Satokoの徒然きままなときどき日記

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2004.08.21
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カテゴリ: my home asia
わたしが知っているシンガポールは88年ぐらいからで、ちょうどラッフルズホテルが閉鎖されて、改築されているころでした。地下鉄もまだ工事中で、人々の足はまだまだバスが主流だってでしょうか。

その後何度か訪問したけれど、91年にシンガポールで結婚してからはその後3年はそこで住んでいたのです。

その時代のことを語ると、もういまやもっと進んでしまっているシンガポールとんでもなく変わってしまっているに違いないですけど。

シンガポールっていう国の国土すべては政府がどのように使っていくか、ちゃんとプランが立てられていて、それを個人がどうにかするなんてとんでもないことになってしまいます。政府は国民が中流の上という意識を持つために、国をきれいにどんどんしていっています。

だから・・・汚いというか、開発が遅れているようなところは根こそぎ取り払って、きれいにしたいという願望。

でもね、わたしは90年代前半のシンガポールはまだまだ古くてよいところが残っていたなといま思い出すと懐かしいです。

チャイナタウンにいけば古い建物の路地裏で、結婚式の「サックリング・ピッグ(豚の丸焼き)」を焼く風景はみることができたし、裏路地で老人も集っていたし、そこはシンガポールではあるけど、本当に中国みたいだったし。どのお店にはいってみても、なんだか古くからあるような感じで、在庫は棚の中から「探し出す」っていうそんな店がいっぱいだったし。

それがいまや、古い建物は昔の人がほとんど追い出されて、商業用に改築改装されて、観光客はそれをみてきれいだって連発するけど、それは本当のシンガポールではないので・・・ふるい様子を知っているものとしては、悲しくてたまらない状況なのです。

古い町並みというと、いまは、かすかに、KatongやBlestierでみられるぐらいで・・・それも建物がいがんでるから鉄骨で補強しているような、すごさ。それでもイギリス領土時代が懐かしめるようなつくりで・・・。

最初にシンガポールにいったときから、お気に入りだったのが、2階建てのバス。しかもエアコンが効いてないもの。初乗りが最短距離で50セント・・・そんな時代もあったなあ。いまや2階乗りはすべてエアコンがついていて、値段ももうどのくらい高くなったかわからないくらい。

チャンギの近くに「プラウ・ウビン」という島があって、いまや総リゾート化ですごいことになってるらしいけど。ボートで島にわたったら、貸し自転車があって、島をうろうろしてみたら、ランブータンがその辺で実っていたり、ドリアンがなっている木を見上げたり、そんなこともできて、それもとっても貴重な経験。

8月になると、「京劇(わやん)」が、いろんな街の空き地で掘っ立て小屋をたてて行われて、ステージの下は、その役者の着替えや化粧室になっていて・・・その独特な音楽でよくつられて見に行ったものです。そのとなりには必ずなにか甘いものが売られていて、ピーナツのこなをまぶした御餅をよく旦那と買って立ち食いしたものでした。

マーライオンの変化と共にシンガポールは激しく移り変わっていったように感じます。


・・・・・・・・


21世紀がきて、もうそんな古きよき時代のものは、見られなくなってしまったとおもうけれど・・・
マレーシアにいけば、いまだにそんな懐かしい風景は多少残っていて・・・なんだか安心するものです。

観光客にとって「きれいで美しい」シンガポール・・・表面的にはあまり昔と変わっていないけれど、大切な独自の文化が見られるものをあまりにも多く捨ててしまったような気がします。

古いものをそのままとっておくという努力は、もしかしたら、新しいものを建てて美しくみせるよりも、難しくて、お金がかかるのかもしれませんね。






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最終更新日  2004.08.24 10:02:30
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