現役営業マン必見!ホストに学ぶ必勝法!!

現役営業マン必見!ホストに学ぶ必勝法!!

2005.02.04
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カテゴリ: 歌舞伎町という街
仕事で歌舞伎町を訪れるようになってから何年もの月日が経ったが人生経験で初めて見た歌舞伎町の印象は、いまだに体のどこかに残っていて、それが古傷のように離れてはくれない。痛い経験と言ったほうが正しいのかもしれない。
もっとも私の職歴で営業職に初めて携わったのが歌舞伎町だった。一般書店に売られているような「営業マニュアル!ご訪問の挨拶」だとか杓子定規な営業に該当するものなど歌舞伎町にはなかったし、100点を取るような営業をしなくても良い気楽さもあったので語れるぐらいまで続いているのだと思う。
また、おじゃまさせてもらうお客さんは著者が積み木で遊んでいる時分から歌舞伎町で商売してきているし、ありきたりな挨拶など星の数ほど聞いてきた方達ばかりだった。
商売に精通しているお客さんほど確かな情報を運んできてくれる営業マンを大切に扱う。情報一つでもお店にとっては死活問題になるから、駆け出し営業マンが初めて挨拶に行っても出来そうな方かそうで無いかで判断される。つまり顔出した時点で営業適正を決めてしまうということになる。
ただし顔を出した全店が一様に歓迎してくれり追い出したりするわけでは無いので一概に適正があるとか無いとか言えないところでもある。著者としては痛い経験ではあったが正否が簡単にでる仕事だったので気分が楽だった。歌舞伎町で働く人たちにもあっさりした開放感を感じて居ついてしまった方は少なく無いだろう。

その著者がお世話になったお店が危機に陥ろうとしている。新都条例による粛清と鎮圧がそれだ。
正確には「東京都迷惑条例」別名「歌舞伎町対策条例」とも言われているようだ。風俗店への客引きやチラシの配布を全面的に禁止するというお題目だが、路上で客待ちしているだけでも規制されるとのことだ。
お店にとって店を繁盛させるためにはお客さんの善悪を見分けなくてはならない。お客さんが楽しんでくれそうな人か上玉の顧客として継続して利用してくれそうか?
その他もろもろを見分け、聞き分け、判断するための眼力と経験を持っている人が経営しているかどうかというのがお店を経営するうえでの最大ポイントであろう。
街頭に出てお客さんと話をすることで、店に来て楽しんでもらえるかどうかの判断になる。お店にふさわしくないお客さんはお断りし店内環境をよくしていく。これらのことは長年の経験によって身に付いた技術なのである。
それを剥奪しようとしている条例に街を守るだけの責任を任せることが出来るのだろうか?

とりあえず:つづく





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Last updated  2005.02.04 21:00:00
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