金沢の元小学校教師「ツッチー」の世界

金沢の元小学校教師「ツッチー」の世界

2026.05.24
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カテゴリ: 教育
最近の合唱がつまらなく感じられる理由を、あらためて考えてみた。

まず第一に、歌っている曲そのものがつまらない場合がある。
ここ30年ほどの間に日本で書かれた合唱曲を、私はそれほど多く聴いてきたわけではないが、耳にした作品はどれも、どうにも「訳が分からない」。
いろいろな声部が細かく動き回り、音は複雑なのに、何を歌っているのかがまったく伝わってこない。
技巧はあるのだろうが、音楽としての必然性や、言葉の生命力が感じられない。
聴いていて心がどこにも着地しないのだ。

次に、声があまりにも平凡すぎること。
合唱なのに、声の良さがまったく聞こえてこない。
一人一人が「他の人の中に埋もれよう」とするベクトルで歌っているように思える。
その結果、どの声も同じ質感になり、響きに立体感がなくなる。
本来なら、個々の声の魅力が合わさって豊かなハーモニーになるはずなのに、
今の多くの合唱では、個性を消すことが目的になってしまっているように感じる。

音楽の魅力とは、本来「曲の力」と「声の力」の両方がそろって初めて立ち上がるものだ。
しかし最近の合唱は、そのどちらも弱くなってしまっている。
だから、どうしてもつまらなく感じてしまうのだと思う。

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最終更新日  2026.05.24 11:44:25


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