ささゆりのへや

ささゆりのへや

2006.04.19
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


食品の裏側 」(阿部司著 東洋経済)という本を読みました。

食品添加物の元トップセールスマンと言われた作者が、
食品添加物の光と影について、
食品の裏側を次々に明かすという内容です。

この手の本は、読者を脅かすものが多くて、
「そんなん言ってたら食べるものがなくなるでぇ」と思うんだが、
これはそれほど悲観的な内容ではない。

添加物を使うことで、安くておいしい食べ物を大量に作ることができて、世の中は便利になった。
しかし一方で、最近の子供たちは、食物本来の味を知らずに育っている・・・
等の問題を指摘されています。

世の中が便利になった代わりに失ったものもある。
加工品に頼る危険性は、味覚の問題だけではなく、
食とはこんなに簡単に手に入るんだと思ってしまうことのほうが怖い。

食べる事は、いのちをいただくことと同じ。
食べたい時に、食べたいものがいくらでも手に入るという環境では、
「食」に対する感謝の気持ちは生まれてこない・・・。

食についてまじめに考えさせられる1冊です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.04.20 00:53:28
コメント(16) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

サイド自由欄

ささゆりアンテナ

お気に入り 「ささゆりのへや」をアンテナに追加しませんかぁ?

© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: