4月8日は西方教会がイースターです。
卵 を飾る習わしは、 キリスト教 および 復活祭 よりもかなり古くから存在する。 卵 と ウサギ は、古来より豊壌の シンボル だった。 ユダヤ教 の 過ぎ越しの祭 の正餐( セーデル・シェル・ペサハ )では、 塩水 で味付けをした固ゆで 卵 が、 エルサレム での新しい 命 と 信仰 の シンボル として食べられる。 中央アジア の新年 ノウルーズ の象徴的な 食卓 にも 卵 が必須である。
イースター・エッグの起源を語る 物語 は数多く存在する。1つには、 イエス・キリスト の 復活 は赤い卵と同様ありえないとある皇帝が言ったため( マグダラのマリア 参照)、さらに言えば、イースター・エッグの伝統は 四旬節 の間の 節制 ( 断食 )が終わることを祝うためである。 西方教会 では、 卵 は「 肉類 」と同様に見られ、 四旬節 の間は食べることを禁じられるのである。同様に 東方教会 では、 血 を流さずに採られる 卵 は酪農食品( 乾酪 )に分類され、 大斎 中は 肉 や 魚 とともに 禁食 の対象となる。
もう一つの根強い伝統は、 イースター を祝うとき友人に赤く染めた 卵 を贈るというものである。この習慣は マグダラのマリア に起源を持つ。 キリストの昇天 の後、彼女は ローマ皇帝 の元に赴き、赤い 卵 を贈って「イエスが天に上げられた」ことを示した。それから彼女は彼に キリスト教 を説き始めたのである。 卵 が象徴するものは、 墓 と、そこから抜け出すことによって 復活 する 命 である。
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