欧州サッカー観戦記

欧州サッカー観戦記

2013/06/17
XML
カテゴリ: 日本代表
さてさて、我が日本代表も見事来年のブラジルワールドカップ出場を決めたので
ありますが・・・なぜこんなにも「祝勝ムード」になれないのかなあと思ったりも
して(笑)、まあ決めた試合がドローだったってのもあるでしょうけど、それでも
出場を決めても不満あり!っていうのは贅沢になったもんだなあとも思いつつ。
やっぱり今の代表に「停滞感」を感じてしまうのが一番の要因だと思うんですよね、
ザックが就任し、激闘のアジアカップを勝ち抜いて優勝した時の、あの昂揚感。
もしかしたら歴代最強の代表になるんじゃないか、「この時点」=アジアカップ
優勝の時点でここまで出来るなら、ワールドカップの時にはどこまで強くなって
いるんだろう・・・?なぁんて夢を見たりしていたのですが。

2年前のアジアカップの頃に比べると、明らかにスタメンには「海外組」が顔を
揃えるようになりましたが、しかしそれが「強化」に繋がっているのかと言えば
決してそういうわけではなく。むしろ、海外に移籍して出場機会を得られない分、
個々の力が下がるまではいかなくとも「停滞」し、それがチーム全体にも影響を
及ぼしてるんじゃないかと、昔ユーロで輝きを見せたネドヴェドやポボルスキー
擁するチェコ代表が、脚光を浴び主力が国外のビッグクラブへ移籍した後、代表
として結果を残しにくくなった時のように。日本代表もあの頃にはあったはずの
「のびしろ」がなくなってしまったような気がします、「黄金世代」と呼ばれた
選手がいたはずのジーコジャパンも思い出したりしますが・・・

それでも、本気のブラジルと戦えるチャンスなんてそうそうないぜ!と選手達の
モチベーションも相当なものだろうと「期待」していました、コンフェデレーション
カップ初戦。結果は、燦燦たるものでした。0-3というスコア自体はブラジル相手
ということを考えれば妥当なものかとも思えますが、内容が酷かった。酷過ぎた。
開始早々の失点は「やられたあ!」でしたが、そのまま0-1で前半を乗り切り、さあ
これからだぞ!後半開始は絶対点をやっちゃアカンぞ!と思っていた、その後半
開始3分。あまりにあっけない失点に、どういうこっちゃ!と頭抱えましたよ、
そえれだけはやっちゃいけないという時間帯に・・・実質試合はここで「勝負アリ」
でしたが、だけど後半の時間が進むにつれ、なんだか「諦めムード」が感じられた
のが残念でなりません。そのあげく、トドメの3点目をたたき込まれ・・・ここで
スルーパスが通った後の吉田、なんで追うのを諦める?最後まで食らいつかない?
その他にもミスパスやトラップミス、タッチ際のボールを最後まで追わないなど、
「本気」でやろうとしてるのかを疑う場面が多々ありました。力では劣っている
相手に、本気でやらないでどうする。何が残る?このままではダメだ、と選手の
何人かが感じてくれていればわずかながらも「幸い」ですが・・・

ボランチのコンビは今のままでいいのか。強豪相手に点を取るにはどうするのか。
カウンターに迫力を感じない今の状態で、押されている状態をひっくり返すような
試合は出来ないでしょう。「あの頃」からチーム編成も停滞している感のある今、
ザッケローニはどう考えるのか、そして選手たちはどう立て直すのか。まだ大会は
終わったわけではありません。残り2試合、ぜひとも「来年」に向けて。数少ない
貴重な機会を、「悔いが残る」だけで終わらせてはならない。まだ時間は、ある。
後は、それをどう生かすか、ですが・・・今イタリアXメキシコ戦見てますけども、
ピルロもバロテッリも、ドスサントスもやっぱ凄いわ(笑)!相手にとって不足はない、
どころか本当に滅多に得られぬ貴重な機会、貴重な試合。ぜひとも「全力」で・・・!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013/06/17 05:55:46 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: