私が仕事から帰ると、娘は自分の部屋で宿題をしているか、ピアノの練習をしているか、リビングでゲームをしている。
その日、私が玄関を開け「ただいまぁ!」と言うと、娘の部屋から「おかえりぃ!」の返事。
宿題をしてるのかと思い、ドアをノックし部屋を覗いた。
勉強の時は机に座っているはずなのだが、下に置いてある小さなテーブルで何かをしていたらしい・・・。
私がドアを開けた途端、ちょっと慌てた様子。
怪しい・・・。
私 「なんか慌ててない?」
娘 「別に・・・。」
私 「そう? だったらいいけど・・・。」
ちょっと腑に落ちない感じだったが、娘にも見られたくない物はあるだろうと思い、その場を去った。
それから数日、普段よりなんとなく部屋に居る時間が長い気がしてた。
そして、その怪しい行動が明らかになる日が・・・。
それは私の誕生日の朝。
娘が恥ずかしそうに何かを持ってきた。
娘 「ママ! 誕生日おめでとぉ! はい、これ・・・。」
・・・と言いながら、自分でラッピングした可愛い袋をくれた。
私 「えっ! 何々~? プレゼントくれるのぉ?」
娘 「うん! 気に入るかどうかわかんないけど・・・(照)。」
ラッピングを開けると、手作りの巾着と小さなクッションが入っていた。
私 「うわっ、すごぉーい! 自分で作ったの!?」
娘 「当たり前だよぉ(笑)。教科書見ながらね・・・(苦笑)。」
私 「そんな時間よくあったね?」
娘 「部屋に居る時はいつも作ってた(苦笑)。ママが入って来た時はビックリしたけど・・(笑)。」
私 「それで、慌ててたんだぁ(笑)。悪い事でもしてるのかと思った(笑)。」
娘 「んな訳ないじゃーん(笑)!」
私 「それにしても、裁縫上手だね。ママより上手いかも・・・(汗)。」
誰に似たのか、細かい作成が好きな娘。
クリスマスの時は手縫いのランチョンマットをもらった。
その時は、初めてという事もあり、縫い目はガタガタで、糸も引きつっていた(苦笑)。
それから半年も経ってないのに、かなり腕をあげている。
いつかは有名デザイナーになるのも夢じゃないかも・・・(苦笑)。
親バカって恐ろしい・・・(笑)。
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