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2024年05月01日
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カテゴリ: 社会
負けるが勝ちという言葉があります。つまらない争いを避け一時は相手に勝ちを譲ることになっても最終的に自分の勝利につなげていくという意味です。

 日本のサムライも負けるが勝ちを神髄としています。近江商人も負けるが勝ちを商売の中心に据えています。

 私は太平洋戦争に負けてから日本がこの負けるが勝ちの精神を国の再建に発揮してきたと見ています。実は明治維新では欧米列強に肩を並べようと無理をしたためにこの負けるが勝ちの精神をわすれてしまったのが太平洋戦争の惨敗につながったと見ています。

 そこで平和憲法を掲げてあえて軍隊を持たず負けるが勝ちを貫いた挙句にジャパンアズナンバーワンにつながりました。経済的に世界を圧倒したのです。負けると言ってもこれには実は強い自制心というか強固な自己肯定感が必要です。一人では無理で皆が心を合わせて支え合う社会が自然と生まれました。これがある意味日本企業の年功序列的組織を育て上げたわけです。チームワークの勝利となりました。

 いずれ戦勝国のアメリカも衰退します。そのときまたゆっくり立ち上がればいいわけで、何も争う必要はないのです。アメリカもとうとう世界の警官を辞めました。ウクライナ戦争への関与も国民の多くが反対しています。きっとアメリカ本土に引きこもっていくでしょう。日本はそのアメリカをよき友人として快く背中を見送ってあげればいい。いずれは日米合同委員会も在日米軍基地もなくなります。それまではポチになり切って争いを避け続けるわけです。

 例えば日本の伝統文化のひとつである茶の湯もいわば負けの美学の精神が詰まっています。己の至らなさを自覚することでかえって生きる意欲を高めていくのです。自然の力をわが力となす、そういう争わない素直な心が真の強さであることを理解します。

 今、保守を名乗りながら復古主義的な主張を叫ぶ人々がいます。私は負けの美学を失った人々と見ています。アメリカが衰退するまで争わないしっかりとした心を保つ強さこそが本物の保守でありある意味革新でもあり日本の未来なのです。

 負けることの大切さをいまこそしっかりと思い起こす時代に差し掛かっていると思います。基本日本はそうやって運を育ててきたのです。

Destiny OPDestiny 体験版を遊びつくしてみた。
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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!
もう一つのアリとキリギリス
by 倖和(サチナゴム)





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最終更新日  2024年05月01日 19時30分31秒
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