2月にGermanyでCarnivalが開催されました。
ドイツ では、主に ラインラント から バイエルン 、アウガウなどカトリックの多い地域で行われ、「アラーフ!」(ケルン)、「ヘラウ!」(デュッセルドルフ)等独特の 挨拶 を交わし、仮装して祝う。地方により、謝肉祭は、ファシング、ファスナハトなど呼び方が異なる。薔薇の月曜日(Rosenmontag)には、 ケルン ・ デュッセルドルフ ・ マインツ ・ アーヘン ・ ボン で薔薇の月曜日の行列(Rosenmontagsumzug)が繰り出し、「カメレ」という叫び声をあげる人々に向けて菓子を投げる。
カーニバル(謝肉祭)と言えば、ブラジルのリオ、イタリアのヴェネツィアのもの等が有名ですが、ドイツでもカーニバルを盛大に祝う習慣があります。今年(2007年)のカーニバル期間は2月15~20日(毎年日にちが移動します)。まもなく、ドイツ人の派手な騒ぎっぷりが見られる期間に突入です!
マインツの大規模なカーニバルパレード (C) Stadt Mainz |
カーニバル(Karneval)はもともとカトリック教のお祭り。そのためドイツでは、カトリック色の強い西部と南部でカーニバルが盛大に祝われます。中でも最も規模が大きく有名なのは、西部のラインラント地方にある ケルン、デュッセルドルフ、マインツ の3都市。
カーニバル期間中は、たくさんのイベントが開催される (C) Stadt Mainz |
カーニバルは祝日ではありませんが、これらの地域はこの期間、半祝日のような状態です。ほとんどの美術館・博物館が期間中ずっと閉館、お店も早めに閉まるところが多くなります。カーニバル期間は仕事や学校は二の次、みんな派手な仮装をしてとにかくお祭り騒ぎを楽しむのです。
南部のバイエルン地方では、カーニバルは ファッシング
(Fasching)と呼ばれます。ラインラント地方ほどではありませんが、こちらでも人々は仮装をして出かけ、町はパーティー会場と化します。
また南西部のカーニバルは ファスネット
(Fas(t)net)と言い、木でできた仮面をつけて伝統的なパレードを行います。
町は派手な仮装をしている人がいっぱい! |
西部・南部の地域では、カーニバルは「5つ目の季節」と呼ばれるほど重要なイベント。でもひたすらお祭り騒ぎをするものの、なぜカーニバルを祝うのか実はよく知らない人も多いのだとか。そこで、このお祭りの由来についてちょっとお話しましょう。
カトリック教では、春のイースター(復活祭)前に46日間の断食が行われてきました。その断食節に入る前に楽しい祭りを祝い、肉や乳製品をできるだけたくさん食べておこう、というのがカーニバルの始まりだったのです。しかし今ではその元来の意味はだいぶ薄れ、“とにかく食べて飲んでパーティー三昧!”というイベント色が強くなっています。また、もともとカーニバルを祝う習慣のなかった北部や東部の地域でも、規模は小さいながらも「カーニバル」と称したイベントを行うところが増えてきました。そんなことからも、この行事の意味合いが変わってきていることがうかがえます。
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当書の書評家 及び 4月号掲載が決定しました。
福島に通い続ける元中学教師が見た日本の現実。震災を風化させ、社会全体を「学校化」する中で、私たちの立ち返る<場所>を求めて模索は続く。
琴寄政人 1948年11月1日生まれ。栃木県足利市出身。宇都宮大学卒。小学校教員から中学校教員生活に移る。 2009年定年退職。「実戦教師塾」主宰。〔著書〕『さあ、ここが学校だ! 』『学校をゲームする子どもたち』『いまどきの青春論』(い ずれも三交社)。〔共著〕『学校幻想をめぐって』(三交社)、『解体される子どもたち』(青弓社)など。
嬉しい。みなさんもぜひ読んで感想をお聞かせください。
再び(4回目?)アドレス書いておきます。よろしくです。 kotoyori.masato@lilac.plala.or.jp
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