そうなったらこの「実戦」の場でするべきことは、次のステップへのテストだということだったのかしれません。どんなステメンで来るのかも注目していたのですが、やはり「レギュラー以外のメンバー」を6人も含んだスタメンでしたからね、そして1点先制された後に取った手段というかシステムが「3-4-3」・・・ビハインドの中でこの形に「変えてみる」ということだったんでしょう、それは今まで通り、あまり機能したようには思えませんでしたが・・・清武クンの先発には期待したんですが、まだちょっと「一人」では難しいのかなあと、香川や本田がいて、プラスαとしての存在なら輝くっていうポジションなのかなあ・・・将来的には彼一人で局面を打開出来るような選手になって欲しいですけどね!あとは、タジキスタン戦の時から何かコンディションというか、チームとしての状態が余り良くなかったような印象でしたね、タジキスタンには最終的に4-0で勝ちましたが、先制点を取るまではかなり手こずりましたからね~~!そして、この北朝鮮戦、確かに会場のあの雰囲気は脅威でしたが、予想よりはちゃんと「サッカーの試合」になってたんじゃないかと。そこはサッカー連盟の国際ルールに則った試合であるということなんでしょう、日本相手というのはまた違った意味合いがあるかもですが、ここまでの予選で「北朝鮮ホーム」の試合は幾つもあったわけですしね!ほんと、まさかこの試合で北朝鮮側「だけ」にレッドカードが出るとは思いもしなかったわん(笑)。結果的に、ザックとしてこの試合は「どうしても勝っておきたかった!」という試合ではなかったということなんでしょう、そう思いたいなあ(笑)。後はやっぱり人工芝に手こずった感はありましたね、ボールの弾みに最後まで適応出来なかったと言いますか。それでも、ここでチャンスをもらった選手達にはもう少し頑張ってもらいたかったなあと、やっぱりまだ遠藤が必要か、香川や本田がいないと厳しいか・・・という印象になってしまったのは残念です、はい。そんなこんなで、終わったことをあれこれ悔やんでもしょうがない、問題は次にどう生かすか。3次予選最後の試合は、ぜひとも「勝って」綺麗に締めて欲しいと思います、あとはザックがそこんとこをどう考えるか、かなあ・・・(笑)??
2011/11/16
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思えば、あれはもう5年前。2006年ドイツワールドカップにて、決勝戦でフランスと延長戦に及ぶ激闘の末、W杯を手にしたイタリアは、まさに「この世の春」であったでしょう。しかしその直後、国内でリーグ戦の八百長疑惑により、何人かの選手は世界一になったそばから厳しい選択を迫られることになりました。その中でも、名門ユベントスの「B落ち」は衝撃的でした、まさに天国から地獄。W杯前に勝ち取ったスクデットも剥奪され・・・その代わりに「繰上げ」で優勝となったのが、長い間優勝から遠ざかっていたインテルでした。そしてその後、インテルは「5連覇」を成し遂げるのです・・・Bに落ちたユベントスは、デルピエロやブッフォン、カモラネージといったメンバーがそのままチームに残ったこともあり、一年でAに返り咲いたのですが、すぐに「名門復活」とはいきませんでした。復帰した当初こそCL出場権を得られていましたが、一昨年は7位、昨年度は遂にヨーロッパの舞台には出られず戦いの場は国内だけに・・・まさにインテルとユベントスは、W杯を境に「明暗を分けた」と言っていいでしょう。そして迎えた今季。インテルはモウリーニョ去りし後、ACミランに連覇を阻止され、スクデット奪回を目指すはずだったところへ来てガスペリーニ監督の早期解任、ラニエリに代わった今も降格圏のギリギリをさまよう有様・・・対してユベントスは。新装なりましたスタジアムと共に、開幕から名門復活か?と思わせるような快進撃!そんな、昨季までの立場が逆転したかのような2チームが対戦する「イタリアダービー」、これは注目しないわけにはまいりません!そして始まった試合は、やはり「上位」にいるユベントスのペースで進み、序盤インテルの惜しいシュートもありましたが決めきれず。前半12分、飛び込んだマトリのシュートがGKに弾かれたところをヴチニッチが押し込み、ユーベ先制!やはり今季のユーベは調子いいなあ、ということを印象付ける先制点でありました、はい!この後もユーベが何度かインテルゴール前に詰め寄るものの、追加点は奪えず。逆に27分、右サイドからマイコンが「ズドン」と一発豪快なシュートを決める!さすがはイタリアダービー、アツい戦いになって来たぞ~~!と思わせてくれたのですが・・・このすぐ後にパッツィーニのドンピシャヘッドがクロスバーを直撃、これが決まっていれば・・・とも思いますが、「たられば」の世界。ピンチの後にチャンスあり、今度はマルキジオが絶妙なコントロールシュートをゴール右隅へ!ユーベ、再び勝ち越し~!このビハインドを取り返すべく、後半インテルも反撃に出ようとするのですが、交代選手がアルバレスやカスタニョスっていうのはちょっと迫力に欠けるかなあ・・・やっぱりフォルランの離脱は大きいのかなあと。試合は結局、ユーベが後半も優位を保ちつつ、1点のリードを守りきって勝利!今季の「明暗」がそのまま出てしまったような試合、そして結果でありました・・・しかしインテルも、CLではなんとか「グループ首位」を保ってますしね、最悪の状態は抜け出たのではないか・・・と思いたいのですが、それにしてもなあ(泣)。そして長友、向こうのメディアには酷評されたりしてますが、なんたってイタリアダービーに先発してフル出場するってことがもの凄いことですからね!この経験は何にも変えがたいものだと思います、そしてまたCLはケガで欠場してしまったようですが、頑張り屋さんなだけに心配ですけど、しっかり直してまたあの疲れ知らずなアップダウンを見てみたいなあ・・・!
2011/11/04
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それは、今季のプレミアリーグが始まってまだ3試合目。開幕前に国内で起こった暴動のため開幕が危ぶまれたりもした、今年は何か「波乱の幕開け」でもあったのですが。「こんなことが起きるとは」と誰もが思ったでしょう、マンチェスター・ユナイテッドがホームでアーセナルを8-2という「歴史的大差」で破った試合。アーセナルはセスク・ナスリといった主力が抜けたあげく新戦力のジェルビーニョが開幕戦で退場しこの試合も出場停止、そしてソングがケガで欠場と正直満足に戦える状態ではなかったのかもしれませんが、それでもこの「結果」は衝撃でした、こんな試合はそうお目にかかれないだろうと、そして今季のマンUは、ベテラン勢が引退した不安などどこ吹く風、今まで以上に強いぞ、と・・・!かたやもうひとつの「マンチェスター」、シティはここ何年か続けてきました大型補強の成果がようやく現れ始めたといった感じでして、しかしトッテナムを5-1で粉砕したかと思えばフルハムに引き分けたりCLでも苦戦したりで、まだ安定した強さとまではいかないのかな、でも確実に「強くなっている」という実感はあったのですが・・・そして迎えた今回のマンチェスター・ダービー、舞台はマンUのホームオールド・トラッフォード。色々ありましたルーニーも先発に復帰し、さてどんな戦いになるのか?と注目されたのでありますが・・・いやあ、「まさか」こんな結果になろうとは!試合は序盤からアウエーのマンCペース、しかしそういう時もマンUの「返す刀」がコワかったりするのですが、この試合はなかなか前線へ効果的なボールを送れない。そして迎えた前半22分、マイナスのパスを受けたバロテッリが、まさに「ゴールマウスへの確実なパス」といった感じの絶妙なシュート!押していたアウエーマンCが先制、これで試合はますます面白くなったぞ!とも思ったのですが、この時はまだ・・・とりあえず前半はこのまま0-1でシティの1点リードのまま終了、後半マンUの巻き返しなるか?と期待してた、その矢先!後半開始後の2分、フリーで抜け出したバロテッリを止めたマンUDFエヴァンスが一発退場!マンU、リードされて一人減ってしまうという、最悪の状況に・・・!そこから10分はなんとか耐えたものの、マンCの鮮やかな攻撃が炸裂!後半15分、24分と流れるようなパスワークから次々追加点、点差は3点に!この時点で「勝負アリ」だったでしょう、チチャリートやフィル・ジョーンズを投入してなんとか反撃しようというマンUの思惑も全く通用せず・・・後半34分にようやくフレッチャーが1点返しますが、時すでに遅し・・・かと思ったらこの後が凄かった!残り約10分間も、容赦ないマンCの攻撃が続きます、交代出場したジェコが2得点、シルバが1得点、しめてマンCが決めたゴールは全部で6つ!しかも敵地、オールド・トラッフォードで!!・・・4点目を入れられてマンUもさすがに気持ちが切れたというのもあったでしょうが、それにしてもこの「大差」は予想だにしませんでした、まさかひとつのシーズンでこんな「歴史的大敗」が2度もあるとは、しかも「大差で勝った」チームがホームで無残に敗れるとは・・・!アーセナルが大敗した時には、やはりマンU、「新しい血」も確実にチームに溶け込んでるなあと感心したものですが、そんな思いを一気に打ち砕くかのようなこの結果は、プレミアリーグの勢力図が変化しつつあるような気が致します、「4強時代」からなにやら「戦国時代」に突入しつつあるような・・・(笑)??見る側として優勝争いが面白いのは大歓迎ですけどね、このままマンCが勢いに乗って独走、なんてことがないように、出来ればですけども(笑)!
2011/10/25
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さて、先日のワールドカップ三次予選、わが日本代表はその前の親善試合、ベトナム戦での不安はどこへやら(笑)、タジキスタン戦で「爆勝」を納めてとりあえず一安心といったところでありますが。欧州では来年開催されますユーロ2012予選の最終戦が行われ、出場国とプレーオフに進出する国が決定致しました!すでに出場を決めている国も幾つかある中、最終戦で注目されましたのが、出場決定かプレーオフに回るか?の「直接対決」でありますグループHの1位2位直接対決、デンマークXポルトガル戦!アウエーとはいえグループ首位で最終戦を迎えたポルトガルは、この試合ドローでも出場決定という有利な立場だったのですが、前半13分にデンマークに先制され、後半にも追加点を許し2-0とリードされる苦しい展開!C.ロナウドが終了間際に見事なFKでなんとか1点返すものの、反撃もそこまで。デンマークが本大会出場を決め、ポルトガルはプレーオフに回ることに・・・!う~~ん、ずっと言われ続けていることですが、確かに「エース」はC.ロナウドでしょうけども、「エースストライカーの不在」がやはり響いてるのかなあ、という気はしてしまいますね・・・それに対して、デンマークのここぞという時のしぶとさはさすがと言いますか、まあしかしベントナーは代表だといい仕事しますねほんとにね(笑)!その他、チェコがスペインに負けたスコットランドを交わしグループI2位でプレーオフ進出、グループCではセルビアが引き分けエストニアがプレーオフ進出など、さすがに最終戦、各地でアツい戦いが繰り広げられたようであります!昨日にはプレーオフの組み合わせも決まり、来月中旬には出場16ヶ国が出揃うわけでありますね!エストニアという「新興勢力」が出場出来るか?も注目ですし、ポルトガルはなんとしても本戦出場を果たしたいところでしょうし。そして、トルコXクロアチアという、どちらが出てもおかしくない対戦もありますからね、プレーオフのホーム&アウエー2試合も注目でございます、はい!で、本戦出場を決めた中で、やはり「優勝候補」はユーロ・W杯と連覇したスペイン、そしてW杯3位の結果を残しこの予選も好調を維持したドイツというところが挙げられていますが、W杯では苦渋を舐めたイタリア・イングランドが「グループ首位」で堂々本戦出場を決めているのも注目であります、イタリアはロッシやパッツィーニといった若くイキのいいFWに加え、カッサーノがようやく代表に定着したのが嬉しい限りですね!出来るのならこの好調を本大会まで維持して欲しいところですが、なんせ気まぐれなところがありますからね~~(笑)、その辺はもう卒業して欲しいものですが、はい!イングランドは、最終戦でレッドをもらったルーニーがグループリーグ3試合出場停止!ってのが痛いよなあ・・・彼の「代役」ってのはそうそう務まるもんじゃないですし、カペッロの采配が注目されますね!って気が早いかもですが(笑)。そんな中、早くも始まったW杯ブラジル大会南米予選では、早くもアルゼンチンが敗戦というニュースもありますし、いやあやっぱりなんだかんだ「代表戦」ってのはアツいもんですよね、はい!(^^♪
2011/10/14
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さてさて、今季のセリエAはインテルとミランの出遅れで、なにか戦国時代の様相を呈しておりますが(笑)。そんな中、あの悪夢のような「八百長禍」で、セリエBに降格し(まあ、本来はCまで降格するところをB落ちに救済されたのですけども)昇格してからもかつての「名門」の強さは見られませんでした「イタリアの貴婦人」ユベントス。やっぱりユーベが優勝争いに絡んでくるようにならないとセリエも盛り上がらないよなあとここ数年ずっと思っていたのですが、今季はなんと、まだ開幕して一ヶ月とはいえ、現時点での「首位」!これだけいいスタートを切ったのは昇格後初めてではないかと、なんかひっさびさの「名門復活」ではないかと期待してしまうのですが・・・その「首位ユベントス」と先週末対決したのが、「前年覇者」のミラン!長年続いたインテルの連覇を阻止しての「王者奪還」でしたからね、まあモウリーニョ後のインテルがもうひとつぱっとしなかったっていうのもありましたけど(笑)。しかし、セリエを制したとはいえ昨年度のミラン、CLではトッテナムにいいところなく破れ、以前は「欧州最高峰のリーグ」と謳われたセリエの「落ち目ぶり」を表してしまったかのようでもありましたが・・・そして今季もミランは、CLでバルサに「格の違い」を見せ付けられるようなゲーム展開になり、それでも粘りに粘ってドローに持ち込む!という「泥臭さ」も見せてくれたりして、確かに今のバルサに比べてイタリア勢は強さや完成度ではかなわないかもしれない、でもこっちだって意地があるぜ!てな気合を感じたりもしたのですが、そしたら国内では「勢いのある」ナポリに惨敗したりして・・・(笑)なんとも安定感のない戦いぶりだなあ、と思ったりもしたのですが。そんなミランが首位・ユーベと対するこのゲーム、「ピルロダービー」としても注目であったのですけども(笑)。遂に完成しました新・ユーベスタジアムを埋める大観衆の中、試合はユーベが好調ぶりを発揮、ミランはなかなか前線のズラタンとカッサーノにボールが渡らない。しかしミランも、バルサ戦で見せたような「意地のDF」でユーベにゴールを割らせず、「名門対決」は久々にセリエらしく?0-0のドローで終わっちゃうのかな・・・とも思ったのですが。終了5分前、ミランゴール前でのユーベの華麗なパス交換が繋がり、これをペナルティエリアでボネーラがクリアしようとしたところに飛び込んだのがマルキジオ!クリアがそのままマルキジオに当たり、そしてボールはそのままゴールへ!試合を優勢に進めながらも点が取れなかったユーベに幸運な、いえ、名門復活への「ご褒美」とも言える様な先制点~~(笑)!!いやあ、幸運とはいえど、ユーベの「攻める姿勢」が生んだ先制点とも言えるでしょう、はい!どうにも上手く攻撃が繋がらない上に先制され、苛立ちもピークに達したのか、この直後ボアテングがいらぬファールを犯してこの日2枚目のイエロー、退場に!ミラン、まさに万事休す・・・これで緊張が切れたわけではないでしょうが、ロスタイムにマルキジオの放ったミドルシュートをGKアッビアーティがまさかのトンネル!!結局、試合は2-0で「新生ユーベ」の快勝!最後の頼みの綱と言うか満を持してと言いますか、クラブ黄金時代を知るOBコンテ新監督を迎えてのこの快進撃+ミラン撃破は、ほんとに「名門復活」なるか?と期待してしまう結果ではありました!逆にミランはちょっと心配かなあ・・・バルサ戦でのギリギリの戦い、あれがほんとに瀬戸際のギリだった、みたいな・・・ともあれ、ユーベの「復活の兆し」は大いに喜びたいところですが、肝心のミラノ2チームがぱっとしないんじゃ面白くない(笑)!ぜひ、ミラン&インテル共に巻き返して欲しいところであります、そうでなくっちゃセリエは面白くないぜ、やっぱりね!(^^♪
2011/10/05
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さてさて、先々週の怒涛の代表戦ウィークが終わったと思ったら、先週はチャンピオンズ・リーグが始まり再び平日もサッカー漬けの毎日でして、まだ録画したまま見てない試合も幾つかあるという、なのにこっちの更新は全然してなくてすいませんすいません!そんなわけで、非常にタイミングがズレまくりではありますが、先週のCL初戦の「観戦記」をば。まず、なんと言っても注目だったのが、今や欧州の、いえ世界の頂点に君臨すると言っても過言ではないバルセロナと、久々にセリエ王者となったミランとの対決!とはいえ、きっとミランが苦戦することになるだろうというのが大方の予想ではあったのですが・・・しかあし!開始僅か20数秒、「自分から自分へのパス」でDFの裏にグググイッと抜け出したパトが、そのままGKバルデスの股間を抜いてゴールを決める!電光石火にも程がある、バルサホームカンプノウでの、苦戦が予想されたミランがまさかまさかの先制点~~!!この先制点で、この後はバルサが押し込みミランがその裏を突きカウンターを狙うという、スリリングな展開になるのでは?とわくわくしたのですが・・・バルサが押し込む、というのは予想通りでしたが、ミランはカウンターどころか、バルサ陣内までボールを持ち込むことも出来ない有様。ほぼ完全に「ハーフコートゲーム」の様相で、ミランがバルサの怒涛の攻撃を耐えまくるという展開に・・・!しかし、そこはさすがミラン、攻め込まれてはいるものの、決定的なシュートを打たすところまではいかせずに、ペナルティエリア前でガードを固めボールを奪うという守備陣形で、バルサもなかなかこのガードを破るところまでは行き着かない。ただ、ミランももう少し攻撃の手がないと、90分これは持たないだろうとも思われたのですが・・・この堅実な守りを打ち破ったのは、やはりこの男!メッシがペナ前からドリブル開始、一気にゴールエリアまで突き進み。DFが集中したところで、ゴール前へパス!そこに待っていたのはどフリーのペドロ!前半36分、バルサここで同点に追いつく!いやあ、リプレイを見るとペドロにつくはずだったザンブロッタがちょいとサボっちゃったという印象はありますが、やはりここはメッシの突破を褒めるべきでしょう、はい!!こうなると、「1点を守れば良かった」ミランは攻撃も考えなければならなくなるところですが、ここまでずっと守り続けてきた、そのギヤチャンジは用意に出来るものではない。この後も攻めるバルサ、耐えるミランという図式が続き、迎えた後半5分。ゴール前FKのチャンスを、ビジャがスパーーン!と鮮やかに決める!!バルサ、「当然の如く」な逆転劇~~!!ミランにしてみれば、少なくとも前半はリードしたまま終わりたかった、追いつかれた後半も開始15分位は耐えたかったところですが、そういったはかない希望は水疱と化し。まだまだ続くバルサの猛攻に、果たして何点取られてしまうのか・・・?という「悪い予感」までしてしまったのですが。ここからまだ、ミランの守備陣が踏ん張ります、特にネスタは獅子奮迅の活躍!正直「欧州NO.DF」と言われた頃のピークは去ったという気はしますが、それでも必死にクロスに飛びつき、追加点を許さない!そして、バルサもなかなかミランに「とどめ」を刺せない・・・それでも、守備一辺倒なこのミランに、ここから逆転どころか追いつく手立てもないだろうなあ、と思っていましたらば!迎えた後半ロスタイム。この試合ミランが作れたわずかにして最後のチャンス、CKからチアゴ・シウバが渾身のヘッド1発!なんとなんと、9割方、いや9割9分守っていたミランが、起死回生の同点弾~~!!・・・いやあ、こんなことがあるんだなあ、ほんとサッカーってのは最後までわからんもんです、はい!でもこれも、バルサが決めきれず、そしてミランがリードされた後も気持ちを切らさず耐え抜いたからこそ生まれた同点劇だったでしょう、いやあ、終わって見れば「カンプノウでドロー」は、ミランにとって大きいかも??そしてもうひと試合、こちらも注目カード!CL初参戦ながら大型補強でどこまで勝ち進むのか興味しんしんなマンチェスター・シティと、CL参戦はマラドーナ在籍時以来ってことですからお久しぶりですな「古豪」ナポリの対決!しかしこちらも、その戦力とプレミアで圧倒的な攻撃力を見せるシティに対し、ナポリは苦戦を強いられるだろうというのが大半の予想だったのですが・・・そして試合はこちらも予想通り、攻めるシティに守るナポリといった図式。しかし、ミランよりは間違いなく「返す刀」を忍ばせていたナポリ!時折鋭いカウンターを見せながらシティの攻撃を耐え続け、迎えた後半24分。敵陣でボールを奪ったままマッジョがドリブルで突き進み、ゴール前でカバーニへパス!カバーニ、落ち着いてGKハートの股間を抜き、鮮やかなる先制点~~!!いやはや、ナポリ、素晴らしい!ですが、シティもこのままでは終わらない。そのわずか5分後、コラロフがFKから見事なゴールを突き刺す!あっという間の同点劇、リードされてそのままズルズルいかなくなったのが、シティの「強くなった」ところだなあと、しみじみ・・・試合はこのまま1-1のドローで終わりましたが、アウエーでのドローはやはりナポリには大きい「勝ち点1」だったでしょう、バイエルンがビジャレアルに完勝したこのグループ、すんなり「2強」の勝ち進みとはいかないかも・・・?そして、近年というか、あの八百長騒動からぱっとしないセリエ勢ではありますけども、ミランやナポリのこんな「粘り勝ち」とも言えるような戦い方を見ると、やっぱりまだまだセリエもナメたらアカンわねと思わせてくれます、ぜひともこのままこの勢いを維持して欲しいですね、はい!(^^♪
2011/09/19
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さて、先週は男子のW杯アジア予選、そして女子の五輪予選とほんとにサッカー代表戦漬けの一週間でありましたが。なでしこジャパン、ロンドン五輪出場決定、おめでとうございます!11日間で5試合という超過密スケジュール、私もこの5試合全てと出場の決まったオーストラリアX中国戦まで見ちゃいましたけど(笑)、ほんとに今回は苦しい戦いだったと思います、はい!オーストラリアX中国戦なんかを見ても感じたのですが、出場した6ヶ国の中で、日本が一番コンディション的に悪かったんじゃないかと思うくらい、「世界王者」としての力は見せられずじまいだったような気がします。ただその代わり、そんなチームとしての、そして個々の調子の悪さをカバーし、耐え、そして勝ち点をもぎ取るという「逞しさ」が、あのW杯優勝を通じて身についていたのではないかと思います、W杯もほんと苦しい試合の連続でしたからね~~!その中で、優勝という最高の結果を残せたことが、今回の「更なる結果」を残せた要因ではないかと思うのです、ほんと皆さん、よく頑張りました!W杯を制した喜びは、無論何物にも変えがたいものであったでしょうけれど。しかしその代わり、それまでとは生活が激変してしまった。なでしこリーグにお客さんが入ってくれるようになったことも嬉しいことではありますが、今まで「静かだった」、私生活までが変わってしまった。ファンだけでなく、マスコミからの注目も当然集まる。それも、スポーツ面に限らず、ワイドショー的な注目度で。そんな生活の中、わずか2ヶ月という短いスパンで、新たな戦いに挑む、それはほんとに厳しい戦いであったでしょう。しかもそれが過密スケジュールでの戦いだったのですから・・・でも、これを乗り切らなければ、ここで結果を残せなくては、また「W杯以前」に戻ってしまうかもしれない。せっかく注目を浴びる存在となった女子サッカーが、また「いちマイナースポーツ」へと戻ってしまうかも。だから、勝たなくてはならない。そんな思いが心身ともに疲労していた彼女たちを動かしていたのでしょう、あのギリギリの戦いの中で、それでも勝ち点を積み重ねることが出来たのは、そういう思いの結晶ではないかと。北朝鮮戦のロスタイムは、さすがに疲労がピークだったのかな、と・・・しかし、あそこまで押し込まれた試合で、わずかなチャンスを逃さない、あれこそが「世界王者」としての経験なんだと思います、はい!この短いスパンで行われたW杯と五輪予選を、佐々木監督は元々「ひとつの枠」として考えていたそうですから、来年の五輪本番では選手の入れ替えがあるかもしれません。「W杯ベストメンバー」以外の選手で、どれだけ戦えるか?というのも今回の予選で一つ課題として浮き彫りになったことでありますし。しかし・・・五輪本戦。決勝の会場はウエンブリーなんですね!本当に、こちらの期待以上に頑張っているなでしこの皆さんに、これ以上に過剰な期待をするのもどうかと思うのですが・・・来年「聖地」で戦う、そしてそこでカップを掲げる彼女たちを、ぜひ見てみたいなあ!(^^♪
2011/09/13
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