館内の二階に展示されているこちらの二つのランドセルは、記念館のシンボル。
このランドセルを使っていた姉妹は、対馬丸に乗船して事件に遭い亡くなってしまいました。ただ、このランドセルは別の船に乗せていたため残っており、事件の後はお母さんが大切に保管しており、記念館に寄贈されたそうです。
今から70年以上も昔のランドセル。
これを使っていた二人の姿は、どのようなものだったのでしょうか。。
二回から下り、一階には犠牲になった方々の数少ない遺品だったり、あとは対馬丸以外の船で沖縄から疎開した方々が疎開先でどのような暮らしをしたかなどに関して展示されています。
遺影は直接の接写はせず、あえて遠目で撮っているのでご容赦いただければと思います。亡くなったのは1,500名ほどですが、展示してある遺影は現時点では396枚。
全体の四分の一ほどですが、対馬丸事件が起きたあと、沖縄では十・十空襲や沖縄の地上戦が勃発したことで多くの場所が焼け野原になってしまったわけです。そのため、資料がほとんど残ってないんですって。最近でも、ごくたまに親族などの方が写真を持っていたということで増えることがあるとのことですが、もうこれ以上は厳しそうみたいです。
以上、対馬丸記念館に関する紹介でした。
あと、博物館がある公園には、少し歩いた場所に上の写真の慰霊碑が建っております。しかし、これだけの悲しい事件があったとは。今まで太平洋戦争に関していろいろ勉強したり、それ関連の博物館も結構たくさん行ったつもりではありましたが、ここは知らなかったな〜。
奄美大島にも、生存者が流れ着いたことから対馬丸の事件に関する慰霊碑が建っているそうなので、ここも島に行く機会があったら行ってみたいっすね。
ではでは、以上になります〜〜!
今年も姉妹Blogをどうかよろしくお頼み申し上げまぁす。
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