釣りキチsankonの釣り日誌

釣りキチsankonの釣り日誌

2022.10.15
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My Home Ground である能美島深江新開。9月に入ってから、この地点限定で落ちギスの釣査をしているのだが、画像は9月の中頃のもの。ナイスサイズの2連に一瞬心躍ったが、感触的には夏の終焉的釣れ具合。





 この時期に必ず耳にするキーワード「落ちギス」。行方を捜そうと仕事も手につかず必死になっておられる方も多いとお察し申し上げます大笑い。ただ、この時期の情報ほどあてにならないものはなく、「どこそこで釣れてるよ~」などという話を人のブログや情報誌、あるいは釣具屋さんなどで聞いて、それなら!と意気込んで行ってみて、情報通りの爆釣になるケースは稀。 別にうその情報ということではなく、あくまでも「情報 ​だった​ 」ってことと、釣れているピンポイントが把握できなかっただけのお話しだったり、とにかく情報にだけに頼っていると、まさに「情報に踊らされる」という事態に陥りやすいというのはどなたも1度ならず経験されておられることでありましょう。ならば、一つの地点を追い続けるという検索方法もありで、もともと情報というものをあまり鵜呑みにしない性質のワタクシがよくやる手法。ここ深江新開は何年か前に同じやり方で検索を続け、ちょうどこの時期に差しかかった頃、100匹程度ではありますが、たぶんあれが「落ち」だったんだ、という現象に遭遇しております(​ ​​ 2016・10/16数を釣る​ ​​ )。

 さて、日付変わって10月の初旬。そろそろ落ちでは?と想像をめぐらせつつ同地点に出撃いたしましたが、ピンすら当たって来ないというほぼボーズを食らってしまう。ここでボーズって、けっこうございます。ワタクシの絶大な信頼を置くこのキス場であろうとも万能的パラダイスではないということでありまして、自然界ではこれが当たり前という認識にならないと、行動がブレまくって、一貫性を失ってしまいます。長年キス釣りやってきて、この「一貫性」こそが一番大切かもね・・・という心境であります。

 よって、こんなことではメゲません。以前なら、一度マルボ食らうとそこへはほぼ2度と行かなかったのですが、このたびは、なにやら虫の知らせがありました。ということで、「落ち」を求めて再び深江新開へ。



 どうやらビンゴっぽいです。開始早々から、2連、3連とまずまずのキスが掛かり、持続性もほぼ「落ち」のそれの体を成しています。出発地点から磯場を釣り歩き、湾の出口あたりまで行って引き返すと、いつもはだいたい50匹くらいに収まるのですが、この日の釣れ具合はおそらく同じコースをたどると昼までに3桁を確信。まだピンも結構混じるので、大人のキスがまだ本気モードに入っていない模様だが、数を釣るなら「今」でしょ!みたいな釣れ具合・・・だったのだが、この日は濡れていい格好を忘れて来てしまった号泣。よって、普通に歩ける地点だけを往復して9時30分に潮が満ちてくるのを見計らって撤収となりました。



 磯歩きする場合、「濡れてもいい格好」は安全上メチャクチャ重要でして、海の中を歩いていいとなると、ロッククライミングをしなくてよくなりますから、精神衛生上も身体的にも安全性が格段にアップいたします。釣りをしていての磯場での転倒事故の大半は、「濡れるのを嫌って」難易度の高いコースを荷物も一度に運ぼうとしたりして、とにかく無理することで滑落が起こります。ワタクシのブログは磯歩きの勧めではございませんが、仮に興味をもたれて歩いてみようと思われる方がおられましたら、この辺だけはしっかりとご理解しておいていただければと心から思います。

 ここ深江新開は、見た目はほんと歩きやすそうで、普通のスニーカーに軽装備でいけそうじゃない?と思えるかもしれませんが、実際に歩くとなると、けっこう上級者向けです。航空画像などでは見えにくい難所がいくつかあって、行く手を阻まれます。おまけに、岩がとてももろくて力の入れようによっては、簡単にがけ崩れしてしまいますので、ロッククライミングは避けていただくのがよろしいかと。実際に歩いてみると、毎年どこかの地点でがけ崩れが発生した跡が見られます。もし場所的にご興味がありましたら、一度釣りではなく、下調べとして、何も持たずに歩いてみられることをお勧めします・・・いやっ、積極的にはお勧めしませんけどクール

 まあ、軽装で歩ける範囲だけでも画像にあるくらいの荷にはなりますから、ほどほどのところで止めておくのがよろしいのでは。

 先日、山口県だったかな?漁師がキスを獲る網を入れているのを取材する番組があって、見ていると、100mほどの長さで網を入れるのですが、だいたい一網で多いときで200~300匹くらいの漁獲で、真夜中に仕掛けた網を早朝に引き上げるたった1回の漁らしいです。昼間はまったくといっていいほどキスが掛からないので、網は入れないそうです。だいたい9月~11月が「産卵の時期」と言ってたなぁ・・・ワタクシの釣果には産卵個体はいなかったですが・・・いやっ、もしかしたら放卵したあとかもしれません。漁師さんが言うのだからひとまず信用はしておきましょうか。獲れたキスは九州方面へ出荷するそうで、天ぷらネタの高級食材として取引されるそうです。漁師さん、マジでキス狙ってるんですねウィンク。ただ、一網で200~300匹って意外と少ないと思ったのはワタクシだけでしょうか?キスのトーナメンターなら一試合でこのくらい釣ってしまうのでは?よくは知りませんけど、ワタクシのハリ数から概算すると、少なくとも100匹くらいは獲るのではと思われます。型も15~20cmくらいと言われてましたから、普通ですし、トーナメンターの皆様も高級料亭に出荷されればいかがでしょう?・・・まったく余計なお世話ですけど。50匹程度でよろこんでいるワタクシなど、可愛らしいもんですね。数がすべてではありませんが・・・。


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最終更新日  2022.10.15 19:55:12
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